Debutのインストールと使い方

Debutはオーストラリアのソフトウェア開発企業「NCH Software」が販売している有料のキャプチャソフト。

デスクトップのキャプチャならフリーソフトでもいろいろとあるものの、Webカメラの映像を録画するアプリになると、フリーソフトでは動体検知が可能な「LiveCapture3」と2018年5月にサポートが終了した「AG-Webカメラレコーダー 」、後はWebカメラのメーカーがカメラにバンドルしているアプリくらいで、意外と選択肢は少ない。

Debutは日本語に対応しており、Webカメラでの録画のほか、デスクトップキャプチャとビデオデッキなどPCに接続されたデバイスの再生映像の録画、ネットワークカメラの録画にも対応しているのが大きな特徴。

試用期間はインストールから1週間で、期間中に1回でも録画を行えば、録画時間に関係なく1週間後には使用できなくなるが、期間中はフル機能を利用できる。

システム要件

バージョン5.09現在

OS:Windows XP / Vista / 7 /  8(8.1)/ 10(32bit & 64Bit)

ソフトの入手先

Debut 公式ダウンロードページlink



Debutのインストール

セットアップウィザードはほとんど自動で実行され、アドウェア等のインストールもない。

ダウンロードページの「無料ダウンロード」をクリックし、「Debut動画キャプチャソフト」という名前のインストーラーをダンロード。

ユーザーアカウント制御のメッセージが出たら「はい」で許可。
EULA(使用許諾書)を確認して問題なければ「この利用規約に同意する」にチェックを入れて「次へ」。

インストールが自動的に実行され、Debutが起動したらセットアップ完了。

使用方法

Debutで録画できるのは「デスクトップ」「Webカメラ」「キャプチャデバイス」「ネットワークカメラ」の4つだが、「キャプチャデバイス」「ネットワークカメラ」に関しては使用しているハードウェア等の環境によって、正常に動作しないこともあるので、購入前に使用環境での動作確認は必須。

出力ファイルはASF・AVI・MP4・MKV・MPG・OGV・webM・MOV・WMVのほか、モバイル用に開発された3GPやDVファイルなども選択でき、エンコードはH.264・MPEG4・VP8・MPEG2・Windows Media Video9・H.263などを実装しており、選択した出力ファイルによって使用できるエンコードが変わってくる。

基本操作部分は「録画」「一時停止」「停止」と「音声のオン・オフ」、「スクリーンショット」のみ。

出力形式の設定は「この形式で画面を録画:」の箇所で、リストから任意のファイル形式を選択。

「エンコーダ設定」では使用するエンコーダーを選択。
利用できるエンコーダーは選んだファイル形式によって変わってくる。

「圧縮設定」ではビットレートの指定も可能。

「動画設定」では画面の拡大縮小やフレームレートの設定が可能。

推奨設定

ファイル形式:.avi
動画圧縮:H.264(ネイティブ)
音声圧縮:MP3(ネイティブ)
圧縮設定:標準(画質に問題があるようなら「高品質」を指定)
サイズの拡大縮小は行わず、フレームレート制限はデフォルトの30FPS。

Debutは可変フレームレート(VFR)を採用しており、フレームレート制限で指定した数値は、フレームレートの最大値になる。

録画時間にもよるが、キャプチャはそれなりにファイルサイズが大きくなるため、保存先には十分な空き容量が必要。
「オプション」の「出力」タブで保存先フォルダや保存時のファイル名の指定ができる。

「オプション」の「録画」タブでは録画時の最大時間と、最大時間に達した場合に処理などの設定が可能。

Webカメラの録画

一般的にWebカメラはHangoutやSkypeなどのビデオ通話に使用されることが多いのだが、定点観測カメラとして利用することもできる。

個人的にDebutを利用する切欠になったのは、飼育を始めたオカヤドカリの観察のため。
彼らは人の気配がすると貝殻に籠もってしまうので、なかなか動いているところを見ることができない。

そこで思いついたのがWebカメラとDebutを利用した録画。
PCをリモート接続すれば、外出先からもPCやスマホで映像を確認でき、必要であればDebutの録画ボタンを押すこともできる。

上図はGoogleのリモートデスクトップを利用してアクセスしているところ。
Webカメラのコントローラーでズームやアングルの切り替えも可能。

PCにWebカメラが正常に接続されていればDebutを起動して、上部メニューアイコンから「Webカメラ」を選択すればカメラの映像が表示される。

上部メニューアイコンの「オプション」からWebカメラの設定が可能。

注意すべきなのは「フォーマット」で、Debutでは解像度を1280 x 720以下にすることが推奨されている。

Webカメラのフォーマット1280 x 720以上に設定するとメッセージが表示される。

メッセージに表記がある通り、Debutは可変フレームレートでエンコードするため、処理が追いつかなくなると、フレームレートが下がり、コマ送りをしているような動画になってしまう。

フレームレートの低下に関しては、使用しているパソコンの処理能力や、録画する被写体の動きなどで異なってくるため、テスト録画をして品質に問題があるようであれば、フォーマットで解像度を下げる。
また、設定可能な解像度は使用しているWebカメラによって異なる。

「デバイス設定」では使用しているWebカメラのプロパティが開く。

この画面はDebutのものではないので、Webカメラの設定はカメラ本体に付属しているアプリを利用したほうが良いかも。

Webカメラのマイクが拾う音を録音する場合は、メイン画面の「オプション」から「音声」タブを開き、「マイク」にチェックを入れて録音で使用するWebカメラを選択する。

動画のみを録画したい場合は「マイク」と「スピーカー」のチェックを外すと無音録画になる。

外部デバイスの録画

「デバイス」はアナログのRCA端子のアイコンで表されているとおり、ビデオデッキなどビデオキャプチャで接続されたデバイスを録画するもの。

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ビデオキャプチャが正しく認識されていないと「デバイスの接続に失敗しました。」と表示される。

ビデオキャプチャを認識するとビデオの再生映像が表示される。

40代以上の世代なら懐かしい、ビデオデッキで録画ボタンを押してテレビ番組を録画するのと同じ要領で、ビデオを再生したら録画をクリックして録画を開始するのだが、録画前に出力するファイル形式やエンコード設定をしておく。

デスクトップキャプチャ

デスクトップキャプチャはパソコンのデスクトップを録画するもので、デスクトップの全画面のほか、指定アプリや範囲指定でキャプチャが可能。
ゲームのプレイ動画、ストリーミング再生の動画、ビデオチャットなどなど、デスクトップに表示されているものなら動画として保存できる。

その昔、テレビの前にラジカセを置き、息を殺して歌番組を録音した経験のある人なら、デスクトップキャプチャの録画は感覚でつかめるはず。
録画はリアルタイムで実行され、音声はパソコンで再生される全ての音を拾うため、着信音、エラー音なども録音され、当然ながら録画範囲に表示されたメッセージボックスなども録画されてしまう。

デスクトップキャプチャを実行する際、Debutは「高速キャプチャモード」を推奨してくる。

「高速キャプチャ」モードでは録画中にプレビューが表示されず、ファイル形式は「.avi」、使用される動画エンコーダー「MPEG-4 Visual(XviD)」、音声エンコーダー「MP3」の設定に固定される。
画質は「エンコーダー設定」で「高品質」~「超低品質」まで選択可能で、ビットレートの指定もできる。

任意に設定したモードでも画面キャプチャは普通に実行できるが、高速キャプチャモードを利用するデメリットも見当たらないので、特にこだわりがなければデスクトップを録画する際は高速キャプチャモードで良いかも。

録画範囲は「マウスでドラッグして任意の範囲を指定」「マウスで録画する画面を選択」「全画面」の3択。

「マウスで録画する画面を選択」では、マウスカーソルを移動すると録画範囲が表示され、任意の画面をクリックすると録画範囲が確定する。

ストリーミング配信の動画を録画する場合など、ブラウザ全体ではなく、表示部分のみを自動選択するので便利。

キャプチャを開始する前に必ず「オプション」の「音声」タブを確認。

ストリーミング配信の動画やビデオチャットを録画する場合、「スピーカー」にチェックが入っていないと音声が録音されないの要注意。

スピーカーではWindowsのインターフェースを使用して録音する「MMDevice」を指定。

「マウスクリック」はマウスのクリック音を録音する機能で、クリック音を録音した場合はチェックを入れておく。

録画している範囲を常に確認したい場合は「録画中はキャプチャ領域を表示」にチェック。
マウスカーソルも録画したい時は「録画中にカーソルを表示」にチェック。

画像調整

録画する際に色調補正やエフェクト、字幕や画像挿入なども行える。

編集アイコンは左から「文字挿入」「色調補正」「レイヤー挿入」「カメラレイヤー挿入」。

「字幕」といっても映画の字幕のようにセリフに当てた字幕挿入はできず、録画中に常時表示されるタイトルのような感じ。

色調補正は「明るさ」「コントラスト」「ガンマ」のスライダーで修正できる他、「白黒・ネガ・セピア」のエフェクト、ミラー反転なども可能。

レイヤーは録画する画像の上に画像を重ねて表示するもので、挿入するファイルを指定して位置やサイズを設定する。

挿入するファイルは背景が透過されたGIFやPNGの使用も可能。

カメラレイヤーは、Webカメラの画像をレイヤーとして挿入するもので、ビデオチャットで自分の画像を表示しているときと同じ状態で録画できる。

Webカメラを2台設置していれば、メインカメラの画像にサブカメラの画像を同時に録画することも可能。

その他、「オプション」の「予約」では指定した時間に録画を開始・終了させることもできるが、スリープからの復帰だとWebカメラを正しく認識しないなどの不具合が発生することもあるので、パソコンは常時起動させておいたほうが良いかも。





デスクトップキャプチャ

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AmaRecCoのインストールと使い方

AmaRecCo(アマレココ)はamaman氏が開発しているデスクトップキャプチャで、AMVという独自のコーデックを使用しており、低負荷で高画質な録画が可能になっている。
現在はAmaRecCoの後継になる、Windows8およびWindows10に対応した「スーパーアマレココ」が提供されているように、AmaRecCoはWindows XP用。
ただ、非推奨ながらWindows Vista以降、Windows10でも取り敢えずは動作するが、強引に動かしているだけなので、キャプチャした動画を確認して、納得出来ないようなら素直にスーパーアマレココの使用を推奨。

2018年6月現在、Windows10ではamarecoの音声プラグインが正常に動作しないため、キャプチャ実行時にエラーが発生して録画ができなくなった。

また、Windows7環境でもデフォルトの「Core Audio Capture(Win7)」でエラーが発生してキャプチャ不可。
ただし、Windows7であれば音声プラグインを「waveIn Capture」に変更することで辛うじて動作する。

「ファイル」→「ルーキーモード」を選択してルーキーモードを解除。

「設定」の「オーディオ」の項目で「プラグイン」を「Core Audio Capture(Win7)」から「waveIn Capture」に変更。

「設定」をクリック。

「Device」で「再生リダイレクト」を選択。
これでデスクトップキャプチャは可能なはず。

システム要件

バージョン3.10b現在

OS:Windows2000・XP(Windows7および10で動作確認済み)
CPU:MMX・SSE・SSE2に対応したもの(Pentium4以上)
グラフィック:解像度800 x 600以上

※AMV3ビデオコーデック・DirectXランタイムが必要

ソフトの入手先

アマレコTV公式サイト



AmaRec Coのインストール

アマレココ自体はインストールの必要が無く、ダウンロードしたファイルを解凍するだけ使用できるが、AMV3コーデックのインストールが必要。
AMVコーデックは基本的に有料で、無料で使用する場合は「AMV」のロゴがキャプチャ画像に挿入されるが、AMV3コーデックをアマレココで使用する場合に限り、ロゴを消すことが可能になっている。

ダウンロードページにある「【Windows XP用デスクトップキャプチャ】アマレココ」の「ダウンロードページ」をクリック。

ダウンロードページにある「ダウンロード」のリンクをクリックすると「amarecco310a」というzipファイルがダウンロードされる。

続いて「AMVコーデック」のリンクをクリック。

再度トップページの戻るので、「AMVビデオコーデック」の「購入案内・ダウンロードページ」のリンクをクリック。

移動した購入案内ページの最下部にある「ダウンロード」から「AMV2MT/AMV3ビデオコーデック」の「ダウンロード」リンクをクリックすると「amv300i.zip」がダウンロードされる。

はじめにAMVコーデックをインストールするので、ダウンロードした「amv300i.zip」を選択し、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「全て展開」をクリック。

解凍した「amv300i」フォルダの中にあるセットアップを実行すると、AMVビデオコーデックのセットアップが開始するので「次へ」。

使用許諾書を確認して問題なければ「上記文書について承諾します。」にチェックをいれて「次へ」。

インストール先は特にこだわりがなければデフォルトのまま「次へ」をクリックすると、AMVビデオコーデックのインストールが開始する。

次にダウンロードした「amarecco310a」のZIPファイルを解凍し、解凍した「amarecco310b」フォルダを「Program Files」フォルダなど任意の場所へ移動。
※保存先についてはこちらを参照

移動したら「AmaRecCo」の実行ファイルを選択して、コンテキストメニューから「スタートメニューピン留め」「タスクにピン留め」など使いやすいようにショートカットを作成。

移動した「amarecco310a」フォルダ内にある「readme_jp」を開き、「AMV3ビデオコーデック用アマレココ試用版レジストキー」を選択してコピーする。

スタートメニューの「AmvVideo Codea」から「Amv3 config」を開く。

「ライセンス」をクリック。

「ライセンスキー」の箇所に先程コピーしたライセンスキーをペーストして「登録」。

これで通常はキャプチャ時に挿入されるAMVのロゴが消える。

Windows10でアマレココを起動すると、初回起動時のみ上図のような警告がでるが気にせず「OK」をクリック。

Windows Vista以降のOSでは初回起動時に非対応のメッセージが出るので、「Shift」キーを押しながら「OK」をクリック。

初回起動時のみ「ルーキーモード」のメッセージが出るので「OK」をクリック。

これでアマレココが使用準備が完了。

使用方法

アマレココはAMVビデオコーデックという独自の外部コーデックを使用しており、VLCやXMedia Recode、HandBrakeなどコーデックを内蔵しているアプリでは、キャプチャした動画ファイルは再生・編集できないため、再生や編集はWindows Media PlayerやAviUtlなど外部コーデックを使用しているアプリケーションが必要。

始めに基本的な設定をするので、上部メニューバーの「設定」をクリック。

「保存先」は録画したファイルの保存先を指定。
アマレココは1ファイルのサイズが100GBの制限があり、100GBを越えた場合は自動的に新規ファイルを作成するため、理論的にハードディ スクの空き容量がアマレココの録画できるサイズになる。
ファイルサイズは取り込み範囲の大きさによって異なるが、848*480の解像度で4分30秒のファイルが900MB程度。
10分を越える録画は軽く数GBのサイズになるため、保存先のハードディスクの空き容量は、充分に確保しておいた方が賢明。

その他の「タイムスタンプ」「マウスの録画」などは任意で設定。

「圧縮設定」ではAMVビデオコーデックの設定画面が開く。

「圧縮」ではキャプチャ時の圧縮設定をS0~S4で選択でき、デフォルトはS3の「標準」。
画質と処理速度を両立させるならS2の「可逆標準」。
保存領域に余裕があるなら「圧縮なし」や「可逆高速」でも良いが、解像度の高いモニタでキャプチャすると、相当なサイズが必要なので要注意。

「ハーフサイズ」は文字通り、キャプチャした範囲を半分の解像度にするもので、処理の高速化は図れるが、解像度が低下するため、再生環境によって画質が劣化する。

「ルーキーモード」で使用していると、Windows10の場合は問答無用で「警告」が出て処理が中断する。
Windows7でアマレココを実行していた際には問題なくキャプチャ出来ていた構成でも、Windows10にすると警告が出るは、非対応だから仕方がない。

ちなみに、キャプチャ範囲を小さくしても、フレームレートを下げても、優先順位を上げても警告は出る。

警告が表示されている環境でも、音ズレは発生するものの、キャプチャそのものはほぼ問題なく実行されるので、強制的に録画を継続させるため「設定」の「警告時に録画停止」のチェックを外す。

これで「停止」ボタンを押すまで録画が継続される。

Windows10で有効なのか定かではないが、アマレココの優先順位を「高い」にしておく。
優先順位の変更は「ファイル」→「プライオリティ」。

キャプチャするには「取り込み範囲」を指定して「スタート」、録画を停止する場合は「ストップ」をクリックするだけ。

取り込み範囲は上図赤枠部分をクリック。

青枠が取り込み範囲で、デフォルトで取り込み枠は「常に手前に表示」に設定されているため、範囲内に表示されているアプリの操作はできない。
操作する場合は、取り込み枠の上でコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を出し、「常に手前に表示」のチェックを外すか、取り込み範囲のボタンを押して範囲を消すことになる。

取り込み枠の左上のアイコンは、録画したいウインドウにドラッグすると、自動的に取り込み範囲がウインドウのサイズになる。

左側がウインドウサイズに、右側がクライアント領域(メニューバーやツールバーを除いた部分)の範囲指定。
右下のカメラアイコンは範囲領域のスナップショットを撮ることができる。

スナップショットは保存先に指定したフォルダ内の「ScreenShot」フォルダに保存される。

右下にあるカメラのアイコンはスナップショットで、範囲領域のスナップショットを撮ることができる。
撮影した画像は「設定」で保存先に指定したフォルダ内の「ScreenShot」フォルダに保存される。

フルスクリーンのキャプチャは、アマレココのサイトに機能拡張用のプラグインが用意されているが、取り込み枠を画面いっぱいに広げることでフルスクリーンのキャプチャも可能。





デスクトップキャプチャー

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FlashBack Expressのインストールと使い方

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FlashBack Expressのインストールと使い方

デスクトップに表示されているものを録画する「デスクトップキャプチャ」ソフトの中でも、日本語に対応しており、コーデックなどの知識がないビギナーでも簡単に使用できるのが、英国のソフトウェア会社「Blueberry Software」が提供している「FlashBack Express」。

多くのデスクトップキャプチャソフトのフリーエディションには、録画時間やロゴの挿入などの制限があり、使用する環境での動作確認程度でしか使えないのだが、FlashBack Expressは「デスクトップを録画する」ことに関しての制限がなく、ウェブカメラでの録画にも対応しており、圧縮された状態で保存されるが画質も悪くはない。
また、メモ挿入やカーソルをハイライトにしたり追尾する機能があるので、手軽なチュートリアルの作成などでには重宝する。

ただし、FlashBack Expressの録画ファイルは「.fbr」という独自形式のため、専用のFlashBack Expressレコーダーでしか再生できず、録画時のフレームレートが最大で10fpsのため、アクションゲームなど動きの激しいもののキャプチャは微妙かも。

有料(49ドル)のFlashBack Proにアップグレードすれば、録画したファイルの編集や.wmv以外のファイル形式への出力が可能になる。

システム要件

バージョン5.26.0 現在

OS:Windows XP / Vista / Windows7 / Windows8 / Windows10(32bit & 64bit)
CPU:Dual Core 1GHz以上のPC互換機
RAM:1GB以上(4GBを推奨)
モニタ解像度:1024 x 768以上

ソフトの入手先

Blueberry Software 公式サイト ダウンロードページlink



FlashBack Expressのインストール

FlashBack Expressはインストーラーをダウンロードする際に、メールアドレスを入力して無償のライセンスキーを取得する必要があるものの、アドウェアやスパイウェア、無関係のアプリをインストールするような項目はなく、セットアップ自体は非常にシンプル。

ダウンロードページの「We send a free licence for FlashBack Express to your inbox」の項目にライセンスキーを受け取るメールアドレスを入力し、次の項目はFlashBack Expressの用途を選択。
個人で使用するなら「Home/Hobby」。

ダウンロードボタンの下にあるランゲージリストから「日本語」を選択。

メールアドレスの入力と言語選択ができたら「DOWNLOAD – FREE FOREVER」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動すると、ユーザーアカウント制御のメッセージが出るので「はい」をクリック。
日本語のセットアップウィザードが開始するので「次へ」。

使用許諾書が表示されるので確認後して問題がなければ「このライセンス契約書に同意します」にチェックを入れて「次へ」。

インストール先の指定。
フォルダ名が長くなるので末尾の(Japanese)は削除したほうが良いかも。

スタートメニューへの追加も末尾の(Japanese)を削除して「次へ」。

ショートカットの作成は任意でチェックを入れて「インストール」をクリック。

「利用状況のデータ送信」は任意でチェックを入れて「完了」。

インストーラーのダウンロード時に入力したメールアドレスのメールを確認し、FlashBackからのメールに記載されているライセンスキーをコピーする。

初回起動時にライセンスキーの入力を求められるので、コピーしたライセンスキーをペーストして「続ける」をクリック。

使用するPCの環境をテストして、キャプチャの品質レベルを自動的に設定するお利口さん。

トップメニューが表示されたらセットアップ完了。

使用方法

FlashBack Expressは「レコーダー」と「プレーヤー」に分かれており、同時にインストールされる。
レコーダーで録画したファイルの拡張子は「.fbr」で、再生できるのはFlashBack Expressのプレーヤーのみになり、「.wmv」ファイルへのエンコードも、レコーダーではなくプレーヤーで実行する。

トップメニューは不要なので「開始時に常にこのウインドウを表示する」のチェックを外して「閉じる」。

設定

ポップアップメモ機能を使用や録画の開始・停止のホットキー割当などは、「オプション」メニューで行う。

上部メニューの「ツール」から「オプション」を選択。

左ナビゲートバーから「デスクトップ」を選択。
録画時にデスクトップの壁紙を無効にしたり、デスクトップ上のファイルやショートカットアイコンの非表示化、FlashBack Expressの非表示化など、任意でチェックを入れて有効にする。

初期状態では「録画の停止」のみホットキーが割り当てられているので任意で追加する。
追加する場合は各項目のテキストボックスを選択し、割り当てるホットキーを押すだけ。

「ポップアップメモ」を有効にする場合は、「録画時のメモ書き」の項目で「メモをONにする」にチェックを入れ、他の項目を任意で有効にする。

この機能を有効にすると、マウスカーソルをモニタの上中央に持っていけば、メモウインドウが出現するようになる。

「その他」の項目ではデフォルトで有効になっている録画開始時のカウントダウンを停止させたり、録画ファイル保存時にファイル名への日付追加を有効にできる。

録画

録画は範囲を選択して録画ボタン、割り当てたホットキーを押すだけ。

FlashBack Expressのユニークなところは、録画時にマウスでクリックした箇所を記録しており、再生時にクリックした箇所へ移動できるので、マーカーのような使い方も可能。

レコーダーの設定画面が開く。

「録画」の項目では録画する範囲を「フルスクリーン」「領域」「ウインドウ」から選択。
ウインドウは指定したウインドウ全体を、領域はマウスでドラッグした範囲の録画になる。
サウンドについては、スピーカーから出力される音を同時に録音する場合にチェックを入れる。

録画範囲に「ウインドウ」を選択して録画ボタンを押すと、「ウインドウの選択」画面になり、マウスカーソルを移動させると、赤枠で録画対象の範囲が表示されるので、任意の範囲をクリックして確定する。

範囲を解除する場合は、カーソルを別の範囲に合わせてクリックだけ。

ただし、選択した範囲は固定のため、ウインドウを動かすと録画範囲から外れてしまう。
録画範囲をウインドウに合わせて移動させるには、「オプション」の「詳細設定」で「録画中のウインドウの位置を追尾する」を有効にしておく。

録画を開始するには「ウインドウの選択」画面の「録画」ボタンをクリック。
割り当てたホットキーは使用できない。

「オプション」でカウントダウンを無効にしていなければ、録画開始ボタンを押してから3 – 2 – 1 とカウントダウンがあり、3秒後から録画が開始される。

録画範囲を「領域」にするとカーソルが赤の十字ラインに変わるので、任意の範囲を対角線上にドラッグして範囲を指定。

「録画中に、領域周囲の赤いフレームを表示」と「録画範囲外を暗くする」のチェックを外すと、録画中も通常のデスクトップになるが、録画領域がわからなくなるため、チェックは外さないほうが良いかも。

「領域選択」画面の「録画」ボタンを押して録画開始。

録画範囲を「フルスクリーン」ンいしている場合は、特に設定は必要なく「録画」ボタンか割り当てたホットキーで録画が開始する。

ポップアップメモを有効にしていると、カーソルをモニタ中央上部に持っていくと、メモの入力ウインドウが出現するので、必要に応じてメモを入力。

録画の内容によって「オプション」の設定で「録画の一時停止」と「マウスカーソルがメモウインドウを離れるときに自動保存」を有効にしておくと便利かも。
自動保存が有効になっていない場合は「保存」ボタンが表示される。

メモの位置は「オプション」の設定で「マウスが移動したときに備考用のウインドウを表示する」という微妙な日本語の項目でデスクトップの「上・下・左・右」に変更できる。

メモを保存すると、FlashBack Expressプレーヤーで再生した際、タイムライン上に「T」のテキストアイコンが表示され、メモ挿入地点で再生が一時停止状態になる。

録画の停止は「停止」ボタンか割り当てたホットキーを押す。

録画したデータの処理を訊いてくるので三択から選ぶ。

レビューを選択するとFlashBack Expressプレーヤーが起動し、再生して録画内容を確認できるが、データの保存はFlashBack Expressプレーヤーで実行する必要がある。

「破棄」を選択すると再録画のウインドウが出るので処理を選択。

「保存」を選択すると「名前を付けて保存」の画面が開くので、保存場所とファイル名を指定して保存する。

再生

FlashBack Expressレコーダーで録画したファイルは、FlashBack Expressプレーヤーのみ再生可能で、Windows Media PlayerやVLC、MPCなどのマルチメディアプレーヤーでの再生は不可。
また、エンコードに関しても、FlashBack Expressプレーヤーから.wmvファイルへ出力できるが、XMedia Recodeなどのエンコーダーでは.fbrファイルは認識しない。

保存したファイルを開くとFlashBack Expressプレーヤーが起動する。
画面の左に表示されている「動画を改善します」を「✕」で閉じておく。

プレーヤーの基本操作はコントロールボタンで行う。
左から「再生」「先頭フレーム」「末尾フレーム」「前のフレーム」「次のフレーム」「ジャンプ」。

再生速度は4倍~0.25倍で変更可能。

「前のフレーム」「次のフレーム」はドロップダウンリストで「マーカー」などに変更できる。
ただし、FlashBack Expressで利用できるのは「マーカー」と「マウスクリック」くらいで、他の項目は有償バージョンで利用可能。

再生する動画のサイズ調整を「フィット」にするとウインドウサイズになる。

ユニークな機能がマウスカーソルを追尾したり、ハイライトにする機能で、カーソルを追尾させる場合は「クロップ」アイコンと「クロップを適用する」をクリック。

クロッピングでカーソルを追尾する際の画像サイズは、上部メニューの「効果」→「クロッピングとオートスクロール」→「クロッピングとオートスクロール領域のプロパティ」を選択。

画像サイズやカーソルの位置を指定する。

カーソルをハイライトにする場合は、上部メニューの「効果」→「カーソルをハイライトにする」をクリックして設定画面を呼び出し、「マウスカーソルをハイライトにする」にチェックを入れ、後は任意に設定して「OK」。

次回からの再生にも設定を適用する場合は「設定を新しい録画に適用する」をクリック。

カーソルハイライト&クロッピングを適用。
クリックした箇所も赤丸でポイントが入るので、編集機能はなくても、メモの表示とクロップだけでも、ある程度のチュートリアル動画は作成できる。

出力

FlashBack Expressはメールアドレスの登録が必要とはいえ無償で入手可能なので、作成した動画ファイルはFlashBackの動画ファイル「.fbr」のままでも良いかと思うが、より汎用性を高めるためにはデフォルトで再生できるフォーマットにする必要がある。
ただし、FlashBack Expressで変換できるのは、Windows環境ではお馴染みのWindowsメディアビデオ「.wmv」のみで、マウスカーソルのハイライトやクロッピングはそのまま出力できるが、メモ挿入地点での一時停止などの機能は当然ながら削除される。

wmvファイルへ出力する場合は、動画アイコンをクリック。

出力形式の選択はwmvファイル一択なので「OK」をクリック。

メモが挿入されている場合などにメッセージが表示されるので「続ける」。

出力オプションが表示されるので、左ナビゲートバーで「Video」を選択。
コーデックは「Windows Media Video 9」のままで良いのだが、デフォルトでは「品質」が「80」になっており、パスも「1パス」なので、仕上がった画質はソースに比べて明らかに劣化が見られるため、画質を優先させるなら、品質は最高画質の「100」、パスは「2パス」、ビットレートは1000kbpsくらいに設定すると劣化を抑えられる。

オーディオについてはデフォルトでサンプルレート44.1KHz、320Kbpsの固定ビットレートになっているので、音声でファイルサイズを削減するつもりがなければ、デフォルト設定でOK。

設定が完了したら「出力」をクリックすればwmvファイルが完成。

エラー発生時の対応

FlashBack Expressを利用している時々アプリがフリーズしたり、予期せぬエラーが発生することがある。

フリーズした場合は、アプリやPCを強制終了して再起動。
それで正常に動作すれば問題ない。

強制終了すると稀にFlashBack Expressが不機嫌になり、起動時にエラーメッセージを表示してくる場合がある。

「OK」をクリックすると、「なにがOKじゃ!」と言わんばかりにエラーメッセージが連続出現するので、クレーム処理と同様にFlashBack Expressの気が静まるまで、しばらく待つ。

FlashBack Expressがエラーメッセージを全部吐き出したら、タスクバーのコンテキストメニュー(右クリックメニュー)で「タスクマネージャー」を選択。

FlashBack Expressを選択して「タスクの終了」。

ファイルが破損しているようなエラーが発生した場合、アプリを再起動しても修復しないことが多いので、FlashBack Expressをアンインストールしてから再インストールする。

アンインストールする場合はレジストリも削除できる「GeekUninstaller」の利用を推奨。

GeekUninstallerのインストールと使い方

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デスクトップキャプチャ

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VLC media playerのインストールと使い方

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VLC media playerのインストールと使い方

VLC media playerは多様なコーデックを内蔵し、クロスプラットフォームに対応した多機能マルチメディアプレーヤー。
再生時のエフェクターだけでなく、レコーディングやエンコーディング機能も実装している。

Media Player Classic(MPC)と同様にDVD-Videoが再生可能なため、Windows Media Playerの定番代替アプリで、GPUによるデコードにも対応。

2016年7月現在のバージョンは2.2.4 コードネームWeatherwax。
インストールも必要なく、日本語にも対応しており、DVDやCDのほかISOファイルをはじめ一般的な動画や音声ファイルはほとんど再生可能。

システム要件

バージョン2.2.4現在

OS:Windows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1 /10(32&64bit)

※Windows95~Meで動作させる場合は「KernelEx」をインストールするか、VLCの旧バージョンを使用。

ソフトの入手先

VLC(Windows用) 公式ダウンロードページlink



VLCのインストール

VLCは32ビット版と64ビット版のインストーラーのほかに7zやZIP形式でも配布されているが、7zやZIPのフォルダにはインストーラー版にはない”spad-setup.exe” という実行ファイルがバンドルされている。
公式フォーラムではバージョン2.0.7でバンドルされている”spad-setup.exe”について、公式側が「ミスだった」と回答しており、「バージョン2.1.0で削除したい」との記述があるものの、現バージョンでも相変わらずバンドルされている。
このプログラムはスタートアップやサービスなどに登録されたファイルを削除するものらしいが、マルウェアのリスクもあるようなのでインストーラー版の使用を推奨。

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VLCのWindows用ダウンロードページにある「Download VLC」の▼をクリックしてドロップダウンリストを表示させ、任意の形式を選択する。

32ビット版のインストーラーを選択する場合は、ドロップダウンリストから指定せずに「Download VLC」をクリック。

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ダウンロードしたインストーラーを開くと、セキュリティ警告が出るので「実行」。
言語選択が「Japanese」になっていることを確認して「OK」。

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日本語のセットアップウィザードが開始するので「次へ」。

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ライセンス契約を確認して「次へ」。

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インストールするコンポーネントとファイルの関連付けの設定。
基本はデフォルトのまま「推奨」設定でOK。
ファイルの関連付けに関しては、チェックを外しても強制的にVLCに関連付けされるので、常時VLCを利用しない場合は、後から関連付けの変更が必要。

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インストール先を確認して「インストール」をクリックするとVLCのインストールが開始する。

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初回起動時のみ「プライバシーとネットワークポリシー」が表示されるので、ネットワークアクセスポリシーを任意で選択。
表示されているとおりメタデータの自動取得は便利な半面、セキュリティ面でのリスクがあるので、セキュリティを重視するならチェックを外しておいたほうが無難かも。

使用方法

VLCはマルチメディアプレーヤーなので、最もシンプルな使い方は動画ファイルや音声ファイルの再生。メジャーなファイルフォーマットにはほぼ対応しているので、再生で困ることはほとんどないはず。
また、CSSで暗号化されたDVD-Videoの再生も可能。

AACSで保護されたBlu-rayディスクに関してはVLCで再生できないが、無料のメディアプレーヤー「Leawo Blu-ray Player」で再生可能。

Leawo Blu-ray Playerのインストールと使い方

Blu-rayディスクの映画などにはAACSという強烈なプロテクトがかかっており、プレーヤーのバージョンがディスクのバー … “Leawo Blu-ray Playerのインストールと使い方” の続きを読む

再生

最も基本的なVLCの用途は動画の再生。
VLCをインストールする際にファイルの関連付けをしていれば、再生したいファイルをダブルクリックで開くか、再生したいファイルをVLCにドラッグアンドドロップで再生が開始する。

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関連付けされたファイルはアイコンがVLCに変わっている。

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再生したいファイルをVLCにドラッグアンドドロップするか、VLC本体のメニューバーにある「メディア」から該当の項目を選択。

ファイルを開く

動画ファイルを単体で読み込む場合に使用。

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同一フォルダ内の複数ファイルを同時に選択することは可能。
再生はファイル名の昇順で、半角英数しか認識しないため、「第1話」と「第10話」を同時に選択すると、「第10話」が先に再生されてしまう。

複数のファイルを開く

保存場所が異なる複数のファイルを開く場合に使用するものだが、プレイリストではないのでファイル名やボリュームラベルの昇順で再生される。

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「追加」をクリックして再生したい順にファイルを追加していくだけ。
リストから外したい時は該当するファイルを選択して「削除」をクリック。

フォルダを開く

フォルダ内にあるファイルを連続再生する場合やDVDファイル(VIDEO_TSフォルダ)を再生する場合に使用。

vlc015再生するファイルが格納されているフォルダを開いて「フォルダの選択」をクリック。
こちらも再生はファイル名の昇順なので、プレイリストを使用せず任意の再生順にするには、ファイル名を変更するしか無い。

ネットワークストリームを開く

インターネット上に保存されている動画ファイルの直接URLを入力してストリーミング再生を行うもので、Youtubeなどの動画をVLCで再生できる。
ただし、プロテクトがかかっているものは再生できないので用途は限定的。

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動画の配信が.wvxというファイル形式だったことでも話題になった、天皇陛下がお気持ち表明されたビデオレターは、Windows Media Player用のメタファイル。

VLCはwxvにも対応しているので、普通にダウンロードしたメタファイルを開くだけで動画が再生するのだが、仕組みはメタファイル内のURLをネットワークストリームで開いていることになる。
再生可能なURLであれば、URLを選択してコピー(Ctrl + C)して、VLC上でペースト(Ctrl + V)しても再生が始まる。

プレイリスト

プレイリストは再生するファイルを登録することで、任意のファイルを順番もしくはランダムに再生できる。

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プレイリストは操作ボタンに登録されており、ワンクリックで開くことができる。
また、メニューバーの「表示」から「プレイリスト」を選択するか「Ctrl + L」でも開く。

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プレイリストは別ウインドウで開くが、「表示」の「プレイリストをドッキング」にチェックを入れることでプレーヤーに統合され、画面を切り替えて操作するようにもできる。

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プレイリストにファイルを追加するには、任意のファイルをプレイリストにドラッグアンドドロップするか、プレイリスト上で右クリックメニューを出して「ファイルを追加」を選択。

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VLCに関連付けされているファイルであれば、右クリックメニューに「VLCメディアプレーヤーのプレイリストに追加」も使用可能。

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プレイリスト内のファイルはドラッグで順位の入れ替えが可能。

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プレイリストの項目は、項目名の箇所で右クリックメニューを出して変更可能。

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プレイリストはバックアップされず、VLCを閉じてしまうとリストは削除されてしまうので要注意。

クリアされたくないプレイリストは、「メディア」→「プレイリストファイルの保存」でリストを保存しておく。
.xspf という拡張子のファイルでプレイリストが保存され、このファイルをダブルクリックで開くとVLCがプレイリストを認識した状態で起動する。

メディアライブラリ

プレイリストは保存しない限り、VLCを閉じるとクリアされてしまうが、「メディアライブラリ」に登録したファイルは、VLCを閉じてもクリアされず、次回起動時にも読み込まれる。

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メディアライブラリへの追加はプレイリストと同様で、音楽ファイルなどはアーティストのフォルダごとまとめてドラッグアンドドロップで追加できる。

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メディアライブラリでは右クリックメニューからフォルダを作成することも可能だが、メディアライブラリ内にあるオブジェクト(ファイルやフォルダ)を1つ選択した状態でなければ、フォルダを新規で作ることができない。

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メディアライブラリのファイルはプレイリストにドラッグアンドドロップ、または右クリックメニューの「プレイリストに追加」で追加可能。

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メディアライブラリから再生するファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューの「再生」またはプレーヤーの再生ボタンで視聴できるので、繰り返し使用するプレイリストをメディアライブラリで作成するのもあり。

メディアライブラリの右クリックメニュー「プレイリストをクリア」は、メディアライブラリに登録されている全てのリストが瞬時にクリアされるので要注意。
項目の削除は「選択されたものをクリア」を使用。

マイビデオ・マイミュージック・マイピクチャー

マイコンピューターにあるマイビデオ・マイミュージック・マイピクチャーの各項目は、それぞれWindowsのライブラリにある「ビデオ」「ミュージック」「ピクチャ」フォルダが表示される。
保存されているファイルが自動的に読み込まれるので便利なのだが、Windowsの各フォルダはデフォルトで全てCドライブに保存されており、容量を圧迫するので使いづらい面もある。
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「ビデオ」「ミュージック」「ピクチャ」の各フォルダは、「Cドライブ」→「ユーザー」→「ユーザー名」のフォルダ内にあり、保存場所を移動するには、各フォルダを選択して右クリックメニューから「プロパティ」を開き、「場所」のタブから「移動」をクリックし、移動先を指定する。
注意が必要なのは作業をする前に、「Video」「Pictures」「Music」の各フォルダを移動先に作成しておくこと。
Dドライブ直下にフォルダを作成しようとして、Dドライブそのものを移動先に指定してしまったりすると後が面倒なので作業時は慎重に。

ドキュメントやビデオ、ミュージックなどの特殊フォルダは、普通にフォルダをカットアンドペーストで移動させても、Windowsが特殊フォルダと認識せず、VLCほかのアプリケーションでも表示されなくなるので要注意。

基本操作

プレーヤーの基本操作は「再生(一時停止)」「プレイリストの移動」「停止」「全画面表示」「エフェクト」「プレイリスト」「ループ」「シャッフル」で、普通に音楽や動画を視聴するには必要十分。

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操作アイコンはマウスオーバーで説明が表示される。

少々ややこしいのが「|◀◀「▶▶|」で、早送りやチャプターの移動ではなく、プレイリストの移動に使用する。
プレイリストを使用せず、メディアライブラリやマイミュージック、マイビデオに登録しているファイルを再生中にプレイリストの移動コマンドを使用すると、それぞれの項目内で他のファイルへ移動する。

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チャプター移動のコマンドは、DVD-Videoなどチャプターが設定されているメディアの再生時のみ表示される。

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早送りやスロー再生などは、メニューバーの「ツール」から「設定」を開き、「ホットキー」で操作するキーコマンドを確認できる。

再生時の主なホットキー

  • 一時停止(再生開始): Space
  • 早送り・巻き戻し: Alt + カーソルキーの右(早送り)と左(巻き戻し)
  • スロー再生: – (マイナスキー)
  • 倍速再生: +(プラスキー)
  • 通常再生: =(イコールキー)
  • 全画面表示: f
  • 全画面解除: ESC

「ホットキー」の画面で変更する項目をダブルクリックし、任意のキーを入力すれば変更も可能。

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ループは1項目のみを繰り返し再生と、全体を繰り返し再生の2種があり、シャッフルはプレイリストやメディアライブラリに登録されているファイルをランダムに再生する。

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エフェクトには「オーディオ」「ビデオ」「同期化」があり、オーディオエフェクトにはプリセットも用意されている。
オーディオエフェクトを使用する際には「有効化」にチェックを入れる。

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ビデオエフェクトには画質調整やノイズ低減、クロッピングなどがあり、オーディオエフェクトと同様、使用する際には各項目にチェックを入れて調整を行う。
画質や色味を修正は「基本」タブ行い、「基本」以外のタブではグレースケールや反転などフィルターの設定が可能になっている。

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「動画と音声」または「動画と字幕」にズレが生じている場合は、「同期化」のタブで調整が可能。
動画と音声の僅かなズレは、音声が先行している場合が多いので、「オーディオトラックの同期化」で数値を増やして音声を(遅延)させる。
動画の音声が遅延している場合は、数値をマイナスにして(先行)。

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表示させる操作アイコンはカスタマイズが可能で、使用頻度の高い操作を表示させることができる。
変更する場合は、メニューバーの「ツール」→「インターフェイスのカスタマイズ」を選択し、「ツールバーの要素」から追加する操作アイコンを「ライン1」もしくは「ライン2」にドラッグアンドドロップする。

レコーディング

VLCはレコーディングというビデオキャプチャ機能を実装しており、デスクトップやWebカメラの映像を録画できる。
レコーディング機能は再生中の動画も録画でき、処理的にはリッピングとは異なるが、映画館でビデオ撮影しているのと同じなので、CSSでプロテクトのかかっている映画などのDVD-Videoで使用すると、著作権法30条に抵触するので要注意。

デスクトップのキャプチャ

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デスクトップをキャプチャする場合は、メニューバーの「ファイル」から「キャプチャーデバイスを開く」をクリック。

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「キャプチャーボード」を「Direct Show」から「デスクトップ」へ変更。

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フレームレートを指定。
DVD-Videoのフレームレートは29.97fpsなので、毎秒29.97のフレームを表示していることになる。
フレームレートを高くすれば、より滑らかな動画になるが、動きの少ない箇所では無駄が多く、フレームレートに比例してファイルサイズも大きくなるので、高くすれば良いというものでもなかったりする。

フレームレートのおおよその目安はDVD-Videoと同じ30fps(30フレーム/秒)を上限として、それほど動きがないのであれば10fps前後で十分。

フレームレートを入力したら「再生」をクリック。

※「再生」ボタンの▼から「変換」を選択し、ファイル形式を指定してキャプチャを実行すると、現バージョン(2.2.4)ではVLCが強制終了してしまう。

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VLCの再生画面にデスクトップがフルスクリーンで表示され、「録画」ボタンをクリックするとデスクトップのキャプチャが開始する。

一時停止や終了も操作ボタンをクリック。

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キャプチャされたファイルは「マイビデオ(Windows10の場合はビデオ)」フォルダに保存される。

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保存されるファイル形式は.avi で、RV32という見慣れないフォーマットが使用されている。

1920×1080のモニタをフレームレート20fpsでキャプチャすると、20秒ほどの動画で3GBと巨大なファイルが生成されるので、キャプチャする際はHDDの空き容量に注意が必要。

再生中の動画のキャプチャ

ビデオデッキやHDDレコーダーのように、VLCは再生中の動画をビデオキャプチャーとして録画できる。
この機能はVLCで再生可能な動画であれば全て録画できるため、保護されているDVD-Videoを再生して録画すると、著作権法に抵触するので要注意

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録画の方法は「レコーディング」のボタンを押すだけ。
レコーディング開始のメッセージなどはでないが、ボタンに色がついて録画中であることが分かるようになっている。

再生ボタンをクリックしてから録画ボタンを押すと1秒ほど動画が進んでしまうので、ビデオテープやカセットテープの時のダビングと同じ要領で、一時停止の状態にしてから録画ボタンを押してから再生するとスムーズ。

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録画を終了するには「停止」ボタンをクリック。
キャプチャされたファイルは「マイビデオ(Windows10の場合はビデオ)」フォルダに保存される。

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ファイルフォーマットは指定できず、オリジナルのフォーマットで保存される。

WEBカメラの録画

キャプチャの対象をUSBデバイスに変更することで、USB接続されたWEBカメラからの録画も可能。
ただし、録画したファイルは破損率が高く、VLCでは再生可能でも、他の編集ソフトで読み込めないケースが多いため、使用の際は要注意。

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キャプチャモードは「DirectShow」のままで、「ビデオデバイス名」を「Default」から「USBビデオデバイス」に、音声も同時に録音するなら「オーディオデバイス名」も「Default」から「マイク(USBデバイス)」に変更して、「再生」をクリック。

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WEBカメラからの映像がVLCに表示され、「レコーディング」ボタンをクリックすると録画が開始する。

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録画フォーマットは無圧縮のAVIファイルで、ビデオコーデックはYUY2、音声コーデックはPCM。
WEBカメラの解像度も関係してくるが、無圧縮ファイルなのでファイルサイズが極端に大きくなる。わずか10秒程度で100MBくらいになったりするので、保存領域の空き容量には注意が必要。

エンコード

VLCには動画フォーマットの変換機能も備わっており、手軽にファイルをエンコードできる。
ただ、正常にエンコードできなかったり、エンコーディングのクオリティも優れているわけではないので、Freemake Video Converter や XMedia Recodeの使用を推奨。

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メニューバーから「変換/保存」を選択。

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「ファイルの選択」の箇所に変換する動画をドラッグアンドドロップするか、「追加」ボタンから任意のファイルを指定して、「変換/保存」をクリック。

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設定画面が表示されるので、「プロファイル」から変換したいファイルフォーマットを選択し、「出力ファイル」の「参照」をクリックして、ファイルの保存場所とファイル名を指定して「開始」。
エンコーディングの進行状況はプログレスバーで表示される。

「出力の表示」にチェックを入れると、エンコード作業中に動画が表示されるが、動画が止まった状態で音声のみが再生されたりするので、チェックは外したままでOK。
「デインターレース」はインターレース解除なので、アナログ放送を録画した動画などをプログレッシブ化する場合はチェックを入れる。

エンコードの設定を行う場合は、「プロファイル」の横にある「ツール」アイコンをクリック。

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ファイルフォーマットのほかコーデックやビットレートなどを設定できる。

GPUデコード

VLCは一部のファイルフォーマットでGPUデコードに対応しており、動画再生時にCPUの負担を軽減し、よりスムーズな再生環境を得ることができる。

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メニューバーの「ツール」から「設定」を選択し、「入力/コーデック」の設定画面を開く。

「コーデック」の項目にある「ハードウェアアクセラレーションによるデコード」が初期値で「無効」になっているので、「自動」もしくは「DirectXビデオアクセラレーション」を選択。

GPUデコードに対応しているのは、MPEG-1 、MPEG-2 、WMV3、VC-1、H.264(MPEG-4 AVC)のみだが、主要なコーデックはサポートしているので、グラフィックカードなどでGPUを実装しているPCなら使って損はない。
無論、すべてのグラフィックカードに対応しているわけではないので、詳細は下記ページを参照。

VLC GPU Decodinglink

スキンの変更

VLCのデザインはシンプルで実用的だが、洒落っ気があまりないので、スキンを追加してイメージを変更することもできる。

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メニューバーの「ツール」から「設定」を選択し、「インターフェイス」の「ルックアンドフィール」で「カスタムスキンを使用」にチェックを入れる。

VLCスキンWebサイトのリンクが出るのでクリックして開く。

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開いたページにいろいろあるので、取り敢えず上部にある「here」のリンクをクリックして全てダンロード。

zipファイルがダウンロードされるので解凍。

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設定画面の「選択」から解凍したフォルダを選択し、任意のスキンを指定したら「保存」してVLCを一旦、閉じる。

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次にVLCを起動すると設定したスキンが読み込まれる。

様々なスキンがあるものの、基本的には日本語には未対応で、操作にも癖があったりする。
好き嫌いの別れるところだが、再生以外の機能を使用する頻度が高ければ、デフォルトが最も使い勝手が良い気がする。

スキンをデフォルトに戻す場合は、「設定」の「インターフェイス」の画面で「ルックアンドフィール」の項目を「ネイティブスタイルを使用」に戻すだけ。
ただし、スキンを変更した時点で、メニューバーがなくなることが多く、設定画面を出すのが大変だったりするので、ビギナーは要注意。





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