PayPal利用の薦め


PayPalは米国発祥の決済代行サービスで、国際部門はシンガポール法人が拠点になっている。
最近は様々な決済手段が横行していて、便利なのか不便なのか微妙な感じだが、PayPalを利用する目的は明確で、機能制限付きのフリーソフトから有料プランへ切替を行う際など、クレジットカードの利用が必要なときの保険になる。

ビジネスアカウントなら送金も可能になるが、とりあえずはプライベートアカウントで十分。

現在の機能制限付きアプリの多くは海外製で、安易にクレジットカードを利用するのはリスクが高い。
また、マイクロソフトOffice365やDropbox、Evernoteなど、いわゆる「サブスクリプション」タイプのものが増えており、月間または年間で使用料を支払うようになっている。

サブスクリプションタイプのものには、「自動更新」と「有効期限」のものがあり、AnyDVD HDやDVD Fabなどは期限が来ると使用できなくなるが、自動更新のタイプは契約を解除するまで課金が発生してしまう。
そのため自動更新タイプのサブスクリプションは、管理画面が用意されており、現在の契約状況などを確認できる仕様になっている。

ただ、マイクロソフトや上場したDropboxなど、企業として信頼に値するものなら良いのだが、有料アプリの提供元は信頼できるものばかりではない。
また、アプリの提供元が信頼できたとしても、利用している決済代行サービスが信頼できるとは限らない。

実際、サブスクリプションタイプのもので、管理画面がなく購入後にプランを解除する手段がなかったり、解約の手順の表記がされていないケースもある。
その場合、メールで問い合わせても正しく処理される保証はなく、最終的にはクレジットカード会社へ連絡して事の顛末を説明し、支払いを停止してもらうしかない。

PayPalの利用は、このようなリスクを回避できるメリットがある。
まず、決済時にクレジットカードの情報は販売元に公開されず、更に自動更新タイプのものはPayPalの管理画面からいつでも支払いを停止することが可能になっている。
また、海外決済だと対応しているところが少ないJCBも、PayPal経由だと利用できる。

唯一のデメリットは、決済時にレートがわずかに高いのだが、それも支払いオプションで「その他の通貨換算オプション」を利用すれば、ひと手間かかるがクレジットカード会社のレートを使用できるようになっている。

アカウントの作成ページ

PayPalアカウントの作成ページ



PayPalアカウントの作成

PayPalのアカウントはスマホのアプリでも作成できるが、生年月日の入力がカレンダーから選択する使用になっており、デフォルトが2000年で、自分の生年月日まで延々と矢印をタップして1月ずつ戻らないといけないので、24ヶ月ほど戻った時点で心が折れる。
PCがあれば、アカウント作成ページからの登録を強く推奨する。

「アカウント作成ページ」を開き「パーソナルアカウント」を選択して「続行」。

メールアドレスとパスワードを設定。

注意書きの通り、「数字または記号を1文字以上使用」し「大文字と小文字」を含めて、8文字以上20文字以内で設定。

姓名のみローマ字で入力し、後は必要事項を正しく入力。

各項目ごとに注意書きが表示されるので、内容に従って入力すれば特に問題はないはず。

ユーザー規約とプライバシーポリシーを確認して、問題なければチェックを入れた後、「同意して、アカウントを開設」をクリック。

クレジットカードまたはデビットカードの登録画面。

カードを登録することで、PayPal利用時にクレジットカードの情報入力が不要になる。
後から追加もできるので任意で選択。

「アカウント管理画面に進む」をクリック。

管理画面に表示されている「メールアドレスを確認しましょう」をクリック。

表示されているアドレスを確認して「メールの送信」をクリック。

PayPalから2通のメールが届いている。

メールの体裁は異なるもののリンク先は同じため、どちらのメールでも良いので「メールアドレスの確認」をクリック。

パスワードの確認画面が開くので、設定したパスワードを入力して「メールアドレスを確認」をクリック。

後は任意でクレジットカードや銀行口座を登録すれば完了。

PayPalでの支払い

PayPalにクレジットカードを登録していれば、決済時はPayPalにログインして支払いを承認するだけ。

デザインは各サイトによって異なるが、PayPalが利用できる場合は、支払い方法の選択肢に「PayPal」がある。

支払い方法で「PayPal」を選択して注文を確定すると、PayPalにリダイレクトされてログインボタンが表示されるので、アカウントとパスワードで「ログイン」。

クレジットカードを登録していれば、支払内容を確認して支払いを確定すると決済が実行される。

取引の確認と自動継続支払いの無効化

PayPalでは自動支払いになっている取引を一覧で確認できる。
ただし、現時点(2018年6月現在)では一覧に表示されないものもあり、サブスクリプションを停止した取引も表示されるため、少々分かりづらいところがある。

自動支払いの確認は、管理画面の右上になるギアアイコンをクリックして、表示される設定メニューから「支払い」をクリックし、「事前承認支払いを管理する」をクリック。

サブスクリプションを停止した場合、請求は行われないものの、PayPal側では自動支払は継続されたままになっているため、「自動支払が有効」で「請求なし」という状態になる。

請求されないので問題はないが、自動支払がサイト側で停止されないような場合は、PayPalの自動支払を停止すれば、以降の支払いがストップする。

自動支払を停止する場合は、左ナビゲートバーから任意の取引先を選択し、右ペインに表示される詳細情報の「ステータス」で「キャンセル」をクリック。

自動支払いが取り消される。

上部メニューの「取引」では期間内の取引が一覧表示されるので、「事前承認支払い」と表示されている取引については、取引をクリックして表示される詳細内容の「xxxxxxxxxxの支払いを管理」というリンクからもキャンセルが可能。

とりあえず、支払い方法にPayPalがあるなら、個人的にはクレジットカードではなくPayPalでの支払いを推奨。
また、クレジットカードしか利用できない場合は、プリペイドカードを使用するなどの対策も必要だったりする。





フリーソフトを使用する前に

フリーソフトは玉石混交で、無料で利用するにはそれなりのリスクがあり、そのリスクに対応するためのスキルが求められる。 スマホでは当たり前のようになった無料アプリも、悪意のあるコードを含むもの(マルウェア)や、必要以上の権限 … 続きを読む