Proton Drive for Web の特徴
- ゼロナレッジでデータが保護されるセキュアなクラウドストレージ
- 最大 200版、最長 10年保存されるバージョン履歴からのロールバックもサポート
- ファイル共有も暗号化が可能
- 無料で最大 1GBのストレージを利用できる
- オープンソースで開発
ゼロナレッジ はユーザー(クライアント)側のデバイスで データの暗号化と復号化を行う方法で、暗号化されたデータがサーバに保存されるため、サービスプロバイダもデータを閲覧することができない。
- デスクトップ版は Proton Drive for Windows の設定と使い方 を参照。
- Androidアプリは Proton Drive for Android の設定と使い方 を参照。
開発元
- 開発元:Proton AG
- 開発元の拠点:スイス
アクセス
安全性
Proton Driveは 独立した第三者機関の監査を受けて安全性を証明しており、監査レポートも公開している。
仕様
Free | Plus | Unlimited | |
利用可能なストレージ容量(メール・カレンダー共用) | 最大 1GB | 200GB | 500GB |
同時接続可能なデバイス数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
エンドツーエンドの暗号化 | ◯ | ◯ | ◯ |
アップロードサイズ上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
共有機能 | ✕ | ◯ | ◯ |
バックアップ機能 | ✕ | ◯ | ◯ |
同期機能 | ✕ | ◯ | ◯ |
バージョン履歴(最大200版または10年) | ✕ | ◯ | ◯ |
非アクティブアカウントのデータ削除 | 12ヶ月 | – | – |
Proton Mailの利用 | 制限有 | 制限有 | ◯ |
Protonカレンダーの利用 | 制限有 | 制限有 | ◯ |
ProtonVPNの利用 | 制限有 | 制限有 | ◯ |
ProtonPassの利用 | 制限有 | 制限有 | ◯ |
Free/ Plusで機能制限された Proton Mail、カレンダーを利用する場合は、Proton Mailのアカウントが必要。
- Proton Mailについては Proton Mail for PC の設定と使い方 を参照。
システム要件
- バージョン:5.0.18
- OS:対応ブラウザがサポートしているバージョン
サポートしているブラウザ
- Google Chrome/ Microsoft Edge/ Mozilla Firefox/ Brave
アカウントの作成
公式サイト の「Create free account」をクリックし、アカウント作成ページが開いたら右上の言語リストから使用言語を選択後、メールアドレスとパスワードを入力して「アカウントを作成」。
登録したメールアドレスに認証コードが送信されるので、メールアドレスを認証してプランを選択。
Unlimitedプラン購入時は Proton Mail でアカウントを作成する。
表示名(ユーザー名)を入力して「Next」。
ウエルカムダイアログが表示されたら「Next」で進み、テーマを選択して「Get started」で Proton Driveが利用可能になる。
アカウント復旧の設定
Proton Driveはアカウントで設定したパスワードをデータの暗号化と復号化に使用するため、パスワードを失念するとデータを復号できなくなる が、救済措置として事前にリカバリ設定をすることで、パスワードのリセットとデータ復元ができる。
- データ復旧の設定は Protonアカウントのパスワードリセットとデータ復旧 を参照。
バージョン履歴の設定
ファイルのバージョンは 180日間保存される設定になっているので、変更する場合は右上の 設定 から 「すべての設定」を開き、左サイドパネルから バージョン履歴 を選択。
保存期間を選択して「変更を保存」。
Proton Drive の使い方
ファイル・フォルダのアップロードは、左サイドパネルの マイファイル を選択し、 Proton Driveにアイテムをドロップ。
アップロードしたアイテムは選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)で操作する。
新規フォルダの作成はツールメニューか、空白部分でコンテキストメニューを開いて 新規フォルダを作成 を選択。
コンピューター からはデスクトップアプリをインストールしたパソコンの同期(バックアップ)データにアクセスできる。
写真
写真 はモバイルアプリで写真の自動バックアップを有効にした場合に、アップロードされた画像が保存される。
現在、画像の自動バックアップ機能は Androidアプリのみサポート。
共有
共有するアイテムを選択し、コンテキストメニューから リンクを作成 で共有リンクを作成し、作成したリンクを共有先にメールなどで送付。
Proton Driveは常時 エンドツーエンドで暗号化されるため暗号化の設定はない。
共有リンクは プライバシー設定 でパスワードや有効期限を設定できる。
共有したアイテムは左サイドパネルの 共有中 で確認でき、アイテムを選択してコンテキストメニューから共有を停止できる。
リンクを管理 では パスワードや有効期限の設定・編集が可能。
バージョン履歴からのリストア
バージョン履歴からの復元は、ファイルのコンテキストメニューから バージョン履歴を表示 を選択。
保存されている履歴を表示されるので、復元するバージョンの 3点リーダーから バージョンの復元 で指定したバージョンに上書きされる。
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