OneDrive デスクトップアプリ の設定と使い方

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ファイルオンデマンドでローカルストレージの消費を軽減する Windows の標準オンラインストレージサービス

OneDriveMicrosoft が提供している オンラインストレージサービスで、Windows 8.1 以降は デフォルトで OneDrive のデスクトップアプリを実装している。

OneDrive の仕様

ストレージ容量 : 無料プラン 5GB
アップロードサイズ上限 : 250GB
ファイル同期 : 有
バックアップ機能 : 有
オンデマンド同期 : 有
バージョン管理とリストア機能 : 25版
アカウント放棄時の自動削除 : –

ストレージ容量は Microsoft Office 365 を購入すると 1TB まで増加。
ウェブ版 OneDrive については下記参照
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OneDrive デスクトップアプリ の設定と使い方

ファイルオンデマンドでローカルストレージの消費を軽減する Windows の標準オンラインストレージサービス OneDrive は Microsoft が提供している オンラインストレージサービスで、Windows 8. […]

システム要件

バージョン 2022 ( 22.225.1026 ) 現在

OS :  Windows 10/ 11
CPU : 1.6 GHz 以上 ( Intel/ AMD/ ARM  )
RAM : 1 GB  以上
解像度 : 1024 x 576 以上

Windows 7/ 8/ 8.1 の 個人向け OneDrive は 2022 年 1 月 1 日 でサポートが終了し、2022年 3 月 1 日 に クラウドへの同期が停止。

ソフトの入手先

OneDrive 公式デスクトップアプリ ダウンロードページ

OneDrive は Windows 10/ 11 に組み込まれているため インストールは不要。

OneDrive デスクトップアプリ の設定

OneDrive は Windows をセットアップした際に登録した Microsoftアカウント に紐付けられ、Windows 起動時に 自動起動して バックグラウンドで動作する。

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Windows のセットアップ時に 表示される OneDrive を使用してファイルをバックアップ で「 次へ 」を選択すると デスクトップ・ドキュメント・写真 フォルダが バックアップされる。

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同期/ バックアップフォルダの変更 や アカウントの追加・解除 などは、システムトレイにある OneDrive アイコン のコンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から 設定 を選択。

バックアップ の 登録 と 解除

バックアップ は 対象フォルダ ( デスクトップ・ドキュメント・写真 ) を オンラインストレージ と同期する機能で、同期タイプは 双方向 のため オンラインストレージでの変更 もローカルに反映される。

デスクトップ・ドキュメント・写真 以外のフォルダは 指定不可。
バックアップ対象 フォルダは 強制的に OneDrive フォルダ内に 移動し、複数デバイスで バックアップを実行すると すべてのデバイスで 同期 されるため、バックアップ設定した デバイスの デスクトップ や ドキュメントフォルダ の データが混在 した ( 統合された ) 最新の状態になる。

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バックアップの 停止 / 再開 は バックアップ タブ の「 バックアップを管理 」をクリック。

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バックアップを停止する場合は バックアップを停止 をクリックし、開始する場合は フォルダ右上の チェックボックスをオンにして「 バックアップを開始 」。

バックアップ設定していたフォルダを解除すると、OneDrive フォルダ から デフォルトの Cドライブ \ ユーザーフォルダ内に 保存場所 が戻るが、OneDrive フォルダには バックアップ解除時 の状態でフォルダが保存 ( コピー ) される。
OneDrive フォルダの保存場所 と リンク解除

OneDrive フォルダは C ドライブ の ユーザーフォルダ に保存されており、フォルダの場所を変更する場合は リンクの解除再リンクが必要になる。

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フォルダの場所を変更する場合は アカウントのタブ にある この PC のリンク解除 をクリックし、ダイアログが表示されたら「 アカウントの リンク解除 」を選択。

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OneDrive のセットアップウィザードが開くので、メールアドレスに Microsoftアカウント のメールアドレスを入力してログインし、使用状況データ送信の可否を設定。

Windows のログインで使用している Microsoft アカウント 以外の アカウントも利用可能。

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OneDrive フォルダー の画面 左下にある 場所の変更 から OneDrive フォルダ の保存先を指定。

Cドライブ直下 や バックアップの対象フォルダ の指定は不可。
OneDrive の通信環境 や 容量に問題がない状態で 同期に不具合が発生している場合は、 アカウントのリンクを一旦 解除 して 再リンクする。

再リンクを実行しても 同期の不具合が改善しない場合は、アプリと機能 から OneDrive をアンインストールし、ダウンロードページ からインストーラーをダウンロードして 再インストール。

フォルダの選択

複数デバイスで OneDrive を利用している場合 などで、ローカルの OneDrive に不要なフォルダは 非表示にできる。

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同期フォルダの設定は アカウント タブ の「 フォルダーを選択 」をクリック。

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オンライン上の OneDrive に 保存されている フォルダ や ファイル が表示されるので、非表示にする アイテムのチェックを外す。

バックアップに指定したフォルダは非表示できない。
アカウントの追加

OneDrive は 個人用アカウント と ビジネス用の OneDrive for Business のアカウントが 併用できる。

個人用アカウントの追加は不可。

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アカウントの追加は アカウント タブにある「 アカウントを追加 」から ログイン情報を入力して セットアップする。

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フォルダはデフォルトで Cドライブの ユーザーフォルダ に作成されるので、必要に応じて フォルダの場所を変更。

OneDrive フォルダ は  個人ビジネス で  個別に作成する。

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個人用 と ビジネス用 は 別々に動作し、OneDrive for Business の アイコンは システムトレイに 青色 で表示される。

OneDrive for Business では スクリーンショット・写真・動画の自動保存 などの機能が削除されている。

OneDrive デスクトップアプリ の使い方

OneDrive は タスクトレイ に常駐し、OneDrive フォルダ に保存されたデータを自動的に オンラインストレージに同期するため アプリを操作することはほとんどない。

OneDrive デスクトップアプリがインストールされているパソコンに、ウェブ版 OneDrive からアクセスする機能は 2020年 7月末 で終了。
タスクトレイ の アイコン

タスクトレイに常駐しているアイコンは現在の同期状態を表している。

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進入禁止マーク
アカウントが停止。
Xマーク
同期に問題が発生。

!マーク
アカウントに問題が発生。

回転矢印マーク
同期中。
一時停止マーク
同期が一時停止。

無印のグレーアウト
OneDrive にログインしていないかセットアップが未完。

ファイルオンデマンド

ファイルオンデマンド は 使用するファイルのみ ダウンロードする機能で、ローカルストレージの空き容量を節約できる反面 オフライン では ファイルを開くことができない。

OneDrive は デフォルトで ファイルオンデマンド が有効になっている。

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ファイルオンデマンド には 3タイプの状態がある。

オンラインのみ
使用する際にダウンロードされるため オフラインではファイルを開けない。
このデバイス上
ファイルが ローカルに保存されて状態で、オフラインでもファイルを開くことが可能。
常に利用可能
ファイルを常時 ローカルに保存するため、オフラインでもファイルを開くことが可能。
ストレージセンサー

ダウンロードして このデバイス上マークになったファイルを 自動的に  オンラインのみ へ変更したい場合は Windows の ストレージセンサー を有効にする。

ストレージセンサーは Windows が実装している ストレージの空き容量を自動的に開放する機能で、デフォルトでは 無効になっている。

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Windows 11設定システム にある 記憶域 を選択して、記憶域の管理ストレージセンサー を有効にして 矢印 をクリック。

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ローカルで利用可能なクラウドコンテンツ で OneDrive のファイルを オフラインにするタイミングをリストから選択して「 今すぐストレージセンサーを実行する 」をクリック。

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Windows 10設定システム にある 記憶域 を選択後、ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する のリンクをクリック。

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ストレージセンサーを有効して 実行 タイミングを選択する。

オフラインでの利用

ストレージセンサー を有効にしている環境で、常時オフラインで利用したい ファイル / フォルダ は 常に利用可能 に変更する。

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オフラインで利用する アイテムを選択して、コンテキストメニュー から このデバイス上に常に保持する を選択。

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常に利用可能 に変更した アイテムは コンテキストメニューの 空き領域を増やすオンラインのみ に変更できる。

ストレージセンサーを使用していない環境で ダウンロードしたファイルは、 空き領域を増やすオンラインのみ に変更するまで ローカルに保存された状態になる。
ファイルオンデマンドの 停止

オンライン上の OneDrive に保存されているデータを、すべてローカルに保存して 同期する場合は ファイルオンデマンド を停止する。

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ファイルオンデマンドを無効にする場合は 設定設定 タブにある ファイルオンデマンド の項目で 容量を節約し、ファイルを使用する時にダウンロード のチェックを外す。

Vault

金庫 を意味する Vault ( ボールト ) は、機密性の高いデータ を 保存するための セキュアな 機能で、2段階認証・オートロック・共有解除 が実装されている。

無料の OneDrive では 個人用 Vault に保存可能なファイルの数は 3 個 が上限。

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OneDrive 内にある 個人用 Vault  をクリックすると、初回のみ セットアップウィザードが起動する。

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Vault の説明が表示されるので「 次へ 」。

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「 許可 」をクリックして OneDrive へのアクセスを許可。

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ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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表示されている 本人確認用 のメールアドレスをクリックして、送信された セキュリティコード を入力して「 確認 」で オブジェクトの保存 が可能になる。

デフォルトで 20分間 非アクティブの状態が継続すると  個人用 Vault  は自動的にロックされ、ロックを解除するためには セキュリティコード の入力 が必要になる。

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ロックまでの時間は 設定アカウント タブで変更でき、 最短が 20分 で 1時間 / 2時間 / 4時間 から選択可能。

Vault を無効にする場合は OneDrive のウェブ版 で 設定 が必要。

バージョン管理からのリストア

OneDrive ではファイル単位でのバージョン管理が可能で、最大 25 版 前の状態まで 復元できる。

オンラインのみ のファイルも ローカルの OneDrive フォルダから 復元可能。

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ロールバックしたいファイルを選択して コンテキストメニュー から バージョン履歴 を選択。

Windows 11 は OneDrive のサブメニューに バージョン履歴 がある。

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バージョン履歴 の画面が表示されるので、 ロールバックする 更新日 の 3点リーダーをクリックして 復元ダウンロード を指定。

復元
OneDrive 内の ファイルを 指定した更新日の内容に上書き。

ダウンロード
OneDrive 内に 最新ファイルを保存したまま 指定した更新日のファイルをダウンロード。

共有

OneDrive 内の ファイル / フォルダ は リンクを作成して 共有することができる。

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共有する オブジェクトを選択して コンテキストメニューから 共有 を選択。

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共有ファイルに 有効期限 や パスワード を設定する場合は リンクを知っていれば誰でも編集できます をクリックして設定。

特定のユーザーを指定する場合は、共有相手の Microsoftアカウントで使用してるメールアドレスが必要。

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リンクのコピー で  共有リンクを作成し、作成した URL をメールなどで送信。

共有の解除

共有した オブジェクトの共有を解除する場合も コンテキストメニューの 共有 から行う。

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共有したアイテムの 共有 設定画面を開き、右上の 3点リーダー をクリックして アクセス許可の管理 を選択。

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すべての 共有を解除する場合は リンクを「 X 」で 削除すると ファイルへのアクセスができなくなる。

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共有者 を 個別で設定する場合は 編集可能 から 共有停止 を選択。

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