シフト交換


ブレーキを交換したま では良かったのだが、交換したブレーキレバーが短く、ほんの少しブレーキがかけにくい。
「ほんの少し」なので我慢しようかとも思ったが、意外とこの「ほんの少し」は普通に乗っているとストレスになるので、思い切ってシフトを交換することにした。



工具とパーツ

MUD ROCKはフロント3速、リア7速。その他の条件はレバータイプで、なにより「安い」こと。
この厳しい条件をクリアしたのはシマノのSL-M310。
フロントとリアを合わせて2000円ちょっとで購入できるシマノ製のラピッドファイヤーシフトレバー。
MUD ROCKは14mmのボルトが使用されているため輪業用ラチェットレンチが必要だが、このあたりは車種によって異なってくる。

作業手順

ブレーキ交換の時にも思ったが、ケーブルの固定などは意外なほどファジーで、初めて作業をするときは目安が分からずに苦労する。
今回は結局、ローギアに入らないままで終わったが、原因はケーブルの引っ張りすぎ。
インナーワイヤープライヤーでケーブルを引くのは、ケーブルの「たるみ」を取るためで、目一杯引いた状態で固定するためではない。
なんとなく緩かったり、弛んでいたりするとダメな感じがして、ついガチガチにしてしまいがちなのだが、ブレーキやシフト、タイヤのロックナットなど、手で固定できる程度で良いところがあり、その力加減が難しかったりする。

リアのエンドキャップ

矢印部分のようにエンドキャップがついているので、外す際はエンドキャップを取り除くか、ケーブルを切断することになる。

アウターケーブル

アウターケーブルを取り付ける。

購入時にアウターワイヤーは付属していない旨の注意書きがあったのだが、なぜかアウターケーブルが付属していた。
しかも説明書にもアウターケーブルを取り付ける際の記載があったので、その通りに取り付けた。

シフトケーブル

シフトケーブルにグリスを塗って、もともとケーブルが通っていた箇所に通していく。

ケーブルを通す穴

溝ではなくちゃんとケーブルを通す穴がある。

ディレイラー

ディレイラー部分にワイヤーを通し、アウターケーブルを取り付けて、最後に左図のようにインナーワイヤープライヤーでワイヤーを引っ張りながらナットを固定すると作業がしやすい。

固定したら任意の長さにワイヤーカッターを使用してワイヤーをカット。エンドキャップを付けておく。

調整ボルト

シフトの調整はにボルトで行う。
ボルトにはHighとLowがあり、それぞれトップとローの状態で調整する。

ブーリー

上図はトップの調整を行なっているところ。

ディレイラーのプーリー(矢印部分)がトップギアの外側にくるようにボルトで調整する。
Highのボルトは左に回すとプーリーが外側に、右に回すと内側に動く。
同様にローギアはプーリーとローギアの中心線が合うように調整する。

これでリアのシフトレバーを交換できたわけだが、なぜだかトップギアを調整するとローギアに入らず、ローギアに合わせて調整するとトップに入らないという現象に陥ってしまった。
何度か調整を試みたのだが上手くいかず、仕方ないのでほとんど使うことのないローギアを犠牲にして6速で妥協することにした。

フロントディレイラー

微妙な完成度で仕上がったリアに続いてフロントの交換に移ろうと思ったが、フロントのシフトワイヤーを外すには、クランクが邪魔でスパナもレンチも届かない。

クランクを外すため、キャップを外すと14mmのボルトが出てきたので、輪業用ラチェットレンチでボルトを外す。
ちなみにGLIDEのクランクは六角レンチで取り外しが出来るようになっているので、最近の自転車には14mmのボルトはあまり使用されていないのかも。

ボルトを外しただけでクランクは取れるものではなく、「クランク抜き(コッタレス抜き)」という専用工具が必要。

これがクランクリムーバーとも 呼ばれるコッタレス抜き。
コッタレス抜きは先の部分だけで、この工具はコッタレス抜きにハンドルが付いているタイプ。

クランクリムーバーは手で締め込んでいき、最後はスパナやモンキーレンチを使用してしっかりと締め付けると本に記載があった。
その上で右回しでクランクを外すのだが、これが全くビクともしない。そもそも本には右回しと書いてあるが、全ての車種で共通なのか?もしかしたら左回しではないのか?などと様々な疑念が湧いてくるほど硬い。

外すコツなどがあるのかもしれないが、非力な上にコツもわからないので、最終手段のハンマー登場。無論、ハンマーの使用はネジ山を痛めるだけでなく、ネジ山が歪んでしまう可能性があるので非推奨。

なんとかクランクの取り外しに成功。

反対側も同様にクランクを外すのだが、チェーンは予めギアから外しておく。

ようやくフロントのディレイラーが露出。
固定しているボルトをアーレンキーで緩めてシフトワイヤーを外す。

リアと同様にシフトレバーを仮止めしてアウターケーブルをつける。

グリスを塗ってからワイヤーを通していく。

インナーワイヤープライヤーで引っ張りながらワイヤーを固定。

クランクを戻す前にボトムブラケット(BB)の軸にグリスをしっかりと塗布。

外す時は苦労したのに取り付けは非常に簡単。
外したクランクをBBの軸に戻すだけ。

クランクを固定するボルトにもグリスをしっかりと塗布。

リアと同様、フロントにもHighとLowがあり、Highは外側、Lowが内側のギア調整になる。
基本はディレイラーの内側に当たらないギリギリのところにチェーンがくるよう調整する。
また、外側のギア調整をする場合は、リアもトップに入れておく。

ひと通りの調整が終了したらワイヤーカッターでシフトワイヤーを切断し、エンドキャップを付けて終了♪





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