LEGOブロックを使用して オープンタイプのケースを作ろうと思い付き、2010年に組み立てた AMD Athlon II X4 635 搭載のデスクトップ PCを移転。
制作する PCのスペック
- CPU:Athlon II X4 635 2.9GHz
- チップセット:AMD 785G / SB710
- メモリ:DDR3 PC12800 4GB x2 Dual Channels
- グラフィック:RADEON HD 4670
- ストレージ:HDD SATA300 500GB
- 電源:550W
パーツ
パソコンのパーツはすべて既存のものを再利用。
制作日:2015年5月9日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
CPU | AMD | Athlon II X4 635 (2.9GHz) | 既存 |
マザーボード | ASUS | M4A785-TD-V EVO | 既存 |
メモリ | CORSAIR | CMZ4GX3M2A 1600C9 | 既存 |
グラフィックカード | SAPPHIRE | ULTIMATE HD 4670 512MB | 既存 |
電源ユニット | HEC | WIN+POWER 550W | 既存 |
ストレージ(C:) | Western Digital | WD5001AALS 500GB | 既存 |
光学ドライブ | Sony Optical | AD7240 DVD-RW | 既存 |
CPUクーラー | Cooler Master | Hyper N620 RR-B20-N620-GP | 既存 |
OS | Microsoft | Windows 7 | 既存 |
LEGO | LEGO | 基本板 10701・Classic303pcs・基本ブロックXL | 9,094 |
アルミ板 | アルミ切板 厚み5mm 幅 380mm | 3,121 |
- 使用するMB は ATX(305 mm × 244 mm)なので、サイズに合わせた レゴの基本板と補強用のアルミ板 を購入。
組立
LEGOっぽいケースを作るためには予想以上にブロックが必要で、非常にコストがかかる。
5mmのアルミ板とレゴの基礎板をボンドで接着。
当初 Classic 303pcs のみでブロックを積んでいったが、小さなパーツが多く、電源ユニットを設置する台とゲートのようなものを作った時点で主要な 2 x 4 と 1 x 4 のパーツが無くなり、レゴがバケツで販売されている理由を身をもって知ることになった。
650ピースの基本ブロックXLを追加購入し、あまりにも無計画なことを反省して、簡単なレイアウト図を作成。
レゴは 1 ポッチ の サイズが 7.8 mm らしいので、Excel で 48 ポッチの基板の縮図を起こして マザーボード・HDD・電源ユニットのサイズに応じた図形を配置。
最初は 2 階建てにして 1階に電源ユニットと HDD、2階に MBを配置しようと思ったが、追加の 650 ピースを合わせて 1000ピース程度ではとても電源ユニットが隠れるほどの壁が作れないため、上図のような配置に妥協。
イメージを元にマザーボードを配置して枠を作る。
コンパネがあるのでマザーボードを浮かせてみたら、なぜか不思議とそれなりに固定した。
電源ユニットはマザーボードと重なるので、ブロックを積んで底上げをしてある。
電源ユニットが プラグインではないので、前面部分は余分なケーブルを収納する空間の上に HDDを設置。
レゴにはパワースイッチも LEDもないので別途ケーブルが必要で、今回は以前作成したパワースイッチを使用し、マザーボードのフロントパネルコネクタの PWRに接続。
手作りスイッチなので、通電テストを実施して電源ユニットや CPUクーラーのファンが回転し、正常に認識するとちょっと嬉しかったりする。
DVDドライブは常設するつもりはなかったが、ブロックも余っているので HDDの上に DVDドライブ を設置できるようにブロックを積んでみた。
DVDドライブを取り外した通常仕様。
HDD・電源ユニット・マザーボードは放熱性を高めるために浮かせてある。
アルミ板の底にゴム足を付けて完成。
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