Spybot Anti-Beacon の特徴
- データ収集・行動追跡を遮断するプライバシー保護アプリ
- Windowsやアプリのテレメトリーやトラッキング をブロック
Windows は初期設定のまま使用すると様々な情報が Microsoftに送信される仕様になっており、プライバシー などの設定で関連項目をオフにしても送信されるデータの内容が限定されるだけで、ユーザーの行動は記録され、利用規約の範囲内で Microsoftに送信されている。
開発元
- 開発元:Team Spybot
アプリの配布はアイルランドの Safer-Networking Ltd が行っている。
ダウンロード
Spybot Anti-Beacon は バージョン 2.3.0 までは フリーソフトとして提供されていたが、2018年 9月にGoogle Chrome・Firefox の匿名使用統計データの送信ブロックのほか、HP・レノボのパソコンに実装されている匿名データの送信ブロックなど、Microsoft以外のソフトウェアに対応した バージョン 3.0.5 が有料版 として正式 にリリースされ、無料版では一部の項目が利用できない。
システム要件
- バージョン:3.9
- OS: Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
インストール
アーカイブページ から最新バージョンの Spybot Anti-Beaconをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御の ダイアログが表示されたら「はい」で許可。
セットアップに使用する言語を選択(日本語は未サポート)して「OK」。
使用許諾契約に問題なければ I accept the agreement にチェックを入れて「Next」。
プライバシーポリシーに問題なければ I accept the privacy policy をチェックして「Next」。
インストール先を確認して「Next」。
デスクトップにショートカットが必要なら Create a desktop shortcut にチェックを入れる。
- Check for updates on program start
アンチビーコンを起動した際 バージョン確認を行う機能だが、無料版では機能していない。 - Refresh inmmunization after each system restart
再起動後にトラッキングをブロックするものなのでチェックを入れておく。
「Install」でインストールを実行。
Launch Spybot Anti-Beacon のチェックが入った状態で「Finish」。
設定
Spybot Anti-Beacon の起動時にユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で 許可。
Spybot Anti-Beacon が起動したら Customize をクリック。
Protection Presets から 使用するプリセット選択。
- None
テレメンタリーのブロック解除 - Minimal
Windows のプライバシーに関わる項目のみブロック。 - Recommended
Windows の便利機能を有効にしたまま サードパーティ製アプリなどの通信をブロック。 - Full
Windows が行っているテレメトリーをすべてブロックするため OneDrive が起動せず BingやWindows Mail なども使用できなくなる。
各項目の状態は permit(許可)/ block(遮断)で表示され クリックで切替が可能。
実際に通信が遮断されている項目は ブロックされた オプション数 が表示され、システムに該当するテレメトリーがない場合は block が有効で オプション数が ゼロ か not found om your system で表示される。
ブロックが有効でも buy Spybot Anti-Beacon Plus to get these! の記載があるオプションは 有料版にアップグレードしなければ遮断できない。
設定ができたら Apply で 設定を反映。
- ブロック項目の詳細 Spyboy Anti-Beacon – Immunizers を参照。
Anti-Beacon の無効化
Anti-Beacon で ブロックしたテレメトリーを再度 有効にする場合は Customize の Protection Presets から None を選択して Apply で確定すると、すべてのテレメトリーが有効になる。
Spybot Anti-Beacon の使い方
Spybot Anti-Beacon は Windows起動時にテレメトリーを遮断し、テレメトリーをブロックした後は 常駐せずに終了する。
Blocked telemetry options にブロック設定した項目数と、実際に通信を遮断している項目数が表示される。
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