Windows のアップグレード後に生成される Windows.oldフォルダの 削除と復元
Windows.oldフォルダ は Windows 10 から Windows 11 などのアップグレード や 毎年 1 回実施される 大型アップデート ( メジャーアップデート ) の際に、以前の環境に復元をするために作成されるもので、作成されてから 10 日後に自動削除される。
Windows.oldフォルダ は Cドライブに作成され、フォルダのサイズは 20 GB 前後あるため ストレージの空き容量が少ないときには負担が大きい。
普通にフォルダを選択して削除すると アクセスが拒否され、続行しても多くのファイルは残ったままになる。
Windows.old フォルダの削除
Windows.old フォルダ は Windows 標準機能の ディスククリーニングで削除できる。
ロールバックが不要で、手動で削除する場合は C ドライブを選択して コンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から プロパティ を選択。
ディスクのプロパティが開いたら「 ディスクのクリーンアップ 」をクリック。
「 システムファイルのクリーンアップ 」を選択。
ファイルサイズの計算後、削除するファイル の 一覧から 以前の Windows のインストール にチェックを入れて「 OK 」。
「 ファイルの削除 」をクリックすると Windows.old フォルダ が削除される。
Windows 11 から Windows 10 に復元
アップグレード後に 不具合が生じた場合は、Windows.oldフォルダ を使用して アップグレード前の環境にロールバックできる。
ロールバックには Windows.oldフォルダ と Windows.oldフォルダ内にある 隠しフォルダ $WINDOWS.~BT が必要で、アップグレード後に 追加した ユーザーアカウントは削除する。
スタート から 設定 を開き、システム の 回復 にある 回復オプション の「 復元 」を実行。
ウィザードが開くので 回答して「 次へ 」。
ロールバックする場合は「 行わない 」を選択。
表示内容を確認して「 次へ 」。
Windows 起動時のログインパスワード を確認して「 次へ 」。
「 Windows 10 に復元する 」で実行。
復元が開始する。
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