EaseUS Todo PCTrans Pro のインストールと使い方

Index

EaseUS Todo PCTrans Pro の特徴
開発元
ダウンロード
システム要件
移行可能な OSの制限
インストール
Todo PCTrans の使い方 – PCから PCへ
Todo PCTrans の使い方 – バックアップと復元
Todo PCTrans の使い方 – アプリの移行
Todo PCTrans の使い方 – データレスキュー
Todo PCTrans の使い方 – クリーンアップ
Todo PCTrans の使い方 – プロダクトキー
購入方法
製品のアクティベート
サブスクリプションのキャンセル

EaseUS Todo PCTrans Pro の特徴

ローカルネットワークに接続されたパソコン間でアプリやデータを移行
ユーザーアカウントの移行もサポート
ISOイメージファイル経由でのデータ移行（バックアップと復元）も可能
インストールされているアプリをローカルディスクの別ドライブに移動
正常に動作しないパソコンのドライブからデータを移行
不要ファイルの削除モジュールも搭載
正常に動作しないパソコンのドライブからデータを移行
Windows や MS Office などのプロダクトキーを表示

Todo PCTrans は古いパソコンから新しいパソコンにアプリやデータを移行するアプリで、システム（OS）の移行（クローン）は OS2Go や Todo Backup / Partition Master を利用する。

無料版は EaseUS Todo PCTrans Free のインストールと使い方を参照。

開発元

開発元：CHENGDU YIWO Tech Co., Ltd
開発元の拠点：中国

ダウンロード

EaseUS Todo PCTrans Pro 公式サイト

システム要件

バージョン：13.0
OS： Windows XP/ Vista/ 7/ 8.x/ 10/ 11

移行可能な OSの制限

Todo PCTransで移行できるのは、同一バージョンか新しいバージョンの Windowsで、古いバージョンの Windowsへは移行できず、64-bitから 32-bit環境への移行も不可。

Windows 10 → Windows 10/ 11
Windows 8.1 → Windows 8.1/ 10
Windows 8 → Windows 8/ 8.1/ 10
Windows 7 → Windows 7/ 8/ 8.1/ 10
Windows Vista → Windows Vista/ 7/ 8/ 8.1/ 10
Windows XP → Windows XP/ Vista/ 7/ 8/ 8.1/ 10

32-bitの Windowsから 64-bitの Windows環境へも移行できるが、アプリに互換性がない場合は手動でのインストールが必要になる。

インストール

「PCから PCへ」利用時
ネットワーク経由での転送は「移行元」と「移行先」のパソコンに Todo PCTransをインストール。
「バックアップと復元」利用時
イメージファイルを使用したデータ移行は「移行元」のパソコンに Todo PCTransをインストール。
「データレスキュー」利用時
問題のあるディスクを接続するパソコンに Todo PCTransをインストール。

移行元・移行先にインストールした Todo PCTransは、同じライセンスコードでアクティベートできる。

公式サイト の「無料ダウンロード」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

使用許諾書とプライバシーポリシーに問題なければ「今すぐインストールする」でインストールを実行

カスタムインストール では使用言語とプログラムの保存先を変更できる。

インストールが完了したら「今すぐ始める」。

Todo PCTransは起動時にユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されるので「はい」で許可。

Todo PCTrans の使い方 – PCから PCへ

PCから PCへ は LAN経由でデータを転送するモジュールで、同一のローカルネットワーク上にあるパソコン間で利用できる。

転送元・転送先のパソコンに EaseUS Todo PCTransをインストール後、左サイドパネルの PCから PCへ を選択し、「転送先」のパソコンで 接続確認 をオンにして認証コードを発行後「スタート」。

転送元・転送先のパソコンを選択。

転送元のパソコンで転送先の認証コードを入力して接続。

転送可能なデータが表示されるので、アプリ・ファイル・アカウント から転送するアイテムをチェックして「転送」。

移行元の環境全体を転送する場合は、「対応済」のアプリ・移行するファイル・検出されたアカウントをすべて選択する。

Microsoftアカウントを転送しても資格情報などは転送されない。

転送元からデータの転送が開始。

転送が完了すると転送先の EaseUS Todo PCTransで「再起動」をクリックしてパソコンを再起動。

転送したアプリは再起動後にログインや認証が必要だが、Thunderbirdなどメールクライアントのメッセージ、ブラウザのブックマークなど、各アプリのデータや設定は引き継がれる。

アカウントを転送すると移行元のアカウントがローカルアカウントとして追加されるが、アクセスできないので、コントロールパネル の ユーザーアカウント で削除する。

Todo PCTrans の使い方 – バックアップと復元

バックアップと復元 は移行するデータをイメージファイルで出力し、移行先のパソコンで復元するモジュールで、出力したファイルを保存できるリムーバブルデバイスやクラウドストレージが必要。

転送元・転送先のパソコンに EaseUS Todo PCTransをインストール後、左サイドパネルの バックアップと復元 を選択し、出力先を指定して「確認する」。

出力先はシステムドライブ以外のストレージを指定。

転送可能なデータが表示されるので、アプリ・ファイル・アカウント から転送するアイテムをチェックして「バックアップする」。

イメージファイルの作成が開始。

バックアップが完了したら「ファイルを一覧」をクリックし、出力されたイメージファイルと PCTrans_setup をリムーバブルデバイスやクラウドストレージに保存し、移行先のパソコンにコピー。

リストアの手順 に操作方法が記載されている。

移行先のパソコンでコピーした PCTrans_setup を起動し、認識したバックアップファイルを「復元」。

Todo PCTrans の使い方 – アプリの移行

アプリの移行 は Cドライブにインストールされているアプリをローカルディスクの別ドライブに移動するモジュールで、移行先に Cドライブ以外のドライブが必要。

外付けHDDにも移動可能。

左サイドパネルから アプリの移行 を選択して「スタート」。

左サイドパネルからアプリがインストールされているドライブを選択。

移行するアプリを選択して移行先のドライブを指定後「転送」で実行。

Windows Appは移行するとエラーになるため Clipchamp など、Windows Appは表示されていても選択しないようにする。

移行が完了したら「OK」で再起動を促すダイアログが表示されるので「再起動」。

指定した移行先に Program Files フォルダが作成されて指定したアプリが移行する。

移行したアプリは従来どおり スタート やショートカットから起動でき、移行先を Cドライブに変更して再実行すれば元の状態に復元できる。

Todo PCTrans の使い方 – データレスキュー

データレスキューは正常に動作しないパソコンからストレージを取り出し、正常に稼働しているパソコンに接続してデータを移行するモジュール。

ストレージを取り出せないノートPCなどでは利用できず、ストレージが物理的に破損している場合や、データ自体が破損している場合など、Todo PCTransがデータを認識できないと移行できない。

稼働しないパソコンのディスクを正常に稼働するパソコンに接続し、Todo PCTrans を起動して左サイドパネルの データレスキュー を開いて「スタート」。

手順を確認して「スキャン」。

ディスクを検出したら「続ける」。

移行するアプリやデータを選択して「復元」で実行。

Todo PCTrans の使い方 – クリーンアップ

クリーンアップ は不要なファイルなどを削除するユーティリティモジュール。

システムのクリーンアップ
一時ファイルなど不要なファイルを削除。
大容量ファイルクリーンアップ
ファイルサイズが大きなファイルをリストアップする。
リストアップされたファイルが不要なわけではないので、ファイルの削除や移動はユーザー判断。
アプリケーションの管理
アプリをアンインストールができる。