FlashBack Express の特徴
- メジャーバージョンアップにより FlashBack Express 5 は提供終了。
- 最新版は FlashBack Express のインストールと使い方 を参照。
開発元
- 開発元:Blueberry Software
- 開発元の拠点:英国
ダウンロード
- ダウンロード不可
システム要件
- バージョン:5.56.0
- OS:Windows 7/ 8/ 10
FlashBack Express のインストール
公式サイトの「Expressを取得・無料」 をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
日本語のセットアップウィザードが開始するので「次へ」。
使用許諾書に問題なければ このライセンス契約書に同意します にチェックを入れて「次へ」。
インストール先を確認して「次へ」。
インストールが完了したら「次へ」。
匿名の利用状況を送信しない場合は 利用状況のデータを匿名でブルーベリーに送信する のチェックを外してから「完了」。
レコーダーが表示されたらセットアップ完了。
初期設定
メニューから 設定 を選択。
FlashBack Express に起動時に表示される 有料版の案内を非表示するため、その他 の Windows にある 開始時にウエルカムダイアログを表示する のチェックを外して無効にする。
録画 の 録画開始時に3-2-1 カウントダウンを表示する を無効にすると、録画ボタンを押すと同時に録画が開始する。
デスクトップの壁紙やデスクトップ上のアイコン を非表示にする場合は、左サイドバーから デスクトップ を選択して ムービーの整理 で 使用する項目を有効にする。
初期状態では 録画の停止 のみホットキーが割り当てられているので 任意で追加する。
追加する場合は各項目のテキストボックスを選択し 割り当てるホットキーを押す。
録画中に表示できるメモ機能 ポップアップメモ を有効にする場合は左サイドバーの 録画時のメモ書き にある メモをON にする にチェックを入れ、すべての設定が完了したら「OK」で設定画面を閉じる。
ポップアップメモ を有効にすると 録画中にマウスカーソル をモニタの上中央に持って行くと メモウインドウが出現するようになる。
利用状況の送信を無効にした場合は左サイドバーの アップデート/ 個人情報 の プライバシーを確認し、統計情報の送信 が有効であればチェックを外して無効にする。
フレームレートの設定
デフォルト設定ではフレームレートが 8fps になっているため、録画する内容に応じて フレームレートを変更する。
一般的なスクリーンレコーダーのフレームレートは 24 ~ 30 fpsで、数値が高いほどなめらかな動画になるが、ファイルサイズとシステムへの負荷が大きくなる。
FlashBack Express の使い方
レコーダーの エリア から 録画する範囲を選択。
- フルスクリーン
デスクトップ全体を録画。 - 領域
マウスでドラッグした範囲を録画。 - ウインドウ
指定したウインドウ全体を録画。
FlashBack Express は 録画時にマウスでクリックした箇所を記録しており、再生時にクリックした箇所へ移動できるので マーカーのような使い方も可能。
音声は PC サウンド の デフォルト再生デバイス が有効の場合 パソコンのスピーカーから出力される音声が録音され、Webカメラやマイクが接続している場合は マイクロフォン を有効にして デスクトップを録画しながらナレーションを録音することも可能。
録音するデバイスを正しく認識しているとレベルメーターが動くので 録画前にチェックする。
ウェブカメラを接続している場合は Web カメラの録画 を有効にし、録画中に Web カメラウィンドウを表示する か ウェブカメラからのみ録画する を選択。
録画中にWeb カメラウィンドウを表示する を有効にすると デスクトップにWeb カメラの画面が表示されるので、 画面を拡大縮小して 大きさを調整する。
ウェブカメラの画像解像度などは 設定 で変更。
設定が完了したら 録画 をクリックして録画を開始。
エリアで ウインドウや領域を選択した場合や、 マルチモニタ環境でのフルスクリーン選択時はダイアログが表示されるので、録画範囲を指定してから「録画」で実行。
エリア のウインドウ で指定した範囲は デフォルトで固定になっており、ウインドウを動かすと録画範囲から外れてしまうため、録画範囲をウインドウに合わせて移動させる場合は 設定 の 詳細設定 で 録画中のウインドウの位置を追尾する を有効にする。
カウントダウンを無効にしていなければ 録画開始ボタン を押してから 3 - 2 - 1 とカウントダウンがあり 3秒後 から録画が開始される。
ポップアップメモ を有効にしている場合は、カーソルをモニタ中央上部に持っていくと メモの入力ウインドウが出現するので 必要に応じてメモを入力。
メモの位置は 設定 の 録画時のメモ書き にある マウスが移動したときに備考用のウインドウを表示する」という項目でデスクトップの 上・下・左・右 に変更できる。
録画の停止はホットキー か 録画中に表示される 停止ボタンをクリック。
コントロールボックスは録画されない。
「保存」で録画ファイルを任意の場所に保存すると、独自フォーマット .fbr で保存される。
保存した .fbr ファイルを開くと FlashBack Expressプレーヤーが起動するので、画面の左に表示されている FlashBack Pro の広告を「✕」で閉じる。
再生速度は 4倍 ~ 0.25倍 で変更可能。
フレーム移動 は リストから マウスクリックやマーカー に変更できる。
一部のコマンドは FlashBack Pro のみ利用可能。
クロップ
カーソルをハイライトにして クロップすると選択範囲が カーソル の動きに合わせて移動する。
クロップを使用する場合は ツールアイコンから 動画のトリミング を選択。
プレビュー画面にトリミングする範囲が表示されるので サイズを調整して「適用」。
カーソルをハイライトにする場合は メニューバーの 効果 から カーソルをハイライトで 設定画面を呼び出し マウスカーソルをハイライトにする にチェックを入れて「OK」。
デフォルト設定でクリックした箇所が赤丸で強調表示されるため、不要であれば 左サイドバーの Click を選択して マウスクリックの強調 を無効にし、次回からの再生にも設定を適用する場合は 設定を新しい録画に適用する をクリック。
出力
他の動画ファイル形式へ出力する場合は 動画アイコンをクリック。
出力形式の選択では MP4 / AVI / WMV から選択できる。
- MP4
オープンソースの H.264 / AVC ビデオコーデックを使用しており デフォルト設定で出力できる。 - AVI
パソコンにインストールされている外部コーデックが使用可能で コーデックの選択や品質・フレームレートなどの指定が必要。 - WMV
高品質で出力できるが Windows 環境以外では 汎用性が低い。
コーデックなどにこだわりがなければデフォルト設定で出力可能な MP4 の使用を推奨。
作成した動画をネットワーク上で使用する場合は、ビデオ画質と音質 で ストリーミング許可 にチェックを入れておく。
設定が完了したら「出力」をクリックして 保存先を指定して ファイルを保存。
備考
無料版でも録画時間の制限やウォーターマークの挿入がなしでデスクトップの録画ができ、マウスカーソルを追尾するユニークな機能を実装しているなどチュートリアルの作成に便利だが、出力ファイルが独自フォーマットのため、プレーヤーでエンコードが必要なのが難点。
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