AIMP のインストールと使い方

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音質に定評のある多機能オーディオプレーヤー

AIMP はロシアの АртёмИзмайлов 氏が開発した音質に定評のある多機能オーディオプレーヤー。
日本語のサポート、 WASAPI や ASIO への対応のほか、再生中のメディアファイルを最大250MBまでRAMへの読み込みが設定でき、処理速度の遅いデバイスなどでシームレスな再生が可能。
また、ID3タグの編集やエンコード機能も実装、スキンやプラグインなどのアドオンも豊富なので、自分好みにいろいろと楽しめる仕様になっている。

システム要件

バージョン 4 .60 現在

OS:Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 /10
モニタ解像度:1024 x 768 以上

ソフトの入手先

AIMP 公式ダウンロードページlink



AIMP のインストール

AIMP にはサードパーティ製アプリのバンドルなどもなくセットアップはシンプル。

AIMP Audio Player -001

ダウンロードページから最新の安定版をダウンロードする。
「Download from:」から任意のサーバをクリックするとインストーラーのダウンロードが開始する。

AIMP Audio Player -002

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のメッセージが出たら「はい」で許可。

言語選択画面が「 Japanese (Jpn)」になっていることを確認して「OK」。

AIMP Audio Player -003

日本語化されたセットアップウィザードが開始するので「次へ」。

AIMP Audio Player -004

使用許諾書を確認して問題なければ「契約内容に同意します。」にチェックを入れて「次へ」。

AIMP Audio Player -005

インストール先の指定とプログラムの選択。
特にこだわりがなければデフォルトのまま「次へ」。

AIMP Audio Player -006

ショートカットや関連付けの設定。

ファイルの関連付けは後からでも設定可能なので、 AIMP を試用する場合はチェックを外しておく。

設定が完了したら「インストール」をクリック。

AIMP Audio Player -007

「完了」をクリックして AIMP が起動したらセットアップ終了。

アドオン

AIMP は多くのアドオンが公開されており インストールすることで機能を拡張できる。

AIMP アドオン ページlink

AIMP Audio Player -008

アドオンには「スキン」「アイコン」「プラグイン」があり、それぞれダウンロードして使用する。

「Wallpaper(壁紙)」のみ AIMP の機能拡張ではなく、ダウンロード後はZIPファイルを解凍してWindowsの壁紙として使用する。

プラグイン

プラグインは AIMP の機能を拡張するプログラム。
Podcast を使用できるようにするものや、スマホを使用したリモートコントロール、 SoundCloud のサポート、dsf, dsq, dst, esv, fdi, ftc, gam, gamplus, gbs, gsf, gtr, gym, hes, hrm, hrp, hvl, lzs, m, modなど少々マニアックなファイルのデコーダなども追加できる。

AIMP Audio Player -010

「 AIMP ExplorerView」は AIMP に Windows のファイルエクスプローラーを追加する拡張機能。

「プラグイン」や「アイコン」を追加する場合は「Download」をクリックしてファイルをダウンロード。

AIMP Audio Player -012

左上の「メニュー」から「プラグイン」を選択。

AIMP Audio Player -013

「インストール」をクリックしてダウンロードしたZIPファイルを指定して開くとプラグインが追加される。

AIMP Audio Player -020

「アイコン」をインストールした場合は、「ファイルの関連付け」で使用するアイコンを変更できる。
ただし、Windows で「音楽プレーヤー」の「既定のアプリ」に AIMP を設定しないとアイコンは反映されない。

追加したプラグインを有効にするため AIMP を再起動する。
インストール後はダウンロードしたプラグインのZIPファイルは削除しても問題ない。

スキン

スキンは AIMP のユーザーインターフェースを変更するもので、インストールは「プラグイン」と同様、任意のスキンをダンロードする。

AIMP Audio Player -014

「メニュー」から「スキン」を選択。
「インストール」をクリックしてダウンロードしたZIPファイルを指定する。

AIMP Audio Player -017

使用するスキンを選択して「OK」をクリック。

AIMP Audio Player -015

スキンのカラーは上図赤枠部分で調整可能。

AIMP Audio Player -031

Windows Media Playerっぽい感じにすることもできる。

AIMP の使い方

iTunesやMusicBeeなどのメディアプレーヤーでは「ライブラリ」を直接再生できるが、 AIMP はライブラリ(データベース)とプレイリストが明確に分けられており、再生するのはあくまでプレイリストになる。
そのためライブラリに音楽ファイルを取り込んでも、プレイリストが作成されていなければ再生できず、逆にライブラリに楽曲を取り込んでいなくても、プレイリストを作成すれば再生が可能になる。

AIMP Audio Player -019

「ローカルファイル」と表示されている左ペインがライブラリ、「Default」と表示されている右ペインが「プレイリスト」で、中央ペインは「ライブラリ」で選択したアルバムやアーティストの楽曲が表示される。

AIMP Audio Player -021

「ローカルファイル」にファイルを取り込まなくても、プレイリストに取り込めば普通に再生できるが、左ペイン・中央ペインは空白のままなので、このあたりは好みが分かれるところ。

AIMP Audio Player -022

ライブラリに楽曲を取り込んだ状態で「再生」をクリックしても、プレイリストに追加しないと再生されない。

プレイリストへの追加

プレイリストへ楽曲を追加するには、「メニューからファイルやフォルダを追加」「ファイルやフォルダをダイレクトに AIMP へドラッグ・アンド・ドロップ」「ライブラリからの追加」がある。

AIMP Audio Player -023

左上にある「メニュー」から「ファイルを開く」または「フォルダを開く」選択。

AIMP Audio Player -024

プレイリストに追加するファイルやフォルダにチェックマークを入れて選択する。

AIMP Audio Player -025

プレイリストの名前を付けて「OK」。
<AutoName>のまま「OK」にすると選択したフォルダ名やファイル名がプレイリスト名になる。

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音楽ファイルやフォルダを既存のプレイリストへ直接ドラッグ・アンド・ドロップすることも可能。

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プレイリストへファイルを追加する際には追加する位置を指定する。

aimp028

ライブラリにファイルを取り込んでいる場合は、「アーティスト」や「アルバム」「楽曲」を選択し、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)からプレイリストへ追加できる・

「アクティブなプレイリストへ」は現在選択されているプレイリストの末尾へ追加。
「スマートプレイリストを作成」は選択しているアーティスト名やアルバム、曲名で新規プレイリストを作成。
「他のプレイリストに送る」は非アクティブなプレイリストへ追加するか、新規プレイリストを作成する。

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空のプレイリストを作成する場合は、右ペインのプレイリストの上でコンテキストメニューを展開し「新規プレイリスト」を選択。

既存のプレイリストは「プレイリストを閉じる」で削除され、プレイリストを削除しても元ファイルに影響はない。

データベース(ライブラリ)

データベースへフォルダを登録すると、 AIMP が登録したフォルダを監視して、ファイルが追加されるとデータベースが自動更新され、最新の状態が反映される。

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データベースの操作は左ペイン下にあるボタンで行う。

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フォルダを追加する場合は「+」をクリックし「ファイルを追加」の画面で「追加」から任意のフォルダを指定する。

同様にデータベースへ追加したフォルダの削除も可能。

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「設定」タブに切り替えると、データベースに登録したフォルダの監視などの設定が可能。

「監視中」の2項目と「存在しないファイルをデータベースから削除」にチェックを入れておくと使い勝手が良いかも。

「アップデート」をクリックすると追加したフォルダがデータベースに反映される。

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データベースから任意の楽曲やアルバムを削除したい場合は、削除対象のアーティストやアルバムを左ペインのデータベースで選択し、中央ペインに表示されたリストから任意のファイルを選択。
下部の「-」ボタンから「選択削除」で削除できる。

データベースをクリアする時は「データベースから全ファイルを削除」。

「選択されたファイルを物理的に削除」はデータベースだけでなく、元の音楽ファイルも削除するので要注意。

基本操作

AIMP の基本操作は他のミュージックプレーヤーと同じ。

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プレーヤーの操作ボタンは上部に集約されている。

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右側にあるのは「 DSP の管理」「視覚効果」「区間リピート」「リピート」「シャッフル」。

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DSP ( Digital Signal Processor )では音楽チューニングが可能。

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「視覚効果」をクリックするとカバーアートやVUメーターなどが表示される。

リピートやシャッフルは他のメディアプレーヤーと同じだが、シャッフルに関しては「アクティブなプレイリスト内の曲単位」のみで、「アルバム単位」でのシャッフルはサポートされていない。
※プラグインを追加することでプレイリストをまたいでのシャッフルは可能

再生オプション

AIMP は WASAPI や ASIO をサポートしており「再生オプション」で指定できる。

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「メニュー」→「環境設定」で「再生」を選択。
「デバイス」のリストに選択可能な再生デバイスが表示される。

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出力には「 DirectSound 」「 WASAPI 」「 WASAPI Exclusive」があり、サウンドカードが「 ASIO 」をサポートしている場合は「 ASIO 」が含まれる。

WASAPI と ASIO
WASAPI (Windows Audio Session API)も ASIO (Audio Stream Input Output)もオーディオ用のインターフェイスで、 WASAPI の排他モードや ASIO を使用すると、通常Windowsが実行している処理を飛ばして、アプリケーションが直接ファイルを読み書きできるので、より原音に近い状態での出力が可能になる。
PCで音楽を再生中にエラー音がなったり、別のアプリが音を出したりするのは、Windows側で再生中の音楽にエラー音やその他の音声を混ぜ合わせているからで、ミキシングを回避することで通常よりも高音質での再生が可能になる。

音楽の再生中でもWindowsからの通知音などが必要な場合は「 DirectSound 」か「 WASAPI 」を選択。
音質については「 DirectSound 」と「 WASAPI 」に違いは微々たるもので、ノイズレベルではほぼ同じ。
また、サウンドカードが24bitをサポートしていない場合も AIMP の公式サイトで「 DirectSound 」と「 WASAPI 」が推奨されている。

高音質を求めるなら「 WASAPI Exclusive」または「 ASIO 」を推奨。
「 WASAPI Exclusive 」の(Event)と(Push)はバッファリングアルゴリズムの違いで、公式サイトには「安定したモードを選択」となっており、使用環境によって異なるようだが、テスト環境でははっきりとした違いは感じられなかった。

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「オプション」ではサンプリングレート・ビットレート・スピーカー構成の設定が可能。

使用しているサウンドカードによって異なるが、オプションで設定したサンプリングレートやビットレートは AIMP だけでなく、OS側での設定も必要。

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「タスクトレイ」のスピーカーアイコンのコンテキストメニューから「サウンド」を選択し、「再生」タブで使用するスピーカーのプロパティを開く。

「詳細」タブで AIMP のオプションで指定したサンプリングレートとビットレートの組み合わせを選択。

大雑把にサンプリングレートもビットレートも情報量を表しており、数値が高いほど扱う情報量が増えることになる。

AIMP は「 SoX リサンプラー」という SRC (Sampling Rate Converter)を使用しており、設定したサンプリングレートにリサンプリングされている。

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AIMP で音楽ファイルを再生中に途切れたり遅延を感じる場合は、「キャッシュサイズ」をスライドして RAM の使用を割り当てることで解消できる可能性がある。
使用できる RAM は最大で250MB。
割り当てられたメモリは、曲の再生が終了した時点で削除され、次の曲が読み込まれる。

ユーティリティ

AIMP には「タグエディタ」と「エンコーダー」の機能をユーティリティとして実装している。

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「タグエディタ」と「エンコーダー」は「メニュー」の「ユーティリティ」から単体で起動できるが、データベース(ライブラリ)から編集する曲を選択後、コンテキストメニューの「ファイルを送る」で、ファイルを取り込んだ状態で起動できる。

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変換するファイル形式は APE ・ FLAC ・ MP3 ・ MusePack SV8 ・ Ogg Vorbis ・ Opus ・ Wave ・ WavPack から選択可能。

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出力するファイル名の変更、出力先の指定はチェックボックスにチェックを入れると編集可能になる。

タグ編集については Mp3Tag のほうが使い勝手が良いかも。

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現バージョンでは「タグ編集」「ファイル変換」いずれも終了時にエラーメッセージが表示されるが処理には問題ない。





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