Tutanota – secure email service の 設定と使い方

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エンドツーエンドの自動暗号化機能で メールを保護する 無料メールサービス

Tutanota ( トゥータノータ ) は ドイツを拠点にした企業で エンドツーエンド ( E2E ) でメールを暗号化するだけでなく、ログの保存や トラッキングを行わない プライバシー保護を重視した 無料の 匿名メールサービス。

Tutanota は 一般的な メールサービス で使用されている通信プロトコル IMAP / POP3  を使用していないため Thunderbird や 別のウェブメールで受信することはできないが、ブラウザでのアクセスのほか 独自のオープンソース デスクトップアプリも提供されている。

古くは 2014年に Microsoft が Hotmail ユーザーのメールを閲覧し、2018 年には Google が Gmail をサードパーティに Gmail の閲覧を許可していたことが発覚。

Microsoft、ユーザーの Hotmail 閲覧について説明  link

Google は本当に外部の開発者に Gmail のスキャンを許可していたのか? link

サービスを提供している企業だけでなく、UKUSA 協定 を起源する 5 アイズ アライアンス ( アメリカ , イギリス , カナダ , オーストラリア , ニュージーランド ) や 9 アイズアライアンス ( フランス , デンマーク , ノルウェー , オランダ ) など  政府による シギント もあり、情報収集や監視の協力関係を結んでいたりと 小説や映画の世界が現実になっている。

Tutanota は個人利用の場合  1 ユーザー  1 アカウントのみ 1 GB の容量を Tutanota ドメインに限り無料で利用できる。

無料アカウントは 6 ヶ月間 使用していないと自動的に削除される。 

アカウントの登録 / ソフトの入手先

Tutanota 公式サイト link



Tutanota の 新規登録

Tutanota は アカウント作成後 アカウントが承認されるまで 48時間の待機時間が必要なため 作成後すぐには利用できない。

アカウント作成途中で パスワード や 二段階認証 を失念した場合でも アカウントにログインできる 最終手段「 リカバリーコード 」が表示されるので 必ず コードを保存しておく。

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Tutanota 公式サイト link

Tutanota の公式サイトにある「 新規登録 」をクリック。

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「 Free 」を選択。

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無料アカウントのダイアログが表示されたら「 OK 」。

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アカウント名を入力して Tutanota ドメインのメールアドレスを作成し パスワードを設定。

契約条件 と プライバシーポリシー , 年齢 を確認後 問題なければ チェックして「 次へ 」。

匿名性を優先させるのであれば アカウントには 名前 など個人を特定できる情報の使用は避ける。

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同時に複数の PC で Tutanota のアカウント作成画面にアクセスしていると 不正と見做され ブロックされるので 要注意。
「 別のインターネット接続を使用してください。」と表記されているが VPN 接続の状態でも アカウントは作成可能。

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表示されている時刻を hh:mm の形式で入力して「 OK 」。

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「 リカバリーコード 」が表示されるので 必ず コードを保存 , もしくは ページを出力しておく。

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パスワードを入力して「 ログイン 」。

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新規作成した アカウントは 48時間後に自動承認され、承認されるまではメールの送受信など利用できない。

Tutanota デスクトップクライアント のインストール

Tutanota デスクトップクライアント は Tutanota のメールサーバへアクセスする専用アプリで 現在は オンラインでのみ利用可能。

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Tutanota 公式サイト link

Tutanota 公式サイトのトップページを 少し下にスクロールしたところにある プラットフォームの Windows アイコンをクリックすると インストーラーのダウンロードが開始する。

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インストーラーを起動すると 日本語化された セットアップウィザードが開始。

インストールする Tutanota デスクトップクライアントを使用するユーザーを選択して「 次へ 」。

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インストール先の指定。
こだわりがなければデフォルトのまま「 インストール 」。

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「 完了 」でセットアップが完了。

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ブラウザでアクセスした時と同じ画面が表示されるので ログイン情報を入力して「 ログイン 」。

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レスポンシブデザインの メールクライアントが起動したら インストール完了。

メールクライアントも アカウント作成後 48時間 は利用不可。

Tutanota の使い方

Tutanota の送受信は TLS で通信が暗号化され、更に メール と 添付ファイル を暗号化して 送信するだけでなく、受信した メールも Tutanota のサーバで暗号化して保存されており、送受信されたメールから IPアドレスを取得せず ログも保存されないため、メールの内容はもとより送信者の匿名性も確保されている。

通信は常時 TLS で暗号化されるが メールの暗号化は 任意で選択可能で、基本操作 は メール暗号化の選択が追加された程度で Gmail など一般的なウェブメール と大差ない。

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メールクライアント も ブラウザ と同じ レスポンシブデザイン になっており ウインドウの横幅に応じて メニュー や 本文表示 の体裁が変化する。

ユーザーインターフェースは シンプルにまとめられて使い勝手が良く 直感的に操作できる。

メールの送信

メールの暗号化は アイコンをクリックするだけで 有効 / 無効 を切り替えることができる。

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ブラウザ や メールクライアントの 横幅 が 1140px 以上の場合は 左ナビゲートメニュー の上部に「 新規メール 」のボタンが表示される。

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横幅 が 1140px 未満の場合は 左上に 新規メール作成の アイコンが表示される。

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新規メールの作成画面が開くので「 送信先 」に 相手のメールアドレス を入力。

メールを送信すると 送信先のアドレスは自動的に連絡先へ登録され、次回以降は オートコンプリート機能が有効になるので、一度メールを送信した相手であれば アドレス の 先頭文字 を入力すると 候補が表示される。

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CC や BCC は「 送信先 」の右にある「 表示 」をクリックすると 入力ボックス が展開する。

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複数のアドレスに同時送信する場合は カンマ「 , 」で区切って追加する。

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「 送信先 」に入力したアドレスを 削除する場合は アドレスをクリックして表示されるメニューから「 削除 」を選択。

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Tutanota はデフォルトで メール本文 と 添付ファイルの暗号化が有効になっており「 送信先 」を入力すると パスワード の設定項目が表示される。

設定したパスワードは 別途 メールの送信先に通知が必要。
暗号化の 有効 / 無効 は 「 件名 」の箇所に表示されている 南京錠のアイコン をクリックして切り替えを行う。
複数のアドレスに送信する場合の個別設定は不可。

設定するパスワードは ワンタイムパスワード ではなく ( 1回ごとに変更することも可能 ) メールアドレスに紐付けられるため、1度設定したパスワードは 次回以降 自動表示される。

Tutanota で 暗号化された メールの送受信では 受信側が 付与されたパスワードを使用して Tutanota のメールサーバへアクセスが必要で、通常のメールよりも 本文を見るまでのステップが多く 受信側に作業負担を強いることになるため、メールへアクセスするパスワードを固定することで 受信者の負担が軽減される。

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「 件名 」下の スペースにメール本文を入力。

画像の挿入 や 箇条書き , 太文字 , ハイパーリンク などは「 フォーマットツール 」アイコンをクリックすると ツールアイコンが表示される。

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添付ファイルは クリップアイコンをクリックして 添付するファイルを指定。

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メールが作成できたら 右上の「 送信する 」で メールを送信。

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メールが送信される。

署名の変更

Tutanota はデフォルトで 「Tutanotaにより安全に送信されました。広告なしの暗号化されたメールボックスを手に入れましょう:」という 署名が 設定されているので 任意で変更する。

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署名の変更は 左下の「 設定 」アイコンをクリック。

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左ナビゲートメニューから「 メール 」を選択して「 送信メール設定 」を開き「 メールの署名 」の編集アイコンをクリック。

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「 メールの署名 」画面が開くので 右の「 編集アイコン 」から「 カスタム 」を選択して 署名の内容を修正。

署名が不要な場合は「 なし 」を選択。

送信者名の設定

メール送信先に表示される 送信者名 は デフォルトで メールアドレスになっているので 任意で変更する。

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「 メールの署名 」の上にある「 送信者名 」の「 編集アイコン 」をクリックして 表示する 送信者名を設定。

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設定した 送信者名が 受信者に表示される。

メールフォーマットの指定

Tutanota はデフォルトで HTML 形式 になっているので 必要に応じて プレーンテキスト に変更する。

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「 送信メール設定 」にある「 書式設定 」のリストから「 テキスト 」を選択。

プレーンテキストに変更すると「 フォーマットツール 」は使用できない。

受信メール

受信メールの管理は Gmail のような ラベル ではなく Outlook のような フォルダ 分けになる。

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フォルダは「 あなたのフォルダ 」の箇所にある「 + 」をクリックして追加。

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受信メールの右上に表示される ツールメニューの「 フォルダ 」アイコンで振り分けができるほか、メールのタイトル一覧から フォルダへ ドラッグ も可能。

受信側の暗号化メール

Tutanota で暗号化されたメールを Tutanota 以外の メーラーで受信した場合は Tutanota にアクセスが必要になる。

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暗号化された メールを受信すると メールへアクセスするための URL が記載された 定型文 がTutanota から送信される。

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「 暗号化メールを表示する 」をクリックするとブラウザが開いて パスワードの入力を求められる。

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Tutanota のメールサーバにアクセスして 暗号化された メールを閲覧できる。

暗号化されていないメールは 通常のメール同様に 受信後に閲覧可能。

 





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