独立したワークスペースで ノートを管理できる 多機能 オーガナイザーアプリ
Nimbus Note は 米国のソフトウェアベンダー「 Nimbus Web Inc 」が開発 / 提供している オーガナイザーアプリで、Slack のように 独立したワークスペースで メモの入力 や ウェブページのクリップ , ファイルの保存ができ、日本語は未サポートだが UI がシンプルなため 直感的な操作が可能。
プランの比較
・ワークスペース上限 : 2
・ワークスペースあたりのノート数 : 50
・ノートサイズ上限 : 10 MB
・月間アップロード容量 : 100 MB
Pro – 3.99ドル/月 or 39.99ドル / 年
・ワークスペース上限 : 5
・ワークスペースあたりのノート数 : 無制限
・ノートサイズ上限 : 1 GB
・月間アップロード容量 : 5 GB
システム要件
バージョン 6. 32 現在
OS : Windows
ソフトの入手先
Nimbus Note のアカウント取得 と インストール
Nimbus Note のデスクトップアプリは インストーラーを起動すると 自動インストールされるので 設定は不要。
Nimbus Note の公式ページをスクロールして「 Desktop App 」の「 Windows 」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
インストーラーを起動すると インストールが自動実行される。
Widnows Defender ファイヤーウォール でブロックされた場合は「 アクセスを許可 」。
ログイン画面が表示されたら Google / Facebook / Apple のアカウントを関連付けして ログインするか「 Register a new Account 」をクリックして Nimbus Note のアカウントを取得。
Nimbus アカウント は メールアドレス と パスワード だけで取得できる。
Nimbus Note が起動する。
アカウントを作成すると メールが送信されるので 本文の https://nimbusweb.me/client/ にアクセスして Nimbus Note Web にログインする。
デスクトップアプリ と ほぼ同じ UI の Nimbus Note Web が開く。
アカウントの削除
登録したアカウントを削除する場合は Nimbus Note Web にログイン後 左サイドバー下の アカウントをクリックしてメニューから「 Settings 」を選択して「 Delete account 」をクリックし、メールで送信される アカウント削除用のコード を入力して削除する。
Nimbus Clipper – ブラウザ 拡張機能
Nimbus Clipper は ブラウザ で 閲覧しているウェブページを クリップして ノートに取り込む事ができる ブラウザの拡張機能。
サポートブラウザ
Nimbus Note の左サイドバー 下部にある アカウント名をクリックして「 Tools 」から「 Nimbus Web Clipper 」を選択。
Nimbus Clipper をインストールする ブラウザ を選択。
拡張機能をインストール。
拡張機能のリストから「 Nimbus Clipper 」をピン留めしてメインパネルに固定。
拡張機能が追加される。
Full Page :全ページをクリップ。
Article :記事のみをクリップ。
Image :画像のみをクリック。
Bookmark :ページへのリンクをクリップ。
画像の保存先は 編集画面の下部にある リストから指定し タグを追加することも可能。
クリップは 自動的に サイトの ドメイン部分が タグとして追加されるので 不要であれば Nimbus Clipper の「 Setings 」で「 Autotags 」のチェックを外す。
Nimbus Capture – ブラウザ 拡張機能
Nimbus Capture は スタンドアロンで利用できる ブラウザ拡張機能で、ブラウザのスクリーンショット や ブラウザ / デスクトップ / Webカメラ の録画 と編集 ができる。
Nimbus Note の左サイドバー 下部にある アカウント名をクリックして「 Tools 」から「 Nimbus Capture 」を選択して 「 Nimbus Web Clipper 」と同じ要領で 拡張機能をインストール。
Nimbus Capture は「 スクリーンショット 」「 スケッチ 」「 録画 」が可能。
スクリーンショット
・キャプチャフラグメント : 撮影する部分を選択。
・選択したエリア : 撮影する範囲を ドラッグして指定。
・選択 & スクロール : 選択範囲のスクロールが可能になる。
・ページ全体 : 不可視部分 や サイドバーなどを含め ページ全体を撮影。
・Delayed Screen : 3 秒のカウントダウン後に撮影する 遅延撮影。
・ブラウザ ウインドウ : ブラウザのタブ や ツールバーを含めて撮影。
スクリーンショットを撮ると 編集画面になり 上部のツールを使用して 書込みができ「 完了 」で確定。
保存先は Nimbus Note のほか Googleドライブ や Dropbox , Slack などが選択でき、ローカルに保存する場合は「 イメージとして保存する 」。
スケッチ
録画
録画は「 マイク 」「 ブラウザの音声 」「 ウェブカメラ 」「 ドローツール 」「 ウォーターマーク 」で使用する項目を有効にして、ブラウザを録画する場合は「 Tab 」 , デスクトップを録画する場合は「 Desktop 」, Webカメラの画像のみ録画する場合は「 Webcam only 」を選択して「 START RECORD 」。
「 Tab 」や「 Desktop 」で「 Record WebCam 」を有効にすると ウェブカメラの画像が ブラウザ内に ワイプ画面が表示される。
「 START RECORD 」をクリック時に マイクの使用許可を求められたら「 許可 」。
「 Desktop 」を選択した場合は 録画する範囲を「 デスクトップ」「 アプリケーション 」「 ブラウザ 」から選択でき、録画するウインドウを指定して「 共有 」で録画開始。
録画の停止は 拡張機能の アイコンから「 Stop Recording 」をクリック。
任意の場所を指定して 保存する。
Nimbus Note の使い方
Nimbus Note は 独立した ワークスペース を作成できるため「 仕事 」と「 プライベート 」などで 使い分けができ 作成したノートは フォルダ で管理する。
Nimbus Note は 左サイドバーに「 フォルダ 」や「 タグ 」などのメニュー , 中央ペインに 左サイドバーで選択したメニューの「 ノート リスト 」, 右ペインに「 ノート リスト 」で選択した「 ノートの内容 」が表示され ノートの編集は 右ペインで行う。
ワークスペース
ワークスペースは アカウントを別に取得するようなイメージで、Slack のように ワークスペース別に データを共有するメンバーの設定ができる。
ワークスペースの 追加 や 切り替えは 左サイドバーの 上部で行う。
ワークスペースの追加
無料版では 2 つのワークスペース を利用できる。
ワークスペースの追加は ワークスペースのメニューから「 New workspace 」を選択。
ワークスペースに任意の名前を付けて「 Create 」で追加。
ワークスペースの管理
ワークスペースの管理画面では「 ワークスペース名の変更 」「 参加メンバーの招待 」「 ワークスペースの削除 」ができる。
管理画面は ワークスペースをアクティブにして「 Manage 」をクリック。
管理画面の「 … 」から任意のメニューを選択して編集。
参加メンバーの招待 ( Invite members )
メンバーを招待すると ワークスペースを共有でき グループ作業が可能になる。
メニューから「 Invite members 」を選択すると メールの入力画面になるので Nimbusユーザーの メールアドレスを入力し 付与する権限を選択後「 Send Invitations 」をクリック。
招待を受けたユーザーの Nimbus Note には 共有された ワークスペースが追加され 付与された権限に応じて ワークスペースを使用できる。
ノート
メモ や Webページのクリップ , 画像 , 添付ファイル などは 全て「 ノート 」として保存される。
新規ノートは「 ノートリスト 」の「 + 」で追加。
「 New Note 」の箇所には ノートのタイトルを入力。
テキスト入力 は「 Start typing 」の部分をクリックし チェックボックス / 箇条書き / 表 / 画像の挿入 / ファイルの添付 は 各アイコンを選択。
入力したテキストには メニューアイコンが表示され、ブロックの追加 や テキストから チェックボックス や 箇条書き への変換 , 背景色の設定 などが可能。
ノートの操作
ノート の削除 や 移動 などの操作は ノートのメニュー や ノートリスト のコンテキストメニューから行う。
ノートのメニューは 右ペイン の ノート編集画面 右上の「 … 」をクリック。
ノートリストから ノートのコンテキストメニューでも 削除 や ロックができる。
ノートの削除
ノートの削除はメニューから「 Delete 」を選択。
ゴミ箱のノートは「 Trash 」のコンテキストメニューから「 Empty trash 」で一括削除が可能。
ノートの移動
他のワークスペースへ移動する場合は メニューから「 Move to another workspace 」で 移動先のワークスペースを指定。
フォルダ 間の移動は ノートリストから 移動するノートを 左サイドバーの移動先フォルダへドラッグ。
ノートのロック
ノートを閲覧専用にする場合は メニューから「 Read only 」を有効にする。
リマインダー
リマインダーは ノートに設定した日時に 通知を行う機能。
リマインダーの設定は ノートの右上にある ベルのアイコンをクリックし 表示されるカレンダーで 通知を行う日時を指定。
通知を繰り返す場合は 時間設定の横にあるリストから 繰り返す期間を指定。
ファイルの添付
ノートの本文に ファイルを添付するのではなく メールの添付ファイルのように ノートにファイルを添付することもできる。
ノートの右上にある クリップのアイコンをクリックすると「 Drag files here or browse 」と表示されるので 添付するファイルを 表示位置へドラッグするか「 browse 」の文字をクリックして 添付するファイルを指定。
添付したファイルは ノートタイトルの上に表示される。
リンク
ノートのリンクには「 Public link 」と「 Internal link 」があり 「 Public link 」はノートの公開リンク ,「 Internal link 」は Nimbus Note 内でのノートのリンクになる。
Public link – 公開用リンク
Public link を取得すると リンクを 知っているユーザーが ノートを閲覧できる状態になる。
公開用のリンクは 右上の リンクアイコンをクリック。
表示された リンクアドレスを公開すると ノートへのアクセスが可能になり、公開リンクを取り消す場合は 同じ手順で「 Remove public link 」を選択。
Internal link – 内部リンク
Internal link は Nimbus Note 内 で有効なリンクで、リンクへアクセスできるのは ワークスペース にアクセスできるユーザーに限定される。
他のノートへのリンク「 Internal link 」は ノートリストから リンク先ノートの コンテキストメニューを開いて「 Copyinternal link 」で取得。
テキストに 取得した内部リンクを設定。
リンクをクリックするとメニューが表示され「 Open 」でリンク先のノートが開くようになる。
ノートの管理 と 検索
ワークスペース内の ノートは フォルダ と タグ で管理する。
ワークスペースの「 My Notes 」フォルダは デフォルトフォルダのため 削除はできない。
フォルダの作成
フォルダは Widnows と同じように ネスト ( 入れ子 ) することができる。
最上階層にフォルダを作成する場合は カテゴリー名の「 Folders 」に表示されている「 + 」をクリックして フォルダを作成。
サブフォルダを作成する場合は フォルダに表示される「 + 」をクリックして フォルダを作成。
フォルダはドラッグでネストすることができる。
ローカルフォルダ
Nimbus Note for Windows では サーバと同期しない ローカルフォルダ を作成できる。
ローカルフォルダは デフォルトフォルダ と 同じ最上階層 に作成した フォルダのみ設定が可能で、フォルダ作成時に「 Local only 」にチェックを入れる。
ローカルフォルダは アイコンで見分けがつくようになっている。
フォルダ名の変更
フォルダ名の変更は フォルダのコンテキストメニューの「 Rename 」で行う。
デフォルトフォルダ「 My Notes 」の名前も変更できる。
タグ
「 タグ 」は ノートにつける 管理用のキーワード。
タグは 左サイドバーの「 Tags 」から登録するか ノートの「 Add tags 」で直接入力する。
ノート編集画面の上部にある「 Add tags 」をクリックすると 登録されているタグの選択ができ、テキストボックスに直接入力すると 新規タグとして追加される。
検索
Nimbus Note の検索は 3 文字以上の 検索語句が必要で フォルダ や タグ を絞って検索できるほか 検索演算子も使用できる。
検索ボックスの フィルタアイコンをクリックすると フォルダ と タグ の絞り込みが可能になる。
Evernote からの移行
Nimbus note は Evernote のエクスポートファイルの取り込みをサポートしている。
Nimbus Note Web にログインして 左サイドバーの下にある アカウントをクリックしてメニューの「 Settings 」から「 Import from Evernote 」を選択。
ノートをインポートするワークスペースをアクティブにして「 ファイルを選択 」から エクスポートした Evernote の .enex ファイルを選択し インポートするフォルダを指定して「 OK 」で実行。
.enex ファイルがアップロードされ インポート処理が開始する。
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