Epson Direct Endeavor pro2500の改造記録。
Endeavor Pro2500(2003年モデル)
CPU:Intel Pentium4(Northwood)
チップセット:875P
メモリ:DDR 2GB
グラフィック:Matrox Millennium G550
電源:350W
スペック
CPU:AMD AthlonⅡx2 245 2.9GHz
チップセット:nVIDIA MCP61P
メモリ:DDR3 2048MB
グラフィック: NVIDIA 6150SE(オンボード)
ストレージ:HDD SATA 500GB 7200rpm
電源:350W
パーツ
コスト重視で CPU・MB・メモリ・HDD を換装し、ケース・電源ユニット・光学ドライブ は転用するが、CPU の処理能力だけでも 2倍以上の効果が期待でき、更にメモリが DDR から DDR3 になることでパフォーマンスは大きく向上する。
制作日:2010年7月25日
パーツ | メーカー | 型番 | 価格 |
CPU | AMD | AthlonⅡx2 245 | 5,969 |
マザーボード | FOXCONN | M61PMP | 3,680 |
メモリ | CFD販売 | PC3-10600 Non-ECC | 4,980 |
電源ユニット | - | - | 既存 |
ケース | Epson | Endeavor Pro2500 | 既存 |
ストレージ | Seagate | SATA 500GB 7200rpm | 3,880 |
光学ドライブ | - | - | 既存 |
CPUクーラー | AMD | CPU 付属 | リテール |
OS | Microsoft | Windows XP | 既存 |
合計:18,509円
組立
ケース内のパーツを一旦 すべて取り外し、転用するパーツを清掃してから組立る。
電源やのケーブル類を外し、PCIスロットの グラフィックカード・SCSI・IEEE1394・FAXモデムカード などのレガシーインターフェイスは廃棄。
パーツの撤去 と ケースの掃除が最も手間がかかる。
CPU をMB に設置し、リテールクーラーはヒートシンク中央に通っている 固定金具を両サイドの突起部分へ引っかけて固定する。
低価格のMB でありがちだが、背面パネルは LAN と シリアルポートの部分が塞がっていた。
Endeavor Pro2500 のケースは Power LED が 2セットあり 3ピンコネクタになっているが、マザーボードには 2ピンコネクタが 1セットのため 配列変換ケーブルを使用して接続。
起動時には片方の LED しか点灯せず、Speaker コネクタ も マザーボードに対応するコネクタがないため未接続。
最小構成で 通電テストを行い 問題なければ 光学ドライブやハードディスクなどのドライブ類を設置して完成。
Endeavor Pro2500 のケースは 裏配線できる仕様ではないが、サイドパネルとケース本体の間に1cm弱の空間があったため、使用しない電源ケーブルを全て裏側に回してる。
K10アーキテクチャを採用した AthlonII x2 245 は 2コア 基本クロック 2.9GHz の ローエンド CPU だが、改造前の Pentium 4 と比較すると総合的に処理速度は 約 3 倍に向上。
TDP 65W ということもあり、改造前と比較すると同じ環境で 10℃以上も下がった。
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