Rufus のインストールと使い方

Rufus icon

Rufusは USB起動ドライブを作成する定番のフリーソフト。

Rufus の特徴

  • OSのディスクイメージファイル(.iso)から USB起動ドライブを作成
  • Windows 11のシステムチェックをバイパスしたインストールメディアの作成をサポート
  • Windowsがフォーマットに失敗する USBドライブのフォーマットも可能
  • オープンソースで開発

開発元

  • 開発者: Pete Batard
  • 開発者の拠点:アイルランド

システム要件

  • バージョン:4.6
  • OS:Windows 8.x/ 10/ 11

 Windows 7で使用する場合は バージョン 3.22 を使用。

ダウンロード

Epubor 800x120-25323
CleverGet 800x120-25323
StreamFab 800x120-25323
DVDFab 800x120-25323
Start11 800x120-25323
Fences 800x120-25323
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インストールと設定

Rufus 4.1 020

公式サイト ダウンロード の項目から使用環境に応じて 標準タイプ のリンクをクリックしてアプリケーションをダウンロードし、ダウンロードした Rufusの本体を任意の場所に保存。

自動アップデート

Rufus Create bootable USB-002-1

ダウンロードした Rufusを開き、ユーザーアカウント制御のプロンプト が表示されたら「はい」で許可。

Rufus 3.22 019

更新ポリシーが表示されたら「はい」で自動確認を有効にする。

Rufus 4.1 021

アップデートの自動確認を有効にすると、新しいバージョンがリリースされた際にダイアログが表示され、「ダウンロード」から最新の Rufusを入手できる。

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アップデートの確認は 1 日1 回になっており、設定 で変更できる。

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Rufus の使い方

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USBフラッシュメモリをパソコンに接続すると、Rufusが認識して デバイス に表示される。

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ディスクイメージの書き込みは、ブートの種類ディスクまたは ISOイメージ の状態で「選択」をクリックし、OSのディスクイメージファイル(ISOファイル)を指定。

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Rufus 4.1 027

読み込んだ OSのディスクイメージを認識すると、パーティション構成ターゲット システムボリュームラベルファイルシステムクラスターサイズ が 自動的に設定される。

ボリュームラベルは変更可能。

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Windowsのディスクイメージを指定すると、パーティション構成が GPT に、ターゲットシステムは UEFI になるが、Windows 7や Windows XPのディスクイメージ使用時や、UEFIをサポートしていない古いパソコンで使用する際は、パーティション構成を MBR 、ターゲットシステムは BIOSまたは UEFI で作成する。

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設定が完了したら「スタート」をクリック。

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Ubuntuなど ハイブリッドISO ではモード選択のダイアログが表示されるので、推奨の ISO イメージモード を選択。

Rufas3.20-012

OSのディスクイメージにファイルが不足している場合は、ダウンロードに関するダイアログが表示されるので「はい」を選択。

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USBメモリのフォーマットに関するダイアログが表示されるので「OK」。

Rufus 4.1 032

プログレスバー が 100%になり 準備完了 と表示されたら「閉じる」で Rufusを閉じ、USBメモリを取り外して終了。

実行時のエラー

Rufas013

セキュリティソフトで外部デバイスを監視している環境ではセキュリティソフトがデバイスをロックしているため、エラーが発生したら一時的にセキュリティソフトを停止して再実行。

 USBメモリのフォーマット

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ブートの種類非ブート用 にして、ボリュームラベル を編集後「スタート」でフォーマットが実行される。

Windows の標準機能で フォーマットに失敗する USBメモリも Rufus でフォーマットできる場合がある、 

Windowsのインストールメディア作成

Rufus-3.21-004

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8GB 以上の USBメモリ をセットした状態で、「選択」のリストから ダウンロード に切り替えて「ダウンロード」をクリック。

Microsoft が匿名でのダウンロードを禁止しているため VPNは切断する。

Rufus はバージョン 3.19 で Windows 11のディスクイメージに含まれる セキュアブートTPM2.0 のバイパスや、ローカルアカウントでのセットアップ が可能な カスタマイズオプションが追加されている。

Rufus-3.21-016

ダウンロードする バージョン をWindows 11/ 10/ 8.1/ 7 から選択して「続ける」。

Rufus-3.21-015

ダウンロードするビルドを選択して「続ける」。

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エディション を選択して「続ける」。

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アーキテクチャを選択後「ダウンロード」をクリックして 保存先を指定。

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ダウンロードが完了すると イメージファイルを読み込んだ状態になるので「スタート」。

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Windows 11 はカスタマイズ用のダイアログが表示され、デフォルトで セキュアブートTPM2.0Microsoftアカウント入力 のバイパスが有効になっている。

セキュアブート・TPM2.0 をバイパスすると Windows 11 のシステム要件を満たしていないパソコンにも Windows 11 がインストールでき、Microsoftアカウント入力 をバイパスするとローカルアカウントでのセットアップも可能になるが、セットアップ時にネットワークの切断が必要。

 Microsoft の Windows 11 ダウンロードページ から直接ダウンロードした ISOファイルでもカスタマイズ可能。

Rufus-3.21-022

設定が完了したら 書き込みを実行。

備考

Windowsのインストールメディア作成時に利用されている人気アプリで、Windows 11のシステムチェックをバイパスしたインストールメディアの作成をサポートしてから更に脚光を浴びている。

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