システム要件を満たしていないパソコンで動作している Windows 11の大型アップデートの手順。
Windows 11 24H2 アップデート
システム要件を満たしていないパソコンで動作している Windows 11はバージョン 22H2から Windowsアップデートによる自動更新が適用されないため、更新する場合はインストールメディアからインプレースアップグレード(上書きインストール)が必要になった。
システム要件を満たしたパソコンでも セーフガードホールド がブロックしている場合はアップデートが保留になる。
21H2までは大型アップデートがあると Windows 11 非対応PCでもインストールを促すメッセージが表示されていたが、22H2以降は更新プラグラムをチェックしても 最新の状態です と表示されてアップデートできない。
Windows11 24H2の ISOファイルからのインプレースアップグレードはシステムチェックでブロックされる。
RufusでブータブルUSBを作成
Rufus の公式サイト からアプリをダウンロードし、8GB 以上の USBメモリをセットした状態で「選択」のリストを ダウンロード に切り替えて「ダウンロード」をクリック。
Microsoft が匿名でのダウンロードを禁止しているため VPNは切断する。
Rufus については Rufus のインストールと使い方 を参照。
バージョン で Windows 11を選択して「続ける」。
最新ビルドが選択されるので「続ける」。
エディションを選択して「続ける」。
言語を確認して「続ける」。
VPNなどを使用していると「現時点ではリクエストを完了できません」というエラーダイアログが表示されるので、通常回線に切り替えて最初からやり直す。
アーキテクチャは x64 のみなので「ダウンロード」をクリックして保存先を指定。
ダウンロードが完了するとイメージファイルを読み込んだ状態になるので「スタート」。
カスタマイズ用のダイアログが表示され、セキュアブート・TPM2.0・Microsoftアカウント入力 のバイパスが有効になっているので、デフォルト設定で「OK」。
USBメモリのフォーマットに関するダイアログ が表示されるので「OK」。
プログレスバー が 100% になり 準備完了 と表示されたら「閉じる」で Rufusを閉じて終了。
Windows 11 のインストール
Rufus で作成したインストールメディアをセットし、CCCOMA_X64FRE_JA_JP を開いて setup を起動。
アップデートを実行する前に個人ファイルはバックアップを推奨。
ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
セットアップウィザードが開始するので「次へ」。
システムチェックがバイパスされて使用許諾書が表示されるので、問題なければ「同意する」。
チェック中にウィザードが自動的に再起動する。
更新プログラムをダウンロードが開始。
46%で長時間停止するが完了するまで待つ。
インストールの準備ができたらデフォルト設定で「インストール」。
インストールが完了したら更新された Windows 11が起動する。
バージョンの確認と Windowsアップデート
Windowsが起動したら 設定 の システム で バージョン情報 を確認。
更新後は Windows11のバージョンに対応したアップデートが Windows Updateで適用される。
備考
Windows 11 非対応のパソコンで Windows 10からアップグレードする方法については Window 11 非対応 PC のアップグレード方法 を参照。
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