TeraCopy のインストールと使い方

TeraCopy icon

TeraCopyはファイル転送の安全性を向上する無料のコピーツール。

TeraCopy の特徴

  • コピーハンドラとしてシームレスな操作が可能
  • 複数のタスクを順番に実行
  • コピー時にファイルの整合性を検証
  • システムにロックされているファイルコピーもサポート

開発元

  • 開発元:Code Sector Pty Ltd
  • 開発元の拠点:オーストラリア

システム要件

  • バージョン:3.17
  • OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11

ダウンロード

商業環境での利用は TeraCopy Proにアップグレードが必要で、Pro版では「ファイルリストの編集」「お気に入りフォルダの編集」「レポートのエクスポート」が利用可能になる。

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インストールと設定

TeraCopy 001

公式サイト の  teracopy.exe をクリックしてインストーラーをダウンロード。

TeraCopy 003

ダウンロードしたインストーラーを開いて「Install」。

TeraCopy 004

ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

TeraCopy 005

TeraCopyが開いたらインストール完了。

設定

TeraCopy 006

TeraCopy 014

TeraCopyは初期設定で問題ないが、コピー後にコピー元とコピー先の整合性を毎回チェックする場合は 設定 を開き、常にコピー後にテストする を有効にする。

TeraCopy 002

Windows標準のコピーハンドラと置き換えてシームレスにコピー/ 移動する場合は、ドラック&ドロップ時に確認 を無効にし、TeraCopy を標準のコピーハンドラとして使用 を有効にする。

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TeraCopy の使い方

TeraCopy 008

コピーするアイテムをコピー先にドロップするか、コピー(Ctrl + C)/ 切り取り(Ctrl + X)のホットキーを使用して 貼り付け(Ctrl + V)。

TeraCopy 010

TeraCopy のダイアログが表示されるのでコピー/ 移動の処理を選択。

  • Explorer
    Windows標準のコピーハンドラを使用。
  • TeraCopy
    TeraCopyを使用してコピー/ 移動。
  • TeraCopy - replace older files
    TeraCopyを使用してコピー/ 移動し、移動先の古いファイルを上書き。

設定ドラック&ドロップ時に確認 を無効にするとダイアログは表示されない。

TeraCopy 012

TeraCopyを選択するとタスクがキューに追加されて、処理が自動実行される。

TeraCopy 011

TeraCopy のダイアログで TeraCopy を選択し、コピー/ 移動先に同一ファイルが存在する場合は処理を選択。

TeraCopy - replace older files を使用するとダイアログをスキップして上書きする。

TeraCopy 013

Windows標準のコピーハンドラと違って、処理中に別のコピー/ 移動を実行するとキューに追加されて待機状態になる。

ホーム画面での操作

TeraCopy 015

コピー/ 移動時に TeraCopyのホーム画面を開く場合は、コピー/ 移動するアイテムを選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から TeraCopy を選択。

New folder with selection は選択したアイテムを New Folder With Itemsというフォルダを作成して移動するメニュー。

TeraCopy 018

TeraCopy 019

選択したアイテムを 削除/ 抹消する場合は「削除」から実行するメニューを選択。

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「テスト」は入力元のファイルが正常に読み込めるか可読性をチェックし、MD5でハッシュ値を作成・保存できる。

テスト後は「次へ」で進み、「絞り込み」の「OK:」をクリックすると「コピー」や「移動」などの操作が可能になる。

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「出力先」をクリックして 参照 から コピー/ 移動先を指定して「コピー」か「移動」を実行し、入力元と出力先の整合性(チェックサムを比較)を確認する場合は「検証」し、「次へ」で処理が完了。

入力元と出力先を指定して「検証」のみ実行することもできる。

TeraCpyは入力元のデータを基準に出力先のデータを比較し、出力先にのみ存在するデータは無視される。

備考

Windowsのコピーハンドラに設定できるので便利なのだが、コピーの処理速度は高速化しないため、速度よりも安全性や確実性を優先したいユーザー向け。
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