Intel Pentium G6950を使用した自作パソコンの制作記録。
制作する PCのスペック
- CPU:Intel Pentium G6950 2.8GHz DualCore
- チップセット:Intel h45 Express
- メモリ:DDR3 PC3-10600 4096MB
- グラフィック:オンボード ※CPU内蔵グラフィック機能
- ストレージ:SATA 500GB
- 電源:620W
パーツ
業務用のため安定性を重視して Intel の CPU を使用し、価格重視で選択した KEIAN の 電源ユニット Bull-MAX 620w は 12V が 1系統で 32A のため 実質的に400 w 程度の出力しかない。
制作日:2011年3月19日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
CPU | Intel | Pentium Dual-Core G6950 Box | 7,980 |
マザーボード | GIGABYTE | GA-h45M-S2V | 6,980 |
メモリ | CFD販売 | DDR3 PC3-10600 2048MB x 2 | 3,770 |
電源ユニット | KEIAN | Bull-MAX KT-620RS | 3,450 |
ケース | GIGABYTE | GZ-M1BPD-700 | 2,980 |
ストレージ | WesternDigital | WD5000AALS 7200rpm | 3,330 |
光学ドライブ | Sony Optiarc | AD-7260S-OB | 2,480 |
CPUクーラー | Intel | CPU付属 | リテール |
拡張カード | AREA | SD-PCI9820-1SL(シリアルポート) | 2,980 |
OS | Microsoft | Windows XP | 既存 |
合計:33,950円
利用規約違反だが コストを抑えるため OS は廃棄する 既存 PC のものを転用。
組立
GIGABYTE の 格安 マイクロタワーケース GZ-M1BPD-700 は HDD が CPUクーラーや24 pin 主電源に干渉して 取り付けにくく、バリ取りが不完全な部分もあって 価格相応。
CPU を固定して リテール品の CPUクーラーを設置。
GA-h45M の メモリスロットは 2つなので 2GB の2枚刺しにして 32bit OS の上限 4GB デュアルチャンネル にする。
通電テストを実施して 問題なければ ケースに固定。
HDD を設置する 3.5インチベイは シャドーベイのため フロントから設置できず、MB を固定した状態では ベイに設置する際 HDD が CPUクーラーの ファン部分 に接触するため、リテール品よりも大きな CPUクーラーを設置する場合は MB をケースに固定する前にHDD の設置が必要。
RS232 シリアルポートが必要なため 最後にPCIカードを挿入して 組立完了。
Pentium G6950 は TDP 75 W の 2コア 基本クロック 2.8 GHz で、ビジネスアプリを使用する分には問題ないが、CPU内蔵のグラフィック機能は AMDのオンボードグラフィックと比較すると見劣りする。
エアフローは 吸気がなく リアファン と 電源ユニットのファンが排気しているため ケース内部は負圧で、リテール品の CPUクーラーなので 起動時間 4時間ほどだが 32nm世代 CPU の割にはコアの温度が高め。
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