WindowsApps フォルダのアクセスと復元

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WindowsApps フォルダ のアクセス と 初期状態への復元方法

WindowsApps フォルダ は Windows にプレインストールされているアプリ や Microsoft ストアからインストールしたアプリが保存されているフォルダで、デフォルト設定では隠しフォルダになっており、管理者権限のアカウントでアクセスしても開くことができない。

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WindowsApps フォルダを開くと このフォルダーにアクセスする許可がありません。とダイアログが表示され、「 続行 」をクリックしても このフォルダーへのアクセスするアクセス許可が拒否されています。と表示されて開くことができない。

隠しフォルダの表示

WindowsApps フォルダ は C ドライブの ProgramFiles フォルダ内にあるが、デフォルト設定では見えないので フォルダーオプションで  隠しフォルダ を表示設定にする。

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Windows 11 は ファイルエクスプローラを開き、3 点リーダーから オプション、Windows 10 はファイルエクスプローラの 表示 タブから オプションを選択。

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フォルダーオプションが開いたら 表示タブ の 詳細設定隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する を有効にして「 OK 」。

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C ドライブの ProgramFiles フォルダ内に WindowsApps フォルダが表示される。

所有者の変更

WindowsApps フォルダ の所有者は 最上位の権限を持つ TrustedInstaller で、通常の管理者権限ではアクセスできないため フォルダ所有者を変更する。

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WindowsApps フォルダ を選択し、コンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から プロパティ を開いて セキュリティ タブで「 詳細設定 」をクリック。

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所有者変更 をクリック。

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「 詳細設定 」をクリック。

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「 検索 」をクリックして 検索結果 から 現在ログインしている アカウントを選択して「 OK 」。

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オブジェクト名が入力されるので「 OK 」。

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所有者が変わるので サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える を有効にして「 OK 」。

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プロパティ 画面を閉じて WindowsApps フォルダを開くと、このフォルダーにアクセスする許可がありません。 ダイアログが表示されるので「 続行 」。

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WindowsApps フォルダが開き、フォルダ内のオブジェクトを編集できるようになる。

所有者の復元

WindowsApps フォルダの所有者を変更すると Windows ターミナルファイル名を指定して実行 ( Win + R ) から wt で 開かなくなる ( スタート の右クリックメニューにある Windows ターミナル も開かなくなる ) などの支障がでるため、編集後は 所有者を TrustedInstaller に戻しておく。

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WindowsApps フォルダの プロパティ を開き、セキュリティ タブで「 詳細設定 」をクリック。

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所有者変更 をクリック。

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選択するオブジェクト名を入力してください の箇所に NT Service\TrustedInstaller と入力して「 名前の確認 」。

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TrustedInstaller になるので「 OK 」。

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所有者が変わるので サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える を有効にして「 OK 」。

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プロパティ 画面に戻ったら セキュリティ タブから「 詳細設定 」を開き、アクセス許可エントリ から 追加した ユーザーアカウントを「 削除 」して「 OK 」。

不明なアカウント がある場合は 不明なアカウント も削除。

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エラーダイアログが表示されたら「 キャンセル 」で閉じ、WindowsApps のセキュリティの詳細設定 画面も「 閉じる 」ボタンで閉じる。

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プロパティ 画面を閉じて WindowsApps フォルダを開き、このフォルダーにアクセスする許可がありません。 ダイアログが表示されたら復元完了。

Windows ターミナルの復元

ターミナル を復元するためには WindowsApps フォルダの所有者を 戻してから リセット が必要。

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設定アプリ から アプリと機能 を開き、ターミナル の3 点リーダーから 詳細オプション を選択。

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リセットにある「 修復 」をクリック。

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修復が完了すると スタート のコンテキストメニュー や ファイル名を指定して実行 ( Win + R ) から wt で 開くようになる。

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