MediaInfo のインストールと使い方

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日本語をサポートした使いやすい無料のコーデックチェッカー

MediaInfo は動画や音声ファイルのコーデックの他、フレームレートやビットレート、ファイルの再生時間などを表示する無料のコーデックチェッカーで、セットアップも含め日本語をサポートしている。

動画や音声ファイルを取り扱わなければ、使用頻度はほとんどないが、エンコードや動画編集の際には非常に便利。

システム要件

バージョン 19.07 現在

OS: Windows 95 以降 Windows 10までの全バージョン

Windows 以外にもMac OS やLinux Debian、Ubuntu、Mint、Redhatなどにも対応。

ソフトの入手先

MediaInfo 公式ダウンロードページlink



MediaInfo のインストール

バージョン0.735の時はインストーラーにサードパーティ製アプリがバンドルされていたが、現バージョン(0.7.88)ではスポンサーアプリのインストールもなく、セットアップそのものも簡略化されている。

MediaInfo Codec Checker 025

ダウンロードページから「 Universal Installer 」のGUIをダウンロード。

MediaInfo Codec Checker 027

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御が表示されたら「 はい 」で許可。

言語選択が「 日本語 」になっていることを確認して「 OK 」。

MediaInfo Codec Checker 026

インストール先フォルダを変更する場合は指定。
特にこだわりがなければデフォルトのまま「 インストール 」をクリックすると、インストールが開始する。

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「 完了 」をクリックしてインストール作業終了。

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初回起動時のみ言語選択の設定画面が表示されるので、Languageのプルダウンリストから「 日本語 」を選択して「 OK 」をクリック。

言語は後からでも変更可能。

日本語に切り替わったら、出力フォーマットのプルダウンリストから任意で選択。
個人的には「 ツリー 」を使用しているが、はじめて使用する場合は取り敢えず「 基本 」でOK。

その他もデフォルトのまま「 OK 」をクリックして完了。

MediaInfo の使い方

ファイルの情報を表示するユーティリティソフトなので、情報を確認するファイルを開くか、ドラッグ・アンド・ドロップするだけ。

MediaInfo はフォルダの読み込みにも対応しており、同時に複数のファイルを1つの画面で表示することも、ファイルを個別に読み込み複数の画面を立ち上げることもできる。

現在読み込んでいるファイルを閉じる場合は「 Ctrl + Alt + C 」またはメニューバーの「 ファイル 」→「 閉じる 」→「 すべて 」。

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ファイルを開く場合はメニューバーの「 ファイル 」→「 開く 」→「 ファイル 」または「 フォルダ 」から任意のアイテムを指定するか、 ファイル・フォルダをドラッグ・アンド・ドロップ。

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左のアイコンメニューでは、一番上がファイルの指定、その下のフォルダアイコンがフォルダの指定になっている。

MediaInfo Codec Checker 032

MediaInfo の表示形式には「 基本 」のほかに「 シート 」「 ツリー 」「 テキスト 」や「 HTML 」「 XML 」のマークアップ言語、更に「 MPEG-7 」「 PBCore 」などのメタデータがあり、いずれもメニューバーの「 表示 」から選択する。
ただ、動画・音声ファイルのコーデックやビットレートなどを調べる際には、「 基本 」「 シート 」「 ツリー 」「 テキスト 」のいずれかの形式で表示するので、マークアップ言語やメタデータは使用しない。

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基本形式では「 コンテナと全般情報 」にファイルの種類とサイズ、時間と ビデオコーデック ・オーディオコーデックが表示され、「 ビデオ1 」にはビットレート・解像度・フレームレート・コーデックなど、「 プライマリ音声 」は主音声のビットレート・チャンネル数・コーデックなどが表示される。

MediaInfo Codec Checker

複数のファイルを含むフォルダを読み込んだ場合、基本表示でのファイル切り替えは上部アドレスバーのドロップダウンリストで行う。

シート・ツリー・テキスト

「 基本 」の表示で情報が不足している場合は、上部メニューの「 表示 」から「 シート 」「 ツリー 」「 テキスト 」のいずれかを選択。

 

MediaInfo Codec Checker 045「 シート 」は上部にファイルの一覧が表示され、中段はファイル・ビデオ・音声と3つの情報が、下段には中段で選択しているカテゴリーの詳細情報が表示される。

MediaInfo Codec Checker

「 ツリー 」は構造表示。
各項目の先頭にある▶をクリックして「 展開 」と「 折りたたみ 」を操作する。

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「 テキスト 」は「 ツリー 」の情報を平面にしたもの。

エクスポート

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表示されている情報は「 CSV 」「 テキスト 」「 マークアップ言語 」「 メタデータ 」でそれぞれ出力可能。

情報のエクスポートはメニューバーの「 ファイル 」→「 エクスポート 」、もしくはメニューアイコンから矢印のついたアイコンを選択。

「 CSV 」と「 シート 」で出力した場合は CSVファイル で出力されるが、文字コードは「 UTF-8 」のため普通にExcelで開いても文字化けしてしまう。

mediainfo039Excelを使用する際は「 データ 」→「 データの取得 」の「 テキストまたはCSVから 」で文字コードを「 UTF-8 」に指定する必要がある。

LibreOfficeで開くと、ファイルを開く際に文字コードの設定が可能なのでExcelよりもスマート。

ただ、「 CSV 」は文字コードを変更しても項目などは全て英語表記で、空白の項目も多くて見辛く、「 シート 」は情報量が少なすぎるので、文字コードも気にする必要がなく、見たままを出力できる「 テキスト 」を使用するのが無難。

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デフォルト設定ではコンテキストメニュー(右クリックメニュー)に「 MediaInfo 」が追加されているので、動画・音声ファイルを選択して直接起動できる。

設定の変更

設定を変更するメニューバーの「 オプション 」→「 設定 」。

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「 シェルに統合(右クリックメニューに登録) 」のチェックを外せば、右クリックメニューから MediaInfo が消える。
また、「 シェルに統合(右クリックメニューに登録) 」にチェックを入れた状態で、「 シェルに統合(フォルダ) 」にチェックを入れると、フォルダを選択して右クリックメニューから MediaInfo を起動でき、フォルダ内の動画・音声ファイルを一度に表示することが可能。

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「 シェルでインフォチップ 」にチェックを入れると、動画・音声ファイルで対応しているものを選択するだけで、主要な情報がツールチップで表示される。

表示項目

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上図の動画の場合 「 ファイル形式 」はMPEG4、「 ファイルサイズ 」は200MB、「 OBR(Overall bit rate mode)総ビットレートモード 」はVBR(可変ビットレート)、「 オーバルビットレート(Overall bit rate)総ビットレート 」は1171kbpsというのが、ファイルの情報。

オーバルビットレートはビデオとオーディオのビットレートを合算したもので、「 ビデオ 」と「 オーディオ 」の各項目にそれぞれのビットレートが表示されている。
大雑把に言ってしまうと総ビットレートは高いほうが高画質・高音質ということになるが、同じ2192kbpsでも ビデオコーデック が「 MPEG-2 」と「 AVC/H.264 」では仕上がりに大きな差が生じるので、ビットレートはコーデックと合わせて見る必要がある。

ビットレートモードについては、ファイルによって表示されたりされなかったりで微妙なのだが、OBRモード(総ビットレートモード)が「 VBR 」や「 Variable 」となっていれば、ビデオのビットレートモードに表記がなくても「 可変ビットレート 」と思って間違いない。
ちなみにビデオが「 可変 」、オーディオが「 固定 」でもOBRモード(総ビットレートモード)は「 VBR(可変) 」になる。
また、VBRやABR(平均ビットレート)の場合、ビデオの「 ビットレート 」の下に「 最大 」もしくは「 最大 」「 最小 」の項目がある。

ビットレートは必要以上に高くすると、ファイルサイズが膨らむだけでメリットはないため、動画を編集する際は素材となるファイルの情報確認は必須。
素材がVBRであれば音ズレが発生する可能性もあり、解像度やフレームレートなどにも注意が必要なので、 MediaInfo は動画を編集する際に意外と重要だったりする。





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