K-Lite Codec Pack のインストールと設定

K-Lite-17.5-icon-

K-Lite Codec Pack の特徴

  • 動画・音声のコーデックを一括インストールできる定番のコーデックパック
  • DirectShowフィルタや  VFW/ ACMコーデックなど主要なコーデックをサポート

コーデック はファイルの圧縮(エンコード)と伸長(デコード)に使用されるプログラムで、MP4などのファイルはプレイヤーがコーデックを認識し、圧縮されたファイルをデコードして再生しているため、使用されているコーデックがインストールされていなければ再生できない。

開発元

  • 開発元:Codec Guide

ダウンロード

システム要件

  • バージョン:18.3
  • OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11

インストール

K-Lite Codec Pack 17.7 001

公式サイト からインストールするコーデックパックの Download をクリック。

  • Basic
    主要なビデオ・オーディオのコーデックパック。
  • Standard
    Basicに MPC-HCと Media Info が追加されている。
  • Full
    Standardにアップスケーリングアルゴリズム MadVRなどが追加されている。
  • Mega
    Full に現在ではあまり使用されていない古いフィルタなどが追加されている。

公式サイトは Standard を推奨しているがAviUtil などの外部コーデックを使用するソフトを利用する場合は FullMega を選択。

Codec Guide K-Lite Codec Pack-006

ページが移動したら Download: にある Server のリンクをクリックしてインストーラーをダウンロード。

MPC-HC 2.2.1 001

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。

K-Lite-Codec-Pack-006

MPC-BE をインストールしている環境では MPC-BEのアンインストールと、LAVフィルタの利用に関するダイアログが表示されるので、MPC-BEを継続して利用するなら「いいえ」を選択。

MPC-BEは内部フィルタで多くのコーデックをサポートしているため、K-Lite Codec Packの LAVフィルタを使用する必要はないが、LAVフィルタを使用する場合は MPC-BEの内部フィルタを無効にする。

MPC-HC 2.2.1 003

セットアップウィザードが開始したら Advanced を選択して「Next」。

K-Lite Codec Pack のインストーラーは 競合ブログラム・破損または古いコーデック・DirectShowフィルタの検出機能を実装しており、問題が検出されるとインストーラー起動時にメッセージが表示される。

K-Lite-Codec-Pack-004

Preferred video player のリストから優先する動画プレーヤーを指定、Preferred audio player は選択しなくても問題ないが、優先使用してるものがあれば選択して「Next」。

Preferred video player で MPC-HC以外を選択時に、MPC-HCもインストールするなら Install MPC-HC as secondary player を有効にする。

該当するプレイヤーがリストになければ Something else を選択。

MPC-HC 2.2.1 004

インストール先を確認して「Next」。

k-Lite 18.3 019

インストールするコンポーネントも デフォルト設定で「Next」。

MPC-HC 2.2.1 006

スタートメニューへの登録もデフォルトのまま「Next」。

MPC-HC 2.2.1 007

追加タスクの選択もデフォルト設定で「Next」。

k-Lite 18.3 020

優先するプレーヤーに MPC-HC を選択するか、MPC-HCのインストールを有効にすると MPC-HC の設定画面が表示されるが、設定はインストール後に変更できるのでデフォルト設定で「Next」。

MPC-HC 2.2.1 010

動画再生時にハードウェアアクセラレーションが利用可能な環境では設定画面が表示され、推奨設定になっているので、こだわりがなければデフォルト設定で「Next」。

MPC-HC 2.2.1 011

字幕の設定は日本語優先になっているので「Next」。

k-Lite 18.3 021

ファイルを関連付けするプレーヤーの選択。

関連付けを行わない時は全てのチェックを外しておく。

MPC-HC 2.2.1 013

プレーヤーに関連付けるファイルを設定して「Next」。

動画ファイルのみの関連付けは None をクリックした後 All video 、音声のみの場合は  None をクリックした後 All audio をクリック。

MPC-HC 2.2.1 014

オーディオ設定はパソコンの環境に合わせて選択。

k-Lite 18.3 022

サムネイル表示するファイルの設定。

チェックが入っているファイルはサムネイル表示されるようになる。

MPC-HC 2.2.1 016

「Install」でインストールを実行。

MPC-HC 2.2.1 017

「Finish」でインストール完了。

インストール後は対応しているアプリケーションが使用するので、K-Lite Codec Packの操作は不要。

K-Lite Codec Pack の設定

K-Lite-019

サムネイル表示の関連付けなどは Codec Tweak Tool を開く。

k-Lite 18.3 023

MiscellaneousThumbnails をクリックするとセットアップ時の設定画面が開く。

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