Movavi Video Editor Plus のインストールと使い方

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Movavi Video Editor Plusはタイムライン編集が可能な使いやすい多機能ビデオ編集ソフト。

Movavi Video Editor Plus の概要

  • フィルタ・トランジション・ステッカーなど豊富なテンプレートを搭載
  • ミドルレンジモデル以下のスペックでも動作可能

メジャーバージョンアップに伴い Movavi Video Editor Plusは提供を終了しているため下記の最新版を参照。

開発元

  • 開発元:Movavi Software
  • 開発元の拠点:キプロス

ダウンロード

  • ダウンロード不可
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システム要件

  • バージョン:22.4.1
  • OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
  • CPU:Intel / AMD デュアルコアプロセッサ 1.5GHz 以上
  • RAM:2GB 以上
  • HDD:800MBの空き容量
  • グラフィックス:Intel HD Graphics 2000/ GeForce Quadro FX 4800/ AMD Radeon HD 4330 以降
サポートしているファイル形式
  • 入力をサポートしている動画ファイル
    3GPP, 3GPP2, ASF, AVI, DivX, FLV, SWF, M2TS, MKV, MOV, MP4, MPG, WMV, M2T, MTS, TS, MPE, MOD, TOD, M4V, MFX, OGV, QT, RM, WebM, WTV
  • 出力をサポートしている動画ファイル
    AVI, FLV, SWF, M2TS, MKV, MOV, MP4, MPG, WMV, OGV, WebM

インストール

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ダウンロードページの「無料ダウンロード」をクリックしてインストーラーをダウンロード。

旧バージョンで検出された Yandex Toolbar へのアクセスは 現バージョンで修正されている。

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ダウンロードしたインストーラーを起動し、使用許諾書に問題なければ 使用許諾書に同意します にチェックを入れる。

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インストール先を確認して「インストール」。

Movavi Video Editor Plus は隠しフォルダになっている App Dataフォルダ内の Roaming フォルダにインストールされ、インストール設定 からインストール先を編集できる。

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インストールが完了したら「開始」。

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初期設定で 匿名の使用統計送信 が有効になっているので、不要であればメニューバーの 設定 から 環境設定 を開き、全般 タブで 該当項目のチェックを外す。

Movavi Video Editor Plus の使い方

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使用する動画や画像 , 音声 などの素材は インポート にドラッグするか「ファイルを追加」から指定。

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追加したアイテムは メディア保管庫 に追加される。

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アイテムの操作は コンテキストメニュー(右クリックメニュー)で可能。

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作業内容はプロジェクトファイルとして、 Ctrl + S か メニューバーの ファイル から プロジェクトの保存 で保存。

保存したプロジェクトファイルは、追加した メディア ファイル へのリンクを情報 を保持しているだけなので、メディア保管庫 に追加した 元ファイルを移動 / 削除 すると データが消失する。

Movavi Video Editor Plus は オートセーブ機能があるので、強制終了した場合は直前のセーブポイントで復元できるが、Movavi Video Editor Plusを正常に終了すると一時ファイルは削除されるため、プロジェクトの保存は必須。

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編集する動画や画像ファイルをタイムライン上の ビデオトラック にドラッグして追加。

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タイムラインには タイトルビデオサウンド のトラックがあり、レイヤーになっているので 映像や音源などを重ねて 合成することができる。

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動画の位置はタイムライン上の ルーラー(再生位置マーク)か、プレビューの ルーラーをスライドして指定。

再生ボタンの前後にあるボタンは 1フレーム毎 の移動が可能。

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タイムラインの目盛りは下部にある スケール で調整でき、最大 1ミリ秒(1000分の1秒)単位にできる。

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作成する動画の解像度やアスペクト比は プレビューのメニューで指定する。

デフォルトで アスペクト比 16:9、解像度 1920 x 1080 に設定されており、変更する場合は x:y を選択して 設定画面で編集。

表示時間の調整

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追加した 動画 と 画像 のクリップは ドラッグして 表示時間を調整できる。

画像ファイルは表示時間を自由に調整できるが、動画は 元の尺を超えて伸ばすことはできない。

黒ベタの配置

追加した動画や画像(クリップ)はタイムライン上で入れ替え可能だが、素材を離して配置することはできないため、クリップ間に黒ベタ を配置したい場合は 背景画像を追加する。

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インポート のメニューにある 背景 から をクリップ間に追加後 トラックを操作して表示時間を調整。

カット編集

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クリップの分割はクリップを選択後、カットする位置にルーラーを移動してツールアイコンの 分割  をクリックするか、ツールアイコンの ブレード を選択して分割する箇所を直接クリックする。

カットする位置にルーラーを移動してコンテキストメニューの 分割 でも可能。

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分割したクリップは独立したクリップとして編集が可能になる。

トランジション

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トランジション はクリップ間をスムーズに遷移させるための視覚効果で、左サイドパネルの トランジション から任意のスタイルを選択し、クリップにドロップして追加。

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トランジションが追加されたクリップには右端にトランジションのマークが表示される。

トランジションの削除 は 選択して Del キー。

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トランジション マークをダブルクリックすると表示時間などの調整が可能。

テキスト

テキスト は 装飾されたテキストのほか 吹き出し・字幕 ・テロップ などのスタイルを選択できる。

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左サイドバーの タイトル から 任意のスタイルを選択して テキストトラック へドラッグ。

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クリップ編集 画面が開くので、表示するテキストや書式を設定して「適用」で確定。

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テキストクリップを選択した状態であれば プレビュー画面 で 直接編集 も可能。

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テキストは  テキストトラック 内で 複数のスタイルを重ねて 表示できる。

フィルタ

フィルタ は クリップにセピア古い映画 などの 特殊な効果を追加するもので、効果は クリップ全体に適用される。

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クリップを選択後に左サイドバーの フィルタ から 任意のフィルタを対象のクリップにドラッグする。

フィルタは 複数の効果を適用可能。

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フィルタを適用すると クリップに☆マークが付き、☆マークをクリックすると クリップのプロパティが開き 設定や削除ができる。

ステッカー

ステッカー は 登録されているイラストや図形 を動画に追加できる。

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左サイドバーの ステッカー から 任意のスタイルを選択して テキストトラック へドラッグ。

テキスト と同じようにステッカーも 複数のスタイル 重ねて表示可能。

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ステッカークリップを選択した状態であれば プレビュー画面 で直接編集も可能。

その他のツール

その他のツール では トリミングやアニメーション などビデオ編集機能とノイズ除去などのオーディオ編集機能が利用できる。

その他のツール を適用した場合も  ☆マークが付き、クリップのプロパティで 設定や削除ができる。

トリミング

指定した範囲を切り抜く機能で、左サイドバーの その他のツール から トリミングと回転 を選択。

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プレビューのバウンディングボックスを操作してトリミングする範囲を指定する。

トリミングした範囲が アスペクト比に合わない場合は 自動的にレターボックス(黒帯)が入り、出力解像度に満たない場合は アップスケーリングされる。

色調整

色調整 は 画像や動画の コントラスト・彩度・ホワイトバランス・色調などを調整する機能で、自動調整のほかに手動での設定も可能。

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色調を自動調整する場合は 対象のクリップを選択後、ツールアイコンから「色調整 をクリックして 任意のフィルタをクリップにドラッグ。

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マジックエンハンス は 色を強調して コントラストやホワイトバランスを調整するので、自動コントラスト自動ホワイトバランスを適用するよりも 自然な感じで 見た目が良くなる。

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詳細 では 手動調整が可能。

パンおよびズーム

パン(Pan)は 水平方向に視点が移動する技法。

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左サイドバーの その他のツール から パンおよびズーム を選択し、任意のスタイルをクリップにドラッグ。

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クリップ上に始点 と 終点 を表す ○が 2つ表示されるので、タイムラインのスケールを調整して クリックできるようにし、○ をドラッグして 視点の移動開始位置 と 終点を設定。

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始点の ○ をクリックして プレビュー画面のバウンディングボックスを変形させて 開始時に表示範囲を指定後、終点 の ○ を選択して 視点移動後に表示する範囲を指定する。

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バウンディングボックス の大きさによって 自動的にズームも適用される。

サウンド

動画に含まれている音声の加工のほか BGMやサウンド のフリー素材も用意されている。

動画 音声の加工

動画に含まれている音声の一部分のみを使用する場合は 動画から 音声を切り離して加工する。

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クリップを選択して コンテキストメニューから オーディオを切り離す を選択。

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切り離した音声が サウンドトラック に移動する。

音量・再生速度・フェード などの設定は、サウンドクリップをダブルクリックするか、クリップ選択後 ツールアイコンの クリップのプロパティ で 編集する。

サウンドの追加

BGMや効果音 などは Movavi Video Editor に登録されている フリー素材を利用することもできる。

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インポートサウンド が 環境音や効果音、音楽 が BGM として利用できる楽曲で、サウンドトラックに追加して利用する。

録音/ 録画

Movavi Video Editor Pro は 録音 と 録画機能 を実装しており、ボイス ナレーション をオーディオトラックに追加したり、ウェブカメラの画像 をビデオトラック に追加して編集することができる。

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録音する場合は 音声を挿入する開始位置にルーラーを合わせてから、ツールアイコンの オーディオ録音、ウェブカメラの映像を録画する場合は ビデオの録画 をクリック。

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録音 は 使用するマイクを選択して「録音の開始」で マイクの音声が録音され、録音中は リアルタイムで オーディオトラック に追加される。

録画中にビデオを再生する を有効にすると、プレビューで 映像を見ながら ナレーションを当てることができる。

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ビデオの録画 は キャプチャデバイスを選択すると デバイスの 映像が 表示され、「キャプチャを開始」で録画、「キャプチャを停止」で ファイルが自動保存され、録画した動画は メディア保管庫 に追加される。

出力

動画の制作 が 完成したらファイルへ出力する。

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編集した内容をメディアファイルとして出力する場合は「エクスポート」をクリック。

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エクスポートには 動画・音声・デバイス・テレビ・共有 があり、通常は 動画 メニューから ファイル形式を選択して 保存先ファイル名品質 を指定して「開始」。

設定が分からない場合は 動画MP4 を選択して  デフォルト設定で出力。

デバイステレビ は 選択したデバイスに適したプロファイルで出力される。

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詳細 をクリックすると ビデオコーデック解像度ビットレート などが設定できる。

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出力したファイルを再生確認して問題なければ完成。

備考

テンプレートが豊富でパンやズームなどのモジュールも実装しているのでクオリティの高い動画を作成でき、リーズナブルで直感的に操作できるので初心者にもオススメ。

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