Ad Inserter Pro の特徴
- 広告の表示位置を柔軟に設定できる WordPressの広告管理プラグイン
- 広告のクリック数を制限してクリック詐欺(アドセンス狩り)を防止
- アドブロックを検出時に指定した広告の表示や、ページを非表示にできる
- 広告の表示回数やクリック回数のレポートを表示
- オープンソースで開発
開発元
- 開発者:Igor Funa 氏
- 開発者の拠点:スロバニア
ダウンロード
- ライセンス購入後にダウンロードリンクが送信される
システム要件
- バージョン:2.7.32
- WordPress:バージョン 4.9 以降
- 検証済みの最新バージョン:WordPress 6.3.2
購入方法
Ad Inserter Pro のライセンスは 1年有効な買い切りタイプで、クリック詐欺防止機能などは FREELANCER 以上のプランで提供される。
公式サイト の最下部で購入するプランの「Buy Now」をクリック。
使用許諾書とプライバシーポリシーに問題なければチェックして「Pay Now」。
ダウンロードボタンとライセンスキー が表示されるので「Download」をクリックしてプログラムをダウンロードする。
インストール
WordPressの 管理画面 で プラグイン を開き、プラグインのアップロード から ダウンロードした ad-inserter-pro の Zipファイルを選択。
「今すぐインストール」でインストールを実行。
インストールしたら「プラグインを有効化」。
ライセンスキーに関する警告が表示されるので Enter licence key をクリック
設定 タブが開いたら Licence key の箇所にライセンスキーを入力して「Save Settings」で保存。
無料版 Ad Inserter 利用時は自動的に設定を引き継ぎ、無料版の Ad Inserteが無効になるのでプラグインを削除。
初期設定
- 設定と基本操作については Ad Inserter の設定と使い方 を参照。
広告ブロック検出時の広告置換
広告ブロック検出時の広告置換は、広告のブロック単位で設定するので、ブロックの「Misc」から「 Ad Blocking」を選択し、 When ad blocking is detected から広告ブロック検出時の動作を選択。
- Do nothing:何もしない
- Replace:指定した広告ブロックに置換
- Show:「空白」の広告を表示する
- Hide:広告を非表示にする
「Show」 は広告枠を空白で表示するもので、広告が表示されるわけではない。
アフィリエイトリンクはドメインでブロックされる場合もある。
広告ブロック検出時のコンテンツ保護(非表示)
広告ブロック検出時に指定箇所を非表示にする場合は「設定」 の 「Ad Blocking」 を有効にし、下記のショートコードを非表示にする箇所の前後に挿入する。
ポップアップメッセージを併用し、広告ブロックによってコンテンツが非表示になっていることをユーザーに告知する。
クリック詐欺防止
広告ブロック全体を保護する場合は、設定 タブから Tracking タブを開き、Click fraud protection を有効にし、クリック数やリセット時間を設定。
- Global visitor limits:クリック数の制限
- clicks per:クリック回数のリセット時間
- Protection time: 不正と判断された訪問者を禁止する期間
Block IP address は 不正と判断した訪問者の IP アドレスをブロックするオプションで、有効にすることが推奨されており、ブロックした IPアドレスは リストに登録 が必要。
設定が完了したら 右上のボタンをクリックして アドブロックを有効にし「Save Settings」で設定を保存。
アドセンスの自動広告では クリック詐欺防止 は機能しない。
ブロック単位での設定
設定 から Tracking を開き、クリック数やリセット時間を設定。
- Global visitor limits:クリック数の制限
- clicks per:クリック回数のリセット時間
- Protection time: 不正と判断された訪問者を禁止する期間
設定するブロックを開いて Track impression ボタンを有効にし、「Misc」から「 Ad Blocking」を選択。
Trigger click fraud protection を有効にすると、Tracking タブで設定した内容がブロックに適用される。
広告の表示回数・クリック数のレポート
ページビューの追跡を有効にする場合は、設定 から Tracking を開き、Track Pageviews を Enabled にし、FREELANCER以上のプランは Click Detection を Advanced に変更。
会員制サイトの場合は、Track for Logged in Users を有効にするとログインしたユーザーを追跡できる。
広告の表示回数・クリック数 をトラッキングする場合、ブロックのアライメントで No wrapping は使用不可。
設定が完了したら 右上のボタンをクリックして有効にし、「Save Settings」で設定を保存。
追跡するブロックを開いて Track impression ボタンを有効にし、「Save Settings」で設定を保存する。
レポートはブロックのグラフアイコンで開き、 IMP・クリック数・CTR が確認できる。
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