Spybot Search & Destroy のインストールと使い方

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セキュリティアプリを補完する優れた無料のスパイウェア・アドウェア対策アプリ

Spybot Search & Destroy は「 Team Spybot 」というコミュニティで開発が進められ、アイルランドの「 Safer-Networking Ltd 」によって配布されている 著名なアンチスパイウェアアプリで、以前は Canon IT ソリューションズ から日本語化された有料版が販売されていたが、Spybot Search & Destroy の バージョン 1.4 で販売が終了している。

Spybot Search & Destroy が公式にサポートしている言語は 英語 / ロシア語 / ドイツ語 の3ヶ国語で、インストーラーには スペイン語 / フランス語 / イタリア語 など 有志による8カ国語の言語ファイルが含まれているが 日本語はサポート外。
ただ、現バージョンでも  ネットセキュリティブログ で公開されている 「Spybot – Search & Destroy 日本語化ファイル 」 を使用して 日本語化が可能。

Spybot Search & Destroy Free Edition は一般的なセキュリティアプリと異なり、アドウェア , トラッキングソフトウェア , キーロガー などの スパイウェアの検出と駆除のほか、ブラウザのセキュリティを強化して 悪意あるサイトへのアクセスブロックする。
ただし、Spybot Search & Destroy Free Edition では アンチウイルス機能が未実装のため、セキュリティソフトの機能強化・補完としての利用を推奨。

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マルウエアとは

マルウェアやコンピュータウイルスについての基礎知識 Malware(マルウェア)とはMalicious softwere (悪意のあるソフトウェア)の混成語で、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア、ランサムウェア […]

システム要件

バージョン 2.7 現在

OS: Windows XP / Vista / 7 / 8 ( 8.1 ) / 10
ストレージ : 500MB以上の空き容量

ソフトの入手先

Spybot – Search & Destroy Free Edition 公式ダウンロードページlink

ネットセキュリティブログ「Spybot – Search & Destroy」 日本語化ファイル公開!link



Spybot – Search & Destroy のインストール

セットアップウィザードは英語表記だが、アドウェアもなくインストール作業は簡単。

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公式のダウンロードページには FOSSHUB などのホスティングサーバのリンクが掲載されているが、ページの中ほどに Safer-Networking から直接ダウンロードできる広告なしのリンクがあるので、クリックしてインストーラーをダウンロード。

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日本語化する場合は「ネットセキュリティブログ「Spybot – Search & Destroy」 日本語化ファイル公開」のページから「日本語化ファイル(最新バージョン)」のリンクをクリック。

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日本語化ファイルは Googleドライブ にアップされているので 右上のダウンロードアイコンをクリックして ZIPファイルをダウンロードし、ダウンロードしたZIPファイルを選択後 コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「すべて展開」で解凍しておく。

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ダウンロードした Search & Destroy のインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」で許可。

言語選択は「 English 」のままで「 OK 」。

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寄付と有料版に関する選択項目が表示されるので、無料版の個人使用で寄付をしない(後でする)場合は「 … instaling Spaybot for personal use , and will decide later. 」を選択して「 Next 」。

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インストールモードの選択。
アドウェアやサードパーティ製アプリのバンドルなどはないが、インストール内容を確認するため「 I want more control, more feedback and more responsibility. 」を選択して「 Next 」。

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使用許諾書が表示されるので内容を確認して問題なければ「 I accept the agreement 」をチェックして 「 Next 」。

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インストール先の指定。
こだわりがなければデフォルトのまま「 Next 」。

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インストール項目の選択はデフォルトの「 Full instalation」のまま「 Next 」。

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スタートメニューの登録もデフォルトのまま「 Next 」。

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追加のタスクにある「Schedule」は定期的なスキャンやウイルス定義更新をするものだが、無料版ではスケジュール機能は提供されていないため チェックを外しておく。
※チェックを入れてもスケジュールは使用不可

「 Integration 」は ファイルエクスプローラーに統合するもので「 新しいデバイス接続時の自動再生時に検査」と「 コンテキストメニュー(右クリックメニュー)への追加 」なので、不要であればチェックを外しておく。

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インストールの準備が完了したので「 Install 」をクリック。

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日本語化する場合は「 Open Start Center 」「 Check for malware signatures 」のチェックを外して 「 Finish 」。

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「 Spybot – Search & Destroy 」のインストールフォルダ内にある「 Local 」フォルダに 解凍した「 Spybot_2.0 日本語化ファイル 」内にある「 ja 」フォルダを 移動 もしくは コピー する。

「 Spybot – Search & Destroy 」のインストール先は「 Cドライブ」→「 Program Files (x86) 」→「 Spybot – Search & Destroy 2 」。

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「 Spybot – S&D Start Center 」を開いて「 Scan system 」をクリック。

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ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」で許可。

「 Associated Tasks 」から「 Settings 」を選択。

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「 Contributes Languages 」の項目に「日本語」が追加されているので選択して「OK」。

「 Systen Scan 」と「 Start Center 」を閉じて「 Start Center 」を再起動。

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日本語化されているはず。

Spybot – Search & Destroy の使い方

Spybot – Search & Destroy の無料版で利用可能な主な機能は アドウェア , トラッキングソフトウェア , キーロガー などの スパイウェアを検出・駆除する「 Scan System 」と ブラウザのセキュリティを強化して 悪意あるサイトへのアクセスブロックする「 Immunize (免疫化)」で、通常はタスクトレイに常駐してバックグラウンドで動作する。

一般的なセキュリティアプリは同時使用すると競合するため、起動時に競合するアプリのアンインストールや停止を求められるが、 Spybot – Search & Destroy 無料版 は ライブプロテクション(リアルタイム保護)機能が実装されていないので、他のセキュリティアプリがバックグラウンドで動作していても使用できる。

初期設定

Spybot – Search & Destroy をインストール後 日本語化した状態だと ウイルス定義が古い状態なので、ウイルス定義の更新と システムスキャン、免疫化の設定を行う。

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「 Start Center 」から「ウイルス定義の更新」をクリック。

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「 ウイルス定義の更新 」ウインドウが開くので「 ウイルス定義の更新 」をクリック。

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時々アップデートに失敗するので、エラーが発生した場合は再度 「ウイルス定義の更新」を実行。

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再度 実行してもエラーが発生する場合は「詳細を表示」でエラーになっているファイルを確認できる。

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定義が新しい場合は 時間をおいて 再度 更新をかけると 大抵は成功する。

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ウイルス定義の更新が完了したら「 Start Center 」で「Scan system」をクリック。

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「一時ファイル」が検出されている場合は「クリーンアップ」をクリック。

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初回のシステムスキャンを実行するため「スキャンを開始」をクリック。

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スキャンが完了すると結果が表示される。

検出されるのは ウェブサイトを閲覧した際に ブラウザが取得する トラッキング Cookie や キャッシュ、履歴 など「脅威レベル」の低いものから、アドウェア , キーロガー , トロイの木馬 のように脅威レベルの高いマルウェアまであるが、検出された項目が基本的に隔離して問題ない。

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検出されたマルウェアを隔離する場合は、ブラウザなどフォアグラウンドで動作しているすべてのアプリケーションを終了した状態で「選択項目の修正」をクリック。

チェックボックのチェックを外すと 隔離対象から除外できる。

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修正した項目は「隔離」されているだけで「削除」されていないため「検疫」で「復元」もしくは「完全削除」できる。

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「ヘルプ」のダイアログがでたら「いいえ」を選択。

このダイアログは「 Scan System 」の「設定」にある「ダイアログ」タブの「非クリティカルなダイアログを表示」するもので、ここで「いいえ」を選択しても必要なダイアログは表示されるので問題ない。

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「隔離」されている状態であれば トラッキングなどの機能は停止しているため 実害はない。
また、検出項目を隔離したため何らかの不具合が発生した場合は、上部メニューバーの「関連するタスク」か「検疫」を開き、不具合の原因と思われる項目にチェックを入れ「選択アイテムの復元」で元の状態に戻すことができる。

同様に項目をチェックして「選択アイテムを消去」をクリックすると完全削除できるが、確実に不要なファイルだと確信がない場合は「隔離」状態でしばらく様子を見たほうが良いかも。

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「検疫」の左ナビゲートメニューにある「隔離アイテムの一括消去」は指定した日付よりも前の隔離アイテムを削除できるので、隔離アイテムを完全削除したい時は「隔離アイテムの一括消去」で指定日をデフォルトの 90日 程度で実行することを推奨。

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ウイルス定義の更新 , システムスキャン , 検出アイテムの隔離 が完了したら 最後に「免疫化」を行うので、「システムスキャン」の画面を閉じて「 Start Center 」から「 Immunize 」をクリック。

「免疫化( Immunize )」は 悪意のあるサイト , 信頼できないサイト , 潜在的に危険なサイト へのアクセスをブロックする機能。

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「システムの確認」をクリック。

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「免疫化の適用」をクリック。

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免疫化の適用が完了。

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「 Start Center 」の各項目がすべてグリーンになったら完了。

スキャンと隔離アイテム

Spybot – Search & Destroy の無料版 は スケジュール機能がないので、システムスキャンは手動で定期的に実行することを推奨。
また、リアルタイム保護も無効になっているため、ウイルス対策には別途 リアルタイム保護が有効なセキュリティソフトが必要。

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無料版では自動アップデートも無効になっているので、システムスキャンを実行する場合は必ず「ウイルス定義の更新」を実行。

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有料版の Spybot – Search & Destroy では デフォルト設定で システムスキャンが 毎月1回になっているので、別途 リアルタイム保護が有効なセキュリティソフトで保護されている環境下であれば、免疫化してからのシステムスキャンは毎月1回が目安。

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修正した項目は「隔離」されているだけで「削除」されていないため「検疫」で「復元」もしくは「完全削除」できる。

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「ヘルプ」のダイアログがでたら「いいえ」を選択。

このダイアログは「 Scan System 」の「設定」にある「ダイアログ」タブの「非クリティカルなダイアログを表示」するもので、ここで「いいえ」を選択しても必要なダイアログは表示されるので問題ない。

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「隔離」されている状態であれば トラッキングなどの機能は停止しているため 実害はない。
また、検出項目を隔離したため何らかの不具合が発生した場合は、上部メニューバーの「関連するタスク」か「検疫」を開き、不具合の原因と思われる項目にチェックを入れ「選択アイテムの復元」で元の状態に戻すことができる。

同様に項目をチェックして「選択アイテムを消去」をクリックすると完全削除できるが、確実に不要なファイルだと確信がない場合は「隔離」状態でしばらく様子を見たほうが良いかも。

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「検疫」の左ナビゲートメニューにある「隔離アイテムの一括消去」は指定した日付よりも前の隔離アイテムを削除できるので、隔離アイテムを完全削除したい時は「隔離アイテムの一括消去」で指定日をデフォルトの 90日 程度で実行することを推奨。





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