WonderFox DVD Ripper Proのインストールと使い方


WonderFox DVD Ripper Proは、保護技術解除機能を実装した有料のDVDリッピングソフトで、DVDディスクから数クリックでMP4やMKV、AVIなどの動画ファイルを手軽に作成できる。
ソフトは日本語化されていないが、日本語化が必要ないほど操作が簡単。
ただ、現バージョンで(10.0.0.0)では稀にフリーズしているような不具合が発生し、焼き付けた字幕が見づらい場合がある。

アプリケーションは無料でダウンロードとインストールが可能だが、ライセンスキーでアクティベートしないとリッピングに15分の上限がある。

WonderFox DVD Ripper Proの価格はセール期間中なら1ライセンス 税込み3,500円くらいで、無期限(ライフタイム)のライセンスを購入でき、クレジットカード決済だけではなく、日本円でコンビニ決済も可能。

Caution
このアプリケーションはDVDに使用されているアクセスコントロールやプロテクトの解除機能を有しており、その機能を使用すると著作権法に定める「技術的保護手段の回避」に該当し、2012年10月以降は違法なため、個人で作成したものなど、コピーガードのかかっていないDVD限定で使用してください。

システム要件

バージョン10.0.0.0現在

OS:Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 /10

ソフトの入手先

WonderFox DVD Ripper Pro 公式ダウンロードページ



WonderFox DVD Ripper Proのインストール

有料ソフトなのでアドウェア等の心配もなく、セットアップも至ってシンプル。

ダウンロードページにある「Free Download」をクリックしてインストーラーをダウンロードする。

インストーラーを起動するとセットアップウィザードが開始するので「Next」。

EULA(使用許諾書)が表示されるので、確認して問題なければ「I Agree」をクリック。

インストール先の指定。
特にこだわりがなければデフォルトのまま「Install」をクリックすると、WonderFox DVD Ripper Proのインストールが開始する。

インストールが完了したら「Finish」でセットアップウィザードが終了。

ブラウザが起動してライセンスキーの購入ページが表示されるので、取り敢えずブラウザを閉じる。

使用方法

基本的にDVDディスクをドライブに入れ、WonderFox DVD Ripper Proを起動して、DVDディスクを選択後、変換したいファイル形式を選び、「RUN」ボタンを押すだけ。

動画ファイルに変換するDVDディスクをドライブに入れ「DVD Disk」をクリック。

DVDディスクを入れたドライブを選択。

読み込んだDVDディスクの内容が表示され、本編が「Main Movie」としてチェックされる。

読み込んだDVDディスクを消去してトップ画面に戻る場合は、下部にある「Clear」をクリック。

メインムービー以外のコンテンツにチェックを入れると、チェックがメインムービーに追加でも、単独でも同じメッセージが表示される。
要約すると「本編以外のコンテンツは一般的に不要だよ」という内容で、確かに本編以外は不要な場合が多い。
ただ、出演者のインタビューなどの特典映像も出力したい場合は、対象のコンテンツにチェックを入れる必要がある。
また、複数のコンテンツにチェックを入れても、各コンテンツは結合されず、別ファイルとして出力される。

多重音声や字幕がある場合は、選択されたタイトルの「音声」と「字幕」のドロップダウンリストから、動画ファイルに格納するものを選択。

動画ファイルに追加できるのは、MP4でもMKVでも音声・字幕ともに選択した項目のみで、字幕は焼付になる。

選択したタイトルの一部のみリッピングしたり、全編にエフェクト処理を行う場合は、タイトル右にある「Edit」をクリック。

編集画面では「コントラスト」「グレースケール」「ぼかし」「シャープ化」「モザイク」などのエフェクトが用意されており、指定したエフェクトの効果が付加されてリッピングされる。
ただし、選択できるエフェクトは1つのみで、複数のエフェクトを同時に選択することはできない。

動画の一部分のみをリッピングする場合は、エフェクトの下にあるシークバーで始点・終点を任意に変更する。

出力する動画ファイルの形式を選択するため、「Output Format」に表示されているファイルアイコンをクリック。

登録されているプロファイルが表示される。

プロファイルは他のリッピングソフトと同様、「一般的な動画ファイル」と「Web用」「HD/4K」「デバイス別」がある。

「一般的な動画ファイル」は上部メニューの「Video」を選択。

MP4やMKV、AVIなど現在主流の動画フォーマットのほか、WMVやM2TSなどへの変換も可能。

AVIの場合に使用されるコーデックは「XviD」「DivX」「H.264」で、自動設定の「Smart Fit」にすると「H.264」が使用される。
MP4もコーデックは「MPEG4」「H.264」「H.265」なのだが、AVIの「H.264」とMP4の「H.264」は別物で、AVIの「H.264」とMP4の「MPEG4」が同じビデオコーデック「MPEG4-Visual」で、MP4の「H.264」は「AVC」になり、理論的にMPEG4-VisualよりAVCが高画質。

そのためファイル形式は「MP4」で「Video Settings」の「Encoder」の項目は「Smart Fit」か「H.264」で設定するのがベター。
再生環境さえ整えば「H.264」の後継規格「H.265」もあり。

MKVも随分と汎用性が高くなってきているものの、未だに扱いやすいのはMP4だったりする。

ウェブサイトに表示したり、YouTubeにアップする場合は、「Web」から任意のフォーマットを選択できる。
ここでも一般的なのは「MP4」で、Google推しの「WebM」でも可。

「HD/4K」では高解像度でのファイル出力が可能だが、一般的なDVDディスクをHD化しても高画質にはならないので使用する意味がない。

「Audio」を選択すると動画の音声のみが出力される。

「1:1 Quick Copy」では無圧縮(ロスレス)出力ができる。

DVD-Videoで使用されているのは「MPEG2」なので、「Main Movie」を選択するとMPEG2のファイルが生成される。
その他はDVDの形式をそのまま維持する「ISOイメージファイル」と「DVDフォルダ」。

保護されたDVDディスクを使用すると、いずれも保護を解除した状態でコピーされる。

作成した動画ファイルを使用するデバイスが決まっているなら、「Device」から任意のメーカーを選択して、該当するモデルのプロファイルを使用することも可能。
ただ、モデル別に設定が大きく違っているわけではないので、普通に「Video」の「MP4」を使用しているのと大差はない。

プロファイルを選択したら、中央のバーを操作して画質を調整できる。
デフォルト設定ではMP4の場合、VBRの平均ビットレートは1200kbpsになっており、画質を最大(High Quality)にしても2400kbpsなので、極端にファイルが肥大化することはない。

画質の設定ができたら「Output Folder」の項目で「…」をクリックしてファイルの保存先を指定。

出力設定ができたら「RUN」をクリックするとリッピングが開始する。

リッピングが完了すると、ライセンスを購入していても、少々うざい他のバージョンの宣伝メッセージが表示されるので、「Open」をクリックして保存先のフォルダを開く。
他のボタンはブラウザが起動して購入ページが開くので要注意。

詳細設定

WonderFox DVD Ripper Proはコーデックなどの知識がなくても、用意されているプロファイルを利用するだけで、それなりに最適化された設定でリッピングできるため、敢えてプロファイルの設定を変える必要はないが、コーデックの変更やインターレース解除なども可能になっている。

選択したプロファイルの設定を変更する場合は、任意のプロファイルを選択後に「Settings」のタブをクリック。

「Video Sttings」では「使用するコーデック」「解像度」「フレームレート」「ビットレートモード」と「ビットレート」の変更が可能。

デフォルトではビットレートモードは「VBR(可変ビットレート)」だが「CBR(固定ビットレート)」を使用することもできる。

「Audio Sttings」は使用するコーデック」「チャンネル」「サンプルレート」「ビットレート」と「音量」の調整ができる。

また、ソースがインターレース方式の動画であれば、「Advance Settings」の「Deinterlace」にチェックを入れることでプログレッシブ化もできる。

変更したプロファイルは「Save As」で保存でき、設定を初期化したい場合は「Default」をクリック。

「Save As」をクリックした場合は、保存するプロファイルに任意の名前を付けて「OK」。

保存したプロファイルは「Custom」に保存されている。

保存したプロファイルを削除する場合は「Clear」をクリック。
ただし、作成したプロファイルを個別に削除することは出来ず、一括削除のみの処理になる。

不具合

不具合と判定するのが微妙なのだが、リッピング開始から進捗状況が10%未満の状態で、フリーズしているような現象を確認している。
微妙なのは、その状態で放置しているとリッピングが再開するケースがあり、5分経っても動作しないときもある。
ディスクに原因があるかと思われたが、他のリッピングソフトでは正常に読み込みと出力ができ、同じディスクをISOファイルにして再試行しても進行が停止したままだった。
該当のディスクはディズニーなどの強力なコピー防止がされているものではなく、CSSで保護された普通のディスクで、ISOファイルはCSSも解除した状態でテストしている。

あまり聞いたことはないが、相性のようなものがあるのかもしれない。

ライセンスキーの購入と登録

ライセンスキーの購入は日本語に対応しており、決済も日本円になっている。

決済システムはWonderFoxのものではなく、「Avangate」というeコマース全般のシステムを提供している企業で、2006年にオランダで設立し、現在は米国アトランタとオランダのアムステルダムに本社がある。

グローバルペイメントサービスも提供しているので、ペイパルのほかクレジットカードでもJCBが使用できたり、コンビニ決済が可能だったりする。

ライセンスキーを入手したら、WonderFox DVD Ripper Proの上部にある「Register」をクリック。

ライセンスキーを入力して「Register」をクリック。

「You have successfully ~」と表示されたら、WonderFox DVD Ripper Proの制限が解除され、フル機能を使用できるようになる。

 





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