自転車のメンテナンス

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快適で安全な走行を維持するために必要な メンテナンス

自転車に限らず メンテナンスというのは結構クセモノで、どこまでするのか微妙なところもあるが、取り敢えず自分の身を守るためにも 安全に走行するできる最低限度の整備は行うべき。



普段のお手入れ

手入れと言っても大層なものではなく 空気入れとチェーンなどの注油程度。
洗車しても小一時間あればできる。

特に空気圧のチェックは パンクの予防にもなるので、1 ~ 2週間に1回程度は確認したほうが良いかも。

空気入れ

自転車 の空気入れなど説明を受けなくてもできる。と、思い込んでいたが、そもそも空気入れの バルブ に種類があることすら知らなかった。

バルブは 米式 / 英式 / 仏式 の3種類で 一般的なママチャリ( シティサイクル )は英式、 ロードやクロスバイクは 仏式 が多い。
ちなみに 米式 はマウンテンバイクに使用されているらしい。

バルブに種類があるので 空気入れの口金にも種類があり 全てのバルブに対応していても アダプタを付ける必要があったりするので要確認。

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上図は ロードバイクやクロスバイクに使用されている 仏式 バルブ。

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キャップを外すと上図のような状態になる。

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空気を入れるためには先端のネジを最後まで緩める。
ここで中途半端だと空気が入らない。

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先端を軽く押さえると空気が抜ける。
一度 空気を抜いてやると入れやすくなる。

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Panaracer 楽々ポンプ には アダプタが付いており 仏式 の場合はアダプタの装着が必要。

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アダプタをバルブにしっかりとはめる。
アダプタもネジになっているので 最後までしっかりと締める。

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空気圧はタイヤに記されており、上図の場合 2.8 – 4.5 bar 40 – 65 PSI になっている。
空気圧に幅があるのは 空気圧が体重によって変わるかららしい。

ある一定の年齢以上なら 天気予報で 1ミリバール と言っていたのをご存知かと思うが、1bar (バール)はほぼ 1 気圧 に等しい圧力の単位。
また、P.S.I は Pound – force per Square Inch の略で ヤードやポンドという単位を使用している国の圧力の単位。

空気圧が低ければ パンク しやすく 高ければ硬い感じになる。
個人的には高めの空気圧が好きなので 表記の数値内で高めに入れている。

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ポンプの先端をアダプタに差し込み 後はポンプのゲージを確認しながら空気を入れていく。

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上図はパナレーサーの空気入れに付いているポンプゲージ。
矢印がついているので 結構使いやすい。

注油

自転車のメンテといえば注油が思い浮かぶのだが 実は注油する箇所はあまりない。
それどころか 自転車 には注油してはいけない箇所のほうが多い。

注油が必要なのはチェーンくらいで、意外にも他の部分に関しては注油しても良い程度のニュアンス。

注油禁止箇所のキーワードは「 ベアリング 」。

自転車に使用されている ボールベアリング には 耐熱性の高い グリス が入っており、この ベアリング に注油すると グリス が流れ出てしまい、回転部分の動きが悪くなってしまう。

ベアリング 部分への注油は 自転車からすれば痛くもない腹を探られ、挙句に致命傷を与えられるようなもの。

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シフトやブレーキワイヤーで剥き出しの部分には グリス を塗っておく。

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上図はフロントのディレイラー(変速機)。
ディレイラーは BC-9 で汚れを取り除いてから、メンテループ で注油する。

ラスペネ でも良いのだが メンテルーブ のほうが粘りがあるので 個人的に メンテルーブ を使用している。

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リアのディレイラーもBC-9 でクリーニング後 メンテルーブ で注油。

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上図のブレーキ固定部分には、他にオイルがかからないようクロスを当てながら注油する。
間違ってもブレーキシューやタイヤ、リムなどにかけてしまうと、洒落にならない事態に陥ってしまうので要注意。

ちなみに坂道でブレーキが効かなくなり、ロードバイクでペダルに靴が固定されたまま電柱に激突した人の話しを聞いたことがある。
考えただけで痛いので、ブレーキ周りに注油する際は細心の注意を払った方が良い。

注油してはダメな箇所

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ブレーキシュー と リム 。
ここに注油すると命が危険に晒されることになる。

ブレーキ鳴りがするからといって注油するような真似は厳禁。

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車輪も ベアリング で回転している。
この部分を ハブ という。

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ペダル部分にも ベアリング が入っている。

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ハンガー とか ボトムブラケット(BB)と 呼ばれる クランクの接続部分。
ここにも ベアリング が内蔵されているので注油は厳禁。

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ヘッド と呼ばれる ハンドル を動かした時に回転する部分にも ベアリング が入っている。

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ブーリー と呼ばれる箇所。

クロスバイクにはベアリングがついてないモデルが多いが、 ロードバイク などではここにも ベアリング が使用されているので、 ベアリング が付いていれば注油は厳禁。

ベアリングがついていない仕様であれば チェーンルブ や グリス で注油する。
この部分は常に回転するので 飛散しにくい オイル を使用する。

洗車

車でも バイク でも 自転車 でも メンテナンス の基本は洗車。

車体をきれいにするだけでなく、拭きながら ハンドル や サドル などにグラつきがないか確認。
水洗いについては賛否両論あるようだが 個人的に汚れがひどい時以外は水洗いはしていない。

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フレーム は バイクウォッシュ を吹きかけ、スポンジ で軽く擦ってから クロス で拭きとって終了。

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フロントディレイラー は 砂などがこびり付いているので ワコーズの BC-9 をスプレーしながら ブラシ でかき落とすとキレイになる。

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どうしてこんなに黒くなるのか不思議だが、この薄汚い グリップ も バイクウォッシュ で拭きあげる。

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キレイな白が復活。

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問題はタイヤ。

バイクウォッシュ で拭いてもグリップほど綺麗にならないが BC-9 や スーパージャンボ を使用するよりは バイクウォッシュ の方がマシ。
ただ、バイクウォッシュ などでタイヤを洗うと リムについたブレーキシューのカスが一種の皮膜のようなものを作ってしまい、そのままだとブレーキが滑って激しいブレーキ鳴りがする。

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リムに付着した ブレーキシューのカス は ラバー砥石 で磨くと 落ちるので、タイヤを洗った後は ラバー砥石 が必須。

チェーンのクリーニング

チェーンはすぐに汚れてしまうが、クリーニングをせずにオイルを注し続けるとガビガビになって チェーンそのものが重くなってしまう。

化粧をする前には洗顔が基本なのと同様 チェーンも汚れを落としてあげたほうが コンディションが良くなる。

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チェーンの掃除には PARKTOOL  チェーンギャング がお手軽でオススメ。

図のように上蓋を外し チェーン を ブラシ や スポンジ の間に挟む。
ただ、後輪を浮かせておいたほうが作業が断然しやすくなるので ディスプレイスタンド などがあると非常に便利。

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蓋をして両サイドをロック。

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取っ手を付けて、専用の クリーナーシトラスチェンブライト を 容器の3分の1くらい(容器に印がある)まで注入する。

シトラスチェンブライトを注入したら 取っ手を左手でしっかりと握り 右手でペダルを回す。

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ペダル を回すと見る見るうちに チェーン は綺麗になっていくが、同時にクリーナーで落ちた汚れがポタポタと落ちてくるので、作業するなら下は汚れてもよい状態にしておいたほうが無難。

また、調子に乗ってペダルを勢い良く回すと、クリーナーが飛び散って顔も服も汚れるので 作業はくれぐれも慎重に。

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一ヶ月ほど使用したチェーンを洗うと真っ黒になる。

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クリーニン 後は チェーン についているクリーナーをクロスで拭きながら チェーン に絡まっているブラシの毛を取り除く。

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クリーナーを拭きとった後は 必ず チェーンルブ を注油する。

注油する際にはチェーンの下にクロスを当てながら 余分なオイルを取るようにしながら作業すると良いらしい。





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