Torブラウザのインストールと使い方

セキュリティと利便性や効率性は相反する関係にあり、情報は保護すればするほど扱いにくく不便になる。
現在は個人情報を切り売りして利便性を手に入れているようなもので、それを否定すれば世捨て人のような生活を余儀なくされてしまう。

PCの場合はWindows8くらいから環境が変化し、MicrosoftがGoogle並みに個人情報を収集し始め、Windows10ではコルタナさんも登場して、初期設定では様々な情報が送信されるようになっているが、その中で最も個人の嗜好や行動、思想などを把握しやすいのが、ChromeやIE、Firefox、Edgeなどの「ウェブブラウザ」。
サイトへアクセスすると「アクセスした日時」「IPアドレス」「使用しているOS」「使用しているモニタの解像度」「ページビュー」などなどの行動が記録される。
また、GoogleやBingなどの検索エンジンも、トラッキングを行っているので、検索した情報が広告などに反映されることになる。

前置きが長くなってしまったが、Torブラウザは「セキュリティ」と「匿名性」に特化したブラウザで、はっきり言って使いづらい。
拡張機能(プラグイン)を含め、個人情報を記録するような機能がオフになっており、デフォルトの検索エンジンはGoogleでもBingでもなく、トラッキング(行動記録)を行わない「DuckDuckGo」。

そして最大の特徴が「Tor(トーア)」によって、IPアドレスが匿名化されること。
Torは俗に言う「串」を通す規格で、通常は閲覧するサイトのサーバへは直接アクセスするので、自身のIPアドレスや情報が閲覧サイトへ記録されるのだが、閲覧サイトのサーバへ直接アクセスせず、中継サーバを経由することで、元のIPアドレスが匿名化される仕組みになっている。

また、Torブラウザは匿名化できるという特徴のほかに、仮想通貨で注目を浴びる事になった「ダークウェブ(闇ウェブ)」へアクセスできるブラウザでもあり、AHIMIAなどのダークウェブ検索エンジンを利用すれば、深層Web(ディープウェブ)に存在する闇サイトを閲覧することも可能だが、基本的に違法性のあるものが多く、関わらないほうが賢明。

2012年に発生した「パソコン遠隔操作事件」では、犯行にTorが利用されたことでも話題になり、2018年6月にはTorを使用してダークウェブに児童ポルノ画像を投稿したとして、初めてダークウェブ内のサイト管理者が逮捕されている。

天網恢恢疎にして失わず。
現在、Torは技術が悪用されたときのために、ログを残すようになっており、Torブラウザを使用したからと言って身バレしないと思ったら大間違い。

闇サイト(ダークウェブ)とは

2018/06/07 COINCHECKで発生した仮想通貨NEMの流出問題で、その流出NEMがダークウェブのサイトで全て … “闇サイト(ダークウェブ)とは” の続きを読む

システム要件

バージョン7.5 現在

OS:Windows XP / Vista / Windows7 / Windows8 / Windows10(32bit & 64bit)

ソフトの入手先

Tor Browser 公式サイト ダウンロードページlink



Tor Browserのインストール

Tor Browserのセットアップは一般的なアプリのように「ProgramFiles」フォルダにインストールされるものではなく、指定した場所に「Tor Browser」フォルダと「Start Tor Browser」というショートカットを作成するだけ。
レジストリ等への書き込みを行われず、アプリ一覧にも表示されない。

アンインストールは作成されたフォルダとショートカットを削除するだけ。
また、インストール先をUSBメモリにするとTor Browserのポータブル版を作成できる。

ダウンロードページの「DOWNLOAD」ボタンの下にあるドロップダウンリストから「日本語」を選択して「DOWNLOAD」ボタンをクリック。

ダウンロードした「玉ねぎ」アイコンのインストーラーを起動すると言語選択画面が開くの「Japanese」を選択して「OK」。

インストール先の指定。
デフォルトではデスクトップになっているので変更する場合は「参照」をクリック。

インストール先に「Program Files」「Program Files(x86)」フォルダは指定できないので、Cドライブに保存する場合はCドライブ直下に新規フォルダを作成後、任意のフォルダ名に変更したものを指定して「OK」。

ポータブル版を作成するならインストール先にUSBメモリを指定する。

場所を指定したら「インストール」をクリック。

Torブラウザへのアクセスしやすくするため「Add Start Menu & Desktop shortcut」にチェックが入っていることを確認して「完了」。

セットアップが完了すると「Tor」への接続画面が開くので「接続」をクリック。

Torへ接続が完了するとブラウザが起動する。

使用方法

TorブラウザはFirefoxライクなブラウザになっており、「Gecko」時代のFirefoxと使い勝手はほぼ同じで、FirefoxのプラグインもSyncの利用も可能。
ただし、セキュリティの観点から使い勝手を向上させる拡張機能(プラグイン)の追加は推奨されていない。
また、Torブラウザは前述のように中継サーバを経由しているため、当然ながら一般的なブラウザよりも表示速度が遅くなる。

ブラウザを全画面表示にすると「元のままで使え」と怒られる。

検索

Torブラウザでデフォルトになっている検索エンジンは、トラッキングを行わないことで安全性を訴求している「DuckDuckGo」。
一見すると良さげに見えるが、Googleを使用しているとDuckDuckGoの検索精度にはストレスが溜まる。

検索はChromeやFirefoxと同様、アドレスバーや検索バーで行う。

「DuckDuckGo」以外の検索エンジンを使用する場合は、「検索バー」に検索語を入力し、下部に表示される検索エンジンから任意に選択。

ツイッターなどを開くと「サービスを利用するとEU外のCookieの使用とデータ転送に同意することになり、Googleとかに広告で利用されるぞ」と注意を受ける。

検索エンジンを「DuckDuckGo」から「Google」に変更して検索すると、Googleから「利用規約違反」としてブロックされることもある。

IPアドレスが匿名化されているためサイト側でロケーションが特定できず、フェイスブックが英語表記になったり、「DuckDuckGo」や「Google」での検索も、漢字やひらがなを混ぜないと英語圏の検索結果が表示されることになる。

ブックマーク

ブックマークの追加はコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を使用するのが簡単。

ブックマークを追加するページ上でコンテキストメニューを開き、上部の「☆」アイコンをクリック。

追加するブックマーク場所を「フォルダー」で選択して「完了」をクリック。

ブックマークの整理や編集は右上のメニューアイコンから「ブックマーク」を選択。

ブックマークを整理するなら「ブックマーク」メニューの最下部にある「すべてのブックマークを表示」でも行えるが、「ブックマークサイドバーを表示」でサイドバーに表示したブックマークもドラッグ・アンド・ドロップで移動が可能なので、サイドバーで編集したほうが分かりやすいかも。

アドレスバーの下にブックマークツールバーを表示させたい時は、「ブックマークツールバーを表示」にチェックを入れておく。

Sync

Firefoxを利用している場合は、「Sync」を利用してFirefoxの設定をTorブラウザに同期させることができる。

「メニュー」アイコンから「オプション」を開き、左ナビゲーションから「Sync」を選択して、Firefoxアカウントでサインインする。

後はログインの認証を行えば、保存されているブックマークやパスワードなど指定した項目が同期される。

Firefoxのインストールと使い方

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中継サーバの確認

Torブラウザが利用している中継サーバはサイト毎に変更され、ブラウザで現在の中継サーバを確認できる。

任意のウェブサイトを開いた状態でブラウザ左上にあるTorの玉ねぎアイコンをクリックすると、経由しているサーバとIPアドレスが表示される。

上記の場合、閲覧しているサイトにはスウェーデンからアクセスがあったというログが残ることになる。





ブラウザ

Torブラウザのインストールと使い方

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Google Chromeのインストールと使い方

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Firefoxのインストールと使い方

インターネット黎明期にInternet Explorer(IE)に立ち向かったNetscape Navigatorはは、衆寡敵せずに惨敗し、第一次ブラウザ戦争は終息したものの、2004年にFirefox(ファイヤーフォック)がリリースされたことで第二次ブラウザ戦争が勃発。

Firefoxはネスケのユーザーを取り込んでシェアを拡大、2008年にはブラウザシェアの3割を超えるまでに至った。
ところが、2009年にリリースされたGoogleのタブブラウザ「Google Chrome」の登場で、以降のシェアは微減が続き、第二次ブラウザ戦争はGoogle Chromeが50%を超えるシェアを獲得して終わった。

2017年10月現在、Firefoxのシェアは12%前後で、IEについで3位になっているが、2017年11月に「Firefox Quantum(クアンタム)」をリリース。
Webレンダリングエンジンが「Gecko」から新たに開発された「Quantum」に変更され、マルチコアを効率よく使用することで、従来の2倍の速度を実現しているらしい。

実際、Google Chromeのバージョン63.0(BETA)と比較しても、Firefox Quantumのバージョン57はウェブページの表示が早く、デザインも改善され、使い勝手は格段に良くなっている。
ただ、システム自体の抜本的な変更により、従来提供されていた一部のアドオンが非対応になったため、該当するFirefoxユーザーはバージョンアップ時に不便を強いられることになった。

システム要件

バージョン57現在

OS:Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 以降
CPU:Intel Pentium 4 以降のプロセッサ(SSE2 対応)

Pentium 4は2000年に第一世代がリリースされており、単純にWindows7以降のOSが動作しているPCであれば問題ない。

ソフトの入手先

Firefox Quantum 公式サイト



Firefox Quantumのインストール

インストーラーを起動後はセットアップが全自動で実行されるので、インストール完了まで待つだけ。
ただ、インストール後にFirefox Syncの登録が引き続き行われる。

公式サイトに表示されている「Firefoxをダウンロード」をクリックしてインストーラーをダウンロードする。

設定項目は何もなく、インストールが自動的実行される。

Firefox Sync

インストールが完了するとFirefoxが起動し、そのままFirefox Syncを利用するために必要なFirefoxアカウントの作成画面に移行する。

Firefox Syncはブックマークやパスワードなどを複数のデバイス間で同期する機能で、アカウントを作成してヒモ付を行うものなので、Firefoxを複数のPCやスマホ、タブレットで利用する場合には環境が統一されて便利だが、1つのデバイスでのみFirefoxを利用する場合には必要なく、後からでも追加は可能。

すでにFirefoxアカウントを取得している場合は、メールアドレスとパスワードを入力してログインすると同期が開始する。

新たにアカウントを取得する場合は「アカウントを作成する」をクリック。

メールアドレスとパスワードを設定し、年齢を入力して「アカウントを作成」をクリック。

アカウントパスワードを入力すると、ログイン情報の保存メッセージが出るので、任意で「保存」「保存しない」を選択。
続いてFirefox Syncで同期する項目を選択する。
デフォルトでは「開いたタブ」「閲覧履歴」「ブックマーク」「アドオン」「パスワード(ログイン情報)」「個人設定」全てにチェックが入っているので、任意で選択して「設定を保存」。

これらの設定は後から変更可能。

アカントに設定したメールアドレスに確認メールが送信される。
Gmailの場合はそのまま「Gmailを開く」をクリックすれば、Gmailのログイン画面が開くのでログイン。

Firefoxから「メールアドレスを確認して同期を開始しましょう!」というタイトルのメールが届いているので、メール本文の「メールアドレスを確認→」をクリックして完了。

使用方法

Google Chromeはブラウザでありながら、様々なウェブアプリケーションを実行するプラットフォームなのに対して、Firefoxはブラウジングに特化した高機能なブラウザで、Chromeと同様に豊富なアドオン(機能拡張)が提供されている。

基本操作

シンプルなタブブラウザなので、基本的な使い方はChromeやIEと同じ。

ウェブページを検索する場合は上部アドレスバーに検索するキーワードやURLを入力する。

アドレスバーの下にブックマークツールバーを表示させるには、「ブラウジングライブラリー」から「ブックマーク」→「ブックマークツール」→「ブックマークツールバーを表示」を選択。

ブックマークツールバーと同様に、「ブックマークメニューをツールバーに追加」をクリックすると、ブラウジングライブラリーアイコンの横にブックマークメニューのアイコンが表示されアクセスがしやすくなる。

閲覧中のページにブックマークを追加するには、アドレスバーに表示されている☆印をクリック。

追加するブックマークの編集画面が開くので、ウェブページの表示名やブックマークの追加先などを指定して「完了」。

設定

起動時に表示するページや使用するフォントや配色のほか、保存されたパスワードの確認や履歴などは「設定」ページで確認・編集可能。

「設定」ページへはブラウザの右上にあるメニューアイコンから「オプション」で移動。

「一般」では、規定のブラウザ設定、起動時に表示するスタイルとホームページの設定、使用するフォントなどの設定が可能。

「検索」では検索バーの仕様と、検索エンジンの指定ができる。
検索エンジンはデフォルトでGoogleになっている。

Firefoxに保存されているサイトのログイン情報を確認する場合は、「プライバシーとセキュリティ」で「フォームとパスワード」→「保存されているログイン情報」にアクセスする。

保存されているログイン情報の一覧が表示され、サイトを選択して「パスワードを表示する」をクリックすると、ログインパスワードも確認できる。

ログイン情報には簡単にアクセスできるため、情報の保存と取扱には十分に注意が必要で、念のためログイン情報にアクセスする際のマスターパスワードの設定を推奨。

このマスターパスワード機能はChromeになく、それによってChromeのセキュアが問題視されたこともあったが、マスターパスワードを設定したから安全というわけではない。
アカウントにログインした状態のブラウザで、設定ページまで侵入を許している時点でセキュリティはボロボロ。
パスワードの入った引き出しに南京錠を追加しても、机ごと持って行かれたらどうしようもないので油断は禁物。

マスターパスワードの設定は、「フォームとパスワード」の項目で「マスターパスワードを使用する」にチェックを入れ、パスワードを設定するだけ。
ただし、設定すると今後、マスターパスワードがなければ機密情報にアクセスできなくなるため、パスワードは忘れないよう管理が必要。

「Firefoxアカウント」ではSyncで同期する項目の設定や、使用端末名の変更ができる。

アドオン

アドオンとはブラウザに追加する拡張機能で、使用環境に合わせて追加することで使い勝手が大きく向上する。
アドオンには「テーマ」と「拡張機能」があり、テーマはFirefoxのデザイン変更、拡張機能はFirefoxに追加するツールになる。

Firefoxにはデフォルトで「Pocket」が組み込まれており、Pocketにログインすることで閲覧中のページをPocketに保存できる。

アドオンを追加するには右上のメニューアイコンから「アドオン」を選択。

アドオンの管理ページが開き、「アドオンの入手」では人気のあるアドオンが紹介されており、ページの最下部にアドオン専用ページへのリンクがある。

「機能拡張」で現在インストールされてるアドオンが確認でき、アドオンの設定・無効化・削除などの編集が可能。

最もポピュラーなアドオンは、当サイトのように広告収入によって運営しているところには死活問題となる、広告をブロックする拡張機能。
追加することで、ほぼ全ての広告がブロックされるため、ページの表示速度が向上するというメリットもある。

様々なアドオンが公開されており、便利なアドオンを紹介しているサイトも多数あるので、自分にあったアドオンを探索するのも一興。
ただ、追加機能なので無闇矢鱈にインストールすると、Firefoxのレスポンスに影響を及ぼすため、使わないアドオンは無効化もしくは削除することを推奨。

カスタマイズ

カスタマイズは文字通り、使用頻度の高いアイテムを任意で配置したり、テーマの変更などができる。

「カスタマイズ」は右上の「メニュー」アイコンから「カスタマイズ」を選択。

アイテムの配置はドラッグ・アンド・ドロップで行い、ブックマークツールバーに配置する場合はアイテムを上部にある「ブックマークツールバーの項目」にドロップし、ツールバーの右端にある「オーバーフローメニュ(>>)」に格納しておくには、得体の知れない生き物のイラスト部分にドロップすればOK。

ブックマークツールバーはコンテキストメニュー(右クリックメニュー)で編集でき、追加したアイテムを選択した状態でメニューを展開すれば、アイテムの削除やオーバーフロー目にィーへの移動などが実行でき、ブックマークは削除やフォルダの作成、区切り線などの編集が可能。

プライベートウインドウ

ブラウザは通常、検索したキーワード、表示したウェブページ、アクセスした時間やデバイス、場所など、多くの情報を記録しており、「履歴」からそれらを確認することができる。
これらの情報を記録せずにブラウジングできるのが「プライベートウインドウ」機能で、Chromeの「シークレットモード」と同機能。
無論、閲覧履歴が保持されないだけで、アクセスしたサイトやプロバイダにはしっかりとログが残るので、身バレしないと思ったら大間違い。

プライベートウィンドウはメニューアイコンから「新しいプライベートウィンドウ」を選択するか、「Ctrl + Shift + P」で新規ウインドウが開く。

Chromeのシークレットモードは一目でそれと分かるデザインになっているが、Firefoxは見た目にプライベートウィンドウであることが分からない。

プライベートウィンドウといってもログが残らないだけで使い方は通常通り。
Chromeのシークレットモードには一種の背徳感があるが、Firefoxにはそれがないので、ログを残したくないブラウジングにはFirefoxのほうが心情的に使いやすいかもw





ブラウザ

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Google Chromeのインストールと使い方

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Google Chromeのインストールと使い方

Google Chrome(グーグル クローム)はGoogleが開発した、シンプルに徹したタブブラウザ。
コンセプトは「スピード、シンプル、セキュリティ」。
後発のブラウザながら、軽快な動作とシンプルなインター フェイス、そして何よりもGmailやGoogle カレンダー、Google ドキュメントなど、Googleが提供するクラウドサービとの相性の良さが大きな強みとなり、国内でも2015年以降はトップシェアを占めるようになった。
また、AndroidやLinux、Macなどクロスプラットフォームで利用でき、Googleアカウントを使用するとブックマークや拡張機能、自動入力、パスワードなどを同期できる。

システム要件

バージョン60.0.3112.24(Beta)現在

OS:Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 以降
CPU:Intel Pentium 4 以降のプロセッサ(SSE2 対応)

Pentium 4は2000年に第一世代がリリースされており、単純にWindows7以降のOSが動作しているPCであれば問題ない。

ソフトの入手先

Google Chrome 安定版 公式ダウンロードページ

Google Chrome ベータ版 公式ダウンロードページ

2009年以前からのGoogleユーザーにはお馴染のベータ版だが、新機能実装時には「ん??」となることがあったりするので、Googleファンと人柱マニア以外は安定版を使用したほうが無難かも。



Chromeのインストール

インストールに関してはほぼ自動で行われ、項目選択や設定うぃするセットアップは必要ない。

利用規約はダウンロード開始前に表示されるので要確認。

「Google Chromeを既定の無頼座として設定する」「試用統計データと障害レポートをGoogleに自動送信して。。。」の各項目に任意でチェックを入れたら「同意してインストール」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動するとセキュリティ警告が出るので「実行」。

インストールするプログラムのダウンロードが開始。

続いてインストールが始まり、完了するとChromeが起動する。

使用方法

Chromeは通常のブラウザとしての機能以外に、Chromebook同様、ウェブアプリケーションを実行するプラットフォーム的な機能を実装しているのが特徴。

ログインしなくても使用できるが、Googleアカウントで紐付けしているとGmailやGoogleカレンダー、GoogleドライブなどGoogleの各サービスとの連携し、ブックマークやパスワードなどもバックアップされるため、複数のデバイスで同期が可能になる。
また、現在ではマルチアカウントにも完全対応しているので、Googleアカウントを追加するだけで、異なった環境のChromeを複数起動することも可能。

Googleアカウントの取得と設定

GoogleアカウントはGoogleが提供しているGmail、YouTube、Google+、Chrome、Google … “Googleアカウントの取得と設定” の続きを読む

ログイン

Chromeの機能を引き出すにはGoogleアカウントでのログインが不可欠。

ブラウザの右上にあるユーザーアイコンをクリックして、「Chromeにログイン」をクリックするか、アドレスバー(検索フォーム)の右にある「︙」をクリックし、「設定」から「Chromeにログイン」を選択。

ログイン画面が表示されるので、Googleアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」。

メールアドレスの次にパスワードを入力すると、ログインが完了。

これでブックマークや閲覧履歴、パスワードや拡張機能などが同期が開始するので、複数のデバイスでChromeを使用する際には非常に便利。

ログインするとユーザーアイコンがユーザー名に変わり、他のデバイスで追加した拡張機能などが同期され、自動的にインストールされる。

アカウントは複数登録可能で、ユーザー名が表示されている部分をクリックして登録した他のアカウントを選択すると、新規ウインドウで選択したアカウントにログインしたChromeが起動する。
ただし、追加したアカウントの数だけプロフィールファイルが作成され、ユーザーデータが保存されていくので、僅かだが使用するディスク容量が増加する。

基本操作

Chromeがリリースされた時は、アドレスバーが検索フォームを兼ねているのが新鮮だったが、今ではそれもブラウザのデフォルトになった。

検索する際はポータルサイトなどを開かなくても、アドレスバーに検索語を入力すれば、検索結果が表示される。

新規タブを開く際は既存タブの横にある小さなタブをクリック。

リンクの上でコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を開くと、「新しいタブで開く」「新しいウインドウで開く」などが選択可能。

ウェブサイトを開いた状態でアドレスバーの★をクリックするとブックマークを追加することが出来る。

印刷やダウンロード履歴、閲覧履歴、ブックマーク管理などは、ブラウザの右上にある「︙」のクリックして表示されるメニューからアクセスできる。

設定

ブックマークバーの表示や検索エンジンの変更などの基本設定の他、プライバシー、パスワードなどの管理も設定画面で行う。

設定画面はアドレスバー(検索フォーム)の右にある「︙」をクリックして、表示されるメニューから「設定」を選択。

Chrome起動時に開くスタートページの指定や、指定したページを開くホームボタン、ブックマークバーの常時表示などが設定が可能。

初期状態ではブックマークバーは「新規タブ」を開いた際に表示される仕様になっており、常時表示されるのは検索フォームのみになっている。
ブックマークの使い方にもよるが、従来のブラウザに慣れているとブックマークバーは常に表示させていたほうが使いやすいかも。

ブックマークバーの上にマウスカーソルを持って行き、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)を表示させると、独自のメニューが選択可能。

「フォルダを追加」でブックマークバーにフォルダを作成でき、ドラッグ・アンド・ドロップでフォルダやブックマークを移動できる。
ブックマークバーに作成したフォルダ内にフォルダを作成しネストすることも可能。

「テーマを取得」をクリックするとChromeウェブストアが開くので、任意のテーマを選択し、「Chromeに追加」をクリック。

元に戻す場合は、「設定」の「テーマ」で「デフォルトのテーマに戻す」をクリックするだけ。

「ユーザー」の項目では「ゲスト」がデフォルトで使用可能になっている。
「ゲスト」は他のユーザーがChromeを使用する際に、閲覧履歴やパスワード、Cookieなどを保存しないモードで、他のアカウントで使用しているブックマークやフォームの入力データなども表示されない。
ただし、ゲストモードでもアカウントの切り替えは可能なので、保護されるのはホストのプライバシーではなく、ゲストのプライバシーだと考えたほうが良いかも。

「検索」の項目では検索エンジンをGoogle、Yahoo、B-ingから選択でき、「検索エンジンの管理」では検索エンジンの追加も可能。

検索エンジンを追加する場合は、「検索エンジンの追加」を開いた状態で、ニフティなどのポータルサイトを開くと、自動的に「その他の検索エンジン」の欄に表示され、マウスオーバーで「デフォルトに設定」ボタンが出現するのでクリックして追加。

詳細設定

設定ページの下部にある「詳細設定を表示」をクリックするとプライバシー項目やパスワードの管理項目が表示される。

プライバシーの各項目に関しては「詳しく見る」のリンク先で詳細を確認できるので、任意で設定を行う。

「コンテンツの設定」は基本的にデフォルトのままで特に支障はないが、javaScriptを無効にしたり、Flashを無効にしたい場合などは任意で変更する。

「閲覧履歴データの消去」では閲覧履歴やCookie、キャッシュなどのほか、任意でパスワードや入力フォームのデータなどを消去できる。

よくウェブサイトで表示が崩れたり、不具合が出た場合の対処法として「キャッシュを削除してください」と記載されているのが、「キャッシュの削除」は「閲覧履歴データの消去」で行う。

「パスワードを管理」では保存されたパスワードが確認できる。
表示内容は「サイト」「ログインID」「パスワード」で、パスワードは「******」になっているが、該当のサイトをクリックして、パスワード部分の「表示」をクリックすることで確認できる。

誤ったパスワードが保存されている場合や、古いログイン情報などを削除したり、うっかり忘れてしまったパスワードを確認できるので、非常に便利な半面、パスワードの自動保存はセキュリティ的なリスクも高まるので、利用する際は十分に注意が必要。

「自動入力設定の管理」では住所とクレジットカード番号の登録ができ、ショッピングサイトなどで自動入力が可能になる。
ただし、各サイトによって住所やクレジットカードの入力フォームが異なるため、微妙な感じになることが多い。また、クレジットカード番号のセキュリティコードは保存されないので、別途入力が必要になる。

「ダウンロード」ではダウンロードの保存先をデフォルトの「ダウンロードフォルダ」から任意の場所に変更可能。

「Googleクラウド プリント」は印刷データをインターネット経由でプリンタに送信するGoogle提供のサービスで、使用する場合は設定が必要。

Google クラウド プリントの設定と使い方

Googleクラウドプリントは、Googleが提供している印刷サービスで、印刷データをインターネット経由でプリンタに送信 … “Google クラウド プリントの設定と使い方” の続きを読む

拡張機能

Chromeでは追加機能をインストールして、サードパーティ製のアプリと連携したり、特殊な機能を実装することもできる。

拡張機能を追加する右上にアイコンが表示される。

拡張機能を追加する場合は、ブックマークバーに表示されている「アプリ」から「ウェブストア」を選択。

Chromeウェブストアが開くので、「拡張機能」を選択して追加したい機能を検索する。

サードパーティ製の拡張機能はリスクがあるので、はじめは「機能」で「By Google」にチェックを入れ、Google謹製のプログラムの利用するか、MicrosoftやEvernoteなど明確な提供元のプログラムに限定したほうが無難かも。

追加する拡張機能をクリックすると詳細画面が表示され、右上にある「+Chromeに追加」をクリックすると拡張機能がインストールされる。

拡張機能は便利なのだが、追加したプログラムは常駐プログラムと同じで、メモリリソースを消費するため、マシンスペックが高くない場合は必要最小限にしたほうが良いかも。

アプリ

Chromeにはウェブアプリケーションを実行するプラットフォームに似た機能があり、Windowsが(Windows8は除くが)スタートメニューからアプリに起動させるように、Chromeでは登録されたプログラムを「アプリ」ページから起動する。

Chromeからのウェブアプリケーション操作は、Googleが開発したChrome OSを搭載するChromebookでベースになっている機能。
従来のPCにインストールするタイプのアプリと比較すると、操作性や性能面で劣ってしまうが、ブラウザ1つで様々なアプリを実行できるメリットがある。

アプリの追加は拡張機能と同様、Chromeウェブストアから行う。
左ナビゲーションから「アプリ」をクリックし、任意の項目を選択すると、条件に合ったアプリが表示される。

インストールするアプリをクリックすると詳細ページが開くので、右上にある「+Chromeに追加」をクリックするとインストールが開始する。

追加したアプリをChromeから削除する場合は、アプリページに表示されているアイコン上でコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を出し、「Chromeから削除」を選択するだけ。

ChromeのアプリはAndroidアプリと連携しているものが多いので、ウェブアプリケーションの利点を活かせば、結構便利だったりする。

一部のアプリを除いて、拡張機能のようにメモリリソースは消費しない。

Chromeでの実行プロセスを確認するのは、「︙」のメニューから「その他のツール」→「タスクマネージャー」で確認できる。

Chromeだけに限らず、ブラウザは一時ファイルを溜め込んで、ディスクの空き容量を圧迫するので、定期的にCCleanerなどでのクリーンアップを推奨。

CCleanerのインストールと使い方

パソコンを使用していると目に見えないゴミが蓄積し、システムのパフォーマンス低下の原因になったり、SSDやHDDの空き容量 … “CCleanerのインストールと使い方” の続きを読む





Google関連サービス

Googleアカウントの取得と設定

GoogleアカウントはGoogleが提供しているGmail、YouTube、Google+、Chrome、Google … “Googleアカウントの取得と設定” の続きを読む

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