Windows Pro で AMD-V を利用できない場合
- Windows Proに実装されている仮想化システム Hyper-Vが有効になっている
- SVM(Secure Virtual Machine)が無効になっている
- Windows Defender の「メモリ整合性」が有効になっている
Windowsの機能 を確認
設定 の アプリ から オプション機能 を開き、関連設定 の Windows のその他の機能 を選択。
Windowsの機能 が開いたら Hyper-V の項目を確認。
Windowsハイパーバイザープラットフォーム の項目も確認。
AMD-V にアクセスできるか確認
HWiNFO は システムの概要 を起動し、CPU の 機能 で AMD-V が 有効(緑色)になっているか確認。
VirtualBox は 作成した OSの 設定 を開き、システム の プロセッサー タブで ネステッドVT-x/ AMD-V を有効化 が選択可能か確認。
UEFI/ BIOS の確認
UEFI/ BIOS を起動して Advanceや 詳細 にある CPU に関する項目で、SVM(Secure Virtual Machine)が Enable(有効)になっていることを確認し、無効の場合は有効にする。
システム情報 を確認
WIN + R キーで ファイル名を指定して実行 を開き、msinfo32 と入力して「OK」。
システムの要約 を選択して右ペインの最下部に ハイパーバイザーが検出されました。Hyper-V に必要な機能は表示されません。 という項目がある場合は Windowsが Hyper-Vを使用している。
Windows Defender の確認
Hyper-V が無効になっていても Windows Defender の メモリ整合性 が有効になっていると Hyper-V の機能を利用するため、結果としてサードパーティ製アプリが AMD-V を利用できない(Hyper-V が無効化でない)状態になる。
設定 の プライバシーとセキュリティ から デバイスセキュリティ を開く。
Windows セキュリティ の 設定画面になるので コア分離 の コア分離の詳細 を開く。
メモリの整合性 をオフにして パソコンを再起動。
再起動後 サードパーティ製アプリが AMD-V にアクセスできているか確認。
コマンド入力による無効化
メモリ整合性 を無効にしてもサードパーティ製アプリが AMD-V にアクセスできない場合は、コマンド入力で強制的に Hyper-V を無効化する。
スタート のコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から ターミナル(管理者) を開き、bcdedit /set hypervisorlaunchtype off と入力して Enter キーで この操作を正しく終了しました。 と表示されたら ターミナル を閉じて パソコンを再起動。
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