Skip UAC Promptは管理者権限が必要なアプリに表示されるユーザーアカウント制御(UAC)のプロンプトをバイパスする無料ツール。
Skip UAC Prompt の特徴
- Windowsの設定(セキュリティレベル)を変更することなく UACプロンプトをバイパス
- Windows起動時に UACプロンプトをスキップしてアプリの自動実行が可能
開発元
- 開発元:Sordum Team
- 開発元の拠点:ドイツ
ダウンロード
システム要件
- バージョン:1.2
- OS:Windows Vista/ 7/ 8.x/ 10/ 11
利用時には 権利者権限 が付与されているユーザーアカウントが必要。
インストール
公式サイト から「Download」をクリックして Zipファイルをダウンロード。
ダウンロードした Zipファイルのコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から すべて展開 を選択し、解凍したフォルダ内の SkipUAC フォルダを任意の場所に保存。
使用環境に合わせて SkipUAC フォルダ内の実行ファイルを起動。
Microsoft Defender SmartScreen がブロックした場合は 詳細情報 を開いて「実行」。
ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
Skip UAC Prompt の使い方
UACプロンプトを回避するアプリを Skip UAC Promptにドロップ(アプリのショートカットでも可)するか、ツールメニューの「 ファイルを追加」から実行ファイルを指定するとデスクトップにショートカットが作成され、ショートカットからアプリを起動すると UACをスキップできる。
生成されたショートカットは Skip UAC Promptを経由してアプリを起動するので、アプリの実行ファイルを直接開いたり、コンテキストメニューの「開く」や Skip UAC Promptが生成していないショートカットからの起動では UACをスキップできない。
スタートアップ を有効にすると Windows起動時に UACプロンプトをスキップして起動するので、パソコン起動時に UACプロンプトが表示されるアプリを利用している際に使用する。
自動起動はチェックボックスのオン/ オフで切り替えできる。
不要になったアイテムは選択してツールメニューの「選択項目を削除」で削除。
Skip UAC Promptの設定は ファイル の リストのエクスポート で保存でき、リストのインポート で取り込みが可能。
備考
ユーザーアカウント制御(UAC)のプロンプトは Windowsのセキュリティレベルを下げれば表示されないが、Skip UAC Promptはセキュリティレベルを維持して UACをスキップでき、余計な機能もなく操作もシンプルなので地味に便利。
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