Remix OSのインストールと設定


Remix OS コンシューマー向けの開発を停止

2017/07/21更新

Remix OSの開発元「チーム・ジェイド」は、2017年7月17日にコンシュマー向けのRimix OSの開発停止を発表。

今後はRemix OSの開発リソースを企業向けに集中させるとしている。
現在開発中だったコンシューマー向けの製品についても開発が中止され、Kickstarterの出資者には払い戻しが行われる。

発表されて数日しか経っていないため、Remix OSのサイトはホームページにチーム・ジェイドのメッセージが表示されるだけで、ダウンロードサイトからは最後のバージョンになるRemix OS3.0の入手も可能。

Androidをパソコン用にした「Android-x86」を進化させ、よりパソコンに適した仕様にしたものがRemix OSで、マルチウインドウでAndroid用のアプリが動作する。
GoogleのChrome Bookに搭載されているChrome OSに似ているが、操作感などはよりWindowsに近い感じ。

Android-x86は単体でクリーンインストールが可能だが、Remix OSは基本的にWindowsとのデュアルブートが前提で、Windowsが起動した状態でハードディスクへインストールする。
USBフラッシュメモリにインストールすることも可能だが、USB2.0のUSBメモリだと起動するだけでも相当な時間がかかるため、ハードディスクへインストールを推奨。
USBメモリを利用する場合は、USB3.0を使用したほうが賢明。

現在(2016年12月)公開されているRemix OS 3.0 は、Android6.0(Mashmallow)がベースになっている。

システム要件

CPU:2GHz以上のデュアルコアプロセッサ以上
RAM:2GB以上
HDD:8GB以上の空き容量
インターネットに接続可能であること。

ソフトの入手先

Remix OS 公式ダウンロードページ



Remix OSのインストール

Remix OSは32bit版が882MB、64bit版は1.1GBあり、いずれもZIPファイルで提供されている。
ダウンロードはRemix OSのサイトではなく、複数のダウンロードサイトから行うが、64bit版を公開しているサイトは「FOSSHUB」と「Instalki.pl」のみで、日本の「OSDN」では64bit版のリンクが切れており、2016年12月現在では32bit版しかダウンロードできない。

「Download Now」をクリックするとダウンロードサイトのリンクページへ移行。

5つのダウンロードサイトがあり、「OSDN」が日本のサイト。
ただし、OSDNでは64bit版は表記があるもののダウンロードできないので、64bit版を入手するには「FOSSHUB」か「Instalki.pl」を使用。

メモリが4GB以下なら32bit版で良いかも。

 

「FOSSHUB」では32bit版が「Download Remix OS 32bit Package」と64bit版の「Download Remix OS 64bit Package」が提供されている。

使用するRemix OSをクリックするとダウンロードが開始する。

ZIPファイルをダウンロードしたらファイルを選択後、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「展開」でファイルを解凍。

フォルダ内に4つのファイルが生成されるので、「Remix OS for PC Installation Tool」を開く。

「Remix OS for PC Installation Tool」を開いたら、「ISO Files」の「Browser」をクリック。

「ディスクのイメージファイルを開く」というファイルエクスプローラーが開くので、解凍したフォルダ内にある「Remix OS for PC Android M xxbit」というISOファイルを指定。

Remix OSはハードディスクに直接インストールほか、USBメモリやSDカードなどUSB接続のリムーバブルディスクへのインストールも可能になっている。
ハードディスクへインストールすると、PC起動時にWindowsとRemix OSの起動選択が可能だが、USBドライブを使用する場合はBIOSやUEFIでブート設定が必要になる。

ハードディスクへインストールする場合は、タイプを「ハードディスク」にして、インストール先のドライブを指定してから「OK」をクリック。

USBメモリにインストールする場合は、「タイプ」を「USBドライブ」に変更すると、「ドライブ」が接続されているUSBドライブのドライブレターになるので「OK」をクリック。
使用するUSBメモリは8GB以上必要で、USB3.0を推奨。

ドライブがUSBメモリのドライブレターに変わらない場合は、プログラムがUSBメモリを認識していないので、再度接続を試みるなり、「Remix OS for PC Installation Tool」を再起動するなり、メモリをフォーマットするなりして、それでもダメなら別のUSBメモリを使用した方が良いかも。

ハードディスクへインストールする場合、Remix OSが使用するシステムサイズを選択。
Remix OSのほか、Android用のアプリなどを追加していくので32GBを推奨。

USBメモリへインストールする場合は、「USBメモリ内のデータを全て消去するので、続行する前にバックアップを取ってください」というメッセージがでるので、続行する場合は「OK」、中止する場合は「Cancel」をクリック。

インストールが開始。

ハードディスクへインストールした場合は「今すぐ再起動」でPCを再起動。

USBドライブへインストールした場合は「終了」。

ハードディスクへインストールした場合は、PC起動時にOSの選択画面が表示されるので、Remix OSを選択。
放置しているとWindowsが起動する。

USBメモリから起動する場合はBIOSやUEFIのブートメニューを起動し、Rimix OSをインストールしたUSBドライブを指定する。

Silicon PowerのUSB2.0のメモリを使用した結果、Rimix OSの初回起動時はOSを読み込んで表示するまでに40分、そこから初期設定が完了するまでに30分。
辛うじて起動するものの、設定完了後も読み込みが遅すぎてエラーが頻発するので、まともに使える環境ではない。

Rimix OSのセットアップ

Androidと同様、初回起動時には言語選択やWiFiの設定、Google Playの有効化などを実行。また、Android-x86と同様で、初期状態のキー配列は英字キーボードになっているため、Google日本語の導入とキーボードの変更が必要。

OSの読み込みが完了したら言語選択画面が表示される。
ここでは「日本語」がないので取り敢えず「English」を選択。

EULA(使用許諾契約)が表示されるので、確認してから「Agree」をクリック。

接続可能なWiFiが正常に表示された場合は、セキュリティーを入力して接続。
何も表示されない時は右上にある「Skip」をクリック。

Android用のアプリをダウンロードするにはGoogle Playをアクティブにする必要があるので、チェックが入った状態で「Next」。

なんとなくWindowsライクなRimix OSが起動。
初期設定でWiFiを拾えなかった時は、起動後も無反応なので再起動。

意外とWiFiが曲者で、スリープから復帰したときもWiFiが無反応だったりするので、焦らず怒らず再起動。

初めに言語を「日本語」に変更。
ギアアイコンの「Settings」を開いて「Personal」の「Language & input」をクリック。

「Language」をクリックして表示されるリストから「日本語」を選択。

これで日本語に変更完了。

続いてGoogle Playを起動して「Google日本語入力」をインストール。

インストール時に「入力情報が送信されるだの何だの」とメッセージが出るが、これは注意喚起のメッセージで、Google日本語入力だけでなく、ATOKなどIMEをインストールする際にシステムが表示するもの。

GoogleはGoogle日本語入力の情報は外部に送信していないと説明している。

Google日本語をインストールしたら、そのまま「設定」に入って「ハードウェアキーボードの設定」をクリック。

「日本語109A配列」を選択。

「キーボードレイアウト」も「日本語109A配列」に変更。
これでキーボードの日本語化が完了。

Android-X86では強制終了したKindleも問題なく起動。
ただし、Amazonプライムビデオは本編が再生できなかった。

Android-X86よりもWindowsっぽいので、マウスとキーボードで操作するには断然 Remix OSのほうが使いやすい。
ただ、タッチパネル操作の名残で「右クリック長押し」や「ドラッグ」など操作に癖があるため慣れが必要。
個人的にはノートPCのタッチパッドでのスクロールが微妙にストレスがたまる。

ガッツリとWindowsの代替え機になるかというと微妙だが、サブマシンとしてはそれなりに使えるので、Windows XPやVistaなどを搭載しているマシンを復活させるには手頃かも。





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