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PDF-XChange Editor のインストールと使い方

テキストや 図形、吹き出しを追加できる 無料の PDF 作成・編集ソフト

PDF-XChange Editor はカナダのソフトウェアベンダー 「 Tracker 」が提供している PDF 作成・編集ソフトで、PDF ファイルの閲覧 , テキストや図形 , 吹き出しの挿入 , ハイライト , 取り消し線 , 下線の追加など 機能が 無償で利用できる。

同社が提供していた PDF-XChange Viewer は 開発が終了しており PDF-XChange Editor が 後継ソフトになる。

システム要件

バージョン 9. 1 現在

OS:Windows 7 / 8 / 10 ( 32 & 64bit )

ソフトの入手先

PDF-XChange Editor 公式サイト ダウンロードページ



PDF-XChange Editor のインストール

PDF-XChange Editor のセットアップは日本語非対応だが、アドウェアなどのインストールもなく、デフォルト設定で進めても特に問題はない。

PDF-XChange Editor Free PDF Viewer 081

ダウンロードサイトにある「 PDF-XChange Editor 」の「 ( 32/64bit ) Zipped Installer 」が選択されている状態で「 Download now 」をクリックして インストーラーをダウンロード。

PDF-XChange-Editor-9-01

ダウンロードしたファイルを選択して コンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から「 すべて展開 」を選択して解凍。

PDF-XChange-Editor-9-02

解凍したフォルダに入っている「 PDFXVE9.exe 」を起動すると セットアップウィザードが開始するので「 Install 」をクリック。

PDF-XChange-Editor-9-03

ユーザーアカウント制御 のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

PDF-XChange-Editor-9-04

セットアップウィザードが起動するので「 Next 」。

PDF-XChange-Editor-9-05

使用許諾書 が表示されるので 確認して問題がなければ「 I accept the terms the License Agreement 」にチェックを入れて「 Next 」。

PDF-XChange-Editor-9-06

セットアップタイプは「 Custom 」を選択して、プログラムのインストール先を変更する場合は「 Change.. 」から指定。

PDF-XChange-Editor-9-08

デフォルト設定でインストールされるのは PDF-XChange Editor 本体と PDF ファイルをサムネイル表示させる拡張機能「 Shell Extensions 」のほか PDF ファイルで出力する仮想プリンタ「 PDF-XCange Lite 」と プログラムの更新を確認する拡張機能「 Tracker Updater 」。

PDF-XChange Editor Free PDF Viewer 084

「 PDF-XCange Lite 」は試用版のため 出力した PDFファイルの上部両端に大きく「 Click to buy NOW! 」のスタンプが追加されるので、インストールしない場合は ▼をクリックして「 Entire feature will be unavailable  」を選択して「 Next 」。

PDF-XChange-Editor-9-09

インストールオプションは上から「 スタートメニューに追加 」「 デスクトップにアイコンを作成 」「 PDF X-Change を デフォルトの PDFビューワに設定 」「 ブラウザの PDF ファイル閲覧に使用 」で、PDF-XCange Lite をインストールする場合は「 PDF-XCange Lite をデフォルトのプリンタに設定 」が表示されるので、不要な項目のチェックを外して「 Next 」。

PDF-XChange-Editor-9-10

「 Free Version 」にチェックを入れて「 Next 」。

PDF-XChange-Editor-9-11

準備が完了したので「 Install 」をクリック。

PDF-XChange-Editor-9-12

「 Finish 」をクリックすると PDF-XChange が起動する。

PDF-XChange-Editor-9-13

起動したままのセットアップ開始プログラムも「 Close 」で閉じて完了。

日本語 OCR

OCR ( Optical Character Recognition ) は画像に含まれている文字を認識し 文字コードに変換する技術で、PDF-XChange は デフォルトで  英語 / ドイル語 / フランス語 / スペイン語 / チェコ語 / フィンランド語 がインストールされており、日本語 OCR を使用する場合は 言語ファイルのインストールが必要。

日本語の文章は かな・漢字・カタカナ・英数字が混在しているため PDF-XChange の OCR は認識率が低く、OCR を実行した場合 本来テキストとして認識していた部分も OCR を実行して変換される。

PDF-XChange-Editor-9-20

メニューバーの「 ファイル 」から「 設定 」を開き「 カテゴリー  」の「 OCR 」を選択して「 言語を追加 / 更新 」をクリック。

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言語リストから「 日本語 」を選択して「 インストール 」。

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OCR のデフォルト言語が 日本語 に設定される。

OCR は 「 変換 」タブの「 OCR 」で 実行。

クラシックツールバーへの変更

バージョン 8.0  より PDF-XChange はリボンUI が採用されているが 従来のツールバー に 変更できる。

PDF-XChange Editor Free PDF Viewer 086

リボン UI に馴染めない場合は 右上のアイコンから「 クラシックツールバーに切り替え 」を選択すると従来のメニューに切り替わる。

PDF-XChange Editor Free PDF Viewer 087

クラシックツールバーでは アイコンを仕切っている太線の下にある「◀」をクリックすると 表示を折りたたむことができるので、使用しないアイコンは非表示にすると見やすくなる。

リボンUI のカスタマイズ

リボンUI で 使用しないアイコンを非表示にする場合は「 カスタムツールバー 」で設定を行う。

PDF-XChange-Editor-9-18

右上のアイコンから「 カスタムツールバー 」を選択。

PDF-XChange-Editor-9-19

不要な項目のチェックを外す。

PDF-XChange Editor の使い方

PDF-XChange Editor が実装しているツールは 「 閲覧 」「 追加編集 」「 原本編集 」に 分類でき 原本編集 機能 は有償になり、通常の操作で使用するメニューは「 ホーム 」に集約されている。

PDF-XChange Editor は コンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) からも 機能選択ができるため、目的のツールが見当たらない場合は コンテキストメニュー を展開する。

ツール

「 ホーム 」の「 ツール 」では PDFファイル の閲覧時に 使用する メニューが登録されている。

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「 手のひら 」は ページの位置調整を行うツールで PDFファイル を 開くとデフォルトで選択されている。

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「 選択 」は テキストとして認識されている部分を選択できる。

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「 コメント選択 」は PDFファイル に追加されている コメント を選択する。

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「 スナップショット 」は ページの スナップショットを撮る機能で「 スナップショット 」アイコンをクリックして スナップショットを取りたい範囲をドラッグして選択すると 選択範囲が クリップボードにコピーされる。

ページ全体を撮影したい場合は 撮影するページをクリックする。

表示

「 表示 」では ページの拡大・縮小 と 回転 の操作 や 「 サムネイル 」「 ブックマーク 」「 コメント 」を 左サイドバーに表示できる。

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デフォルト表示は ページを PDF-XChange Editor の ウインドウ幅 に合わせる設定になっており、ページの拡大率を 100% にする「 1:1 」のほか「 ページ全体を表示 」が選択できる。

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「 サムネイル 」「 ブックマーク 」「 コメント 」「 コンテンツ 」は 左サイドバー , 「 添付ファイル 」は ページの下ペイン , 「 プロパティ 」は右サイドバー に表示される。

オブジェクト

「 オブジェクト 」は ファイル の内容を 編集できるツールで 無料版 では 画像 と QR コードの追加のみ 利用できる。

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「 追加 」から「 イメージを追加 」を選択。

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「 矩形イメージをドラッグ 」を選択。

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画像を追加する箇所を ドラッグして範囲指定すると ファイルエクスプローラーが開くので 画像ファイルを指定。

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「 イメージ追加 」画面で オプションを選択して 配置。

コンテンツ として追加すると「 てのひら 」ツールで 選択できないが、スタンプ として追加すると てのひら 」ツールで選択して 移動が可能。

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コンテンツとして追加すると 選択範囲の矩形 内に収まるよう サイズ調整され 画像が 埋め込まれる。

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QR コード は「 連絡先 」「 URL 」「 フリーテキスト 」「 メール 」「 電話番号 」が作成でき「 データの種類 」で選択後 必要項目を入力して作成。

コメント

「 コメント 」は ファイルに テキスト や マーカー , コメント を追加する ツール。

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テキストの追加は「 タイプライター 」, マーカーは「 強調 」 , アンダーラインは「 下線 」。

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「タイプライター」は原本の上に直接文字を入力する機能で「 ホーム 」には「タイプライター」のみ表示されているが「 コメント 」タブから 「テキストボックス」「吹き出し」も選択できる。

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フォント や フォントサイズ の変更 や 文字揃え・インデント・箇条書きなどは「 フォーマット 」タブを開いて 設定。

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設定した書式 は「 既定設定 」をクリックすることで デフォルトに設定できる。

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「 強調 」「 下線 」は テキスト として 認識されている箇所にのみ使用可能。

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通常は非表示になっているが「 強調 」「 下線 」をダブルクリックすると コメントを追加できる。

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「 コメント 」タブから「 取り消し線 」「 テキスト入力 」「 テキスト置換 」も使用可能。

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「 付箋 」は コメントを追加できるツールで 「 付箋 」アイコンをクリックしてからコメントを挿入したい任意の箇所をクリックすると 付箋が作成される。

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「 強調 」「 取り消し線 」「 下線 」「 付箋 」なども「 フォーマット 」タブで  使用する色の変更 や 線種 , 透過率などの変更が可能。

墨消し

テキスト を「 墨消し 」する場合は「 フォーマット 」で 「 塗りつぶしの色 」を 黒にする方法のほか「 ブレンドモード 」を変更することで 黒以外のカラーで 塗りつぶすことができる。PDF-XChangeEditor-9-57

「 ブレンドモード 」はデフォルト設定で「 乗算 」になっているので 墨消し にする場合は「 標準 」に変更。

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「 強調 」の範囲が 指定色 で 塗りつぶされる。

「 保護 」タブ にある「 墨消しツール 」は 墨消しにする箇所をマークすることはできるが「 適用 」は 有料機能になるため 無料版 では 利用不可。
スタンプ

「 スタンプ 」には「 APPROVED 」や「 TOP SECRET 」などが用意されており、任意のデザインを選択して PDFファイルに追加することができる。

pdfxchange114

「 スタンプ 」から「 スタンプパレット 」を選択して メニューにある「 新しく追加 」をクリックすると スタンプの自作も可能。

スタンプ は 追加した後に拡大縮小できるが スタンプを作成する際に 使用する画像の大きさは 100px~200px が目安。
スタンプに使用できるファイル
PDF / XPS / BMP / GIF / ICO / JBIG / JBIG2 / PBM / PGM / PPM / TGA / PCX / DCX / PNG / JPEG / JPEG2000 / TIFF / XDP / EMF / MS Word / MS PowerPoint / MS visio / リッチテキスト / プレーンテキスト
測定ツール

測定ツールではファイル内に配置された地図などの 距離 や 面積を 算出することができる。

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「 測定ツール 」は「 コメント 」タブから 選択。

PDF-XChange-Editor-9-59

「 フォーマット 」タブで スケールを設定。

画像内の実寸を求める場合は スケールを「 1mm 」=「 1mm 」に設定。

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二点間の距離は「 距離測定 」を選択後  測定範囲を ドラッグ して指定。

Shift キーを押しながら ドラッグすると ラインが引きやすい。
「 周囲測定 」クリックして囲んだ 周囲の距離 , 「 領域測定 」は面積を算出でき、周囲を描く際はダブルクリックで終点になり、始点 と 終点は 重なっていなくても問題ない。

パスワード設定

PDF-XChange Editor は ファイルに パスワードを設定して ファイルを保護できる。

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パスワードで保護する場合は メニューバーの「 ファイル 」から「 ドキュメントのプロパティ 」を選択するか「 Ctrl + D 」で 「 ドキュメントのプロパティ 」を開き、左サイドバーの「 セキュリティ 」を選択して「 セキュリティ設定 」のリストから「 パスワードセキュリティ 」を指定。

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パスワード設定は  編集 / 印刷 を制限して 閲覧権限 のみ付与することも可能。

パスワードを設定したら ファイルを保存。

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保護をかけるとパスワードが要求される。

セキュリティを解除する場合は「 セキュリティ設定 」で「 セキュリティなし 」に変更して保存。

フォントが正しく表示されない

PDF ファイルは 作成時に使用しているフォントを埋め込むのが一般的だが、フォントが埋め込まれていないファイルの場合 同じフォントが PC にインストールされていれば 問題なく表示できるが、インストールされていないと PDF-XChange Editor は 使用されているが フォントに「 近い 」と 判断した フォントを使用するが、日本語環境では 正しく エンコードされない場合がある。
対処法 はないため 表示フォントが おかしい場合は Acrobat Reader DC の使用を推奨。

 


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