Explorer Patcher for Windows 11 の設定

Windows 11 のタスクバー を Windows 10 に戻す エクスプローラパッチ

ExplorerPatcher for Windows 11 は ルーマニアの Valentin-Gabriel Radu 氏が 開発している Windows 11 のタスクバー周りを クラシックスタイルに復元する オープンソースのプログラムで、豊富な設定項目で スタートメニュー や コンテキストメニュー などをカスタマイズできるほか、Windows 11 未サポートの Open Shell を併用することができる。

Windows 11 で変更になったコンテキストメニュー

Windows 11 は スタートメニュー などが中央寄せになっただけでなく、スタートタスクバー のコンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) も大幅に変更されている。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-003

タスクバーのコンテキストメニュー は タスクバーの設定 のみになり、タスクマネージャーデスクトップを表示 など 従来の項目は削除された。

スタート のコンテキストメニュー ( WIN + X ) からは 従来どおり タスクマネージャー や デスクトップ へアクセスできる。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-004

ドライブ や フォルダのコンテキストメニューも簡素化され、従来のメニューは その他のオプションを表示 からアクセスする。

システム要件

バージョン 22000.613.44.1 現在

OS : Windows 11

バージョン 22449.1000.x 以前 の Explorer Patcher を使用している場合は 下記の MicrosoftWindows.Client.CBS フォルダ と StartMenuExperienceHost フォルダ に追加した dxgi.dll を削除してから 最新バージョンを使用する。

C:\Windows\SystemApps\MicrosoftWindows.Client.CBS_cw5n1h2txyewy
C:\Windows\SystemApps\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy

ソフトの入手先

GitHub Explorer Patcher for Windows 11ダウンロードページ

ExplorerPatcher for Windows 11 のインストール

Explorer Patcherは 22000.318.37 から インストーラーが提供され、最新版へのアップデートも可能になった。

従来の DLL ファイルのコピーファイルエクスプローラの再起動システムトレイアイコンの復元 作業は 不要。

Explorer-Patch-001

GitHub の Explorer Patcher ダウンロードページ にある Latest の バージョンを使用。

Explorer-Patcher-002-1

Assets にある ep_setup.exe をクリックしてダウンロード。

Explorer-Patcher-006-1

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

デジタル署名がされていない インストーラーには セキュリティリスクがあるため インストールの際は セキュリティ対策を推奨。 

Explorer-Patcher-014-1

設定項目はなくセットアップが完了したら タスクバーが クラシックスタイル になる。

スタートメニューは 中央寄せ になっているが Explorer Patcher の設定 で変更できる。

ExplorerPatcher for Windows 11 の設定

Explorer Patcher は GUI を実装し、プロパティ から 多くの設定が可能になった。

Explorer-Patcher-007-1

タスクバー のコンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) からプロパティ を選択。

Explorer-Patcher-008-1

Explorer Patcher のプロパティが開くので、項目をクリックして 有効 / 無効 を切り替え 設定を行う。

Explorer-Patch-002

変更した設定を反映させる場合は 左サイドバー にある Restart File Explorer をクリック。

Explorer-Patch-003

Explorer Patcher を デフォルト設定 に復元する場合は、左サイドバーの About から Restore default settings を選択。

Taskbar

Taskbar では タスクバーのスタイル や グループ化 などを設定する。

Explorer-Patcher-009-1

タスクバーのスタイルは デフォルト設定で Windows 10になっており、Widnows 11 に変更すると Window 11 のタスクバーが復元する。

Explorer-Patch-005

矢印が付いている項目は Windows の設定画面が開く。

More taskbar options in Settings app
タスクバーに表示するアイテムなどを設定。
Customize notification area icons
システムトレイに表示する アプリと 通知の設定。
Customize system icons in the notification area
システムトレイに表示する システムアイコンの設定。

Explorer-Patch-006

Primary taskbar location on screen は タスクバーの配置設定で、デフォルトは ボトム ( 画面下 ) になっており、画面上 ( TOP )・ ( Right )・ ( Left ) に変更可能。

Secondary taskbar(s) location on screen
マルチモニタ環境で プライマリモニタ以外の タスクバーの配置を設定。
Windows のタスクバー設定でタスクバーを非表示にしている場合は 表示されない。

Extra button should be
ウィジェット や コルタナ のアイコンを表示。( デフォルトは非表示 )
設定を変更した場合は Restart File Explorerで ファイルエクスプローラの再起動が必要。

Explorer-Patch-007

タスクバーに表示する ボタンを指定。

Show Search button
検索アイコンを表示。( デフォルトで有効 )
Show Task view button
タスクビューのアイコンを表示。( デフォルトで無効 )
Show Desktop button
システムトレイに右側をクリックすると 開いているウインドウが最小化して デスクトップを表示。( デフォルトで有効 )
Automatically hide the taskbar
タスクバーを自動的に隠す。( デフォルトで無効 )

Explorer-Patch-008

タスクバーのスタイルを Windows 10 に設定している場合に 設定可能。

Start button style
スタート のアイコンを Windows 10 / 11 で切り替える。
Primary taskbar alignment
プライマリモニタのタスクバーに表示するアイコンを 左寄せ / 中央 で切り替えでき、中央寄せは スタート・検索ボタンのみ左寄せ などから選択可能。
Secondary taskbar(s) alignment
マルチモニタ環境で プライマリモニタ以外のタスクバーに表示するアイコンの表示位置を設定。
Windows のタスクバー設定でタスクバーを非表示にしている場合は 表示されない。
Combine taskbar icons on Primary taskbar
プライマリモニタのタスクバーの表示設定を Always combine ( 常に結合 )・Combine when taskbar is full ( タスクバーに入り切らない場合 )・Never combine ( 結合しない ) から選択。
Combine taskbar icons on Secondary taskbar(s)
マルチモニタ環境で プライマリモニタ以外のタスクバーの表示設定。
Taskbar icon size
タスクバーのアイコンサイズを変更。 
設定を変更した場合は Restart File Explorerで ファイルエクスプローラの再起動が必要。

System tray

System tray では システムトレイに表示されている システムアイコンを クリック / 右クリック した際の動作設定が可能で、言語選択以外は デフォルトで  Windows 10 と同じ挙動になっている。

設定を変更する場合は 公式サイトを参照。

File Explorer

File Explorer では コンテキストメニュー や ファイルエクスプローラ のスタイルを設定。

Explorer-Patch-009
Register as shell extention を有効にすると Explorer Patcher が シェル拡張機能 として実行されるが、システムパフォーマンスに悪影響があるため 公式サイトでも使用は推奨されていない

Explorer-Patch-011

 

Disable the Windows 11 context menu
有効にすると コンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) が Windows 10 のスタイルになる。
Always use legacy file transfer dialog 

有効にすると ファイルをコピーする際などに表示される ファイル転送 ダイアログが クラシックスタイル になる。
Use classic drive groupings in This PC
有効にすると PC を開いた際の ドライブが クラシックスタイル ( HDD と リムーバブルデバイス で分かれているスタイル ) になる。 
設定を変更した場合は Restart File Explorerで ファイルエクスプローラの再起動が必要。

Explorer-Patch-012

Contol Interfaceファイルエクスプローラ に表示される コマンドバーを Windows 10 ( リボン ) や Windows 7 ( コマンドバー ) のスタイルに変更できる。

Explorer-Patch-013

新しく開いたファイルエクスプローラの表示設定をする。

Use immersive menus when displaying windows10 context menus
有効にすると Windows 10 のコンテキストメニューが 従来より視認性が向上した イマーシブ スタイルになる。
Disable the navigation bar
有効にすると ファイルエクスプローラの ナビゲーションバー ( 移動ボタン や アドレスバー ) が非表示になる。
Disable modern search bar
有効にすると 検索バーが Windows 10 ( 1903 ) 以前のスタイルになる。
Hide search bar completely
ナビゲーションバー に表示される 検索バーを非表示にする。
ナビゲーションバーを非表示にしている場合は 検索バーも非表示になる。
Title bar
ファイルエクスプローラのタイトルバーに表示されるアイコン や タイトルを非表示にできるが、タイトルバー自体は非表示にならない。
Apply mica effect on the these areas
Windows 11 で採用された マイカマテリアル のエフェクトを適用する範囲。

Start menu

スタート の配置 や スタートメニュー を Windows 10 のスタイルに変更できる。

Explorer-Patch-014

Start menu style
スタートメニューのスタイルを Windows 10 / 11 で切り替える。
Position on screen
スタート の配置を 左寄せ・中央 から選択。
タスクバーの配置を中央にして スタートを左寄せにすると、Taskbar X のように スタートと 検索バーのみ左寄せになる。

Explorer-Patch-015

Maximum number of frequent apps to show
スタートメニューに表示される「 よく使うアプリ 」リストの表示数を設定。
When using multiple displays ~
マルチモニタ環境で WIN キー を押した際に スタートメニュー を表示させるモニタを設定。
セカンダリーモニタのタスクバーが非表示でも設定できる

2022-05-13-13_56_10

Windows 11 のスタートメニューを使用している場合に設定。

Disable the “Recommended” section
有効にすると スタートメニューの「おすすめ」が非表示になる。
Open Start in All apps by default
有効にすると スタートメニューを開いた際に すべてのアプリ が表示される。

Explorer-Patch-016

Windows 10 のスタートメニューを使用している場合に設定。

Show more tiles
有効にすると スタートメニューの タイル表示領域が拡大する。
Corner preference
スタートメニューの スタイルを Widnows 11 のようなラウンドに設定できる。
Display mode
スタート を開いた際のスタイルで、PC で使用される Start Menu と タブレット で使用される Full screen を選択でき、デフォルトは デバイスによって自動選択される。
App list
「すべてのアプリ」の表示設定。
Open-Shell の導入

スタート を Windows 7 のスタイルに変更する場合は Open Shell の導入 を推奨。

openshell-icon

Open Shell / Classic Shell のインストールと使い方

Windows 10 のスタートメニューを Windows 7 スタイルに変更するユーティリティソフト Open Shell は Windows のスタートメニューを Windows 7 や XP のような クラシックス […]

Explorer-Patcher-for-Windows-11-029

機能的で 使い慣れた スタートメニューで Windows 11 を利用できる。

Windows switcher / Other は公式サイト参照。

Update

22000.318.37 以降のバージョンでは ファイルエクスプローラの 起動時には 更新情報を確認し、利用可能なアップデートがある場合は 通知するようになった。

Explorer-Patcher-002-2

アップデートがあると エクスプローラー から 通知がある。

Explorer-Patcher-011-1

更新ファイルがある場合は  Explorer Patcher のプロパティを開き、左サイドバーの Updates から Update program and restart File Explorer をクリックすると、バックグラウンドでプログラムのダウンロードが開始する。

Explorer-Patcher-012-1

プログラムをダウンロードすると ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されるので「 はい 」で許可すると Explorer Patcher が更新される。

アップデートのインストールは 上書きされるので 既存ファイルのアンインストールは不要。

アンインストール

ep_setup.exe を使用して Explorer Patcher をインストールした場合は Windows の プログラムと機能 から アンインストールできる。

Explorer-Patcher-013-1

プログラム一覧から ExplorerPatcher をダブルクリックで アンインストール。

旧バージョンのセットアップとアンインストール

旧バージョンの Explorer Patcher は DLL ( ダイナミックリンクライブラリ ) で提供され、直接 DLL をダウンロードして Windows フォルダにコピーしてセットアップする。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-005

GitHub の Explorer Patcher ダウンロードページ にある dxgi.dll をクリックしてファイルをダウンロード。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-006

ダウンロードした dxgi.dll を Cドライブ の Windows フォルダにコピーする。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-007

アクセス拒否のダイアログが表示されたら「 続行 」。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-008

スタート のコンテキストメニュー ( WIN + X ) から タスクマネージャー を起動。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-009

詳細 を開いて プロセス タブ にある エクスプローラー を選択し コンテキストメニューから「 再起動 」。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-010

OS 用のシンボルが見つからないという 通知が表示され Microsoft から ダウンロードが自動的に開始する。

インストール完了までには 数分かかる。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-011

インストールが完了して エクスプローラ が再起動すると タスクトレイ が消え Windows 10 のタスクバーが表示される。

Installation succeeded ! の通知が表示されても タスクバー が変わらない場合は 再度 タスクマネージャー から エクスプローラ を再起動する。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-012

タスクバーが クラシックスタイル になり( 動作は Widnows 11 と同じ ) タスクバーのコンテキストメニューが使用可能になる。

旧バージョンのアンインストール

ep_setup.exe がリリースされる前に DLLファイルをコピーした場合は、コピーした dxgi.dllWindows フォルダ から削除する。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-030

ファイルがロックされているため 削除するとダイアログが表示される。

Explorer-Patcher-for-Windows-11-031

dxgi.dllを選択して「 F2 」キー でファイル名を dxgiold.dllなどに変更

Explorer-Patcher-for-Windows-11-032

ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

PC を再起動後に ファイル名を変更した dxgia.dll を削除する。

Explorer-Patcher-015

ファイル名を指定して実行 ( WIN + R ) で 下記のパスを入力して 開いた ExplorerPatcher フォルダを削除する。

%appdata%\ExplorerPatcher

関連記事

Explorer-Patcher-004-1

Explorer Patcher for Windows 11 の設定

Windows 11 のタスクバー を Windows 10 に戻す エクスプローラパッチ ExplorerPatcher for Windows 11 は ルーマニアの Valentin-Gabriel Radu 氏が […]

folder-painter-icon

Folder Painter のインストールと使い方

フォルダの色 や フォルダアイコン を簡単に変更できる ユーティリティツール Folder Painter は ドイツの Sordum Team が開発している フォルダアイコン編集ツールで、 フォルダのカラー と アイ […]

greenshot-icon-1

Greenshot のインストールと使い方

Print Screen キーで指定した場所に 自動保存できる オープンソースの 軽量 スクリーンショットアプリ  Greenshot は ドイツの Jens Klingen 氏 が代表を務める Greeanshot 開 […]

openshell-icon

Open Shell / Classic Shell のインストールと使い方

Windows 10 のスタートメニューを Windows 7 スタイルに変更するユーティリティソフト Open Shell は Windows のスタートメニューを Windows 7 や XP のような クラシックス […]

Stardock-Start11-icon

Stardock Start11 のインストールと使い方

Windows 11 の スタートメニュー と タスクバーを カスタマイズする ユーティリティツール Stardock Start 11 は 米国のソフトウェアベンダー Stardock Systems が開発している […]