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Syncthing – SyncTrayzor のインストールと使い方

サーバを経由しないオープンソースのファイル同期アプリ

SyncTrayzor は オープンソースのファイル同期 プログラム「 Syncthing  」の Windows用 GUI で、複雑なネットワーク設定が必要なく「 Syncthing  」で生成された 一意の ID を使用して デバイス間を P2P ( Peer to Peer ) で接続できる。

デバイス間の通信は TLS で暗号化され 通信規格には BEEP ( Blocks Extensible Exchange Protocol ) を使用しており Windows のほか Mac OS / Linux / Android など クロスプラットフォームで利用できる。

システム要件

バージョン 1. 1. 28 現在

OS : Windows 7 以降 ( 32 & 64 bit )

ソフトの入手先

GitHub SyncTrayzor ダウンロードページ

Syncthing 公式サイト



SyncTrayzor のインストール

SyncTrayzor のインストールは ほぼ自動実行され アドウェア や スパイウェア は含まれていない。

インストール作業は SyncTrayzor でフォルダを同期する 全てのデバイスに必要。

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SyncTrayzor のダウンロードページから  Windows のアーキテクチャに合わせて インストーラーをダウンロード。

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インストーラーを起動して ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

SyncTrayzor のインストーラーに マルウェア等は含まれていないが、デジタル署名がされていない インストーラーには リスクがあるため インストールの際は セキュリティ対策を推奨。 

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インストーラーを先に こだわりがなければデフォルト設定で「 Next 」。

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スタートメニューへの登録もデフォルト設定で「 Next 」。

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デスクトップのショートカットが必要な場合はチェックを入れて「 Next 」。

SyncTrayzor は タスクトレイに常駐するので タスクトレイからアクセス可能。

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インストールの準備ができたので「 Install 」。

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「 Finish 」でインストール完了。

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SyncTrayzor の起動時に ファイアウォールでブロックされた場合は「 アクセスを許可 」。

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匿名の使用状況レポート送信を許可する場合は「 Yes 」。

初期設定

SyncTrayzor は セキュリティ強化のため ユーザー名 と パスワードの設定を推奨している。

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言語設定を 日本語に変更。

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P2P ( Peer to Peer ) で 接続する場合は GUI 認証用の ユーザーID と パスワード設定は必要ないので「 OK 」。

Wake On Lan

フォルダを同期させるためには デバイスが起動していることが前提条件のため、遠隔地にある パソコンと同期するためには パソコンを常時 起動状態にするか  Wake On Lan でのリモート起動が必要。

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SyncTrayzor の使い方

SyncTrayzor を インストールすると 一意のデバイスID が生成されるので、ファイルを同期する デバイス間で デバイスID を追加して認証する。

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右上にある「 メニュー 」のリストから「 ID を表示 」を選択。

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デバイスID が表示されるので 同期するデバイスの SyncTrayzor に入力できるようメモする。

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接続先のデバイスで SyncTrayzor を起動して「 + 接続先デバイスを追加 」をクリック。

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「 デバイス ID 」に 接続元の デバイスID を入力して「 保存 」。

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「 接続先デバイス 」に追加されるが 一方通行の状態なので「 切断中 」になる。

( 未使用 ) は 同期フォルダが設定されていないことを意味している。

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接続先のデバイスでも デバイス ID を取得して 接続元 SyncTrayzor の  「 + 接続先デバイスを追加 」から デバイスID を追加。

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双方の デバイスID が認証されると 接続が確立して デバイス名が表示される。

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デバイスID を追加することで プラットフォームが異なる 複数のデバイスを登録できる。

フォルダの同期

Syncthing には デフォルトで「 ユーザー名 」フォルダの直下に「 Sync 」フォルダが作成されているが、既存フォルダ や 新規フォルダを 任意に共有設定できる。

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デフォルトフォルダを共有する場合は「 フォルダー 」に登録されている「 Default Folder 」をクリック。

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「 編集 」を選択。

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「 共有 」タブで デフォルトフォルダ を共有するデバイスにチェックを入れる。

「 信頼しない場合、暗号化パスワードを入力 」は  同期の構成にサードパーティのサーバを挟む場合などに使用する機能で、パスワードを設定すると 同期先のデバイスでは ファイルがすべて暗号化されてアクセスできなくなる。

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Syncthing はファイルのバージョン管理は デフォルトで無効になっているので 必要であれば バージョン管理のタイプをリストから選択して設定。

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共有するフォルダは デフォルトで「 双方向同期 」になっているが「 高度な設定 」の「 フォルダーの種類 」で「 送信のみ 」「 受信のみ 」の選択が可能。

Syncthing は 同期タイプ や バージョン管理 ができるため バックアップと同じような設定も可能だが 公式サイトでは Syncthing の バックアップ利用 は非推奨。

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すべての設定が完了したら「 保存 」。

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共有先に指定したデバイスで フォルダの共有を確認するダイアログが表示されるので「 共有 」。

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接続が確立すると 自動的に同期が実行され「 非共有 」の表示が「 最新 」になる。

同期フォルダは Syncthing が監視しているので フォルダ内に変更があると 自動的に同期が実行される。
同期フォルダの追加

デフォルトフォルダではなく 任意の同期フォルダを追加する場合は フォルダのパスを指定する。

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「 フォルダーを追加 」を選択。

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「 一般 」タブで「 フォルダ名 」を入力すると「 フォルダーパス 」に フォルダの保存先 が表示されるので 任意の保存先に パスを修正後、必要な共有設定を行って「 保存 」。

フォルダーパスに「 デスクトップ 」や「 Documents 」フォルダ を設定することも可能。
「 フォルダ名 」と「 フォルダーパス 」のフォルダ名は 一致しなくても問題ない。

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接続先のデバイスで フォルダの共有を許可して「 フォルダーパス 」の「 ブラウズ 」から同期するフォルダを指定する。

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接続元 と 接続先 で「 デスクトップ 」や「 Documents 」フォルダなど 同じフォルダを指定すると デスクトップ や ドキュメント フォルダの共有も可能。
同期設定したフォルダには 一意の フォルダID が設定されているため 同期フォルダの移動 や フォルダ名を変更すると Syncthing が 同期先を見失い 最悪の場合 データが消失するため、フォルダの移動 や フォルダ名の変更は 新規の同期フォルダ を作成してデータを移動させる。

同期の解除

接続したデバイス や 同期設定したフォルダは「 除去 」するだけで 接続を解除できるが、接続元 と 接続先 の双方 で 解除設定が必要。

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接続したデバイスを解除する場合は「 接続先デバイス 」から解除するデバイスを選択して「 編集 」。

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「 除去 」をクリックすると確認ダイアログが表示され「 はい 」で確定。

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フォルダの同期を解除する場合は 同期フォルダの「 編集 」。

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フォルダの同期を解除して Syncthing から削除する場合は「 除去 」, 同期を許可しているデバイスを解除する場合は 有効になっているデバイスのチェックを外して無効にする。

Syncthing のエラー

同期先 がオフライン の状態で 同期フォルダを除去するなど イレギュラーな操作を行った場合に Syncthing が 正常に表示されないことがある。

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プログラムは動作している状態で 同期フォルダ や 接続先デバイスが表示されない。

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直前に 同期を解除した場合は 接続していたデバイスを 起動後、真っ白な SyncTrayzor をタスクトレイ のコンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から「 終了 」して  スタートメニューから 起動する。

 




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