AMD RYZEN 7 1700X を使用した自作パソコンの制作記録。
制作する PCのスペック
- CPU:AMD RYZEN 1700X 3.4GHz
- チップセット:AMD Promontory B350
- メモリ:DDR4 PC4-19200 32GB Dual Channels
- グラフィック:RADEON RX 560
- ストレージ:SSD SATA 6Gb/s SATA3Gb/s 1.5TB(RAID0)
- 電源:850 W
ストレージ変更後
- CPU:AMD RYZEN 1700X 3.4GHz
- チップセット:AMD Promontory B350
- メモリ:DDR4 PC4-19200 32 GB
- グラフィック:RADEON RX 560
- ストレージ:SSD M.2 NVMe 500 GB
- 電源:850W
パーツ
ソケット AM4 は バックプレートの大きさと CPU ファンを取り付ける固定具の向きが AM3 から変更されているため、AM3+やFM2 に対応している現行の CPUクーラーで バックプレートを変更するものは アタッチメントがなければ 取り付けできず、既存のバックプレートを使用するタイプの CPUクーラーも 取り付け位置が 90度変わるので、サイドフローの場合はリアではなくトップに向けることになる。
RYZEN 7 1700X にはグラフィックス機能がないため 別途グラフィックカードが必須。
制作日:2017年6月28日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
CPU | AMD | AMD Ryzen 7 1700X | 45,489 |
マザーボード | ASRock | AB350 Pro4 | 10,563 |
メモリ | Crucial | DDR4-2400 Q4U2400CM-8G | 26,373 |
グラフィックカード | SAPPHIRE | PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5 | 15,380 |
サウンドカード | Creative | Sound Blaster Audigy Fx | 3,298 |
電源ユニット | CORSAIR | CMPSU-850HXJP HX850W | 既存 |
ケース | CORSAIR | Obsidian 800D CC800DW | 既存 |
ストレージ(C:) | Crucial | SSD MX300 525GB CT525MX300 | 17,906 |
ストレージ(D:) | Western Digital | WD5001AALS | 既存 |
ストレージ(D:) | Western Digital | WD5001AALS | 既存 |
ストレージ(D:) | Western Digital | WD5001AALS | 既存 |
光学ドライブ | PIONEER | BRD-207DBK | 既存 |
HDD マウンター | NOVAC | NV-SR301B | 既存 |
CPUクーラー | Cooler Master | Hyper TX3 EVO | 3,026 |
ケースファン | CORSAIR | SP120 x1 / AF140 x2 | 5,143 |
内蔵型カードリーダー | Owltech | OWL-CR7U2B/BOX | 1,109 |
LEDアクセサリ | サイズ | LEDイルミナシオン | 2,608 |
OS | Microsoft | Windows 10 | 既存 |
合計:130,897円
CPUクーラーを換装
RYZENのリリースから 3 ヶ月経過しても ソケット AM4 に対応した CPUクーラーが少ない中、CoolerMaster 欧州向けサイトで MasterAir Maker8 の AM4アップグレードキットが無料で提供されており、海外発送も可能だったため 送料(1,000円程度)を支払って スイスから取り寄せた。
制作日:2017年7月10日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
CPUクーラー | Cooler Master | MasterAir Maker8 | 13,589 |
PCケースの変更
Corsair の PCケースが 9年の歳月でゴムやプラスチック部分の劣化が進み パワースイッチ裏のプラスチックが破損して電源が入りにくくなっていたため、ケース と同様に 9年間使用してきた電源ユニットと合わせて換装。
制作日:2019年2月7日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
ケース | Cooler Master | MasterCase MC500 | 13,980 |
電源ユニット | CORSAIR | RM850X PS795 CP-9020180-JP | 13,694 |
ストレージ(F) | Seagate | BarraCuda 4TB ST4000DM004 | 8,402 |
ケース | CORSAIR | Obsidian 800D CC800DW | 廃棄 |
電源ユニット | CORSAIR | CMPSU-850HXJP HX850W | 廃棄 |
PCケースの変更
MasterCase MC500 をRYZEN 7 2700X で使用するため、RYZEN 7 1700X は使用頻度の低い Sharkoonのケースに変更し、ストレージを SATA から M.2 NVMe に換装。
制作日:2021年9月25日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
ケース | Sharkoon | SHA-BW9000W-B | 9,896 |
グラフィックカード | ASRock | PG Radeon RX560 2G | 既存 |
ストレージ | Crucial | M.2 NVMe CT500P2SSD8JP | 5,535 |
CPUクーラー換装と PCケースの変更
Ryzen 2700X で使用していた MasterCase MC500に入れ替え、CPUクーラーを DEEPCOOLに変更し、Windows 11でサポートされなくなった X-Fi Titaniumを搭載、Windows 10 稼働機としてリニューアル。
制作日:2023年3月15日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
CPUクーラー | CDEEPCOOL | AS500 R-AS500-BKNLMN-G | 5,607 |
ケース | Cooler Master | MasterCase MC500 | 既存 |
サウンドカード | Creative | Sound Blaster X-Fi Titanium | 既存 |
CPUクーラー | Cooler Master | MasterAir Maker8 | 廃棄 |
組立
FX-8350 を積んでいた Corsair Obsidian 800Dから既存パーツを撤去し、CPUにグリスを塗って MB へ固定。
Cooler Master の CPUクーラー Hyper TX3 EVO は 既存の CPUクーラー固定具を使用するタイプで、ヒートシンクに固定してあるファンを外してから 付属の金具をフックに掛ける。
メモリ と グラフィックボードを取り付けてから通電テスト。
正常に認識したので ケースに設置。
Obsidian 800D(CC800DW)は HDD を収納する 3.5 インチベイにサイドから 140mm と 120mm(オプション)のファンで冷却する仕組みで、ボトムから吸気してケースの裏側を通り 背面から排気するエアフローになっている。
サウンドーカードを取り付け LED テープで装飾して完成。
RYZEN7 1700X は 基本クロック3.4GHz(最大 3.8GHz)。
室温 27℃ でコアの温度が 50℃ もあったので焦ったが、RYZEN 1800X と RYZEN 1700X の 2モデルのみ CPU のモニタ温度は 20℃ オフセットされているらしく、実際の温度は 30℃ 前後。
CPUクーラーを MasterAir Maker8 に換装。
PCケースを MasterCase MC500 に変更。
MasterCase MC500 は ケース内がよく冷え 使い勝手も良いのだが、MasterCase の 特徴であるオプションパーツは 国内の販売代理店 (アスク/アユート)で取り扱っていないため、追加する場合は Amazon などで 並行輸入品を購入するか 個人輸入が必要。
PCケースを Sharkoon SHA-BW9000W に変更。
PCケースと CPUクーラーを換装。
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