フリーソフト使用時の基本

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フリーソフトは玉石混交のため、優れたアプリが無償で提供されている一方、アドウェアやサードパーティ製アプリのバンドル、マルウェアの偽装なども多いので「使える・使えない」というレベルではなく、1つ間違えると痛い目をみる可能性があるという認識が必要。
また、一般的にサポートはなく、アプリの動作が不安定だったりバグもあったりするので、無料で利用する代償は最低限度のコンピュータリテラシーだったりする。

よくバンドルされているアプリがインストールされたといって、アプリの評価を下げたり、叩いたりする人を見かけるが、それは自身の迂闊さが招いた結果であって、アプリを批判するのはまったくの筋違い。
確かにマルウェアに近い悪質なアプリも存在するが、セットアップ時のバンドルアプリを誤ってインストールして腹を立てるくらいなら、フリーソフトの使用は避けるべきかも。



ソフトのインストール

PCでソフトを使用するには基本的にインストールという作業が必要で、通常はインストーラーというインストール専用のプログラムをダウンロードして実行する。
また、インストールが必要のないソフトはZIPファイルで公開されていることが多く、その場合はダウンロード後に解凍して使用する。

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左はインストーラー、右がZIPフォルダ。
中にはZIPフォルダを解凍するとインストーラーが入っていることもある。

インストールが正常に終了したら、インストーラーは不要なので削除しても構わないのだが、フリーソフトは突然有料化したり、公式サイトがいきなり閉鎖することもあるので、インストーラーをバックアップしておくと意外と重宝する。

インストーラーの場合は、起動するとアプリケーションを保存する場所や、アプリケーションの構成などを設定する「セットアップウィザード」が開始することが多く、予期せぬアドウェアやスパイウェアの類は、このセットアップウィザードをよく確認せず「次へ」で進んでいると同時インストールされる。
つまり、大抵の場合はユーザー自らがインストールを許可しているのであって、勝手にインストールされているわけではない。

マルウェアでなければセットアップ時のバンドルアプリは回避できるのだが、最新のセキュリティソフトがインストールされている環境では、怪しいファイル・疑わしいプログラムとしてダウンロードやインストール時に検出されることが多いので、フリーソフトを使用するなら始めにセキュリティソフトの導入を強く推奨。

アドウェアや別アプリ(追加ソフト)のインストールは、デフォルトでインストールを「許可」するにチェックが入っているので、セットアップウィザードで「推奨インストール」を選択すると同時インストールされるので注意が必要。
この「推奨」とはユーザーに推奨される環境ではなく、開発者にとってメリットのある推奨環境だと思ったほうが良いかも。

ZIPファイルで提供されているアプリケーションは、インストールするアプリケーションと異なり、スタートメニューへの登録やデスクトップへのショートカット作成などがなく、また、インストールするアプリはCドライブのProgram Filesフォルダに保存されるが、ZIPファイルで提供されているアプリは、解凍した場所に実行ファイル(アプリケーション本体)が保存されるため、任意の保存場所で管理する必要がある。

前述のとおり、フリーソフトは玉石混交で優れたものもあれば、マルウェアが偽装しているものもあり、使用する際には細心の注意を払うべきもので、一昔前まではZIPファイルで配布されているものに、マルウェアが仕組まれていることが多かったため、セキュリティ面からシステムドライブ(Cドライブ)に保存するのではなく、パーティションで区切った別ドライブ、または増設したドライブに専用のフォルダを作成して保存することが推奨されていた。
無論、いまでもZIPファイルにマルウェアが仕組まれていることは多いものの、現在のマルウェアは別ドライブに展開したからといって回避できるほど軟弱ではないので、先ずセキュリティソフトでしっかりとガードすることが肝心。

安全が確認されたアプリケーションであれば直接「Program File」フォルダに保存しても差し支えないが、Cドライブに「zip Program」など分かりやすい名称のフォルダを作成して、インストーラーのないアプリケーションをまとめるのも良いかも。

ソフトウェアのアンインストール

不要なソフトは極力削除しておいたほうが良い。特にユーティリティ系のソフトは常駐タイプがあり、使用しなくても自動的に起動してシステムリソースを消費するので、PCにも断捨離が必要。

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インストールしたアプリケーションは「コントロールパネル」にある「プログラムと機能」からアンインストールする。
インストール時にインストーラーを使用しなかったアプリケーション、別の言い方をすれば他にファイルを撒き散らかさずに動作しているソフトは、該当アプリケーションがあるフォルダを削除するだけでOK。

ただし、「プログラム(アプリケーション)の追加と削除」を使用しても、インストールした全てのファイルが削除されるわけではなく、一部のファイルやフォルダ、レジストリが残っていることが多いため、気になるようならアンインストーラーを拡張するGeek Uninstallerの使用を推奨。

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ソフトウェアの更新

市販の有料ソフトと同様、フリーソフトもバージョンアップにより進化していくのだが、フリーソフトの場合、多くはバグフィックスという不具合の修正が行われて新バージョンが公開されるため、特段の理由がない限りはバージョンアップした方が良い。もちろんバグフィックスだけでなく、機能が追加される事も多い。
プログラムの更新はソフト起動時にメッセージを出すものもあれば、オフィシャルページで確認が必要なものもある。

ただ、稀にアップデートしてアプリケーションの動作が不安定になることがあるので、更新して動作が不安定になった場合は、一度対象のアプリケーションをアンインストールし、更新前の安定していたバージョンを再インストールする。
このようなケースの多くは、バグフィックスした新バージョンが程なく公開されている。

ベータ版(試用版)とステーブル(安定)版の違い

フリーソフトをダウンロードする際、「Beta0.7xx」というような表記を見かけることがある。
このBeta(ベータ)版とは別名を「人柱版」ともいい、正式リリース前の試用版のことで、隠れたバグの発見などを目的として提供されている。
このBeta版に対してStable版というものが存在し、文字通りバグフィックス(不具合の修正)された安定版で、Beta版が存在しない場合は安定版だと思ってOK。

大雑把に換言すると、ベータ版は最新の機能を使用できるがリスキーで、安定版はリスクは少ないが新機能を使えない。
どちらを使用するのかはユーザー判断。

有料版などの購入について

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