Wake On Lan の特徴
- Wake On LANのマジックパケットを送信する無料アプリ
- LAN・WAN から Wake on LAN をサポートしたデバイスを起動
- 広告や個人情報を収集がない
Wake On LAN はスリープやシャットダウン状態のパソコンを起動する NIC(ネットワークカード)が実装している機能で、NICに割り振られている固有の識別番号宛に信号を送信して起動させる仕組み。
Wake On Lan は 2019年 3月から更新されておらず、APIレベルがアップデートされていないため、Google の新ポリシーにより Playストアで非公開になった。
- 代替えアプリは WolOn – Wake on LAN の設定と使い方 を参照。
開発元
- 開発者:Mike Webb 氏
ダウンロード
Playストアで非公開のため、入手する場合は APKMirror を利用。
システム要件
- バージョン:1.35(開発終了)
- OS:Android 4.0 以上
第三者と共有されるデータ
- デベロッパーからの情報提供はなし。
インストール
APKMirror の「DOWNLOAD APK」をタップ。
注意喚起のダイアログが表示されるので ダウンロードを続行 。
ダウンロードした APK を開き、不明なアプリのインストール に関するダイアログが表示されたら 設定 。
不明なアプリのインストール の設定 画面が開いたら この提供元のアプリを許可 を有効にする。
ダイアログが表示されるので インストール 。
インストールが完了したら 開く で Wake On Lan を起動。
Wake on LAN の設定
- パソコンやルーターの設定は Windows10/ Windows11 の Wake On Lan (WOL)設定 を参照。
MACアドレスの取得
WolOn で起動するパソコンの MACアドレスを確認するため、スタート のコンテキストメニューから Windows ターミナル(PowerSell)を起動して ipconfig /all と入力。
イーサネット アダプター イーサネット の 物理アドレス をメモする。
Windows用の WOLアプリ Aquila WakeOnLAN を使用すると MACアドレスや IPアドレスを取得できる。
WAN側の IPアドレスの取得
外部ネットワークからの WOLの信号は、ルーターから指定した MACアドレスに送信されるため、ルーターの WAN側 IPアドレス を確認。
デフォルトゲートウェイの 192.168.x.x はルーターの LAN側(Local Area Network)アドレスで、 WAN側 (Wide Area Network)の IPアドレスではない。
Google Chrome / Microsoft Edge / Brave など Chromium 系のブラウザや、Firefox では、WAN側 IPアドレスを取得できる拡張機能もある。
- Chromium 系 : Chrome ストア My IP address
- Firefox : IP Address and Domain Information
VPN接続は切断してから使用。
Wake On Lan の設定 – ローカルネットワークからの起動
Wake On Lan を起動し「+」ボタンをタップ。
右上にある 手動での追加 をタップ。
アイコンのカラーを選択して ニックネーム に起動する デバイス の 名前を入力。
MAC アドレス にデバイスで 取得した NIC の MAC アドレス を入力。
ホスト名 / IP アドレス / ブルードキャストアドレスは(255.255.255.255)を登録。
ブロードキャストアドレス(255.255.255.255)は、LAN上に接続されているすべてのデバイスに向けて信号を発信するもので、静的 IPアドレスを設定していない環境では、ブロードキャストアドレスでないと起動できない。
ルーター側で 9 番ポート以外の ポート番号を指定している場合は 設定した ポート番号を入力。
Wake On Lan の設定 – 外部ネットワークからの起動
Wake On Lan を起動し「+」ボタンをタップ。
右上にある 手動での追加 をタップ。
アイコンのカラーを選択して ニックネーム に起動する デバイス の 名前を入力。
MAC アドレス にデバイスで 取得した NIC の MAC アドレス を入力。
ホスト名 / IP アドレス / ブルードキャストアドレスにルーターの WAN 側 IPアドレス を入力。
ルーター側で 9 番ポート以外の ポート番号を指定している場合は 設定した ポート番号を入力。
Wake On Lan の使い方
デバイスのニックネームをタップするとマジックパケットが送信され、右上にある「起動」から登録しているデバイスを一括起動できる。
起動テスト
- ローカルエリア
Wake On Lanをインストールした Androidデバイスを Wi-Fiで LANに接続してから動作テスト - 外部ネットワーク
AndroidデバイスのWi-Fi をオフにし、モバイルネットワークに接続してから動作テスト
設定の インポート / エクスポート
設定のエクスポートは Wake On Lanアプリの左上にある ハンバーガーボタン から インポート / エクスポート を選択。
CSV ファイルのエクスポート をタップ。
CSV ファイルを開くか 訊いてくるので「はい」を選択。
共有 の画面になるのでオンラインストレージサービスなどにアップロード。
出力した CSV ファイルは ハンバーガーボタン から インポート / エクスポート を選択し、CSV ファイルのインポート で取り込むと 設定が復元できる。
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