GIMP のインストールと使い方

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多機能な無料フォトレタッチソフト

GIMP(ギンプ)はAdobe Photoshopに比肩する非常に優れたフォトレタッチソフト。
無料で利用できるPhotoshopの代替えアプリとして人気があり、現在も開発が継続されている。
日本語にも対応しており、解説サイトも多く存在するので、本格的なフォトレタッチの入門ソフトとしてもオススメ。

バージョン2.10 で画像処理エンジンが更新され、マルチスレッドもサポートして、処理速度や起動時間などが大幅に改善している。
2.10.8まではフィルターメニューの翻訳がされていないなどの問題もあったが、現バージョンでは修正されている。

システム要件

バージョン2.10.12現在(ステーブル版)

OS:Windows  7 /  8(8.1)/ 10

ソフトの入手先

GIMP 公式ダウンロードページlink



GIMP のインストール

GIMP本体は日本語化されているがセットアップウィザードは日本語未対応。
ただ、アドウェア等のインストール項目はなく、デフォルト設定でインストールして問題ない。

旧バージョンを使用している場合は、そのままインストールするとアップグレードされるが、追加したブラシなどは引き継がれないので再設定が必要。

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ダウンロードページにはBitTorrentと通常のダウンロードリンクがあるので、通常は右側の「directly」を選択。
Free Downloard ManagerなどBitTorrentに対応したアプリケーションを利用しているなら、「via BitTorrent」をクリックするとBitTorrent経由でのダウンロードも可能。

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ダウンロードしたインストーラーを起動すると、Windows10の場合はユーザーアカウント制御のメッセージが出るので許可し、セットアップウィザードの言語選択は「English」のまま「OK」。

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GIMPのセットアップウィザードが開始。

インストール時の各設定についてはデフォルトのままで良いので「Install」をクリックしても問題ない。
「Install」を選択した場合、使用許諾書に同意したとみなされ、自動的にGIMPがインストールされる。

セットアップの内容を確認しながらインストールする場合は「Customize」をクリック。

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「Customize」を選択するとEULA(利用許諾書)が表示されるので、問題なければ「Next」。

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インストールするコンポーネントの選択。
デフォルトでフルインストールになっているので 、そのまま「Next」。

バージョン2.10ではインストール先の指定はない。

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ショートカットアイコンの作成。

デスクトップにショートカットアイコンを作成するには「Create a desktop icon」にチェックを入れる。

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インストール内容を確認して「Install」をクリックすると、GIMPのインストールが開始する。

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「Finish」でセットアップ完了。

GIMP 2.10 の 設定

GIMP 2.10 では シングルモードがデフォルトになり、テーマもクリエイティブ系のアプリではスタンダードになっているらしいダークモードへ変更された。
また、コンテキストメニューの「Edit With GIMP」もなくなり、ブラシフォルダの場所も変更されている。

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ダークモードはスタイリッシュでカッコよいのだが、旧バージョンでツールを視覚的に認識していると、慣れるまでに時間がかかる。

テーマとアイコンの変更

GIMPはテーマとアイコンを個別に設定できるので、ダークモードのままアイコンのみクラシックスタイルに変更することも可能。

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テーマとアイコンの変更は上部メニューバーの「編集」から「設定」を選択。

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「ユーザーインターフェイス」の「テーマ」には Dark・Gray・Light・System の4種があり、選択するとリアルタイムで反映され、確定する場合は「OK」をクリック。

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アイコンもテーマと同様に「ユーザーインターフェイス」の「アイコンテーマ」から変更でき、「Color」はバージョン2.10スタイルのカラーバージョンで、「Legacy」がバージョン2.8で使用されていたアイコンスタイルになる。

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 テーマ「System」 アイコンテーマ「Color」だと上図のような感じ。

ブラシの追加

GIMP 2.10では「brushes」フォルダの場所が変更されており、旧バージョンがインストールされている環境で、バージョン2.10をインストールすると、プログラムは上書きされるが、ブラシを追加している場合は反映されず 「.gimp-2.8」フォルダ内に残っている。

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GIMP 2.8以前のバージョンでは「brushes」フォルダは「Cドライブ」→「ユーザー」フォルダ→「(ユーザー名)」フォルダ→「.gimp-2.8」フォルダ内にあり、GIMP 2.10を上書きでインストールすると、追加したブラシだけが残っている。

C:\Users\(ユーザー名)\.gimp-2.8\brushes

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GIMP 2.10 の「brushes」フォルダは「Cドライブ」→「Program Files」フォルダ→「GIMP 2 」フォルダ→「share」フォルダ→「gimp」フォルダ→「2.0」フォルダ内にある。

C:\Program Files\GIMP 2\share\gimp\2.0\brushes

旧バージョンのフォルダにブラシが残っている場合は、GIMP2.10 のブラシフォルダに移動。

ブラシを移動したら「.gimp-2.8」フォルダは削除して問題ない。

コンテキストメニューへの追加

コンテキストメニューの「プログラムから開く」を介さず、ダイレクトにGIMPを選択できる「Edit With GIMP」は地味に使い勝手が良かったりする。

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コンテキストメニューへの追加はレジストリへ登録が必要なのでレジストリエディタを起動。
「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入力して「OK」。

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「HKEY_CLASSES_ROOT」→「SystemFileAssociations」→「image」→「shell」の順に展開していく。

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「shell」を選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「新規」→「キー」をクリック。

「新しいキー#1」が生成されるので「Edit with GIMP」などコンテキストメニューに表示する文字を入力。

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作成したキーを選択して「新規」→「キー」を選択。

「新しいキー#1」が生成されたら「command」に名称を変更。

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「command」内にGIMPへのパスを設定するため「(既定)」をダブルクリックで開く。

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値のデータにダブルクオーテーションで囲んだGIMPの実行ファイルへのパスと、半角スペースを開けてダブルクオーテーションで囲んだ「%1」と入力して「OK」。

"C:\Program Files\GIMP 2\bin\gimp-2.10.exe" "%1"

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(既定)の「データ」に値が反映される。

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設定したパスが正しいか確認するため、適当な画像ファイルのコンテキストメニューを開き、設定した文字列をクリックしてGIMPが起動すれば、レジストリエディタを閉じて完了。

GIMPが開かない場合は パスが正しいか再確認。

GIMP の使い方

GIMPの基本操作はAdobe PhotoShopと同じでツールボックスを使用し、他のインターフェイスも似ているので、PhotoShopの使用経験があれば抵抗はないはず。
ただ、フォトレタッチを初めて使用する際は、レイヤーの使用方法も含め慣れが必要で、はじめはツールボックスの各ツールの動きを把握するのが良いかも。

各ツールの詳細な説明については公式サイトの日本語解説ページを参照link

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GIMPはIllustratorやPhotoshopと同様、ツールボックスとワークスペースが分離しているが、現バージョンではシングルモードに対応したので、分離しているマルチウインドウが使いにくい場合は、上部メニューの「ウインドウ」→「シングルモード」を選択。

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シングルモードにすると、ツールボックスやレイヤーがワークスペースに結合するので、1つのモニタで作業をする場合などにオススメ。

元に戻す場合は「シングルモード」のチェックを外すだけ。
また、誤ってツールボックスを消してしまった場合は、「ウィンドウ」→「「新しいツールボックス」で再表示できる。

gimp013新しいツールボックスにはツールオプションがないので、「ウインドウ」→「ドッキング可能なダイアログ」から「ツールオプション」を選択し、別ウインドウで開いたツールオプションのタブをツールボックスにドロップすると初期設定の状態に戻すことができる。
また、同じ要領で「ドッキング可能なダイアログ」から必要なウインドウを追加することも可能。

ファイルの追加

GIMPがサポートしているファイルは、一般的な画像ファイル「JPEG・GIF・ビットマップ・PNG・TIFF」のほか、PostScriptファイル(.ps / .eps / .gz)、Adobe Photoshopファイル(.pad / .pdd)、Corel Paint Shopファイル(.psp / .tub)Windowsのアイコンファイル(.ico)などのほか、AVIやAutodeskのflicなどの動画ファイルもサポートしている。
また、Adobe PDFファイル・RAWに関しては、開くことは可能だが、どうファイル形式での保存ができない。

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既存の画像ファイルを開くには、ワークスペースへ画像をドロップするか、上部メニューの「ファイル」→「「開く/インポート」で、任意のファイルを指定、または「Ctrl + O」で任意の画像を指定する。

クリップボードにコピーした画像をGIMPで開く場合は「Ctrl + Shift + V」、または「ファイル」→「画像の生成」→「クリップボードから」を選択。

画像を新規ウインドウではなく、現在作業中の画像にレイヤーとして追加する場合は「Ctrl + Alt + O」で追加するファイルを選択、または「ファイル」→「レイヤーとして開く」を選択。

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「開く/インポート」で複数の画像ファイルを開くとタブが追加される。

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「レイヤーとして開く」と既存画像の上にレイヤーとして追加される。
また、既存のワークスペースに画像をドロップするとレイヤーとして追加される。

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画像は「+」キーで拡大表示、「-」キーで縮小表示できる。

ファイルの保存とエクスポート

GIMPでファイルを通常保存するとGIMP独自の「.xcf」という拡張子を持つファイルとして保存される。

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「保存」「名前を付けて保存」「コピーを保存」は全てGIMPファイル(.xcf)として保存され、JPEGやPNGなど他のファイル形式で保存する場合は「名前を付けてエクスポート」を選択。

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画像のエクスポート画面が開くので、ファイル名の後に任意の拡張子を入力して「エクスポート」をクリック。
JPEGファイルで保存するなら「名称未設定.jpg」、PNGの場合は「名称未設定.png」になる。

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拡張子が不明な場合は、画像エクスポートの画面下にある「ファイル形式の選択」を展開し、任意のファイルを形式を選択して「エクスポート」する。

ツールボックス

ツールボックスはGIMPを操作する基本となるツール。

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ツールボックスはアイコンで表示され、アイコンにカーソルを当てると簡単な説明が表示される。

アイコンの下にある黒と白の四角は、現在の描画色と背景色を表しており、右上の小さな矢印をクリックすると描画色と背景色の入れ替えができ、黒または白の四角をクリックするとカラーパレットが表示され、色の変更が可能。

選択ツール

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画像の切り取りやコピー、削除などの範囲を指定するための選択ツールは、左から「矩形(くけい)選択ツール」 「楕円選択ツール」「自由選択ツール(投げ縄選択ツール)」「ファジー選択」「色域を選択」「電脳はさみ」「前景抽出選択」「パス」がある。

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矩形と楕円の選択ツールは、選択する範囲を対角線上にドラッグすると選択範囲が点線で表示され、「Alt + Shift」を押した状態でドラッグすると矩形ツールなら正方形、楕円ツールなら正円で範囲選択が可能。

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選択範囲は後から修正が可能で、点線の上下左右いずれかのラインにカーソルを合わせると移動可能なマークが表示され、この状態でマウスをドラッグすると選択ラインを動かすことができる。

gimp022範囲選択後に「Shift」キーを押すとカーソルに「+」マークがつき、選択範囲を追加することができ、「Ctrl」キーを押すと「-」マークになり、選択範囲を削ることが可能。

選択範囲を移動したい場合は、カーソルを中央に持って行くと十字の矢印に変わるので、そのままドラッグすると選択範囲を移動可能。

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「ファジー選択」「色域を選択」はいずれもクリックした部分の近似値を選択範囲にするもので、「しきい値」を増加させると判定基準が甘くなり、減少させると基準が厳しくなる。
選択範囲は「Ctrl」キーを押すと追加でき、「Shift」キーで削減可能。

特定の色のみ加工したり、背景色が均一の場合は背景選択後にコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の「選択」から「選択範囲を反転」で被写体を切り取ったりできる。

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画像の一部分を切り抜く際に便利なのが「電脳はさみ」。
境界部分を適当にクリックしていくと、自動計算して境界線を描いていく。
描いた境界線は後からドラッグすることで位置を修正できるので、より正確な境界線を選択可能。
電脳ハサミで境界線を描き終わったら、境界内をクリックすることでパスが選択範囲に変化する。

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電脳ハサミで切り取ったものをコピーして、クリップボードから画像の生成を行うと、背景が透明の画像を作成できる。

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「前景抽出選択」は電脳ハサミのように切り取る範囲を大まかに選択すると、抽出部分以外にマスクがかかる。
マスクのかかった抽出部分はブラシで塗りつぶして前景に追加していく。

抽出される前景部分のマスクがなくなり、抽出イメージが完成したら「Enter」キーで確定すると、前景部分が選択される。

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似て非なるものが「自由選択」と「パス」。

自由選択ツール(なげなわツール)は境界部分をクリックしていくと直線を描き、ドラッグすると手書きラインを描くことができる。

パスは範囲選択だけでなく描画も可能で、上図赤枠部分のようにベジエ曲線を描くことができ、「パス切り」といって一般的な画像の切り抜き手法として使用される。
電脳ハサミや前景選択、自由選択ツールなどと異なり、確実に境界線を描くことができるため、背景と切り抜く範囲の区別がつきにくい素材などでも質の高い切り抜きが可能。

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パス切りは画像を拡大表示し、境界線のやや内側をできるだけ滑らかに描いていくことと、1つ作業を戻すショートカット「Ctrl + Z」を使用するのがポイント。
パス切りは始点と終点を結合させる必要があり、「Ctrl」キーを押すとカーソルが2つの円が重なったものに変わるので、その状態で始点をクリックするとパスが結合する。

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手っ取り早く切り抜きを行う場合は、パスを描いた後でコンテキストメニューから「選択」→「パスを選択範囲に」を選択すると、パス部分が選択されるため、選択範囲をコピーして「Ctrl + Shift + V」で新規画像として貼り付ければ出来上がり。

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パスのベジエ曲線は操作に特徴があるので、はじめは思い通りのラインが描きにくいが、慣れるときれいなカーブが描けるようになる。

Photoshopのクリッピングパス

Adobe Photoshopでパス切りする際は、パスを切った後に「パスを保存」→「クリッピングパス」でパスを指定してPhotoshop EPSファイルで保存するのが一般的な手法として行われていたが、GIMPはEPS形式で保存はできるもののPhotoshop EPS形式はサポートしていないため、Photoshopファイル(psd)での保存になる。

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パスを切った後にコンテキストメニューの「選択」→「パスを選択範囲に」で範囲選択した状態にし、続いて「レイヤー」→「レイヤーマスク」→「レイヤーマスクの追加」を選択。

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「レイヤーマスクの追加」で「選択範囲」にチェックを入れて追加。

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レイヤーマスクが実行されて背景が透明になるので、「名前を付けてエクスポート」でAdobe Photoshopのファイル形式(.psd)を指定して保存。

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Adobe Illustratorで、作成したpsdファイルを「配置」すると、Photoshopのクリッピングパスで作成したファイルと同様に扱える。

スポイト・ズーム・定規・移動・整列・切り取り

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「スポイト」は画像の色を抜き出し、描画色に設定される。

「ズーム」は画像の表示倍率変更ツールでクリックする度に拡大表示され、「Ctrl」キーを押すと縮小表示なる。ショートカットキーは拡大表示が「+」キー、縮小表示は「-」キー。

gimp037「定規」は指定範囲の距離と角度を計測するツール。

「移動」は画像・レイヤー・選択範囲などを移動する際に使用するツールで、移動ツールを選択するとカーソルに移動ツールと同じ十字アイコンが表示され、十字アイコンが表示された状態であればドラッグで移動が可能。
また、十字アイコンが表示されている状態でオブジェクトをクリックすると、キーボードの矢印キーでの移動も可能になる。

「整列」は複数のレイヤーに描かれたオブジェクトを揃えるのに使用し、指定した矩形領域の左辺、 中央の縦軸、 右辺、 上辺、 中央の横軸、 下辺に揃えることが可能。
※詳細は公式ページの「4.2.整列」を参照link

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「切り取り」は矩形で選択範囲を切り取るツールで、余白が多い画像や必要な部分だけを抜き取るのに便利で、切り取る範囲を選択して「Enter」キーで確定する。

変形ツール

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画像変形は6種類で、左から「回転」「拡大・縮小」「剪断変形(せんだんへんけい)」「遠近法」「鏡像反転」「ケージ変形」。

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「回転」は画像を回転させるツールで、ツール選択後に画像をクリックすると画像にグリッドが表示され、回転の設定画面が開く。
回転は設定画面で角度を入力するか、画像を直接ドラッグして回転させ、設定画面の「回転」をクリックして確定する。

「Ctrl」キーを押しながらドラッグすると15度刻みで回転させることができる。

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「拡大・縮小」も「回転」と同様にツール選択後、画像をクリックするとグリッドが表示されるので、直接画像をドラッグして拡大・縮小を行うか、設定画面の幅・高さの数値を変更し、「拡大縮小」をクリックして確定する。

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拡大縮小を行う際、幅と高さの比率を固定する場合は、設定画面の幅と高さの項目にあるチェーンのアイコンをクリックし、連結状態にしてから変形を行う。

また、設定画面の幅・高さの数値は変形前に直接編集できないが、画像を一旦直接ドラッグして変形させると、数値の直接入力が可能になる。

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「剪断変形(せんだんへんけい)」は画像を「ひし形」に変形させるツール。
「回転」「拡大縮小」と同様、ツール選択後に画像をクリックして変形を行う。

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「遠近法」は画像の四隅を編集することで遠近感を与えるツール。

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「鏡像反転」は左右反転と上下反転が可能で、ツールオプションの「反転の向き」の箇所で「水平」または「垂直」を選択する。

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「ケージ変形」はケージで囲んだ部分のみを変形させるツールで、部分的な拡大縮小などが可能。

文字入力

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画像に文字を追加するツールで、入力した文字は新規レイヤーとして追加される。

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文字色はツールボックスの描画色ではなく、文字入力のツールオプションで変更。

入力後の文字列を修正する場合は、修正する文字列のレイヤーを選択し、文字入力ツールを選択後に、修正する文字列をクリックする。
また、文字を移動させる場合も、文字のレイヤーを選択後に、移動ツールを選択し、カーソルが「指差し」アイコンから「移動ツール」のアイコンに変化する箇所でドラッグするか、クリックして文字列を選択後にキーボードの矢印キーを使用する。

描画ツール

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描画関連のツールは左上から「塗りつぶし」「ブレンド」「鉛筆で描画」「ブラシで描画」「消しゴム」「エアーブラシ」「インクで描画」「スタンプ」「修復ブラシ」「遠近スタンプで描画」「ぼかし/シャープ」「にじみ」「暗室」で、いずれもツールオプションで設定を行う。

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「塗りつぶし」は色やパターンで指定した範囲を塗りつぶすツール。
ツールオプションで「塗りつぶす範囲」を「選択範囲」と「類似色領域」から選択でき、類似色領域の場合は「しきい値」で範囲の調整が可能。

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「ブレンド」はグラデーションツールで、選択範囲にツールオプションで指定したグラデーションをかける。
グラデーションをかけるには、ブレンドツールを選択し、グラデーションをかける方向に沿ってドラッグする。その際、「Ctrl」キーを押したままドラッグすると直線が描ける。

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上図の青ラインは上から「鉛筆」「ブラシ」「エアーブラシ」「インク」で、鉛筆とブラシはツールオプションで使用する「ブラシ」によってはほとんど同じになるなど、描画方法は様々。

描画に関しては文字と異なり、新規レイヤーに描かれるのではなく、画像に直接描いていくため、描いた直後は「Ctrl + Z」で元に戻せるが、後からの修正は困難なため、場合によってはレイヤーを追加するなど注意が必要。

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「ぼかし/シャープ」「にじみ」「暗室」も鉛筆などと同様、作業内容によってツールオプションでブラシの使い分けが必要。

ブラシの追加

GIMPはGIMP用のブラシだけでなく、Photoshop用ブラシも利用できるため、公開されている様々なブラシを使用することで、表現の幅が大きく広がったりする。

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上図は redheadstocklink という海外サイトで公開されているデジタルメイク用の「ツケマ」ブラシ。

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Photoshop用のブラシは「ABRファイル」。

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GIMP用のブラシは「GIMP brush」。

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ブラシファイルは「Cドライブ」→「Usersフォルダ」→「ユーザー名フォルダ」→「.gimp-2.8」の中にある「Brushesフォルダ」へ移動。

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ファイルを移動したら「ブラシ」のタブにある「▶」からメニューを展開して、「ブラシのメニュー」→「ブラシの更新」で、移動したブラシを認識する。
もちろんGIMPを再起動するのもあり。

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様々なブラシが公開されているので何かと便利だったりする。





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