Movavi Video Editor のインストールと使い方

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低価格で操作性の良いビデオ編集ソフト

Movavi Video Editor は、低価格ながら操作性が良く、フィルタやトランジション、エフェクトのほかステッカーなど使えるテンプレートが用意されており、簡単に遊び心のあるクオリティの高いビデオ編集ができる 日本語をサポートした動画編集アプリ。

Movavi はキプロスを拠点に、低価格で質の高いアプリケーションを開発しているソフトウェアベンダー。
Movavi Video Editor は基本的に有料だが、ベーシック版が1ライセンス 4,700円、使用できるステッカーなどが追加された拡張版 Movavi Video Editor Plus が1ライセンス 6,900円。
いずれもサブスクリプションではないため、購入したライセンスに期限はなく、同一メジャーバージョン内であればアップデートは無料で、メジャーバージョンアップした場合は商品価格の30%OFFでアップグレード可能。
また、日本語はサポートされていないが、様々なテーマのエフェクトパックも個別で購入できる。

ダウンロードは無料で7日間の試用期間中は利用できるが、作成した動画には「 Movavi Video Editor 」のウォーターマークが挿入されるため、利用する際には購入が必要。

動画エディタはPCへの負荷が大きく、システム要件がシビアな製品が多いが、 Movavi Video Editor はミドルレンジモデル以下のスペックでも動作可能で、ハイスペックのPCを使用すると非常に安定して動作する。
メールでの問い合わせも日本語で通じるので、個人的にはオススメのビデオエディタだったりする。 

システム要件

バージョン 2020 ( 15.4.0 ) 現在

OS:Windows XP / Vista / 7 / 8 / 10 ( 32 & 64bit )
CPU:Intel / AMD デュアルコアプロセッサ 1.5 GHz 以上
RAM:Windows7 以降 2GB以上
HDD:800MBの空き容量
グラフィックス:Intel HD Graphics 2000 / GeForce Quadro FX 4800 / AMD Radeon HD 4330 以降

ソフトの入手先

Movavi Video Editor ダウンロードページlink

Movavi Video Editor のインストール

Movavi Video Editor のインストール はシンプルだが、インストーラー起動時にセキュリティソフトが Yandex の Toolbar へのアクセスを検出する。

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ダウンロードページの「 無料ダウンロード 」をクリックしてインストーラーをダウンロード。

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インストーラーを起動したらセキュリティソフトが Yandex の Toolbar へのアクセスを検出。

駆除して問題ないが、無視してもブラウザ等へのインストールはなく害はない。

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インストーラーを起動したら「 インストール設定 」をクリック。

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インストールの設定はデフォルトのままでも特に問題はないが、 Movavi Video Editor の実行ファイルは  Program Files フォルダではなく、デフォルトでは隠しフォルダになっている App Data フォルダ内の Roaming フォルダにインストールされるので、気になる場合はインストール先を変更。

使用許諾書を確認して問題なければ「 使用許諾書に同意します 」にチェックを入れて「 インストール→ 」をクリック。

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インストールが完了したら「 開始 」。

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「 新規プロジェクト 」と「 簡易ビデオ 」の選択画面になるが、簡易ビデオは使い勝手が微妙なので「 新規プロジェクト 」を選択。

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「 ステップバイステップガイドを読む 」をクリックすると日本語のマニュアルが表示される。

この画面は Movavi Video Editor 起動時に毎回表示されるので、不要であれば「 今後表示しない 」にチェックを入れて閉じる。

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チュートリアルが表示されるので右上の「 チュートリアルを閉じる 」をクリック。

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Movavi Video Editor は初期設定で匿名の使用統計送信が有効になっているため、気になる場合は 上部メニューバーの「 設定 」→「 環境設定 」を開き、「 一般 」タブでチェックを外す。

また、起動時に表示される「 新規プロジェクト 」と「 簡易ビデオ 」の選択画面を非表示にする場合は「 新規プロジェクトの作成時に起動ウインドウを表示 」のチェックを外しておく。

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ファイルの保存先などは「 ファイル 」タブで変更可能。

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ハードウェアアクセレーションが使用可能な場合は有効になっているので、無効化する場合は「 アクセレーション 」タブで設定を行う。

Movavi Video Editor の使い方

基本操作は一般的なビデオエディタと同様、素材を追加してエフェクトやトランジションを適用後に出力という流れになる。

Movavi Video Editor では 素材を直接タイムライン上にドラッグ・アンド・ドロップで追加でき、画面切り替え時の視覚効果(トランジション)などもタイムライン上に配置していく。

タイムラインには「 タイトル 」「 ビデオ 」「 サウンド 」の3タイプのトラックあり、ベーシック版では最大6トラックまで追加可能だが、 Movavi Video Editor Plus は無制限にトラックが追加できる。

Movavi Video Editor は主要な画像・動画・音声ファイルをサポートしており、公式サイトには記載がない H.265 / HEVC もサポートしている。

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Movavi Video Editor は左上のペインでフィルタ・トランジション・タイトル・ステッカーの選択、右上のペインでプレビュー、下ペインがタイムラインになっており、編集作業はすべてタイムライン上で行う。

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動画もしくは画像ファイルをタイムライン上の「 ビデオトラック 」にドラッグして追加。

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追加したクリップはドラッグして尺を縮めることができ、縮めた場合は元の尺まで伸ばせるが、元の尺を超えて伸ばすことはできない。

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追加した動画や画像(クリップ)はタイムライン上で入れ替え可能だが、素材を離して配置することはできない。
クリップ間に区切りを付けるため「 黒ベタ 」を配置したい場合は「 インポート 」のメニューにある「 背景 」から「 黒 」をクリップ間に追加する。

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タイムラインの目盛りは下部にある「 スケール 」で調整でき、最大 1ミリ秒(1000分の1秒)単位にすることが可能。

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動画の位置はタイムライン上のルーラー(再生位置マーク)もしくはプレビューのルーラーを任意の箇所にスライドして指定。

再生ボタンの前後にあるボタンは「 1フレーム毎 」の移動が可能。

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選択中のクリックは「 黄枠 」で表示され、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)からクリップの編集が行える。

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タイムライン上部にあるメニューアイコンは「 元に戻す 」「 やり直し 」、「 クリップの削除 」「 選択クリップの分割 」「 選択クリップの回転 」「 選択クリップのトリミングと回転 」「 選択リップの色調整 」「 全てのクリップにトランジションを適用するトランジションウィザード 」「 録音 」「 クリップのプロパティ 」「 オーディオのプロパティ 」と比較的 使用頻度の高いメニューが並んでいる。

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作成する動画の解像度やアスペクト比はプレビューのメニューで指定する。

デフォルトではアスペクト比 16:9 で 解像度 1920 x 1080 になっているため、変更する場合は「 X : Y 」を選択し、表示されるリストから指定するかカスタムで任意の数値を入力する。 

分割

追加した動画の不要なシーンをカットしたり、トランジションを使用したシーンチェンジや、画像・背景を挿入する場合に使用。

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クリップを選択後、タイムラインのスケールを調整し、ルーラーとプレビューのフレーム移動ボタンを使用してカットする位置を決定し、ハサミアイコンかコンテキストメニューから「 分割 」を選択。

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分割したクリップは独立したクリップとして編集が可能になる。

トリミング

指定した範囲のみを表示するもので、被写体が小さかったり、画面の中央から離れているときなどに便利。

ただし、トリミングした場合はオリジナルの解像度で出力するとアップスケーリングされるため、拡大率に比例して画質が低くなるので要注意。

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クリップを選択してトリミングアイコンか、コンテキストメニューから「 トリミングと回転 」を選択。

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プレビューのバウンディングボックスを操作してトリミングする範囲を指定。

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範囲が決まったら「 適用 」で確定。

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トリミングした範囲がアスペクト比に合わない場合は自動的にレターボックス(黒帯)が入る。

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トリミングやフィルター、色調整などの効果を適用したクリップには星マークが表示され、星マークをクリックすると適用されている効果の確認と個別削除することができる。

色調整

色調整は画像や動画のコントラスト・彩度・ホワイトバランス・色調などを調整する機能で、自動調整のほかに手動での設定も可能。

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色調を自動調整する場合は対象のクリップを選択後、「 色調整 」のアイコンをクリックして、左上のペインに表示される自動調整のフィルタをクリップにドラッグする。

「 マジックエンハンス 」は画像を(いい感じに)自動調整するもので、自動コントラストや自動ホワイトバランスを適用するよりも自然な感じで見た目が良くなる。

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手動調整はクリップを選択後、各項目のスライダーか数値を入力して調整。

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適用した色調整をすべて解除する場合は左上にあるチェックマークをクリック。

フィルタ

フィルタはクリップに特殊な効果を追加するもので、効果はクリップ全体に適用される。

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フィルタも適用するクリップを選択後、任意のフィルタを対象のクリップにドラッグする。

フィルタは複数追加できる。

トランジション

トランジションはクリップ間をスムーズに遷移させるための視覚効果で、最も一般的なのがフェードアウト・フェードイン。

Movavi Video Editor には多くのトランジションが用意されており、クリップ毎に個別のトランジションを追加することも、トランジションウィザードを使用して全てのクリップに一括してトランジションを設定することもできる。

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個別にトランジションを追加する場合は、クリップを選択後に任意のトランジションをクリップにドラッグ。

トランジションが追加されたクリップには右端にトランジションのマークが表示される。

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トランジションの表示時間などの調整は、クリップに表示されているトランジション マークをダブルクリックするか、トランジション マークを選択してコンテキストメニューから「 トランジションのプロパティ 」で可能。

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すべてのクリップに一括してトランジションを追加する場合は、トランジションウィザードが便利。

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タイムライン上部にあるトランジションウィザードのアイコンを選択すると設定画面が表示される。

デフォルトでは「 ランダムトランジション 」になっており、クリップ毎にトランジションがランダムに設定される。
すべて同じトランジションにする場合はリストから任意のトランジションを選択。

パンおよびズーム

パン(Pan)は水平方向に視点が移動する技法。

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「 パンおよびズーム 」のメニューが表示されていない場合は「 その他のメニュー 」から選択。

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パンを追加するクリップを選択後、「 パンおよびズーム 」のメニューから「 パン 」を選択して「 追加 」すると、クリップ上に○が2つ表示されるので、タイムラインのスケールを調整してクリックできるようにする。

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2つの○は始点と終点を表しており、クリックするとオレンジ色に変わるので、プレビュー画面のバウンディングボックスを変形させて開始時に表示範囲を指定。

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同様に終点を選択して視点移動後に表示する範囲を指定する。

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設定ができたらプレビューで再生しながら○の長さを変化させ、視点の移動開始位置や速度を調整する。

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ズームインやズームアウトも設定方法はパンと同じで、始点と終点で表示する範囲を指定する。

ただし、パンやズームインなどはトリミングと同じで出力する解像度によってはアップスケーリングされるため、ソースが低解像度の場合は不向き。

タイトル・コールアウト・ステッカー

「 タイトル 」は装飾されたテキストのほか、吹き出しや字幕のようなシンプルなテキスト入力が可能で、「 コールアウト 」は図形やサイン、「 ステッカー 」はイラストの挿入ができる。

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「 タイトル 」メニューから任意のスタイルを選択して「 テキスト トラック 」へドラッグする。

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プレビュー画面でテキストや位置を調整して「 適用 」。

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追加したテキスト部分をダブルクリックするか、タイムライン上のテキストクリップを選択してギアアイコン(クリップのプロパティ)をクリックすると、編集モードに切り替わる。

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テキストは自由に配置でき、文字色なども変更可能。

コールアウト・ステッカーについてもタイトルと同様 「 テキスト トラック 」に配置して大きさや表示位置、表示時間を設定する。

サウンド

動画に含まれている音声の加工のほか、 Movavi Video Editor には BGM や サウンド のフリー素材も用意されている。

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動画に含まれている音声の一部分のみを使用する場合は、クリップを選択してコンテキストメニューから「 オーディオを切り離す 」で音声クリップを分離する。

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切り離した音声は「 サウンドトラック 」に移動するので、任意で分割などの編集を行う。

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サウンドクリップを選択後「 オーディオのプロパティ 」アイコンをクリックすると、音量や再生速度、フェードなどの設定が可能。

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「 インポート 」メニューにある「 サウンド 」と「 音楽 」にはフリー素材が用意されているので、使用する場合はサウンドトラックへドラッグする。

また、オリジナルの音声ファイルを使用する場合もサウンドトラックへドラッグで追加可能。

プロジェクトの保存と出力

作業中の内容は .mepb という拡張子の Movavi Video Editor のプロジェクトファイルとして保存できる。

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「 Ctrl + S 」もしくは上部メニューバーの「 ファイル 」から「 プロジェクトの保存 」を選択して、任意の場所にファイルを保存する。

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編集した内容をメディアファイルとして出力する場合は「 エクスポート 」をクリック。

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エクスポートには「 動画 」「 音声 」「 デバイス 」「 テレビ 」と「 アップロード 」があり、「 デバイス 」と「 テレビ 」は選択したデバイスに適したプロファイルで出力される。

通常は「 動画 」メニューから任意のファイル形式を選択して、「 保存先 」や「 ファイル名 」「 品質 」を指定して「 開始 」。

ビデオコーデックはデフォルトで H.264/ AVC に設定されているため、設定が分からない場合は MP4 で出力すれば問題ないはず。

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「 詳細 」をクリックすると「 ビデオコーデック 」や「 解像度 」「 ビットレート 」などが設定できる。

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出力したファイルを再生確認して問題なければ完成。

Movavi Video Editor の購入手順

Movavi は グローバルな決済代行サービス 2Cheack Out を利用しているので、 国内の銀行振込(三井住友銀行)やコンビニ決済も可能になっている。

Movavi Video Editor 購入ページ link

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購入ページから「Movavi Video Editor」もしくは「Movavi Video Editor Plus」の「今すぐ購入」をクリック。

※ Movavi Video Editor を購入後に Plus へのアップグレードは、サポートに購入時の注文番号やアクティベーションキーを連絡して、差額決済用の特別なリンクを送信してもらう必要がある。

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デフォルトで  ダウンロード期間が2年間に延長される有料サービス「ダウンロード延長サービス」もカートに入っているので、不要であればゴミ箱アイコンをクリックして削除する。

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クレジットカードで「 VISA / Master 」系を使用する場合は、表示されているフォームに入力。
「 JCB 」や「コンビニ決済」は各アイコンを選択してフォームに入力。

PayPal 」を使用する場合は「その他のお支払い方法」から「 PayPal 」を指定。

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PayPal だとメールアドレスなどの入力はなく、 PayPal にログインして支払いを確定するだけ。

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ペイパルに登録している氏名が自動的に表示されるので「ご注文を確定する」をクリック。

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ペイパルで決済してから 10~20分後に 2Cheack Out から「www.movavi.comについてのお客様のご注文:お支払いを受領いたしました」と「お客様のご注文www.movavi.com:製品/サブスクリプション情報」というタイトルの2通のメールが送られてくるので、「お客様のご注文www.movavi.com:製品/サブスクリプション情報」に記載されているプロダクトキーをコピー。

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Movavi Video Editor のメニューバーにある「ヘルプ」から「ライセンス認証」を選択。

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コピーしたプロダクトキーをアクティベーションキーに貼り付け。

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ライセンス認証が完了。
製品版として利用可能になる。





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