FlashBack Express 5 のインストールと使い方

FlashBack Express の特徴

  • メジャーバージョンアップにより FlashBack Express 5 は提供終了。 

開発元

  • 開発元:Blueberry Software
  • 開発元の拠点:英国

ダウンロード

  • ダウンロード不可
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システム要件

  • バージョン:5.56.0
  • OS:Windows 7/ 8/ 10

FlashBack Express のインストール

flashback-express-010-1

公式サイトの「Expressを取得・無料」 をクリックしてインストーラーをダウンロード。

FlashBack-Express-008

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

FlashBack-Express-002

日本語のセットアップウィザードが開始するので「次へ」。

FlashBack-Express-009

使用許諾書に問題なければ このライセンス契約書に同意します にチェックを入れて「次へ」。

FlashBack-Express-010-1

インストール先を確認して「次へ」。

FlashBack-Express-011

インストールが完了したら「次へ」。

FlashBack-Express-012

匿名の利用状況を送信しない場合は 利用状況のデータを匿名でブルーベリーに送信する のチェックを外してから「完了」。

flashback-ex-002

レコーダーが表示されたらセットアップ完了。

初期設定

FlashBack-Express-014

メニューから 設定 を選択。

FlashBack-Express-023

FlashBack Express に起動時に表示される 有料版の案内を非表示するため、その他Windows にある 開始時にウエルカムダイアログを表示する のチェックを外して無効にする。

録画録画開始時に3-2-1 カウントダウンを表示する を無効にすると、録画ボタンを押すと同時に録画が開始する。

FlashBack-Express-015

デスクトップの壁紙やデスクトップ上のアイコン を非表示にする場合は、左サイドバーから デスクトップ を選択して ムービーの整理 で 使用する項目を有効にする。

FlashBack-Express-017

初期状態では 録画の停止 のみホットキーが割り当てられているので 任意で追加する。

追加する場合は各項目のテキストボックスを選択し 割り当てるホットキーを押す。

FlashBack-Express-018

録画中に表示できるメモ機能 ポップアップメモ を有効にする場合は左サイドバーの 録画時のメモ書き にある メモをON にする にチェックを入れ、すべての設定が完了したら「OK」で設定画面を閉じる。

ポップアップメモ を有効にすると 録画中にマウスカーソル をモニタの上中央に持って行くと メモウインドウが出現するようになる。

FlashBack-Express-021

利用状況の送信を無効にした場合は左サイドバーの アップデート/ 個人情報プライバシーを確認し、統計情報の送信 が有効であればチェックを外して無効にする。

フレームレートの設定

FlashBack-Express-020

デフォルト設定ではフレームレートが 8fps になっているため、録画する内容に応じて フレームレートを変更する。

一般的なスクリーンレコーダーのフレームレートは 24 ~ 30 fpsで、数値が高いほどなめらかな動画になるが、ファイルサイズとシステムへの負荷が大きくなる。

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FlashBack Express の使い方

FlashBack-Express-022

レコーダーの エリア から 録画する範囲を選択。

  • フルスクリーン
    デスクトップ全体を録画。
  • 領域
    マウスでドラッグした範囲を録画。
  • ウインドウ
    指定したウインドウ全体を録画。

FlashBack Express は 録画時にマウスでクリックした箇所を記録しており、再生時にクリックした箇所へ移動できるので マーカーのような使い方も可能。

FlashBack-Express-025

音声は PC サウンドデフォルト再生デバイス が有効の場合 パソコンのスピーカーから出力される音声が録音され、Webカメラやマイクが接続している場合は マイクロフォン を有効にして デスクトップを録画しながらナレーションを録音することも可能。

録音するデバイスを正しく認識しているとレベルメーターが動くので 録画前にチェックする。

FlashBack-Express-026

ウェブカメラを接続している場合は Web カメラの録画 を有効にし、録画中に Web カメラウィンドウを表示するウェブカメラからのみ録画する を選択。

録画中にWeb カメラウィンドウを表示する を有効にすると デスクトップにWeb カメラの画面が表示されるので、 画面を拡大縮小して 大きさを調整する。

ウェブカメラの画像解像度などは 設定 で変更。

FlashBack-Express-027

設定が完了したら 録画 をクリックして録画を開始。

FlashBack-Express-028

エリアで ウインドウや領域を選択した場合や、 マルチモニタ環境でのフルスクリーン選択時はダイアログが表示されるので、録画範囲を指定してから「録画」で実行。

エリアウインドウ で指定した範囲は デフォルトで固定になっており、ウインドウを動かすと録画範囲から外れてしまうため、録画範囲をウインドウに合わせて移動させる場合は 設定詳細設定録画中のウインドウの位置を追尾する を有効にする。

FlashBackEx021

カウントダウンを無効にしていなければ 録画開始ボタン を押してから 3 - 2 - 1 とカウントダウンがあり 3秒後 から録画が開始される。

flashback-express-008

ポップアップメモ を有効にしている場合は、カーソルをモニタ中央上部に持っていくと メモの入力ウインドウが出現するので 必要に応じてメモを入力。

メモの位置は 設定録画時のメモ書き にある マウスが移動したときに備考用のウインドウを表示する」という項目でデスクトップの  上・下・左・右 に変更できる。

FlashBack-Express-029

録画の停止はホットキー か 録画中に表示される 停止ボタンをクリック。

コントロールボックスは録画されない。

FlashBack-Express-030

「保存」で録画ファイルを任意の場所に保存すると、独自フォーマット .fbr で保存される。

FlashBack-Ex-032

保存した .fbr ファイルを開くと FlashBack Expressプレーヤーが起動するので、画面の左に表示されている FlashBack Pro の広告を「✕」で閉じる。

FlashBack-Ex-033

再生速度は 4倍 ~ 0.25倍 で変更可能。

FlashBack-Ex-034

フレーム移動 は リストから マウスクリックマーカー に変更できる。

一部のコマンドは FlashBack Pro のみ利用可能。

クロップ

FlashBack

カーソルをハイライトにして クロップすると選択範囲が カーソル の動きに合わせて移動する。

FlashBack-Ex-035

クロップを使用する場合は ツールアイコンから 動画のトリミング を選択。

FlashBack-Ex-036

プレビュー画面にトリミングする範囲が表示されるので サイズを調整して「適用」。

FlashBackEx041

カーソルをハイライトにする場合は メニューバーの 効果 から カーソルをハイライトで 設定画面を呼び出し マウスカーソルをハイライトにする にチェックを入れて「OK」。

デフォルト設定でクリックした箇所が赤丸で強調表示されるため、不要であれば 左サイドバーの Click を選択して マウスクリックの強調 を無効にし、次回からの再生にも設定を適用する場合は 設定を新しい録画に適用する をクリック。

出力

FlashBack-Ex-037

他の動画ファイル形式へ出力する場合は 動画アイコンをクリック。

FlashBack-Ex-038

出力形式の選択では MP4 / AVI / WMV から選択できる。

  • MP4
     オープンソースの H.264  / AVC ビデオコーデックを使用しており デフォルト設定で出力できる。
  • AVI
    パソコンにインストールされている外部コーデックが使用可能で コーデックの選択や品質・フレームレートなどの指定が必要。
  • WMV
    高品質で出力できるが Windows 環境以外では 汎用性が低い。 

flashback-express-013

コーデックなどにこだわりがなければデフォルト設定で出力可能な MP4 の使用を推奨。

flashback-express-014

作成した動画をネットワーク上で使用する場合は、ビデオ画質と音質ストリーミング許可 にチェックを入れておく。

FlashBack-Ex-039

設定が完了したら「出力」をクリックして 保存先を指定して ファイルを保存。

備考

無料版でも録画時間の制限やウォーターマークの挿入がなしでデスクトップの録画ができ、マウスカーソルを追尾するユニークな機能を実装しているなどチュートリアルの作成に便利だが、出力ファイルが独自フォーマットのため、プレーヤーでエンコードが必要なのが難点。

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