Proton Calendar の設定と使い方

Proton Calendar の特徴

  • エンドツーエンドで暗号化してスケジュールを保護するセキュアなオンラインカレンダー
  • 機能制限はあるが無料利用も可能
  • 公開カレンダーの追加もサポート

開発元

  • 開発元:Proton AG
  • 開発元の拠点:スイス

アクセス

Protonアカウントでログインが必要。

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プランの比較

無料 Mail Plus
カレンダー数 3 25
カレンダーの共有

カレンダーのアップグレードは Proton Mail Plusプランの購入が必要。

システム要件

ウェブアプリ
  • バージョン:5.0.26
  • OS:対応ブラウザがサポートしているバージョン
デスクトップアプリ
  • バージョン:1.0.3
  • OS:Windows10/ 11, macOS 10.15 (Intel) 以降,  macOS 11.0 (M1)以降, Ubuntu 20.04 LTS以降
サポートしているブラウザ

ブラウザは安定版の最新バージョンの利用を推奨。

アカウントの作成

ProtonMail 5.0.23 001

ProtonMail 5.0.23 003

Proton Mail 5.0.28 001

公式サイト の「Create a free account」 をクリックし、サブスクリプションの期間と利用するプランを選択。

  • Proton Free
    機能制限のある ProtonMail・カレンダー・オンラインストレージ・VPN・パスワードマネージャーを利用できる。
    使用可能なストレージ容量は 1GB。
  • Mail Plus
    ProtonMail・カレンダーのフル機能と、機能制限されたオンラインストレージ・VPN・パスワードマネージャーを利用できる。
    使用可能なストレージ容量は 15GB。
  • Unlimited
    すべてのモジュールでフル機能を利用できる。
    使用可能なストレージ容量は 500GB。

Proton Plus 001

Proton Freeを選択するとポップアップウィンドウが開くので Continue with Proton Free をクリック。

ProtonMail 5.0.23 005

Proton-Mail-015

画面右上の言語リストから使用言語 を選択し、希望のアカウント名とパスワードを設定。

ドメインは protom.meprotonmail.com が選択可能。

アカウントにはアンダーバー(_)、ハイフン(-)、 ドット(.) を利用でき、匿名性を優先させるのであれば氏名 など個人を特定できる情報の使用は避ける。

ProtonMail 5.0.23 006

ProtonMail 5.0.23 007

有料プランは 決済通貨を選択し、クレジットカード か PayPal で決済。

ProtonMail 5.0.23 008

無料プランは ロボットでないことの確認で CAPTCHA が表示されるので、指示に従って認証する。

Proton-Mail-018

送信先に表示する 表示名を設定。

デフォルトではアカウント名になっている。

Proton-Mail-019

パスワードを失念した際に使用する回復用のメールアドレスか、携帯電話番号を選択して入力し「選択済みを保存」。

回復用のメールアドレスを登録しただけではデータを復旧できない。

Proton-Mail-5.0.15-016

ウエルカム画面が表示されたら「次へ」で 使用するテーマを選択。

テーマは 設定 で変更可能。

Proton-Mail-5.0.15-027

「利用開始」で Proton Mail が利用可能になるので 表示されているページ か https://mail.protonmail.com/login をブラウザのブックマークに追加。

Proton Mail 5.0.28 002

Proton Mailが開いたらアプリセレクターから「Calendar」を選択。

カレンダーのインポート

Proton Mail 5.0.28 003

Proton Plus 002

Proton Mail 5.0.28 005

Proton Plus 003

.icsファイルの取込みは右上の 設定 から「すべての設定」を開き、左サイドパネルの インポート/ エクスポート から「ICS からインポート」を選択。

「Googleで続行」 は Googleが選択された状態の Proton Easy Switch が開く。

Proton-Calendar-019

インポートする ICSファイルを追加して「インポート」。

Googleカレンダー・Outlookの予定表は Proton Easy Switch を使用してインポートする。

公開・共有カレンダーの追加

Proton Mail 5.0.28 007

Proton Calender 5.0.11 019

祝日やイベントなど iCal形式 の公開カレンダーは、設定の左サイドパネルから カレンダー を選択し、他のカレンダー の「URLからカレンダーを追加」を選択。

「祝日の追加」でカレンダーを追加できるようになったが、現バージョンでは日本の祝日は未サポートのため、公開カレンダーの追加が必要。

Proton-Calender-016

祝日は Google カレンダー設定 から 他のカレンダー設定日本の祝日 を選択し、カレンダーの統合iCal 形式の公開 URL をコピー。

ProtonCalendar-5.10-003

コピーした URLを Protonカレンダーの カレンダーの URL に貼り付けて「カレンダーを追加」。

Proton Calender 5.0.11 020

カレンダーの同期が完了すると 他のカレンダー日本の祝日 が追加され、カレンダーに祝日が表示される。

Outlook の予定表 で日本の休日を共有設定して ICS のリンクを追加すると、祝日がすべて Free と表示され、OfficeHolidays のカレンダーは 祝日がローマ字表記になる。

Proton Calender 5.0.11 021

追加したカレンダーの表示名やカラー の変更、削除は 他のカレンダー に追加されているカレンダー の 操作 で編集する。

カレンダーの基本設定

Proton-Calendar-003-1

カレンダーはデフォルトで My calendar が登録されており、カレンダーの 3点リーダー から 編集 で表示名や通知の設定を編集できる。

Proton-Calendar-004-1

通知は デスクトップ通知メール が有効で、時刻設定されているスケジュールは 15分前、終日のスケジュールは1日前に通知されるため使用環境に合わせて設定。

イベントの期間 は スケジュール登録時の開始時刻と終了時刻の間隔を設定。

カレンダーの表示スタイル

Proton-Calendar-005-1

表示スタイルは 日・週・月 があり、右上の 日・週・月 を選択して切り替える。

デフォルトは に設定されている。

Proton Plus 004

Proton Plus 006

デフォルト表示を変更する場合は 設定 を開き、右サイドパネルの 既定の表示形式 で変更。

カレンダーの作成

Proton-Calendar-020

Proton-Calendar-021

カレンダーの追加は左サイドパネルの マイカレンダー にある「+」から カレンダーを作成 を選択し、カレンダーの作成画面でカレンダー名や通知設定をして「保存」

デスクトップアプリ

ProtonMail DesktopApp 001

公式サイト から「 Windows」をクリックしてインストーラーをダウンロード。

Proton Mailのデスクトップアプリはウェブアプリの全機能を利用できるが、オフラインでの利用は不可。

ProtonMail DesktopApp 002

ダウンロードしたインストーラーを開くとインストールが自動実行されてサインイン画面になるので、作成した Protonアカウントでサインイン。

無料プランのユーザーは 14日間試用できる。

ProtonMail DesktopApp 003

ProtonMailと Proton Calendarの利用が可能になる。

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Proton Calendar の使い方

Proton Mail 5.0.28 008

Proton-Calendar-009

スケジュールの登録はホーム左上の「新しい予定」か、カレンダーをクリックしてスケジュール登録画面でタイトルを入力して時間を設定。

予定表をクリックして表示される スケジュール登録画面は簡易表示のため、スケジュールの 繰り返し通知設定 は「詳細設定を表示」で表示する。

Proton-Calendar-010

参加者Proton Mailのメールアドレス を追加すると、イベントへの招待メール が送信される。

Proton Mail以外のメールアドレスでは利用不可。

「場所」は地図サービスと連携していないため、住所を入力してもマップを開くことはできないが、入力した内容はコピーできる。

Proton-Calendar-011

複数のカレンダーを登録している場合は、スケジュールを追加するカレンダーを選択し、詳細を任意で入力後「保存」で追加。

カレンダーの共有

Proton-Calendar-022

左サイドパネルの マイカレンダー から共有するカレンダーの 3 点リーダー をクリックして 共有 を選択。

Proton Plus 008

共有先を指定。

  • Protonユーザーに共有
    Protonアカウントを取得しているユーザーのカレンダーに共有したカレンダーを追加できる。
  • ほかに人に共有
    スケジュール確認用の .icsファイルを発行する。

Protonユーザーに共有

Proton Plus 009

カレンダーを共有する Protonユーザーのアカウントを入力し、付与する権限を選択して「共有」。

共有先が無料アカウントのユーザーで、すでにカレンダーを上限(3つ)まで作成している場合は共有(追加)できない。

Proton Plus 010

カレンダーを共有するとメッセージが送信され、受信した Protonユーザーはメッセージ内の「Respond」をクリックすると自分のカレンダーに追加できる。

ほかの人に共有

Proton Plus 011

アドレス で表示形式を選択して「作成」でリンクを作成し、作成された URLを共有相手に送信。

  • 一部だけ表示
    スケジュールのタイトルが すべて「Busy」と表示され、時間のみ確認できる。
  • フルビュー
    タイトル・参加者・場所 など 登録したスケジュールの内容を確認できる。

Proton Plus 012

発行された 共有リンク をサードパーティのカレンダーアプリで直接取り込むか、URLにアクセスして calendar.ics ファイルをダウンロードしてからカレンダーアプリにインポートすれば、共有リンクを発行した時点のスケジュールを確認できる。

公開リンク でインポートしたカレンダーは元のカレンダーが更新されても更新されない。

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