Spybot Search & Destroy のインストールと使い方

Spybot Search & Destroy の特徴

  • アドウェア・トラッカー・キーロガーなどのスパイウェアの検出と駆除ができる無料のアンチスパイウェアアプリ
  • リアルタイム保護機能のある常駐型セキュリティソフトと併用可能なため補完に最適
  • Immunize機能でブラウザを保護し、脅威のあるサイトをブロック

以前は Canon ITソリューションズが日本語化した有料版を販売していたが、Spybot Search & Destroyのバージョン 1.4 で終了している。

開発元

  • 開発元:Team Spybot

アプリの配布はアイルランドの Safer-Networking Ltd が行っている。

ダウンロード

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システム要件

  • バージョン:2.9
  • OS: Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
  • ストレージ:500MB 以上の空き容量

インストール

spyboy-search-destroy-002

公式サイトAd-free Download Locations から Safer-Networking Ltd. をクリックしてインストーラーをダウンロード。

Spybot Search & Destroy -018

ダウンロードしたインストーラーを起動し、 ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

Spybot Search & Destroy -019

セットアップに使用する言語を選択(日本語は未サポート)して「OK」。

Spybot-Search-and-Destroy-020

インストール内容を確認するため I want more control, more feedback and more responsibility. を選択して「Next」。

Spybot Search & Destroy -023

使用許諾書に問題なければ I accept the agreement をチェックして「Next」。

Spybot Search & Destroy -024

プライバシーポリシー に問題なければ I accept the privacy policy  をチェックして「Next」。

Spybot Search & Destroy -025

インストール先を確認して「Next」。

Spybot Search & Destroy -026

Special Offer はサードパーティ製アプリのインストールを画面なので「Decline」を選択

文字化けしている場合もある。

Spybot Search & Destroy -027

Spybot(without anti-virus)を選択して「Next」。

Spybot Search & Destroy -028

スタートメニューの登録先を確認して「Next」。

Spybot Search & Destroy -029

Schedules の各項目は無料版では使用できないためチェックを外す。

Integration は  新しいデバイス接続時の自動再生時に検査 コンテキストメニュー(右クリックメニュー)への追加 なので、不要であればチェックを外す。

Spybot SD 024

「Install」でインストールを実行。

Spybot SD 026

Yes, Restart the computer now にチェックが入った状態で「Finish」をクリックしてパソコンを再起動。

日本語化

Spybot SD 025

ネットセキュリティブログ「Spybot – Search & Destroy」日本語化ファイル公開 から 日本語化ファイル(最新バージョン)をダウンロード。

Spybot-SD-034

ダウンロードした Zip ファイルを解凍し、解凍した Spybot_2.0 日本語化ファイル 内にある ja フォルダを Spybot – Search & Destroy のインストールフォルダ にある locale フォルダに移動してパソコンを再起動。

Spybot – Search & Destroy のインストール先
C:\Program Files (x86)\Spybot - Search & Destroy 2

Spybot Search & Destroy -037

パソコンを再起動後、Spybot – Search & Destroy を起動して Scan system をクリック。

Spybot-Search-and-Destroy-025

ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

spybot-search-destroy-2.8-011

スキャン が 開始するので Stop scan で スキャンを停止。

Spybot-SD-039

メニューバーの Associated Tasks から Settings を選択。

Spybot-SD-040

Contributes Languages の項目に日本語 が追加されているので選択して「OK」で閉じ、Spybot – Search & Destroy を再起動。

Spybot-Search-and-Destroy-024

日本語化された Spybot – Search & Destroy が起動する。

Spybot-Search-and-Destroy-027

操作中にヘルプ のダイアログが表示されたら「いいえ」を選択。

このダイアログは Scan System の 設定 にある ダイアログ タブの 非クリティカルなダイアログを表示 するもので、「いいえ」を選択しても必要な ダイアログは表示される。

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Spybot – Search & Destroy の使い方

ウイルス定義の更新

Spybot-SD-042

Start Center から ウイルス定義の更新 をクリック。

無料版は自動更新機能がないため、ウイルス定義の更新は定期的に更新が必要。 

Spybot-SD-043

ウイルス定義の更新 画面が開くので ウイルス定義の更新 をクリック。

Spybot-SD-044

更新が完了したら ウイルス定義の更新 画面を閉じる。

spyboy-search-destroy-026

アップデートに失敗したら 再度 ウイルス定義の更新 を実行。

繰り返しアップデートでエラーが発生する場合は時間をおいて再度更新をかける。

スキャンと隔離

Spybot-SD-045

Start Center から Scan system をクリック。

無料版はスケジュール機能がないため、システムスキャンは毎月 1回を目安に実行。

Spybot-Search-and-Destroy-025

ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

Spybot-SD-001

スキャン開始後 一時ファイルが検出されたら「 クリーンアップ 」で削除。

Spybot-SD-050

スキャンは自動的に開始し、完了すると結果が表示される。

検出されるのはウェブサイトを閲覧した際にブラウザが取得するトラッカーやキャッシュ 、履歴など脅威レベル の低いものから、アドウェア・キーロガー ・トロイの木馬 のように脅威レベルの高いマルウェアまであるが、検出された項目は基本的に隔離して問題ない。

Spybot-SD-051

検出されたマルウェアの隔離は、ブラウザなどフォアグラウンドで動作しているすべてのアプリを終了してから「選択項目の修正」をクリック。

チェックボックのチェックを外すと隔離対象から除外できる。

Spybot-SD-052

修正した項目は 隔離 され、関連するタスク検疫 から 復元完全削除 できる。

 隔離 されると脅威の機能は停止するため完全削除しなくても実害はない。

Spybot-SD-054

左サイドバーにある 隔離アイテムの一括消去 では、指定日よりも前の隔離アイテムを一括して削除できる。

免疫化(Immunize)

免疫化 は悪意のあるサイト・信頼できないサイト・潜在的に危険なサイトへのアクセスをブロックするブラウザ保護機能。

Spybot-SD-055

ブラウザを閉じてから Start Center の「 Immunize」をクリック。

Spybot-Search-and-Destroy-026

ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

Spybot-SD-057

「システムの確認」 を実行。

Spybot-SD-058

「免疫化の適用」を実行。

spyboy-sd-043

免疫化が適用されたらウインドウを閉じて完了。

免疫化は 解除するまで有効だが、ブラックリストを使用してアクセスをブロックするので定期的に「免疫化の再適用」を実行して ブラックリストの更新が必要。

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