HandBrake のインストールと使い方

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使いやすいオープンソースの無料ビデオトランスコーダー

HandBrake は HandBrake Teams によって オープンソース で 開発が進められている トランスコーダーで、保護されていない DVD/ Blu-ray/ UHD Blu-ray や ビデオファイル を MP4/ MKV ファイルに 圧縮・変換できる。

システム要件

バージョン 1.6.1 現在

OS:Windows 10 ( 1909 ) 以降 / 11   64bit のみサポート
CPU:Intel Core ( 第6世代以降 ) / AMD Ryzen, Threadripper, Epyc
RAM:
・SD 画質のトランスコードは 1 GB 以上の空き容量
・HD 画質のトランスコードは 2 GB 以上の空き容量
・4K 画質のトランスコードは 6 GB 以上の空き容量
画面解像度:1024 x 768 以上
ストレージ : 10 GB 以上の空き容量 を推奨
.NET Framework : 6.0 以降

サポートしているバージョン

Windows 8.1 : HandBrake 1.3.3
Windows 7 ( SP1 ) : HandBrake 1.3.3
Windows Vista : HandBrake 1.0.7
Windows XP : HandBrake 0.9.9

ソフトの入手先

HandBrake 公式ダウンロードページ

バージョン 1.4.0 から Windows 版でも 日本語サポートが復活したが、システム要件で 求められるスペックが上がったため、2016 年以前の PC や ロースペックの PC は バージョン 1.3.3 の利用を推奨。

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HandBrake のインストール

HandBrake のインストーラーに アドウェア や スパイウェア は含まれていない。

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ダウンロードページから Download (x64 64bit)  をクリックして インストーラーをダウンロード。

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ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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セットアップウィザードが開始するので「 Next 」。

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使用許諾書 に問題なければ「 Next 」。

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インストール先に こだわりがなければ デフォルト設定で「 Install 」。

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「 Finish 」でセットアップ完了。

Microsoft .NET Framework 6.0 のインストール

HandBrake 1.5.0 以降 で 必要な Microsoft .NET Framework 6.0 は Windows 10/ 11 が実装していないため インストールが必要。

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Microsoft .NET Framework 6.0 が未インストールの環境で HandBrake を起動すると ダイアログが表示されるので「 はい 」を選択すると .NET 6.0 ランタイム のダウンロードが開始するので インストーラーを保存。

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ダウンロードしたインストーラーを起動し、プライバシーポリシー・使用許諾書 に問題なければ「 インストール 」。

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ユーザーアカウント制御の ダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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「 閉じる 」でインストール完了。

HandBrake の使い方

HandBrake に コピーガード解除機能を実装していないので、コピーガードで保護されている DVD / BD ディスクは DVDFab PasskeyAnyDVD HD を使用するか、Make MKV で MKV ファイルに出力してから HandBrake でトランスコードする。

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DVD / BD / UHD BD のリッピング

保護されていない DVD / BD / UHD BD を MP4 / MKV に変換する場合は ディスクを ドライブセットしてから HandBrake を起動する。

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HandBrake の 左ペインに セットした ディスクが表示されるので クリックして選択。

ディスクの解析には時間がかかり、進捗が 50% の状態でしばらく動かないが問題はない。

HandBrake を起動後にディスクをドライブにセットした場合は 自動認識しないので、一旦「 キャンセル 」でメインウインドウを表示してから アイコンメニューの 変換元 から選択する。

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DVD / BD の ISO イメージファイル は ファイル、 DVD / BD フォルダ は フォルダから指定するか、HandBrake の もしくはファイルかフォルダをここにドラッグ へドラッグして追加できる。

BD の ISO ファイル や BDフォルダは バージョン 1.4.0 からサポート。
HandBrake は FFmpeg を使用しているので MP4 / MKV / MPG / AVI / WMV / FLV / WEBM / MOV など 一般的な動画ファイルも 読み込み可能。

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HandBrake で読み込めないファイルを選択すると 有効なソースやタイトルが見つかりませんでした。と表示される。

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新規に ファイル や フォルダを読み込む場合は 変換元 をクリックすると HandBrake 起動時の画面に戻る。

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ディスク や ファイルが 正常に読み込まれると タイトルなどが 表示され、プレビューで映像を確認できる。

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DVD や Blu-ray で メニュー や 特典映像など 複数の動画ファイルが格納されている場合は タイトル のリストから変換するソースを指定できる。

ディスクを読み込むと デフォルトで本編が選択されるが、Blu-ray では 多国語の本編 と 日本語 字幕・音声の本編が収録されていることがあり、音声 や 字幕の設定で日本語がない場合は タイトル を変更する。

4K UHD Blu-ray は 本編が自動選択されないので 出力するタイトルの選択が必要。

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動画を抽出して変換する場合は 範囲 の項目で チャプターフレーム の 3 項目から選択し、チャプター はチャプター番号、 は 時間、フレーム は フレーム数の 始点 と 終点 を入力する。

プリセットの選択

ファイルの出力設定は プリセットから選択する。

HandBrake 公式がデフォルトで推奨しているプリセットは 画質・トランスコード処理の時間・ファイルの汎用性 などのバランスが取れた GeneralFast 1080p30

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プリセット は デフォルトで Fast 1080p30 が選択されており、変更する場合は クリックしてリストから選択。

General : 
デフォルトでビデオコーデックに「 H.264 」を使用した MP4 ファイルで出力する 基本のプリセット。
Web : 
動作サイトへの投稿など ストリーミング再生に適した プリセット。
Device:
スマートフォン や タブレット など 使用するデバイスに最適化されているプリセット。
Matroska : 
MP4 よりも多くの 要素を格納できる「 MKV 」ファイルで出力するプリセット。
Hardware : 
グラフィックカードが実装している ハードウェアアクセラレータ を使用して出力するプリセット。

Production : 
プロ仕様のビデオ編集に適したファイルを生成するプリセットで、ファイルサイズが極端に大きくなるので 一般利用には不向き。

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General には 解像度 別に Very FastFastHQSuper HQ が用意されている。

画質は Very Fast = 並・Fast = 標準・HQ = 高画質・Super HQ = 超高画質 の分類で、トランスコードにかかる時間は 画質に比例して遅くなり、画質に比例してファイルサイズは大きくなる。
UHD BD を 2160p で出力する場合 General には 2160p の選択肢がないため MatroskaHardware を使用する。
解像度

2160p = 3840 x 2160 ( UHD画質 )
1080p = 1920 x 1080( FHD画質 )
720p = 1280 x 720( HD画質 )
576p = 720 x 576( SD画質 )
480p = 720 x 480( SD画質 )

バージョン 1.4.0 から アップスケーリング が 可能になった。
プリセット別 ビットレートの目安

デフォルト設定では ビデオ品質 を基準に出力されるため、ソースによって ビデオビットレートは異なり、映画 の Blu-ray を出力した場合は おおよそ 下記のような数値になる。

Very Fast 1080p30:1500 ~ 2000 kbps
Fast 1080p30:2500 ~ 3500 kbps
HQ 1080p30 Surround:6000 ~ 6500 kbps
SuperHQ 1080p30 Surround : 9000 ~ 10000 Mbps

概要

選択したプリセットの詳細は 概要 タブで確認でき、ファイルフォーマット などの変更も可能。

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ファイルフォーマットは コンテナ のリストから  MP4 / MKV / WebM を 選択できる。

Web用に最適化
ネットワーク上で動画が すぐに再生されるようになるオプション。
A/V 開始地点の同期
音ズレを防止するため フレームを調整してビデオ と オーディオの 初期タイムスタンプを揃えるオプション。
パススルー一般メタデータ
ソースに含まれている共通メタデータを取り込む。
A/V 開始地点の同期 はデフォルトで有効になっているので、出力ファイルの 動画と音声に 問題が発生する場合は チェックを外してみる。

寸法 ( 解像度 )

寸法 タブでは 動画の解像度 と クロッピングの設定が可能。

クロッピング以外 通常は 設定不要。
向きと切り抜き

向きと切り抜き では 画面の回転 や 水平反転 と クロップ処理の設定を行う。

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反転
左右反転 ( ミラー )。
回転
指定した角度で映像を回転。
クロッピング
動画の黒帯を検出して 削除する機能。
クロッピング は デフォルト有効になっており 自動的に黒帯が削除されるので、自動検出の クロッピングに誤りがある場合 や 黒帯を残したい場合は カスタム に変更して 上下左右の数値を変更する。
解像度と拡大縮小

解像度と拡大縮小 では 最大解像度 と スケーリングの設定を行う。

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アナモフィック
アスペクト比 4:3 の場合に入る 黒帯 ( レターボック ) を利用して 縦伸びした画像を作り、ワイドスクリーンでの再生時に横へ引き伸ばして 画面いっぱいに表示する スクィーズ方式 と呼ばれる技術。
Automatic : ソースの最大サイズで出力。
Custom : 横幅 ( Width )  , 高さ ( Height ) を変更可能。
None : アナモフィック を無効にする。
Optimal size
自動的に最適な解像度を設定する機能で デフォルトで有効になっている。
Allow Upscalling
解像度のアップスケーリング ( 拡大 ) を許可する。
境界

境界 は 上下左右 に 任意の幅で を 追加する機能で、デフォルトは 無効になっている。

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帯を追加しても ソースの解像度は保持されるので、帯のサイズ分 出力ファイルの 解像度はソースよりも大きくなる。

フィルタ

フィルタでは 逆テレシネインターレース解除ノイズ除去グレースケール などを有効にできる。

通常は 設定不要。
逆テレシネ

テレビ録画などテレシネされたソースに対して有効で、テレシネで追加されたフレームを取り除き 元の 24フレームに戻すフィルタ。

テレビ放送 ( NTSC ) のフレームレートは 毎秒 30フレーム、フィルム映像のフレームレートは 毎秒 24フレームなので、フィルム映像をテレビで放送すると 毎秒 6フレーム分の動きが早くなってしまうため テレシネによってフレームが追加されている。
インターレース解除

インターレースを解除するフィルタで、インターレースになっている部分を検出してフィルタをかける Decomb が デフォルトで 有効になっている。

インターレースは アナログ放送 などで使用されている 走査線を奇数 と 偶数に分けて送信する方式で、デジタル化すると 縞々になるため 交互に欠けている走査線を補完 ( インターレース解除 ) することで ちらつきを押さえる効果がある。
デノイズ

ノイズを低減するフィルタで デフォルトは無効になっており、ソースにノイズがある場合は 有効にすることで 画質 の向上を期待できるが、フィルタが強すぎると 画質の劣化を招く可能性がある。

hqdn3d
ローパスフィルタで ぼかしてノイズを低減する。
NLMeans
類似したピクセルを平均化しノイズを低減するため hqdn3d のように 高周波数範囲を壊さずノイズを低減できる。
クロマスムーズ

クロマスムーズ は VHS などアナログソースに見られる 虹色のカラーノイズ や クロマノイズ ( チラツキ ) 除去を行うフィルタで、ソースによっては デノイズNLMeans よりも効果的に除去できるが、フィルタが強すぎると グレースケールになる。

シャープ化

シャープニング は エッジ や 細部 を強調して 見栄えを向上させるもので、フィルタが強すぎると ノイズが増大して 画質が低下する可能性がある。

デブロック – ブロックノイズ低減

デブロック を有効にすると ブロックノイズを塗りつぶすような感じになるため フィルタが強いと メリハリのない画質になる。

色空間

色空間を設定するフィルタ。

動画

動画 タブでは選択したプリセットの コーデック / 画質 / フレームレート などの設定が可能。

プリセットはデバイスとの互換性なども考慮した 一般的に 最適 と思われる設定になっており、公式サイトでは プリセットのデフォルト値 で使用することを推奨している。

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動画エンコーダー

選択したファイルフォーマットによって 利用可能な ビデオコーデックが異なる。

利用可能なビデオコーデック
MP4 : H.264 /H.264 10bit / H.265 / H.265 10bit / H.265 12bit / MPEG-4 / MPEG-2

MKV : H.264 /H.264 10bit / H.265 / H.265 10bit / H.265 12bit / MPEG-4 / MPEG-2 / Theora / VP8 / VP9
WebM : VP8 / VP9
グラフィックカードのハードウェアアクセラレータが利用可能な場合は 動画エンコーダー のリストに表示される。
フレームレート

HandBrake のデフォルト設定は 可変フレームレート ( VFR ) で、設定した数値が 最大フレームレートになり、シーンに合わせて フレーム数が調整されるため 固定フレームレートに比べ 効率的にファイルサイズを小さくできる。

 VFR をサポートしていないプレーヤーでは 音ズレが生じる可能性があるため、汎用性を高めるなら固定フレームレートで ソースと同じ フレームレートに設定する。
動画 は 一枚一枚の画像を 連続して映しており、一枚の画像に相当するのがフレームで フレームレートは 1 秒間 に表示する フレーム数を表している。
DVD-Video や フルHD Blu-ray ( BDMV ) のフレームレートは 29.97 fps で 1 秒間に約 30 枚の絵が表示されている。
品質

ビデオ品質 は  H.264 / H.265 の場合 デフォルトで レート係数 ( RF ) が使用されており、選択したプリセットによって レートも変動する。

レート係数では トランスコードが完了するまでビットレートが分からないので、任意のビットレートで出力する場合は 平均ビットレート ( kbps )を選択して ターゲットビットレートを指定する。
公式サイトで推奨されている「 x264 」「 x265 」のレート
SD 画質 ( 480p / 576p ) : RF 18-22

HD 画質 ( 720p ) : RF 19-23
フルHD ( 1080p ) : RF 20-24
4K UHD ( 2160p ) : RF22-28
※アニメは RFを 1~2 引き上げる ( 低品質にする )ことで 同等画質で ファイルサイズを抑えられる。
RF は数値が小さいほど高画質になるが、無闇にレートを下げるとファイルが肥大化し 再生できないファイルに仕上がってしまう可能性がある。
2-pass Encode
コンテンツをスキャンしてからトランスコードするため 時間はかかるが 品質の高いトランスコードが可能。
1 パス目高速化
コンテンツのスキャンがなく 予測しながら変換作業を行うため  2パストランスコードに比べ作業時間は短縮されるが 品質が低下する可能性がある。
エンコーダーオプション

エンコーダーオプション は 特殊設定のため 通常は使用しない。

プリセット
トランスコードの速度調整で「 Fast 」に近いほどトランスコードは早くなり圧縮率が悪くなる。
チューニング

PSNR / SSIM : ベンチマークを目的として使用する。
Grain : フィルムグレイン ( フィルム動画独自のノイズ ) を保持する。
Zero Latency : X.265 の設定で レイテンシを除去する。

音声

音声 タブでは 出力する音声 / コーデック / オーディオビットレート などの設定が可能。

多重音声のソースは デフォルトで 主音声のみ選択されているので トラックの追加が必要。  

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出力する音声 や 使用するコーデックなどを変更する場合は リストから選択する。

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ソースに含まれている全ての音声を追加する場合は「 再読込 」をクリックしてからトラック のリストから 残り全てのトラックを追加する を、個別に追加する場合は 新規トラック追加 を選択。

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トラック を 無劣化で ソースからコピーする場合は コーデックPassthru を選択。

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オーディオトラックの設定は 初期設定の値が 一律で適用されるので、設定値を変更する場合は「 選択の振る舞い 」をクリック。

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各項目の初期設定画面が表示されるので 設定を変更したら「 保存 」。

設定値 は HandBrake を再起動するとクリアされる。

字幕

映画などの字幕は オープンキャプション ( 直接動画に焼き付け ) と クローズドキャプション ( 字幕の情報をコンテナに格納 ) がある。

Blu-ray で使用されている字幕の形式 PGS の クローズドキャプションをサポートしているのは MKV のみで、MP4 を使用すると 設定に関係なく 字幕は オープンキャプションになるため、複数の字幕を ファイルに 格納したい場合は MKV を使用。

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出力する 字幕 をリストから選択。

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ファイルに焼付 か 格納 を設定。

強制字幕のみ
強制字幕のみ追加。( 通常の字幕を出力する場合は無効にする )
焼き込み
字幕 を ファイルに焼付。( 無効にすると字幕をファイルに格納 ) 
デフォルト
初期設定で表示する字幕を指定。( 指定がない場合は 一番上の字幕がデフォルトで表示 )

強制字幕が デフォルトで 有効になっているため 通常の字幕 を出力する場合は 「 強制字幕のみ 」のチェックを外して無効にする。

プレビュー

HandBrake には 設定したプリセットで トランスコードした場合の画像を確認できる プレビュー機能を実装している。

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プレビュー で確認する場合は ツールアイコンから プレビュー を選択。

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ソースが表示されるので スライドバーを動かして 予め区切られている任意の開始位置を決め、再生時間 のリストから トランスコードする時間 ( 秒 ) を指定し、システム既定の動画プレーヤーを優先するにチェックを入れ、「 リアルタイムプレビュー 」でトランスコード開始。

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トランスコードが完了したらプレーヤーが自動起動して再生される。

トランスコード の実行

全ての設定が完了したら 出力先 を指定して トランスコードを実行する。

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ホーム画面 左下にある 保存先ファイル の「 参照 」をクリックして保存先を指定。

デフォルトの保存先は メニューバーの ツール から 基本設定 を選択して、出力ファイルデフォルトの保存先 で設定できる。
保存先にドライブは選択できないため フォルダの指定が必要。

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ツールアイコンの キューに追加 をクリックして 現在のタスク を キューに追加。

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エンコード開始 でトランスコードが開始する。

トランスコードが完了すると 保存先に指定した場所へ MP4 / MKV ファイルが生成される。

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