Sophos Home Freeはリアルタイム保護をサポートしている無料セキュリティソフト。
Sophos Home Free の特徴
- パソコンのリアルタイム保護と危険な Webサイトへのアクセスをブロック
- ウェブサイトのフィルタリングによるペアレンタルコントロールをサポート
- 複数のデバイスを一元管理するオンラインリモート管理
- ディープ・ラーニング(人工知能)によるゼロディ攻撃にも対応
セキュリティソフトのテストを行っている SE Labs で最高位の AAAを獲得している。
開発元
- 開発元:Sophos Ltd
- 開発元の拠点:イギリス
Sophos Ltdは企業用のセイバーセキュリティ製品を開発しているセキュリティベンダー。
システム要件
- バージョン:2023.2.2.2
- OS:Windows 10/ 11(64-bit のみ)
- RAM:4GB 以上
- HDD:4GB 以上の空きスペース
- Webブラウザ : Chrome / Firefox /Edge / Safari
OSはセキュリティパッチを適用した最新の状態にしておく。
ARM アーキテクチャは非サポート。
プランの比較
Free | Premium | |
1アカウントで利用できるデバイス数 | 3 | 10 |
リアルタイム保護 | ◯ | ◯ |
危険な Web サイトへのアクセスブロック | ◯ | ◯ |
マルルェア駆除 | ✕ | ◯ |
オンラインリモート管理 | ◯ | ◯ |
ペアレンタルコントロール | ◯ | ◯ |
ランサムウェア対策 | ✕ | ◯ |
Webカメラの監視(不要と思われる操作を検出) | ✕ | ◯ |
悪質なリモートサーバへの接続を検出 | ✕ | ◯ |
脆弱なアプリケーションの保護 | ✕ | ◯ |
USBデバイスなどの感染から保護 | ✕ | ◯ |
インターネットバンキングの保護 | ✕ | ◯ |
AMSI回避スクリプトのブロック | ✕ | ◯ |
マスターブートレコードの保護 | ✕ | ◯ |
攻撃者によるパソコンの制御を防止 | ✕ | ◯ |
Premium版は下記参照
ダウンロード
Android版
インストールと設定
公式サイト の「無料評価版」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
セットアップウィザードが起動するので「スタート」。
利用規約に問題なければ「インストール」をクリック。
Sophosアカウント未取得の場合は「インストール」。
Sophos Homeは設定や管理をウェブ上にある ダッシュボード で行うためアカウントが必要。
インストールが完了するとアカウント作成画面になるので、メールアドレスとパスワードを設定。
登録したメールアドレスに確認メールが送信されるので、メールに記載されている検証コードを入力して「メールの検証」。
インストールが完了したら「続行」。
Sophos Homeが起動して全機能が利用できる Premium のトライアルが開始する。
Premiumの試用期間が終了すると自動的に無料版に切り替わる。
初回スキャン
Sophos Homeのデスクトップアプリで「検索」をクリック。
無料版はパソコン内のマルウェアを検出/ 除去するスキャン機能がないため、全機能が利用できる Premiumの試用期間中にパソコン内のスキャンを実行する。
マルウェアやプライバシーを侵害される可能性のある Cookieが検出されるとレポートに表示されるので、「すべて削除」で 駆除を実行。
検出された問題はリストを展開して該当ファイルの確認も可能。
スキャンが終了したら「閉じる」。
ホーム画面が表示されたら デバイスの追加・マイアクテビティ の表示をスキップし、「再起動」で パソコンを再起動したらセットアップ完了。
Sophos Home の使い方
Sophos Home Freeはシステムトレイに常駐しており、アイコンをダブルクリックするとホーム画面が開く。
Free に移行すると マルウェア対策 と Webプロテクション のみ有効になる。
左サイドバーの「検索」をクリックするとスキャンが開始するが、無料版では マルウェアを検出しても駆除できない。
保護機能の有効/ 無効などの設定は オンラインコンソール で行うため ダッシュボード をクリック。
Microsoftアカウントで Windowsにログインしている場合は Windowsに設定している PIN かパスワードを入力。
ウェブブラウザが起動し、ログインするとオンラインコンソールが表示される。
設定項目は 状態・履歴・保護・WEBフィルタリング・プライバシー にカテゴライズされている。
状態 では最新のアクティビティが確認でき、履歴 はアカウント登録からのアクティビティの確認が可能。
保護 は 全般・エクスプロイト・ランサムウェア・ Web の設定項目に分かれており、無料版では 全般 と Web のみ利用できる。
各機能に関しては日本語で説明があり、スイッチの オン/ オフで機能の有効/ 無効を切り替える。
デバイスの追加
同じアカウントに別のデバイスを追加する場合は、ダッシュボードからインストールを実行する。
Sophos Homeをインストールするデバイスでダッシュボードを開き、「新しいデバイスを追加」を選択。
「インストール」をクリックしてインストールを実行。
追加したら ダッシュボード で他のデバイスに切り替えができる。
備考
マルウェアの検出・リアルタイム保護・危険サイトのブロックをエンタープライズレベルで利用できる信頼度の高いセキュリティアプリ。
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