フラットハンドルをなんちゃってブルホーン化

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長めのバーエンドを使用して お手軽なんちゃって ブルホーン

フラットハンドルは力が入りやすく、ドロップハンドルやブルホーンはロングライドやスピードの点で優っているらしいので、通勤距離が19kmになるのを機に、フラットハンドルからブルホーンバーにしようと思い立ったのだが、いろいろと調べていると結構、面倒くさいことが分かった。
GIANT GLIDEはMTBとママチャリを足して2で割ったような自転車で、ノーマル時のスペックは安価なMTB用のパーツが多用されている。
対してブルホーンバーはロード寄りのハンドルなので、それをMTB寄りのチャリに実装するのは少々無理がある。

よくMTBのドロップ化という記事を見かけるが、当然ながら改造する自転車の仕様によって、改造の手順も難易度も異なってくる。
GLIDEの仕様は残念な感じで、箸にも棒にもかからない。かかるのは手間と費用だけ。
そこでお手軽に見た目だけの「なんちゃってブルホーン」化することにした。



パーツと工具

バーエンド

なんちゃってブルホーンに必須のバーエンド。
最近の流行りは短めのバーエンドらしく、150mmのものはほとんどない。
バーエンドは力がかかる箇所なので固定にはトルクレンチの使用を推奨。

ブレーキレバー

Vブレーキが引ける数少ない補助ブレーキレバー。

このブレーキレバーにはブレーキケーブルが付属しておらず、ロード用のブレーキケーブルが必要。
GIANT ESCAPE R3のようにミニVブレーキを実装していれば、このブレーキレバーではなく、ロード用(キャリパーブレーキ用)のレバーを使用することになる。

ブレーキケーブル

SHIMANOのブレーキケーブル。
ケーブルの両端がMTB用とロード用になっているので、レバーがどちらでも安心。
しかもアウターケーブルとエンドキャップ付き。

バーテープ

それらしく見せるためのバーテープ。
グリップにバーエンドを付けた状態だとブルホーンに見えないので、バーテープで演出。

作業手順

ブルホーンはロード寄りのハンドルなので、フラットハンドルと比べてバーの幅が短い。

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本来のブルホーンバーはフラット部分が500mmもないが、操作性を考慮して580mmのフラットバーを左右40mmずつパイプカッターを使用してカットする。

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パイプカッターで切断するとバリがほとんどなく切り口が綺麗なのだが、念の為に軽くヤスリがけ。

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ハンドルが出来たので、次にブレーキレバーを取り付ける。

シマノSHIMANOのスタンダードブレーキケーブルセットは上図のようにケーブルの両端がMTB用とロード用になっており、不要な方のタイコを切断して使用するので、ケーブルを取り付ける際に「タイコの種類が違う!」という事態を避けられる。
おまけにアウターケーブルとエンドキャップも付いてくる。
TEKTROの補助ブレーキレバーRL740はロード用のインナーワイヤーを使用するので、MTB用のタイコをワイヤーカッターでカットする。

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今回、敢えて補助ブレーキレバーを使用した理由は、上図のようにバーエンドとフラットバーの2箇所にレバーを取り付け、バーエンドを握っていても、フラットバー部分を握っていても、ブレーキを掛けられるようにするためだった。
バーエンドへのブレーキ取り付けには批判が多く、確かに危険が伴うので非推奨。
もちろんバーエンドの取り付けにはトルクレンチを使用しているが、それでも大丈夫だという保証は全くない。

ただ、イメージ通り取り付けてみたものの、フラットバー部分のレバーはしっかりと引けてブレーキもかかるのだが、バーエンドに取り付けたレバーの動作が微妙。
レバーを引いた時に飛び出る部分が、わずかにバーエンドの根本に干渉し、更にほぼ90度に曲げた状態でフラット部分のレバーへワイヤーを通しているのが原因と思われる。

色々と悩んだ挙句、最終的にはバーエンドのレバーは取り外すことにした。

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現在使用しているSERFASのエルゴノミックグリップを継続して使用するつもりだったが、ハンドルをカットしたので10mmほど長さが足らず断念。
結局、ノーマルなフラットバーに長めのバーエンドを付け、バーテープを巻いただけになった。

問題のブレーキはバーエンドを握っているときに、指先で何とかレバーを押せる程度で、しっかりとブレーキが効くわけではなく、とても咄嗟に反応できるレベルではない。
ブレーキに不安があるためか、信号などブレーキが必要になると思われる場面でやたらと気疲れするので、ブレーキの根本的な見直しをすることにした。





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