CCleaner のインストールと使い方

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無料PCメンテナンスソフトの定番

CCleaner は英国のソフトウェアベンダー「 Piriform 」が開発しているド定番のメンテナンスソフト。
日本語もサポートしており、無料版でも基本的なクリーニングが可能になっているが、「 Piriform 」が2017年に7月にセキュリティソフトウェアベンダー「 Avast 」に買収されてからは、 CCleaner に大きなバグが目立つようになり、従来の安定した品質が失われている感がある。
また、買収以降はインストーラーにChromeの同時インストールや、 CCleaner 起動時に有料版の広告がポップアップで出るなど、収益化が強化されている。

CCleaner の主機能は「 ブラウザのキャッシュ 」「 アプリの一時ファイル 」「 不要なレジストリ 」の削除。
キャッシュや一時ファイルは処理を高速化するためのものだが、データが古くなるとファイルの肥大化や、表示が正しく行われないなどの弊害が生じ、パフォーマンス低下やHDDの空き容量圧迫の原因になるため、定期的に削除することで状態が改善が期待できる。

レジストリに関してはWindows Vista以降は肥大化が改善されているが、不要なものは無いに越したことはない。

CCleaner はバージョン5.57でメニューに「 イージークリーン 」が追加され、1クリックで安全なクリーニングが実行できるようになっている。

システム要件

バージョン5.59.7230 現在

OS:Windows XP / Vista / 7 / 8.1 / 10 (32bit & 64bit)

ソフトの入手先

CCleaner 公式サイト ダウンロードページlink



CCleaner のインストール

現在のインストーラーには環境によってGoogle Chromeが同時インストールされる場合があるので要注意。

Piriform CCleaner 001

ダウンロードページには有料の多機能版もあるが、無料版を利用する場合は「 Free 」の「 Download 」ボタンをクリック。

Piriform CCleaner 050

ダウンロードしたインストーラー起動後にユーザーアカウント制御のメッセージが出たら「 はい 」で許可。

セットアップウィザードが起動したら右上のランゲージリストから「 Japanese 」を選択して日本語表記に変更する。

Piriform CCleaner 051

環境によっては「 PiriformはGoogle Chromeを推奨しています 」と表示され、デフォルトでGoogle Chromeが同時インストールされる設定になっているため、不要であれば「 Google Chromeをインストールする 」のチェックを外す。

Piriform CCleaner 059

「 Avast Free AntiVirus 」のバージョンもあるので要注意。

Piriform CCleaner 052

「 ライセンス契約の確認 」「 プライバシーポリシーを確認 」に目を通して問題なければ「 カスタマイズ 」をクリック。

Piriform CCleaner 053

インストールオプションの選択。
「 ゴミ箱のコンテキストメニュー… 」は、デスクトップのごみ箱アイコンを右クリックメニューに CCleaner の「 実行 」と「 開く 」を追加される。

「 インテリジェントクッキー 」はブラウザが保持しているログイン情報などのことで、「 インテリジェントクッキースキャンを有効 」にすると、インテリジェントクッキーは削除されないので、 CCleaner 実行後でもログインIDなどの入力を省略できる。
別の言い方をすれば、クッキーに情報を保持したままになるため、第三者でも容易にアクセス可能な状態になる。

チェックが終わったら「 詳細 」をクリック。

Piriform CCleaner 054

インストール先の確認と利用するユーザーの選択。
特にこだわりがなければデフォルトのままでOK。

全ての設定を確認したら「 インストール 」をクリック。

Piriform CCleaner 055

「 リリースノートを確認 」にチェックが入った状態で「 CCleaner を実行 」をクリックすると、 CCleaner が起動すると同時にブラウザが開き、 CCleaner のリリース情報が表示される。

ブラウザとセットアップウィザードを閉じてインストール完了。

CCleaner の使い方

クリーナーとしての機能は主に、アプリケーションが使用する一時ファイル、ブラウザのキャッシュ、Cookieのほか、履歴やゴミ箱に入っているファイルなどが対象。
クリーナーとは別に不要レジストリの検出・削除と、プログラムのアンインストール、スタートアップ項目の設定など、フリーバージョンでも機能は豊富。

現バージョン(5.59.7230)では「 Google Chrome Beta 」は解析対象から除外されており、サポートしているのは安定版のみになっている。

Piriform CCleaner 056

CCleaner を起動するとバージョン5.57で実装された「 イージークリーナー 」が選択された状態になる。

「 イージークリーナー 」は名前の通り「 簡単クリーナー 」で、リスクの少ない最小限の項目のスキャン、および削除を実行する。

Piriform CCleaner 058

中央に表示されている「 解析 」をクリックするとスキャンが開始し、「 すべてクリーン 」をクリックすると検出された不要ファイルが削除される。

Piriform CCleaner 062

トラッキングファイルは、ブラウザが使用する一時ファイル「 Cookie(クッキー) 」の一種で、主にサイト内に表示されている広告を配信しているサーバのCookieで、ユーザーのアクセス履歴を保存して広告表示などのマーケティングに利用されるもの。
ショッピングサイトで閲覧した商品が、ニュースサイトの広告に表示されたりするのはトラッキングが原因なので、削除しても全く問題はない。

Piriform CCleaner 063

「 不要なファイル 」には「 ごみ箱 」「 一時ファイルシステム 」「 インターネット一時ファイル 」「 一時アプリケーションファイル 」があり、削除してもリスクの少ない項目になっているが、「 ごみ箱 」は完全削除されるので要注意。

検出された不要なファイルは「 すべてクリーン 」をクリックすると削除される。

Piriform CCleaner 057

従来の「 クリーン 」は「 詳細クリーン 」と表示されており、初期設定で一般的に不要と思われる項目が解析対象としてチェックされている。
チェックが入っていない項目はグレーアウトしているが、任意でチェックを入れることが可能。

Microsoft Edge・Internet Explorer

Windowsがデフォルトで実装しているウェブブラウザで、初期設定では「 フォームへの入力履歴 」と「 保存されたパスワード 」は削除対象から外されている。

Piriform CCleaner 020

初期設定では「 フォームへの入力履歴 」と「 保存されたパスワード 」は削除対象から外されている。

インターネット一時ファイル

「 キャッシュ 」とも呼ばれるインターネット一時ファイルは、表示されたウェブページのデータをパソコンに取り込んだもので、次回以降の表示を高速化する仕組み。
閲覧ページが増えるほどキャッシュが蓄積されるだけでなく、ページが更新されてもブラウザがキャッシュを読み込むために内容が正しく表示されなかったり、レイアウトが崩れたりするため、定期的なキャッシュの削除はメンテナンスの必須項目。

履歴

ユーザーがIEで表示したウェブページの閲覧履歴。
一定期間(初期設定では20日間)はデータが蓄積されていくので、履歴を頻繁に利用しないのであれば削除しても問題ない。

クッキー(Cookie)

Cookieはウェブサイトからパソコンに保存される識別番号のようなデータで、個人情報を入力するようなウェブサイトでは、Cookieにも個人情報が保存されていることが多い。
Cookieを利用すると利便性が向上するものの、訪問回数や閲覧の傾向などが把握でき、何らかの手段でCookieが盗まれると、「 なりすまし 」によるサイトへのアクセスも可能なので、セキュリティやプライバシーなどの問題を抱えている。
そのため基本的にCookieは削除して全く問題がないどころか、削除したほうが無難。
どうしても削除したくないCookieがある場合は、後述する「 Cookieの除外リスト 」に登録すればOK。

入力したアドレスやパスなど

IEの入力バーは入力支援機能が備わっており、IPアドレスやURLなど直接入力した情報がレジストリに保存されているので、この情報を一括削除する。

Index.dat の削除

Index.dat はIEのパフォーマンス向上のためのデータで、Cookieなどの情報を保持しているのだが、IE10以降では使われていないため、IE10以降では「 PrivacIE 」や「 IECompatCache 」などIndex.dat の代わりに使用されているデータが削除されるらしい。

保存場所

Windowsを普通に使っていると当たり前になっている「 ファイルを開く 」「 ファイルの保存 」「 フォルダを開く 」「 印刷 」「 検索と置換 」「 ページ設定 」「 フォント 」「 色 」などはコモンダイアログといい、Windowsで動作するアプリケーションが利用できる共通機能になっている。
コモンダイアログを使用してファイルを保存すると、次に保存する際、最後に保存した場所が自動的に開くのだが、これはコモンダイアログがレジストリに保存場所を記録しているから。
意外と便利な機能なのだが、 CCleaner の初期設定では「 保存場所 」も削除対象になっているので、チェックを外すのもあり。

フォームへの入力履歴

IEを使用して名前や住所などをウェブページ上にあるフォームに入力すると、オートコンプリート機能によって、次回からテキストボックスを選択した際に履歴が表示される。
履歴表示は入力する手間が省ける反面、個人情報などセキュリティ面でのリスクは高いので、面倒でも安全第一を優先するならチェックを入れておく。

保存されたパスワード

フォームの入力履歴と同様、入力済みのパスワードもオートコンプリート機能によってレジストリに保存されているので、利便性を優先するなら初期設定のまま、セキュリティを優先するならチェックを入れて削除対象にする。

エクスプローラ

Windowsエクスプローラはとは、デスクトップからフォルダやファイルを開いたり、コントロールパネルにアクセスしたり、ハードディスクの中を表示したりと、グラフィックで表示される(GUI)操作画面のこと。

Piriform CCleaner 064

以前はデフォルトで削除対象になっていた「 最近使ったファイル 」が除外され、初期設定では「 実行(スタートメニュー) 」「 サムネイルキャッシュ 」「 タスクバージャンプ 」が削除対象になっている。

最近使ったファイル

Windows XPまでは標準で表示されていたが、Windows7では非表示になっている項目で、Windows10では「 クイックアクセス 」として復活している。

Piriform CCleaner 014

表示させるには「 コントロールパネル 」→「 デスクトップのカスタマイズ 」→「 タスクバーとスタートメニュー 」、もしくはスタートメニュー上で右クリックして「 プロパティ 」。
「 タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ 」の「 [スタート]メニュー 」タブを開き、「 カスタマイズ 」で「 最近使った項目 」にチェックを入れる。

もともと非表示なので使用していなければ削除して問題ないが、敢えて表示しているなら利用頻度を考慮したほうが無難。

実行(スタートメニュー)

スタートメニュー、もしくは「 Win 」+「 R 」で呼び出せる「 ファイル名を指定して実行 」の履歴を削除するもの。

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利用したことがほとんどなければ削除して全く問題はないが、頻繁に利用しているなら削除対象から除外したほうが良いかも。

その他の最近使ったファイル

Windowsは「 最近使ったファイルやフォルダ 」のほかにも、使用したアプリケーションやファイル検索など保存されている様々な履歴が削除される。

整理が苦手なユーザーは、元の保存場所が分からず履歴を多用していたりするので、「 最近使ったファイル 」と同様に、使用状況に応じて判断したほうが無難かも。

サムネイルキャッシュ

画像や動画のファイルはファイルの内容がアイコンとして縮小イメージ(サムネイル)が表示され、イメージデータがキャッシュとして格納されている。
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キャッシュは「 thumbnailcache 」というデータベースファイルになっており、確実に肥大化していくが、一定の容量まで肥大化すると自動的にサムネイルキャッシュはリセットされる。

サムネイルキャッシュがリセットされると、当然ながら再構築されるため、大量の画像ファイルや動画ファイルを扱っていると再構築に時間がかかるので、システムドライブの空きに余裕があるならサムネイルキャシュの削除は避けたほうが良いかも。
逆にSSDなどでシステムドライブの空きに余裕が無いなら、サムネイルキャッシュを削除することで空き容量が確保できる。

タスクバージャンプリスト

タスクバージャンプリストはタスクバーにピン留めされたアイコンアイコンを右クリックして表示されるジャンプリストで、「 ピン留め(固定済み) 」と「 最近つかったもの 」の2項目がある。

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CCleaner の「 タスクバージャンプリスト 」で削除されるのは、「 最近使ったもの 」のみで「 ピン留め(固定済み) 」の項目は削除されずに保持される。

ネットワークパスワード

複数のパソコンを使用してる環境で、アクセス制限を設定しているPCを参照する際に入力した「 ユーザー名 」と「 パスワード 」を削除する項目。

システム

システムの項目にはWindows全般の不要ファイルやデータは列挙されている。

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初期設定で注意が必要なのは「 ごみ箱 」くらいで、その他の削除項目は特段の理由がない限り削除して問題ない。

ごみ箱を空にする

単に「 ごみ箱 」の中を空にする。

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「 ごみ箱 」のプロパティで確認できるが、ごみ箱には最大サイズが設定してあり、設定値に達するまで捨てたファイルやフォルダは保存され、設定値をオーバーすると古いファイルから順に削除されていく。

設定値が大きいと空き容量を圧迫することになるが、頻繁に「 ごみ箱 」を漁っている、もしくは「 ごみ箱 」をフォルダ代わりに使用してる場合はチェックを外しておく。

一時ファイル

一時ファイル(テンポラリファイル)はWindowsやアプリケーションが作業中のデータを一時的に保存したもので、実行中のプログラムが使用しているファイルもあるが、 CCleaner は初期設定で「 24時間を経過したもののみ削除 」が有効になっているため、削除を実行しても差し支えはない。

クリップボード

クリップボードは、いわゆるコピペをする際に使用されるメモリ領域で、削除の有無によるパフォーマンスへの影響はほとんどないと思われるが、初期設定では削除項目になっている。

メモリダンプ

メモリダンプ(クラッシュダンプ)はWindowsやアプリケーションが異常終了した際、最後の瞬間にメインメモリ(RAM)が記録していたものを、HDDなどの補助記憶装置に保存したもの。
開発者にはバグの修正(デバッグ)に利用できる有用なデータを含んでいる可能性があるものの、ユーザーが利用することはほとんどない。

CHKDSKコマンドのフラグメント

ディスクエラーが発生した際に実行されるスキャンディスクは、破損してファイルの一部しか認識できなくなったデータを「 chk 」という拡張子でファイル化して、ディスクの整合性を保つ機能を備えている。
生成されたファイルは「 回復されたファイルの断片 」と表現されているが、文字通り「 ファイルの断片 」なので基本的には不要ファイル。
ただ、拡張子を「 .chk 」から元の拡張子に変更することで、運が良ければ内容の一部を取り出すことも可能。
修復ソフトには.chkファイルを利用するものがあるので、必要に応じて削除対象から外しておく。

Windows ログファイル

Windowsは動作を記録してログファイルとして保存しており、普通に動作していれば利用することはないが、異常が発生した際にはエラーの情報源になるので、状況に応じて削除対象から外しておく。

Windows エラー報告

Windowsや使用中のアプリケーションがクラッシュした際に表示される「 エラー報告の送信 」は、前述のメモリダンプのほか、パソコンのスペックや使用しているアプリケーション、作成したファイル、IPアドレスなど、プライバシー情報を含むデータがまとめられてXMLファイルとして保存されている。

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送信したデータは改善のために利用されるらしいが、データ送信しないのであれば削除して全く問題ない。

DNSキャッシュ

DNSはインターネット上のIPアドレスやドメイン名、ホスト名を管理するシステム。
ブラウザでウェブサイトへアクセスする際、DNSによって「 名前の解決 」というURLのドメイン名とIPアドレスを結びつける作業が行われており、この情報をWindowsはキャッシュとして保持し、次回からのアクセスではキャッシュを利用することで「 名前の解決 」作業を省略してアクセスが可能になる。

DNSキャッシュそのものはパフォーマンスを向上させるための処置だが、DNSは任意の期間で変更されるため、状況によっては古い情報を参照していることがあり、サイトへの接続がうまく行かなかったり、表示が遅くなった場合は、DNSキャッシュを削除することで改善する場合がある。

スタートメニュー・デスクトップのショートカット

アンインストールしたアプリケーションの残骸となったスタートメニューやデスクトップのショートカットを削除する項目。
削除される対象はショートカットの参照元が不明なもののみで、実行ファイルが存在しているショートカットは削除されないため、デスクトップやスタートメニューがよくわからないアイコンで埋まっているときなどに便利かも。

拡張設定

デフォルトでは全項目がグレーアウトしている「 拡張設定 」だが、「 Windowsイベントログ 」や「 環境PATH 」などクリーニング対象に追加して差し支えない項目もある。

Windowsイベントログ

システムやアプリケーションなどで発生するエラーなどの情報を自動記録しているもので、トラブル発生時に解決の足がかりとなるものだが、PCが正常に動作しているときに参照することは皆無に近いので削除して問題はない。

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イベントログは「 コントロールパネル 」でかとゴリー別になっているなら「 システムとセキュリティ 」→「 管理ツール 」→「 イベントビューア 」で確認できる。

古いプリフェッチデータ

プリフェッチ(prefetch)とは、アプリケーションの起動を早めるなど、システムのパフォーマンス向上を目的としたメモリ管理機能。
ユーザーの「 使い方 」を記録・分析し、「 ユーザーの癖 」を掴むことで、次に起動するであろうプログラムを先読みする仕組み。
WindowsXPに実装され、Vista以降では「 Windows SuperFetch 」という名称になっている。
ただ、パフォーマンスを向上させる機能なのだが、ログデータが肥大化することでプリフェッチの読み込みに時間がかかり、Windowsの起動がもたつく原因になるため、定期的に削除することでOSの起動が安定する。

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プリフェッチデータは「 Windows 」→「 Prefetch 」フォルダ内に格納されている。
CCleaner の「 古いプリフェッチデータの削除 」にチェックを入れると、長期間使用していないプログラムが記録されているプリフェッチデータが削除される。

メニューオーダーキャッシュ

スタートメニューの登録情報を格納したレジストリを削除する項目。
クリア後に再起動するとスタートメニューが再構築される。

トレイ通知のキャッシュ

タスクバーの右端にある時間やアイコンが表示されている部分で、タスクトレイや通知領域とも呼称されるのがシステムトレイ。
システムトレイに表示されているアイコンのキャッシュファイルをクリアするもので、システムトレイの表示に異常が発生した場合など以外は特に実行するメリットはない。

ウィンドウサイズ/表示位置のキャッシュ

表示したウインドウのサイズや表示位置が格納されている情報をクリアするもので、特に削除する必要はない。

環境PATH

環境PATH(環境変数パス)は、実行ファイル(アプリケーション)を参照するパスのことで、アンインストールした際に削除されず、レジストリに格納されたままになっている「 存在しないパス 」を検出して削除する項目。
不要なレジストリなので削除して問題はない。

ユーザーアシストの履歴

スタートメニューで優先表示される使用頻度の高いプログラムの使用履歴をクリアする項目。

削除指定ファイル/フォルダ

「 オプション 」の項目で指定した特定のファイルやフォルダを削除するもので、「 オプション 」の該当項目を設定すると自動的に有効になる。

空きスペースの抹消

ディスクの空き領域を上書きして、ファイルの復元ができないようにする情報漏洩対策機能。
空き領域のサイズによっても変わってくるが、相当時間のかかる作業で、SSDなど書き換え回数に制限があると微妙なので、普段から実行する項目ではない。

現バージョンで削除されている項目

旧バージョンにあった項目で現在は削除されているもの。

フォントキャッシュ

Windowsはフォントをキャッシュとして管理してパフォーマンス向上を図っているが、このフォントキャッシュが何らかの原因で破損すると、文字が正しく表示されなくなる。その場合、フォントキャッシュを削除することで、Windowsが自動で再構築するので改善される可能性がある。

フォントの表示に異常がなければ特に削除する必要はない。

アプリケーション

「 アプリケーション 」タブではEdge・IE以外にインストールされているFirefoxやGoogle Chrome(Betaは除く)などのブラウザのほか、インストールされているアプリケーションが検出されて一覧表示されている。

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ブラウザに関しては「 Windowsタブ 」にある「 Internet Explorer 」と同様で、各アプリケーションでは使用履歴や一時ファイルなどが削除される。

クリーンアップの対象項目にチェックを入れたら、ブラウザを始め使用しているアプリケーションを終了してから「 解析 」をクリック。

各項目の内容がよく分からない時は、「 ごみ箱を空にして問題ないか 」だけ判断してから、その他は初期設定のまま「 解析 」でも特に支障はないはず。

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検出された項目は一覧で表示される。

ccleaner030削除されるファイルは各項目をダブルクリックすると表示される。

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「 クリーンアップ開始 」をクリックすると検出された不要ファイルが削除され、お掃除完了。

レジストリ

レジストリはシステムの設定情報が格納されているデータベースのため、レジストリの編集は最悪の場合はWindowsが起動しないという状況に陥る可能性があるものの、 CCleaner では起動に支障を来すような項目はなく、ソフトのアンインストール後に残ったエントリの削除が中心になっている。

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レジストリクリーナーはデフォルトですべての項目にチェックが入っている。

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「 クリーナー 」と同様にチェックした項目を解析するため「 問題をスキャン 」をクリック。

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検出された項目を確認して「 選択項目を解決 」をクリック。

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レジストリのバックアップをするメッセージが出るので必ず「 はい 」を選択してバックアップをとる。

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レジストリをバックアップしたら、検出されたレジストリの問題が1つずつ表示されるが、面倒なので「 選択されたすべてを解決 」をクリック。

もともと不要なエントリしか検出しておらず、直接システムに甚大な影響を及ぼすような項目でではないが、OSがバージョンアップしたり仕様が変更になった時は、思わぬ不具合が発生する可能性もあるので、不具合が起きるようならバックアップファイルから復元する。

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バックアップファイルは「 .reg 」の拡張子を持つファイルで、復元はファイルをダブルクリックするだけ。

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ファイルを開くとメッセージが出るので、レジストリを復元する場合は「 はい 」をクリック。

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これでレジストリの復元が完了。

見つからない共有DLL

DLL(動的リンクライブラリ)は複数のプログラムが共通して利用する汎用機能で、レジストリに格納されたDLLへの参照エントリをチェックし、DLlが存在しないエントリを検出する。

関連づけられていない拡張子

削除したアプリケーションが使用していた拡張子など、アプリケーションが関連付けされていないファイルの拡張子を検出する。

ActiveXおよびクラスの問題点

ActiveXはアプリケーション間で連携をとる機能で、ブラウザ上で動作するAdobe Flashなどのプラグインが該当するが、プログラムのアンインストールなどで、参照先のファイルが見つからないエントリをチェックして検出する。

タイプライブラリ

タイプライブラリは「 インターフェイス定義情報を提供するバイナリファイル 」らしいが、要は「 ActiveXおよびクラスの問題点 」と同様で参照先が見つからないエントリをチェックして検出するもので、参照先が見つからないタイプライブラリは、古いアプリケーションうやアプリケーションのバージョンアップ時に発生するらしい。

アプリケーション

Windowsはアプリケーションをレジストリでも管理しており、ファイル選択時に右クリックメニューにある「 プログラムから開く 」などで使用されているが、アンインストールなどで実行ファイルが存在していないエントリをチェックして検出する。

フォント

フォントフォルダはWindowsフォルダ内に存在するが、レジストリではフォントファイルへのPATHがエントリされており、フォントファイルが存在しないエントリをチェックして検出する。

アプリケーションのパス

アプリケーションへのパスを格納しているレジストリに対し、アンインストールされたアプリケーションを参照しているパスをチェックして検出する。

ヘルプファイル

現在はオンラインヘルプが一般的になったが、それまではヘルプファイルが存在おり、レジストリに登録されたヘルプファイルが存在するかチェックし、孤立したエントリを検出する。

インストーラ

アプリケーションのインストール情報を格納したレジストリに対し、参照先にファイルが存在しないエントリをチェックして検出する。

古いソフトウェア

アプリケーションが登録されているレジストリに対し、すでにアンインストールされサブキーやエントリが存在しないキーをチェックして検出する。

スタートアップアプリケーション

Windows起動時に自動的に実行させるプログラムで、スタートアップを管理しているレジストリに対して、実行ファイルが存在しないエントリをチェックして検出する。

スタートメニューの表示順序

存在しないスタートメニューをチェックして検出する項目だが、Windows7以降では問題が検出されることが無いようなので、スキャン項目から外して問題ない。

MUIキャッシュ

ユーザーが使用したファイルの履歴で、すでに存在しないファイルを参照しているエントリをチェックして検出する。

サウンドイベント

起動音やエラー時に再生されるサウンドを管理しているレジストリに対し、参照しているファイルが存在しないエントリをチェックして検出する。

Windowsサービス

Windowsサービスはバックグラウンドで動作し、ユーザーの指示を受けずに様々な機能を実行して、他のアプリケーションと連携が行われる仕組み。
CCleaner はWindowsサービスを管理しているレジストリに対し、参照している実行ファイルが存在しないエントリをチェックして検出する。

ツール

「 ツール 」ではインストールされているプログラムのアンインストールやエントリの削除、スタートアップとして自動起動するプログラムの無効化のほか、ディスク解析などができる。

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インストール情報

コントロールパネルの「 プログラムと機能 」と同様、インストールされているアプリケーションが一覧表示され、選択したプログラムに対して「 アンインストール 」「 修繕 」「 リネーム 」「 エントリの削除 」が行える。
「 アンインストール 」はWindows標準のアンインストールと同じで、Geekアンインストーラーのようにレジストリ検索などの拡張機能はないため、アンインストールはGeekアンインストーラーがオススメ。
「 修繕 」は利用可能なプログラムのみ選択可能になるが、 CCleaner が問題を修復するのではなく、インストーラーなどのソースが必要な上、実行した後も「 修繕 」が選択できるので、アプリに問題があるようなら「 修繕 」ではなく、素直に再インストールしたほうが賢明かも。
「 リネーム 」はプログラムの名称を変更するものだが、編集しないほうが無難。
「 エントリの削除 」はプログラムのアンインストール後に、一覧に取り残されている状態のエントリを強制的に削除するものだが、これも単にエントリが削除されるだけなので、Geek Uninstallerで「 強制削除 」の実行を推奨。

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ソフトウェアアップデーター

バージョン5.55で実装された新機能で、インストールされているアプリケーションのアップデートは可能かスキャンする。

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無料版はスキャン結果を確認するだけで「 すべて更新 」「 更新 」ボタンは有料版で使用可能。

スタートアップ

スタートアップの「 Windows 」タブでは、Windows起動時に自動で起ち上がり、バックグラウンドで動作している常駐アプリが表示される。

常駐アプリの多くはアプリケーションをインストールした際に、そのアプリに付随した機能を提供するプログラムなので、使いもしないのにメモリリソースだけ消費しているものもある。

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iTunesをインストールした際にスタートアップに登録されるiTunesHelperは良い例で、このプログラムはiPodをPCに接続するとiTunesを起動させる機能を提供するが、iPodを使わなければ無用の長物。

スタートアップのプログラムで不要と判断したものは、該当のプログラムを選択して「 無効 」をクリックすると自動起動を無効化できる。
ただし、Dropboxなどファイル同期に必須のプログラムもあるため、無効化する場合は慎重に。

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「 スケジュールされたタスク 」タブでは、タスクスケジューラに登録された自動実行プログラムが表示されており、タスクの詳細は、「 コントロールパネル 」→「 システムとメンテナンス 」→「 管理ツール 」→「 タスクスケジューラ 」で確認できる。

タスクスケジューラに登録されたプログラムは常駐するのではなく、設定されたトリガーの条件が満たされるとプログラムが実行される。
登録されているタスクも「 無効 」にすることは可能だが、基本的には変更する必要はない。

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コンテキストメニューとは、いわゆる右クリックして表示されるメニューのこと。
使用していないメニューは「 無効 」にすることでコンテキストメニューに表示されなくなる。
再表示する場合は「 有効 」にするだけ。

ブラウザプラグイン

IEのほか使用しているブラウザに追加されたプラグイン(機能拡張)を無効化できる。

ディスク解析

ディスクに保存されているファイルの種類やサイズを解析する機能。

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表示されたファイル一覧では、チェックを入れたファイルに対してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)で操作が可能。

重複ファイルファインダ

画像など重複しやすいファイルを整理する際に便利で、解析後に重複ファイルが一覧表示されるので、不要なファイルはチェックを入れて一括削除が可能。

システムの復元

Windowsが監視しているドライブの復元ポイントを削除できる。
最新の復元ポイントは対象外になっているが、不用意に削除すると万が一の時にロールバックできなくなるので要注意。

ドライブワイパー

データの抹消は、ドライブをフォーマットするのではなく、データを上書きすることで復元ソフトなどからファイルの回復ができないようにする機能。
「 空きスペースのみ 」と「 ディスク全体 」を選択でき、当然ながら「 ディスク全体 」で実行すると保存されているデータは完全に消失する。
「 セキュリティ 」では上書き回数が指定でき、上書き回数が多いほどファイルの復旧が困難になる。

SSDやUSBメモリなど書き換え回数に上限のあるディスクは、「 空きスペースのみ 」で実行しても確実にディスクの寿命が短くなるので、頻繁に利用するような機能でもない。

オプション

オプションでは言語選択やモニタリングの設定などが可能。

設定

「 設定 」では言語選択のほか、自動実行やコンテキストメニューの設定、更新の自動チェックなどの基本動作の設定が行える。

クッキーリスト

クリーナー実行時に削除リストから外すクッキーを指定できる。
予め「 保持するクッキー 」には主要なCookieが登録されているので、デフォルトのままでも特に問題はない。

削除リスト

定期的に削除したいファイルをやフォルダを登録することで、「 クリーナー 」実行時に削除される。
「 削除リスト 」に登録すると、「 クリーナー 」の「 拡張設定 」にある「 削除指定ファイル/フォルダ 」が有効になる。

除外リスト

「 削除リスト 」の逆で、「 クリーナー 」や「 レジストリ 」で削除対象になるファイルやエントリで、削除したくないものを予め指定する。

スケジューリング

CCleaner を自動実行するスケジュール機能。
有料版でのみ利用可能。

スマートクリーニング

以前は「 モニタリング 」という名称だった項目。
無料版では設定ができないが、 CCleaner が常駐してごみ箱やブラウザを監視する機能で、初期状態で有効化されている。

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無効化する場合は「 ごみファイルが発生したら通知 」のチェックを外してから「 スマートクリーニングを有効化 」のチェックを外す。

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CCleaner は初期設定で「 収集した匿名データの送信 」が有効になっているので常駐して監視したいらしい。

ユーザー

無料バージョンでは設定不可。
Proバージョンなら使用者の設定が可能。

詳細設定

初期設定で予め必要な項目にはチェックが入っているので、特に変更する必要はない。

プライバシー

初期設定で「 匿名のデータ送信 」が有効になっている。

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気になるようであれば無効化しておく。


以前に比べ安定感は低下しているがIObitのAdvanced SystemCareなどリスクの高いユーティリティソフトを使用するなら、 CCleaner を実行したほうが安全だったりする。





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