AMD PhenomⅡx4 965BE を使用した自作パソコン

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AMD AMD PhenomⅡx4 965BE を使用した自作PCの制作記録

AMD  PhenomⅡx4 965BE は Socket AM3 用の CPU で 2010 年 3月に Corsair CC 800DW のケースを使用して自作したもので、2012 年に FX-6200 で CC 800DW を使用したため PhenomⅡx4 965BE は 使用していなかった Silverstone の 一体成型 PCケース SST-FT02 に移転。

パーツは SSD / メモリ / 電源ユニット / CPUクーラー を新調した以外は 流用。

使用パーツ
CPUAMDAMD PhenomⅡx4 965BE
マザーボードASUSM4A79XTD EVO
メモリCorsairDDR3 PC3-12800  4096MB x 2
グラフィック カードMSIR5770 Stom1G
サウンド カードCreativeSound Blaster X-Fi Titanium HD
電源ユニットSilverStoneSST-ST85F-P
ケースSilverStoneSST-FT02
補助記憶装置 ( C: )OCZAGT3-25SAT3-60G
補助記憶装置 ( D:)Western DigitalWD20EARS 2TB
光学ドライブPioneerDVR217JBK
CPU クーラーSCYTHE無限参 MUGEN∞3 リビジョンB
OSMicrosoftWindows 7
パーツの購入先

Amazon PC パーツ

パソコン工房

組立

Silverstone の 一体成型 PCケース SST-FT02 は マザーボードを 90度回転させて設置するPCケースで、ボトム吸気 トップ排気という非常に理にかなったエアーフローになっており、ボトムに搭載された 3基のファンから吸気することでケース内は正圧に保たれる。

総合的に良いケースだが 5インチベイ と マザーボードが干渉しやすく、MB が 90度回転しているため 組み立てづらさがある。

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CPUクーラーを換装するため CPU は 既存のグリスを除去して 新たに 塗布した状態で MB に CPU を固定。

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Corsair のヒートシンク付きメモリを A1 , B1 のメモリスロットに装着すると クーラーのファンが 無限 3 に干渉してしまうため ファンを 吸気側ではなく 排気側に固定。

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通電テストは問題なし。

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電源ユニットは 背面吸気の上面排気になるよう設置するが 固定は 上面にある ボルト  4箇所のみで 電源ユニットを支えるようなものはないため ケースに付属しているマジックテープのバンドを回して固定する。

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最上段の 5 インチベイは マザーボード や PCIデバイスがあるため 奥行きに制限があり、奥行きが170mmのコンパクトタイプなら問題ないが、200mmのフルサイズはマザーボードと干渉するため設置できない。

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ドライブを設置して ケーブルを接続。

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完成。

システム構成

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CPU:PhenomⅡX4 965BE (OC)
ソケット:AM3
チップセット:AMD 790X + SB750
グラフィック:R5770 Stom1G
メインメモリ:DDR3 PC3-12800 4096MB Dual Channels
ハードディスクドライブ:SATA300 2TB
電源:850W
制作日 : 2012年 4月 20日

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室温 23℃でアイドル時は ほぼ 30℃前後で推移。

Cooler Master CM690 へ移転

2013年 10月に PCケース を CORSAIR の に移転して IO データ の TV キャプチャーカードを積んで TV に接続していたのだが 異常発熱 を起こして 起動不能になったため、マザーボード換装のほか PCケース CoolerMaster CM690 に移転して 電源ユニットも「 剛力短 2 」から 余っていた HEC WIN+550W へ交換。

2017年 6月現在 AM3 対応のマザーボードの入手は難しいが、AMD のソケットは下位互換に対応しているものが多く、ソケット AM3 の PhenomⅡは AM3+ のソケットでも動作する。

使用パーツ
CPUAMDAMD PhenomⅡx4 965BE
マザーボードGIGABYTEGA-78LMT-USB3 REV6.X
メモリCorsairVengeance  DDR3 4GB x 2
グラフィック カードSAPPHIREULTIMATE HD 4670
サウンド カードOnkyoSE-200PCI
電源ユニットHECWIN+550W
ケースCoolerMasterCM690
補助記憶装置 ( C: )CFDSSD120GB
補助記憶装置 ( D:)Western DigitalHDD Green 3TB
光学ドライブBUFFALOBR-H1016FBS-BK
CPU クーラーZALMANCNPS14X
OSMicrosoftWindows 7

既存パーツの撤去と組立

3年間 ほぼ毎日稼働して 掃除をしていなかったので ケース内部を 正圧 にしていても それなりに 塵 が積る。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 002

パーツを外して OA 用 ウエットティッシュ と エアークリーナーで各部を掃除。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 001

ZALMAN の CPUクーラー CNPS9900 は 取り外しの際に ネジ穴がなめてしまい 已む無く廃棄。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 004

CPU の グリスは ほぼ乾燥していて 粘り気が ほとんどない。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 006

CPUクリーナー で 古いグリスを落としてから 再び グリスを塗布してマザーボードに固定。

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ZALMAN の CPUクーラー CNPS14X  はナットで固定する。

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ZALMAN の CPUクーラー にメモリのヒートシンクが干渉したので  1 枚 だけ殻を取り除く。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 010

Sapphire のグラボを PCIe に差して 12V の主電源 , 9V 田型 , パワースイッチのケーブルを挿して通電テスト。

特に問題はなく BIOS が走ったので 次はケースにパーツを固定。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 012

裏配線する際 24 Pin 主電源と田型のケーブルが短かったので延長ケーブルを使用。

AMD PhenomⅡ x4 965BE MB Replacement 014

CM690 は中途半端に裏配線ができるケースで 24pin の主電源を裏から回す際 ケース底面付近にそれっぽい切れ込みがあるものの ケーブルが微妙に通らないため ペンチで強引に開いている。

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ケースファンはトップに 120mm を排気で1個、ボトムに吸気で 140mm が1個、フロントに吸気で120mm が 2個、リアに 120mm が排気 で1個 という配置で ケース内部は 正圧。

増設カードのことを考えずにマザーボードを購入したので 空きスロットが足りず、 スロットを 2つ潰してしまう MSI のグラボ R5770 Stom1G を ファンレスの Sapphire ULTIMATE HD 4670 に ダウングレード。
マザーボードが M-ATX になったので 全体的にこじんまりとした感じになった。

システム構成

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CPU : AMD PhenomⅡ x4 Black Edition 3.4GHz(定格)
チップセット : AMD 760G + SB710
メモリ : DDR3 PC3-12800 8GHz Dual Channels(利用可能サイズ4GHz)
グラフィック : AMD Radeon HD 4670
ストレージ : SSD SATA 6Gb/s  HDD SATA3Gb/s 3TB
電源 : 550W
制作日:2017/ 06/ 28

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気になる温度は 室温 28℃ の状態で CPU が 38℃ とちょっと高め。

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CPU の数値だけで見ると後継の FX-6200 よりも優秀。

Sharkoon SHA-BW9000W へ移転

2010年 3月 に購入した Cooler Master の PC ケース CM690 の 電源ボタンが故障し、HEC の 電源ユニットも起動しなくなった。
ケース も 電源ユニット も 使い回して 10年 よく働いてくれた。

Sharkoon の PCケースで稼働していた FX-6200 で 数十秒 ほどフリーズする いわゆる「 プチフリ 」の症状が出始め、SSD の交換などを試してみたが 症状が改善せず 、プチフリが発生する直前に ファンの回転数が上がることから CPU か MB に不具合が発生している可能性が高まったので AMD PhenomⅡx 4 965BE を FX-6200 と入れ替えることにした。

使用パーツ
CPUAMDPhenomⅡx 4 965BE
マザーボードASRock970 Pro3 R2.0
メモリCrucial
Corsair
DDR3L-1600 8GB x 2
Vengeance DDR3-1600 4GB x 2
グラフィック・カードSAPPHIREPULSE RADEON RX560 4G GDDR5
電源ユニットCorsairCX650M
ケースSharkoonSHA-BW9000W-B
補助記憶装置(C:)CFDSSD120GB SATA6Gbps
補助記憶装置(D:)SeagateBarraCuda 4TB
光学ドライブPIONEERBRD-207DBK
CPUクーラーAMDRyzen7 2700X リテール
OSMicrosoftWindows 10 Home 64bit

既存パーツの撤去

Cooler Master CM690 と  Sharkoon SHA-BW9000W-B の パーツ撤去なので かなり面倒。

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GIGABYTE の MB と BUFFALO の Blu-ray ドライブ , メモリ , HDD , グラフィックカード は再利用するので撤去し、ケース と ケースファン , 電源ユニット , CPUクーラーは 廃棄。

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FX-6200 を搭載した Sharkoon の PCケースでは  CPU と SSD 以外 すべて 利用する。

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CPU クーラーを取り外したら 恐怖のシュウマイ 状態になった  FX-6200 は ピンに 歪み や 破損 はなかったが 今回で 御役御免。

組立

Sharkoon のケースは 低価格ながら 裏配線もできて シンプルで作業がしやすい。

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PhenomⅡx 4 965BE も CPUクーラーを撤去して グリスを除去。

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CPU にグリスを塗布して CPUクーラーを設置後、メモリ , 12V の主電源 , 9V 田型 , グラフィックカード , パワースイッチのケーブルを挿し、キーボードとモニタを接続して通電テスト。

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問題なく UEFI が開いたので 次はケースにパーツを固定。

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完成。

SSD や ミドルレンジのグラボ を実装していることもあって 10年前の CPU とは思えないほど サクサク動く。

システム構成

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CPU : AMD  PhenomⅡx 4 965BE 3.4GHz(定格)
チップセット:AMD 970 SB950
メモリ:DDR3-1600 8GB x 2 / DDR3-1600 4GB x 2  Dual Channels
グラフィック:RADEON RX560
ストレージ:SSD 120GB SATA 6Gb/s / HDD 4TB 5400rpm
電源:650W
制作日:2020年 5月 16日

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CPU は コアの温度が アイドル時で 40℃ 前後と少々高い。

CPU クーラーの換装

Ryzen 2700 X のリテールクーラーだと CPU の温度が高いため CoolerMaster の MasterAir MA610P に換装。

MasterAir MA610P は結構 大きめの空冷クーラーだが Sharkoon SHA-BW9000W に きれいに収まる。

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MasterAir MA610P は Intel / AMD 共用で AMD は Solet AM3 , AM3+ と AM4 をボルト位置で変更する。

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ヒートシンク部分の ファンを取り外して 固定したバックプレートに ボルトで留めるのだが、微妙に位置がズレていて 上手く入らないので 力技で少々強引に固定。

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ドライバーで捩じ込んでいるときは 思いっきり斜めに入っている感じだったが、固定してしまうと 意外と真っ直ぐになっている。

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フロント と リア ファンも 赤色LED に統一。

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MasterAir MA610P に換装後 は アイドル時で 35℃ 前後 と 換装前に比べて 5 ℃ ほど低下。

Cooler Master CM690 へ移転

玉突きで Sharkoon の PCケースを Ryzen 1700X で使用するため 10年以上 現役で頑張ってきた PhenomⅡX4 965BE は当初 引退させるつもりだったが、Cooler Master の CM690 が余っているので Sharkoon の構成を 丸っと CM690 に移転させることにした。

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予備機というよりも 愛着があって 殿堂入りするようなものなので ストレージは未搭載。

システム構成
CPU : AMD  PhenomⅡx 4 965BE 3.4GHz(定格)
チップセット:AMD 970 SB950
メモリ:DDR3-1600 8GB x 2 / DDR3-1600 4GB x 2  Dual Channels
グラフィック:RADEON RX560
ストレージ:未搭載
電源:650W
制作日:2021年 9月 25日

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