Windows10の初期設定


Windows10はデスクトップPCからタブレットやスマホなどのモバイル端末まで対応したオールマイティタイプのOSで、パーソナルアシスタントのCortanaをはじめ、PIM(個人情報管理)が強化されているものの、デスクトップやノートPCを「ものづくり」の道具として利用していると、余計なお世話的な機能でしかない。
その上、使いもしない機能のために、PCの使用状況や現在地などの個人情報を送信するなど、余計なお世話を通り越して単に迷惑なだけ。

そんな親切の押し売り機能を停止して、融通の聞かない道具に戻すのが今回の目的なのだが、当然ながらWindows10の魅力は半減どころかなくなってしまうので、実践する場合は慎重に。





プライバシー設定

Windows10を初期設定でセットアップすると情報がダダ漏れ状態なので、プライバシーに関する設定は見直したほうが無難。

「スタート」メニューからギアアイコンの「設定」をクリックして、「プライバシー」を選択。

プライバシーオプションは全て「オフ」。
ただ、「オフ」にしても情報送信が完全に停止するわけではなく「最小限」になるだけなので、通信を遮断するためにSpybot Anti-Beaconを使用する。

Spybot Anti-Beaconのインストールと使い方

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Windows Updateの無効化

Windows10になってから半強制になったWindowsUpdate。
PCのヘビーユーザーなら、自動更新のままでもある程度は調整できるのだが、たまにしかパソコンの電源を入れず、利用時間も少ないようなライトユーザーは、更新に時間がかかりパソコンを使えないといった事態に陥る可能性がある。
本来はライトユーザーこそ自動更新は有効なのだが、Windows10では副作用が強すぎて仇になっている。

Windows10 Proならグループポリシーで従来通りの設定が可能だが、Homeでは再起動のタイミングを遅らせるか、WindowsUpdateを停止させるくらいしかできない。

「Windows Update」を停止するには、「スタートメニュー」を右クリックして「コントロールパネル」→「管理ツール」の一覧から「サービス」を開く。

「サービス」の中から「Windows Update」を探してダブルクリックか、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「プロパティ」を選択。

「スタートアップの種類」を「手動」にして「適用」もしくは「OK」で、Windows Updateの自動更新は停止状態なる。
ただし、セキュリティの面からWindows Updateは不可欠なので、サービスを「無効」にした場合は定期的に手動での更新が必要。

Windows Update 配信最適化の無効化

自動更新そのものよりも問題なのは、更新したファイルをBitTorrentのようにP2Pで見ず知らずの人へ提供している可能性があるということ。
Microsoftのサーバ負担は激減するだろうが、ユーザーの許可なくファイル送信が実行されているのは、安全だからOKという問題ではないと思うのだが。。。

「設定」→「更新とセキュリティ」を開き、「詳細オプション」をクリック。

更に「更新プログラムの提供方法を選ぶ」をクリック。

「複数の場所から更新する」をオフにする。

Spybot Anti-Beaconを実行していると、P2Pの通信もブロックされるが、念のため各サービスも停止しておく。

「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」の中から「Delivery Optimization」を「無効」にして「OK」をクリック。

「Delivery Optimization(配信の最適化)」がP2Pの元凶となるサービス。

続いて「Background Intelligent Transfer Service」も「無効」にしておく。
このサービスはバックグラウンドでファイルを転送するものだが、「無効」にしても手動でWindowsUpdateを実行すると「自動(遅延開始)」に切り替わるので、Spybot Anti-Beaconの導入を推奨。

おすすめアプリの非表示

Windows10の超お節介機能がスタートメニューに表示される「おすすめアプリ」の表示。

何を基準にオススメしてくるのか、不必要なゲームアプリが表示されることが多い。

「設定」→「個人用設定」で「スタート」を開き、「ときどきスタート画面におすすめを表示する」を「オフ」にする。

その他の項目も必要に応じて「オフ」でもOK。

アプリの自動更新停止と削除

プリインストールされているアプリはゲーム主体で、大したものはなく、無駄にハードディスクの容量を占めているだけなので、ストアの自動更新を停止してからGeek Uninstallerを使用して削除する。

「スタートメニュー」から「ストア」を開く。

上部のユーザーアイコンをクリックして「設定」を選択。

「アプリ更新」をオフにする。

GeekUninstallerで「Windows Store Apps」を表示して、「Store」を除いて使用しないアプリを削除。
ただし、アプリによってはストアから入手できないものもあるので、「後から使うかも。。。」と思うアプリは事前に入手できるか調べたほうが無難かも。

アプリは削除してもアップデートのタイミングで性懲りもなく復活することがあるので、イタチごっこだったりする。

ロック画面の非表示

起動時に表示されるロック画面は、タブレットやスマホのほか、会社のPCなどでは有用だが、自宅のPCでは鬱陶しいだけなので非表示にする。

Windows10がHomeではなくProだったら、グループポリシーで編集可能だが、Homeでは使用できないので、レジストリを修正する。

作業そのものは難しくないのだが、レジストリというWindowsの設定項目を保存しているデータベースを編集するので、修正箇所を間違ったりすると、Windowsが起動しなくなったりするため要注意。

スタートメニューを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択。

「regedit」と入力して「OK」。

レジストリエディターが開いたら、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Microsoft」→「Windows」の順序に開いていく。

別の階層でも同じフォルダ名が存在するので、展開する場所を間違えないよう要注意。

「Windows」を選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「新規」→「キー」をクリック。

「新しいキー#1」が追加されるので名称を「Personalization」に変更。
名称の編集はコンテキストメニューから「名前の変更」を選択。

※Spybot Anti-Beaconを実行していれば「Personalization」キーは作成されているので、新規に作成する必要はない。

追加した「Personalization」を選択して、右のスペースでコンテキストメニューを開き、「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリック。

新しいエントリーが追加される。

「NoLockScreen」に変更。

作成した「NoLockScreen」をダブルクリックするか、「NoLockScreen」を選択した状態でコンテキストメニューを開き「修正」を選択。

「値のデータ」を「0」から「1」に変更して「OK」をクリック。

レジストリエディターを閉じて完了。

スリープ復帰時のロック画面回避

Windows10はスリープからの復帰時にもロック画面が表示されるので、これも非表示にしてしまう。
アカウントにパスワードを設定していない場合は、まずパスワードの設定が必要。

「スタート」からギアのアイコンをクリックして「Windowsの設定」を開き、「アカウント」→「サインインオプション」を選択。

パスワードが設定されていないと「サインインを求める」という項目が非表示なっているので、下の「パスワード」から「追加」をクリック。

パスワードを設定している場合は、「サインインを求める」のリストから「表示しない」に変更するだけ。

適当にパスワードを作成。ちなみに1文字でも可。

パスワードを設定したら再起動するか、ログオフしてからログイン。

「サインインを求める」という項目があるので、リストから「表示しない」を選択。

パスワードが不要な場合は、パスワード設定で「新しいパスワード」を空欄で再設定すれば完了。

Cortanaの停止

最後にWindows10最大の魅力でもあるパーソナルアシスタント「Cortana」を停止する。

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