PureSync のインストールと使い方

PureSync の特徴

  • ローカルフォルダやローカルネットワーク上のデバイスと同期/ バックアップが可能なファイル同期/バックアップツール
  • 個人での利用は無償

開発元

  • 開発元:Jumping Bytes
  • 開発元の拠点:ドイツ

ダウンロード

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システム要件

  • バージョン:7.2.3
  • OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11

インストール

PureSync 7.2.3 008

公式サイト の「Download」をクリックしてインストーラーをダウンロード。

PureSync 004

ダウンロードしたインストーラーを起動し、セットアップウィザードが開いたら「Next」。

PureSync 005

使用許諾書に問題なければ I accept the terms in the Licence Agreement をチェックして「Next」。

PureSync 006

インストール先を確認して「Next」。

PureSync 008

「Install」でインストールを実行。

PureSync 009

ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

PureSync 010

「Finish」でインストール完了。

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PureSync の使い方

PureSync 034

Create a new job をクリックして新規ジョブを作成。

PureSync 012

ウィザードが開くので 左パネルから作成するメニューを選択。

  • Backup/ Copy
    ファイル/ フォルダをバックアップする。
  • Synchronisations
    指定した2つのフォルダを同期する。
  • Move
    ファイルをコピーしてからソースを削除する。
  • Delete /Find
    古いファイルを削除する。
  • Compare
    ファイルタイプを指定してフォルダを同期する。
  • Webpage
    ウェブサイトからファイルをダウンロードする。
  • Shadow Copy
    Windowsの復元ポイントと同じで、ドライブのスナップショットを作成する。

Shadow Copy は管理者権限でもドライブの情報が表示されないため現バージョンでは利用不可。

Backup/ Copy

PureSync 013

バックアップ処理を選択して「Next」。

  • Default
    ソースからアイテムが削除されてもバックアップ先のアイテムは削除されず、更新ファイルは上書き。
  • Mirror
    ソースからアイテムが削除されるとバックアップ先のアイテムも削除され、更新ファイルは上書き。
  • Back with to 2 or 3 destinations
    ソースを2 – 3の指定場所にバックアップする。
  • Merge
    2つ以上のソースを 1つの指定場所にサブフォルダを作成してバックアップする。
  • One Distination
    ソースにサブフォルダがある場合にバックアップ先でサブフォルダを作成せず、すべてのファイルをつの指定場所にバックアップする。
  • with Checksum
    ファイルを読み込まずにチェックサムのみで比較するため処理は早いが、ファイルの削除や更新を検出できないデメリットがある。
  • Foto Sync
    デジタルカメラを接続した際に写真をパソコンにバックアップする。

PureSync 015

バックアップの対象ファイル指定は *.jpg のようにアスタリスクに拡張子を付け、対象から除外する場合は -*.jpg のようにアスタリスクの前にマイナスを付ける。

デフォルトはすべてのファイル (*.*) がバックアップされる。

PureSync 001[1]

バックアップファイルを更新せず、古いバックアップを残すには Multiple backupsNumber of backups to keep を有効にして保存するバックアップのバージョン数を入力。

 Delete backups older than を有効にして日数を入力すると、指定日数経過後に自動削除される。

無料版では ファイル更新時の自動バックアップ が利用できないため、Number of backups to keep でファイルのバージョン履歴が有効になるわけではなく、設定したバックアップスケジュールの履歴が保存される。

PureSync 017

PureSync 021

ローカルドライブはバックアップするフォルダとバックアップ先を指定。

PureSync 043

PureSync 044

PureSync 045

ローカルネットワーク上の NASなどは List タブに切替え、フォルダ アイコンをクリックしてフォルダを指定。

PureSync 019

自動バックアップのタイミングを指定する。

手動でのバックアップは Automatic start にチェックせずに「Start comparison」をクリック。

バックアップのトリガーは スケジュールのほかにドライブ接続時・Windows 起動時・ログオン時になどが選択できるが、無料版では On modification(更新時)が利用できない。

PureSync 020

PureSync 022

スケジュールは「Define schedule」をクリックして、同期・バックアップのタイミングを設定。

Number of backups to keep が有効だと連番のフォルダが生成されてバックアップが実行される。

PureSync 024

処理の開始時刻か、処理を実行する時間帯を指定。

PureSync 025

PureSync 027

PureSync 028

「Start comparison」をクリックするとソースとバックアップ先が表示され、「Start backup」でバックアップが開始。

PureSync 031

バックアップが完了したら Home でホーム画面に戻る。

スケジュールを設定した場合はパソコンを再起動。

Synchronisations

PureSync 029

Synchronisations ( 同期 )は指定したフォルダ間で双方向同期になり、同期するフォルダを選択したら、同期のタイミングなどは Backup/ Copy と同じ要領で設定。

PureSync 027

PureSync 030

「Start comparison」をクリックすると同期フォルダが表示され、「Synchronize」で同期する。

スケジュールを設定した場合はパソコンを再起動。

Delete/ Find

PureSync 033

Delete/ Find は TEMPフォルダ(一時ファイル)や指定期間を経過したファイル、重複ファイルなどを削除できる。

  • Clean up temp folder
    AppDataフォルダと Windowsフォルダ内の Tempフォルダから 指定した日数(デフォルトは 30日)を経過したファイルを削除。
  • Delete files older than x days
    任意のフォルダから指定した日数を経過したファイル(拡張子で指定可能)を削除。
  • Delete files secure
    任意のフォルダからファイルを削除後に上書きして復元できなくする。
  • Find/ delete double files
    任意の場所を検索して重複ファイルを検出、削除する。
  • Search and delete large old files
    経過日数とファイルサイズを指定し、任意の場所から該当するファイルを検出、削除する。
  • Delete empty folders
    任意の場所から空のフォルダを削除する。

Home

PureSync 037

ホーム画面の Recent executed jobs にはジョブの実行状況が表示され、処理に失敗したジョブには 注意マークと原因が表示される。

PureSync 038

設定したジョブは All jobs に表示され、ジョブを選択して Ctrl + W またはコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の Run set wizard から設定を変更できる。

PureSync 039

ジョブを選択後、「Compare」でソースとターゲットフォルダを比較し、「Start」でジョブを実行できる。

PureSync 041

PureSync 042

ジョブを選択して「Restore files」をクリックすると、ソースとバックアップ先の差分ファイルが表示され、ファイルを選択して復元でききるが、ファイル名を取得できていないため、個別の復元はバックアップフォルダから直接復元する。

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