画像のサイズ変更 や リネーム , エフェクト , フォーマットの変換 ができる 日本語をサポートした 無料の 画像リサイズアプリ
Fotosizer は 無料で利用できるマルチランゲージをサポートした 英国産の画像サイズ変更アプリで、リサイズ のほか リネーム , 余白の追加 , エフェクト機能 なども実装している。
システム要件
バージョン 3. 13. 0 現在
OS: Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 ( 32 & 64 bit )
メモリ : 128MB 以上
Microsoft .NET Framework 2.0 以上
ソフトの入手先
Fotosizer Standard Edition ダウンロードページ
Fotosizer Standard Edition のインストール
Fotosizer のインストールは 日本語化された セットアップウィザード形式で アドウェア や サードパーティ製アプリのバンドルなどは含まれていない。
ダウンロードページ から Standard Edition の「 Downloard Now 」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
インストーラーを起動して ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。
言語選択画面は 日本語 で「 OK 」。
セットアップウィザードが開始するので「 次へ 」。
使用許諾書の内容を確認して問題なければ「 このライセンス契約に同意します 」にチェックを入れて「 次へ 」。
インストール先に こだわりがなければ デフォルト設定で「 次へ 」。
追加するタスクを選択して「 インストール 」。
「 完了 」でセットアップウィザードが終了して インストール完了。
Fotosizer Standard Edition は 起動時に毎回 プロダクトキーの入力画面が表示されるので「 続行 」をクリック。
Fotosizer Standard Edition の使い方
Fotosizer は Ralpha Image Resizer をグラフィカルにしたようなアプリで、画像サイズの変更も 拡大率 や 縦横が連動したサイズ指定のほか 長辺基準・短辺基準 , クロッピング などが選択でき、使用頻度の高い リサイズ や リネームの設定 は プロファイルとして登録することもできる。
Fotosizer がサポートしているファイル形式
基本操作
リサイズ・リネーム ともに ファイルを追加 → 条件を設定 → 出力 の3ステップ。
画像ファイル または 画像ファイルが格納されているフォルダを Fotosizer にドラッグ で 追加するか、 Fotosizer 下部のメニューから 追加するファイル や フォルダを指定。
右ペインにあるメニューから 条件を設定。
「 スタート 」で出力開始。
サイズ変更の設定
Fotosizer のサイズ変更設定には フィット・ストレッチ・面・パッド・作物 ( クロップ ) がある。
フィット ( Fit )
一般的なリサイズアプリで使用されている設定と同じで ソース画像のアスペクト比を維持してサイズを変更する。
カスタムサイズ では 使用する単位をリストから選択して 横・縦 いずれかの値を入力すると、アスペクト比が維持されるため 入力した値に合わせて 一方の値が自動入力される。
縦向きの画像をの場合は 設定したアスペクト比を 縦・横 入れ替える場合は 方向による逆 幅と高さを有効にする。
デフォルト設定 では ソース画像が 指定サイズよりも小さい場合は 指定サイズに拡大されてしまうため、拡大したくない場合は 小さい場合に拡大しない にチェックを入れて有効にする。
プリセットサイズ には 使用頻度の高い 規定サイズが登録されているので 使用する場合は プリセットサイズ にチェックを入れて リストから任意のサイズを選択する。
ストレッチ ( Stretch )
ソースのアスペクト比 を無視して 指定サイズへ 拡大縮小を行う。
カスタムサイズでは 使用する単位をリストから選択して 横・縦 の 値を入力。
面 ( Side )
面 ( Side ) は 長辺 ・短辺 または 横・縦 いずれかのサイズを指定するもので アスペクト比は維持される。
フィット は リサイズ後のサイズが指定したサイズを超えないよう 縦・横 いずれかのサイズに合わせるのに対して 面 は指定した 辺 に合わせてリサイズされる。
パッド ( Pad )
パッドは サイズが異なる複数画像のリサイズで ソースの アスペクト比が維持できない場合に 余白を追加して 指定した画像サイズに変更する。
追加する余白は ポジション でバランスの変更、背景色 で 色の変更ができ、PNG や GIF など 透明の背景色 が使用できるファイル形式は 透明の指定もできる。
フィット と同じく リサイズ後のサイズが指定したサイズを超えないよう 縦・横 いずれかのサイズに合わせて調整が行われるが、リサイズ後の画像サイズはすべて同じになる。
作物 ( Crop )
作物 は Crop の翻訳ミスで 正しくは 動詞の「 切り取り 」。
ポジションで指定した ポイントを中心に 設定サイズに 切り取りを行う。
クロップ画像の縮小は行わず 指定したサイズで切り取る。
エフェクト・回転
エフェクト は 白黒 , ネガ , セピア などの加工、回転 は 画像の向きを変更する。
エフェクトは使用する 効果 にチェックを入れる。
回転 は 回転 ・水平方向に反転 ( 水平鏡像反転) ・フリップ垂直 ( 垂直鏡像反転 ) から使用する項目にチェックを入れ 回転 のみ 角度を指定する。
その他
その他 では出力する画質の設定 や 印刷解像度 を指定する。
デフォルトの画質設定は ソースの 75% の品質 になっているため ソースの画質を維持したい場合は 元の画像品質の圧縮に一致 を選択。
印刷用解像度
PC で扱う画像データは 96dpi が多く デジカメでは 72dpi のものも少なくないが、印刷物として A4 サイズに出力する場合は 350 dpi 程度が推奨されている。
宛先設定 ・リネーム
宛先設定では リサイズしたファイルの保存先 と ファイル名のルール を設定でき、リサイズの条件を 倍率 100 % にするとリネームのみ実行することもできる。
宛先フォルダ で指定した フォルダに リサイズ後の画像が保存される。
リサイズ時にファイル形式を変更する場合は 出力フォーマット のリストから 選択。
出力するファイル名はデフォルトで 元と同じ ため 出力先に ソースと同じファイル名で保存される。
カスタム
カスタム では 任意のファイル名 や 変数を使用した 連番 などを設定できる。
ファイル名を ファイル名のマスクに入力。
ファイル名には 連番 や 日付の 変数を使用できる。
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