CPU-Zのインストールと使い方


CPU-Zはパソコンのハードウェア情報を表示する定番ソフト。
プロセッサのステッピングやリビジョンの他、メモリのCASやRASの情報なども表示可能。ただし、日本語には未対応。
Ver1.72.1でWindows10に対応し、Ver1.73でベンチマークタブが追加された。

システム要件

インストールに関してはWindows搭載マシンなら特に制限はない。
ただし、古いバージョンでは最新のCPUに対応できないので、使用の際には最新バージョンへの更新を推奨。

ソフトの入手先

CPU-Z 公式サイト ダウンロードページlink



CPU-Zのインストール

CPU-ZはインストーラーとZIPファイルが提供されているので、手軽なZIPファイルでの使用がオススメ。

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CPU-Zのダウンロードページ。

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ページの左側にある「DOWNLOAD」のメニューから「ZIP-ENGLISH」をクリック。

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「DOWNLOAD NOW!」をクリック。

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ダウンロードしたCPU-ZにZIPファイルを選択し、右クリックメニューから「すべて展開」を選択。

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展開したフォルダ内には32ビット用と64ビット用のプログラムが入っているので、使用しているPCに合わせて実行する。
起動時にセキュリティ警告がでるので「実行」をクリック。
ちなみに間違って起動しても「互換性がありません」というメッセージが出るので、OSが32ビットか64ビットか不明なときは、取り敢えずどちらかを起動すればOK。

CPU-Zを継続して使用する場合は、展開したフォルダを「Program Files」フォルダなどに移動し、実行するCPU-Zを選択後、右クリックメニューから「スタートメニューに表示する」もしくは「タスクバーに表示する」、「送る」から「デスクトップ」を選択してショートカットを作成すれば使い勝手が良くなる。

使用方法

CPU-Zは情報表示ソフトなので、使用方法は起動するだけ。
もともと表示される情報が専門的なため、英語のままでも十分使用可能。

CPU

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Processor

Name:使用しているプロセッサの名称
Code Name:プロセッサ開発時のコードネーム
Package:対応しているソケット
Technology:集積回路の線幅
Core Voltage:コア電圧
Stepping:コアのマイナーバージョンアップのステッピングナンバー
Revision:プロセッサの改訂番号
Family:プロセッサの世代
Model:プロセッサの設計情報
Instructions:利用可能な拡張命令セット

Clocks

Core Speed:現在のCPUコアの動作周波数
Multiplier:CPUのコアを何倍速で動作させているか
Bus Speed:バススピード
HT Link:ハイパートランスポート(AMDのみ)

Cache

CPUの処理とハードディスクなど記憶装置との橋渡し的なメモリ
Cores:プロセッサのコア数
Thresds:同時に処理できるスレッド数

Cache

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Cacheとは高速化が進んでいるCPUなどの処理装置と、高速化のボトルネックと言われているハードディスクのギャップを埋めるためのメモリ。

L1(レベル1)キャッシュ・L2(レベル2)キャッシュ・L3(レベル3)キャッシュと、それぞれ搭載されているキャッシュが表示される。

Motherboard

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Motherboardタブは文字通り、マザーボードに関する情報が表示される。

Motherboard

Manufacture:マザーボードの製造メーカー
Model:マザーボードの品名とリビジョン
Chipset:採用しているチップセット
Southbridge:サウスブリッジの世代
LPCIO:ハードウェアのセンサーをモニタリングしているチップ

BIOS

Brand:AwardやAMIなどBIOSのメーカー
Version:BIOSのバージョン
Date:おそらくBIOSの最終更新日

Graphic Interface

グラフィックのインターフェイス

Memory

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メモリの種類や容量以外は、メモリをオーバークロックしない限り、重要度は低い。

General (全般情報)

Type:メモリの種類
Channels:動作チャンネル
Size:メモリの容量
DC Mode:メモリアクセスの状態
NB Frequency:ノースブリッジの動作周波数

Timing (メモりタイミング)

DRAM Frequency:メモリの動作周波数
FSB:DRAM:???
CAS#Latency:CASレイテンシ
RAS# to CAS#Delay:RASが送信されてからCASが送信されるまでのクロック差
RAS#Precharge:RAS送信終了から次にRAS送信を開始できるようになるまでの時間
Cycle Time:RAS送信開始から送信終了までの時間
Bank Cycle Time:RAS送信から次のRAS送信までに必要な時間

SPD

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SPDとはSerial Presence Detectの略。
これもメモリの情報で、各スロット毎にメモリ容量の他、メーカーや型番なども表示される。
図では4つあるメモリスロットのうちSlot#1を選択している状態。

Graphics

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Display Device Selection

ディスプレイデバイスの選択

GPU (Graphics Processing Unit)

Name:使用しているビデオチップの名前
Code Name:ビデオチップのコードネーム
Technology:プロセスルール

Clocks

Core:GPUコアの動作周波数
Memory:GPUに搭載されているメモリの動作周波数

Memory

Size:GPUに搭載されているメモリ容量

Bench

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BenchはVer1.73から実装された機能で、Ver1.75の時点ではBETA版になっている。

参考値としてVer1.75にはReferenceに「Core i7 6700K、Core i7 4790K、FX-8150」など6種類のCPUが登録されており、比較対象とするCPUを選択後、「Bench CPU」をクリックすると上図のように現在のマシンとReferenceで選択したCPUの数値が表示される。
※Referenceのドロップダウンリストが空の場合は一旦「Bench CPU」をクリックするとリストを認識する。

テストははシングルスレッドとマルチスレッドで行われ、それぞれ別に表示。

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シングルスレッド・マルチスレッドの項目にあるReferenceのチェックボックスにチェックを入れると、チェックした参考値を100とした場合の指数を表示。

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「Stress CPU」はCPUに負荷をかけるテストで、テスト実行時にReferenceがグレーアウトするように、表示されているReferenceの数値は無関係。

About

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Aboutタブには各タブで表示されている情報をテキストやHTML(ハイパーテキスト)で保存するツールがある。

情報を保存する場合は、「Tools」の「Save Report」をクリックするだけ。
テキスト形式で保存する際は(.TXT)、HTML形式で保存する場合は(.HTML)を選択。

保存される情報は各タブで表示されている情報の他、CPUID(機械語)なども含まれているため、情報量が多く、一見すると不可解だが、注意深く読んでいくと必要な情報が記載されている。

ちなみに「Validation」はCPU-Zの結果を公開登録する機能で、世界の強者どもが自身の最強マシンを登録している。

CPU-Z Records Pagelink






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