RichCopyのインストールと使い方


RichCopyはマイクロソフト純正のフォルダ同期(バックアップ)ソフト。
マイクロソフトの田丸氏が2001年に制作したユーティリティソフトで、2009年まで更新されており、最後のバージョンは4.0.217.0。

リモートのファイルサーバ同士のフォルダ同期が本来のコンセプトなのだが、ローカルフォルダの同期にも使用でき、コピー元とコピー先のデータを比較して同期することが可能なため、無駄な上書きが発生せず、効率的に更新されたファイルだけが同期される。

初めに設定しておけば、後はワンクリックでフォルダの同期が開始する、至れり尽くせりのバックアップ支援ユーティリティソフトなので、使い方はいろいろ。
自宅のNASやファイルサーバへのバックアップのほか、NetDriveなどでマウントしたネットワークドライブへの同期も可能なため、大容量のクラウドストレージへのバックアップにも最適。

システム要件

OS:Windiws XP / Windows7 / Windows10 で動作確認済み

ソフトの入手先

RichCopy 公式ダウンロードページ





RichCopyのインストール

RichCopyはマイクロソフト製といっても、マイクロソフトのサポートが受けられるわけではなく、ダウンロードURLもマイクロソフトの管理者向けWEB情報誌 TechNetマガジンに記載されているだけ。

ダウンロードしたインストーラーを起動すると、ZIPファイルの解凍が始まり、RichCopyのインストーラーが入ったフォルダが展開。
セットアップは全て英語だが、インストール後は日本語表記になる。

TechNetマガジンのRichCopyのページにある「コードのダウンロード:HoffmanUtilitySpotlight2009_04.exe (5,896 KB) 」をクリックすると自己解凍ファイルのダウンロードが開始する。

「HoffmanUtilitySpotlight2009_04.exe」という名称の自己解凍ファイルがダウンロードされるので起動。
セキュリティ警告がでたら「実行」。

EULA(使用許諾書)が表示されるので問題なければ「Yes」。

Windows10では表示されている文字が潰れて判別不能。

解凍先の指定なので「…」をクリックし、デスクトップなど分かりやすいところを指定したら、左側が「OK」ボタンをクリック。

解凍が完了すると指定した保存先に「HoffmanUtilitySpotlight」というフォルダが作成される。

「HoffmanUtilitySpotlight」フォルダの中にあるインストーラー「Setup.exe」を起動。

RichCopyのセットアップウィザードが起動するので「NEXT」。

「あなたのコンピュータにRichCopyをインストールします~」みたいな事が書かれているので「Next」。

EULAが表示されるので問題なければ「I Agree」にチェックを入れて「Next」。

インストール先を指定。
デフォルトのままならCドライブのProgram Filesなので、変更する場合は指定して「NEXT」。

インストールの準備ができたので、「Next」をクリックするとインストールが開始する。

これでインストール完了。
「Close」をクリックしてセットアップウィザードを閉じる。

使用方法

基本的な操作は「コピー元」と「コピー先」を設定して「コピーの開始」をクリックするだけ。
設定した条件はファイルとして保存可能で、異なった条件設定をした場合も、ファイルを呼び出してワンクリックで同期をとることができる。
また、より詳細な設定が可能なアドバンスモードも用意されている。

RichCopyを起動したら、上部右にあるフォルダアイコンの「コピー元(1)」「コピー先(2)」をクリックして、同期をとるフォルダを指定する。

「コピー元」または「コピー先」をクリックすると、ツリー階層のウインドウが開くので、同期の対象フォルダにチェックを入れて「OK」。

同期するフォルダを指定したら「オプション」をクリックすると「ファイルコピー設定」の画面になるので、各項目をチェックして必要なら変更する。

設定したコピーの条件をデフォルトとして保存する場合は、「デフォルト」をクリック。
デフォルトにすると、次回からRichcopyを起動した時点で、設定したコピー条件が読み込まれるようになる。

また、「新規」をクリックすると新たにデフォルトが作成されるため、条件の異なる設定をデフォルトとして登録することが可能。

設定したコピー条件は、コピーオプションとして選択が可能になる。

設定が終了したら「▶」の開始ボタンをクリックするだけ。

設定は初めだけなので、次回からはRichcopyを起動して開始ボタンをクリックすると、設定条件に基づきファイルの同期が始まる。

設定したコピー条件をデフォルトではなく、別に保存したい場合は、「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択するか、フロッピーディスクのアイコンをクリックすると、コピーオプションがファイルとして保存される。

保存したコピーオプションを呼び出す場合は、「ファイル」から「開く」を選択するか、左から2つ目のフォルダにチェックの入っているアイコンをクリックし、保存されているファイルを指定すればOK。

処理中は中央ペインに進捗状況、下ペインにログが表示される。

ネットワーク上のフォルダ同期

サーバとクライアントPCの他、複数のPCでネットワークを構築した環境でRichCopyを使用する場合、UNC(Universal Naming Convention)を入力し、RichCopyにネットワーク上のPCと対象フォルダを認識させる必要がある。
また、コピー元のPCからコピー先のフォルダが見え、書き込みが可能であることが前提条件になる。

「コピー元」または「コピー先」のいずれかがネットワーク上にある場合、「コピー元」もしくは「コピー先」のいずれかをクリックしてツリー階層の画面を開き、「接続」をクリックする。

すでにネットワークドライブとしてマウントされている場合は、ローカルPCと同じ手順でフォルダの指定が可能。

「接続」をクリックすると左図のように対象フォルダのパス入力を求められるため、UNCを入力して「OK」をクリックする。

UNCが分からない場合は、通常のウインドウでネットワーク上の対象フォルダを開くと、フォルダのパスが表示される。

一見するとパスの体裁をしていないが、アドレスバーをクリックするとパスで表示されるので、パスを選択した状態でコピー(Ctrl + C)する。

RichCopyに戻り、アドレスバーに表示されたパスをペースト(Ctrl + V)して「OK」をクリックすれば、RichCopyがネットワーク上のフォルダを認識する。

UNCを入力すると、ツリー階層の画面で入力したフォルダが表示される。
ここでは対象フォルダにチェックが入っていないが、すでにパスを入力してあるため、そのまま「OK」をクリックする。

「コピー元」と「コピー先」を指定し、必要に応じて差分コピーなどのオプション設定をしたら、後は開始ボタンをクリックするだけ。









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